2021年12月31日金曜日

イカの天ぷら

今日、昼頃に近所のマミーマートへ行ったら、なんとイカの天ぷらも売られていた。

大晦日はエビの天ぷら地獄だったが、イカも用意してくれるようになっていたようだ。

ありがとう。マミーマート。
甲殻類(エビ、カニ)アレルギーの人々は、きっと感謝しているだろう。

続けてもらえるように、2パック(計4本)買ってきた。
さっき、お蕎麦を茹でて、一緒に食べた。

2021年12月30日木曜日

コンパクトフラッシュ(CF)のピン折れ防止カードリーダ

Compact Flash(以下、"CF"と省略)カードのスロットは、ピン折れの事故が多い。
スロットの遊びが大きく、ずれたり、斜めになったりしながら挿入され、一部のピンが引っかかり、曲がってしまうのだ。
この問題に対する最高の解決策は、CFカードを使わないということだ。

しかしながらどうしても使わなければならない人もいる。
この場合、できる限りまっすぐ挿入されるCFカードリーダを使うべきだ。
というわけで昔から、できるだけ深くしっかり挿さるカードリーダを使ってきた。

しばらく、CFカードを使う機会が無かったので、ずっとUSB 2.0のものを使い続けてきた。
しかし、最近になって、またCFカードを扱わなければならなくなってきた。
最近のCFカードは256GBのものもあり、昔と比べてかなり大容量化が進んだ。
大量のデータを扱うなら、高速なUSB 3.1のものを使うべきだろう。

データ転送速度はカタログに書かれている事も多いが、「ピン折れのしやすさ」はカタログには書かれない。
多少無駄だけど、いくつか良さそうなものを買って、比べてみることにした。
左端は、ELECOM MR-A006BK。以前から使っているUSB 2.0のもの。貼ってあるシールは無視して。
真ん中は、新たに買ったBUFFALO BSCR108U3。
右端は、サンワサプライの ADR-CFU3H。

ELECOMの新しいやつも書いたかったのだが、売り場に無かった。

それぞれのカードの入り具合を見るため、CFカードにマスキングテープを貼って、ボールペンで印を付けていこう。
それにしても、30MBっていつの時代のCFカードだよ。

まずは、BUFFALO。 CF以外にもいろいろなスロットがあるが、同時に使えるのは1つだけ。
CF専用として使うつもりなので、それでも良い。
パッケージのウラ面に、「コンパクトフラッシュのピン折れを防ぐ」と書かれている。

しかし、挿して見るとあまり深くない。
これは多くのカードリーダの中で、浅い部類になる。

次に、サンワサプライ。
蓋がついていてカッチョいいが、CF専用。
BUFFALOよりも深い。
上の写真では、もう一本線がひいてあるが、それはELECOMのものだ。
実は、先にELECOMの方を見ていたので、線が書いてある。

最後にELECOMの古いやつ。
一番深い。
これを買う時も、深いものを選んで買ったのだ。
そのためかなり深い。

新しいものはどれも、これより浅い。
なんだか残念な感じだが、深い事が全てではない。
遊びやガタつきが少なく、安定していることが大事だ。

挿しながら、安定感を見てみた。


なんと、一番浅い BUFFALO BSCR108U3 が一番良かった。
キチキチ過ぎる感じもするが、ピン折れを防止するなら、それくらいじゃないと。
前から使っているのよりも、いい感じがする。

安さや小ささにこだわり過ぎず、安全に使えるものを継続的に作って欲しい。

以下は、なぜいまさらCompactFlashを使っているのかを書いたもの。
わざわざ読まなくても良い。

もう25年ぐらい前、仕事でCFカードにデータを記録する地震観測装置を作った。

20世紀末、リムーバブルメディアといえば、Floppy Diskの独壇場であり、それ以外にはありえない感じだった。
(Floppy Diskに記録するデシカメもあったほどだ)
USB規格は発表されてはいたが、USB I/Fを持つPCがまだ存在していない時代だった。

そんな時、ノートPC用の拡張カードの規格、PCMCIAを小さくしたようなCFが誕生した。
デジカメの普及と共にCFもどんどん普及した。

Floppy Diskよりも容量が大きく、しかも可動部がない。
大量生産され、容量の割には値段も比較的安い(とはいえ、高かったけど)。
地震の記録にぴったりだったので、CFを使った地震観測装置を作った。

それから数年後、Windows98が出たことで、PCでもUSBが使えるようになった。
USB接続のCFカードリーダも様々なメーカから出荷され、デスクトップPCでもそれらリムーバブルメディアが使われるようになった。
千年王国とも思われていたFloppy Diskはみるみるうちに衰退していき、若者からは「なぜ、PCはC:ドライブから始まるんですか?」と質問されるまでになった(A:とB:はFloppy Diskで、昔はHDD(C:)は無かった)。

その頃から、CFで事故が起こるようになった。
USB接続のカードリーダは、価格競争や小型化のために、カードが部分的に入るスロットのものが多い。
そのため、雑に扱うと、カードが斜めに差し込まれ、ピンが折れ曲がるのだ。
昔のCFスロットは、かなりしっかりとした作りで、カード全体がすっぽりと入るようなものも多かった。
(取り出しのための、イジェクトボタンを持つものもあった)
そういう深いスロットなら、差し込まれていくうちに真っ直ぐになり、ピンが折れることは少ない。

自分で作った装置の動作確認のために、CFを読み書きする必要もある。
Flashメモリは寿命のある記録媒体なので、長年使っていれば壊れる。
お客さんから、壊れたメディアからのデータのサルベージを依頼されることもある。
サルベージ依頼したお客さんのCFを壊してしまうのは問題なので、私はできるだけしっかりとしたスロットのカードリーダを使ってきた。
多少遅くても、壊すよりはマシだ。

ピン折れを意識しない人は多い。
職場でも、安いカードリーダでCFを雑に扱い、ピンを曲げる事故が数年に一度発生している。
ピンが曲がるだけならカードにダメージはないが、曲げ伸ばしを何度もやっていると、金属疲労によりピンが破断し、カードの中に残ってしまうことがある。そうなるとピンはまず取り出せず、使えないカードになってしまう。

そんなこともあり、十数年前からは、装置にSDカードを使うようにしていた。
SDカードは、細いピンで接続するわけではないので、雑に扱っても簡単には壊れない。
もう扱うのにヒヤヒヤしないでいい。問題は解決されたかに思っていたが…。

次の装置もSDカード(SDXC)にしようと考えていたのだが、お客さんからの強い要望でCFカードにすることになった。
どうしても使いたくなかったのだが、営業は説得しきれなかったようだ。
悪夢の再来だ。
現場の人間、技官と技術者だけが、精神的な苦労をする。

というわけで、少しでも安全なCFカードリーダを探した。
この記事が、同じような苦労をする人の助けになれば幸いだ。

2021年12月25日土曜日

天皇杯 JFA 第101回 全日本サッカー選手権大会 優勝カップを見てきた

サッカー天皇杯の優勝カップが、浦和PARCOに展示してあると聞いたので、昨日の夕方に見てきた。
最後にヘディングを決めた槙野選手のパネルが前面に出ている。
それは良いことだが、逆光気味で顔が暗くなっていた。

撮影していると、親子連れが来た。
すぐに撮影が終わるだろうと、私も私よりも先に来ていた人も、場所を空けて待っていた。
その親子は様々なポーズをとりながら、何枚も撮影し始めた。
その間に、撮影待ちの人がどんどん増えていく。
カップを近くで見たり撮影したりしたかったのだが、まだ撮影していない人を優先して、帰ってきた。

私は、埼玉スタジアムで試合を観戦したこともないし、負けそうな試合はすぐにチャンネルを変えてしまう。
気合の入った本物のREDSファンと比べたら、私は「にわか」だ。本当に好きな人に譲るべきだろう。
引きの写真が撮影できただけで充分だ。

上記、写真のカップ部分の拡大した(っていうか縮小していない)もの。

2021年12月24日金曜日

新型コロナウイルスワクチン 予防接種済証

コロナ禍もしばらく落ち着いていた。
一時は、接種済証を使った社会経済活動の再開が議論されていた。
COVID-19の存在を認めた上での活動再開は、新しい世界への正しい方向だ。

若者は新しい世界を違和感なく受け入れるだろうが、大人(若者とは呼べない人々)の中には「何も変える必要がない」と考える人も多い。

年をとると、新しいものを受け入れられなくなる。柔軟性が無くなる。
強情を張るのは個人の自由だが、周りを巻き込まないでほしい。

2021年夏にCOVID-19ワクチン(モデルナ)の接種を2回行った。
接種券に「新型コロナウイルスワクチン 予防接種済証(臨時)」と書いてある部分(ワクチンのシールと日付のゴム印がある)は、大切なのだろうと思って、接種後すぐにスキャナで読み取って、スマホのアプリ(Androidに最初から入っている「アルバム」)で表示できるようにしておいた。

最近になって、ニュースを見ている時に、そのスキャナで読み取った部分が映っていた。
私は「やっぱりあれだ。ちゃんと用意してあるぜ。ふっふっふ。」と、スマホを見て確認しようとしたが、見つからない。
スマホの中をあちこち探したが、どうしても見つからない。
っていうか、アルバムに表示される写真が、今年の10月以降しか無い。

10月以降…。あ!うっかり全データ削除したんだ!ってことを思い出した。
なんとも、おっちょこちょい。
しかも「用意してある」って思い込んでいる。とんでもない事だ。なにが「ふっふっふ」だ。
どんなに注意深く観察し、理解し、用意していても、私は失敗する。
うっかり全データ削除なんて、ガラケー込でも初めての失敗。しかも、持ち続けていなければならないデータを入れて、すぐに消してしまった。

こんなこともあろうかと、用紙の画像データをBackupしておいたので、それを再度スマホに入れた。
また、実際に必要となる前に気がついたので、被害はなかったと言える。

オミクロン株の市中感染が報告され始めた。
水際対策で国内での感染拡大をなんとか押さえ込んできたが、世界中に広まっていたので、時間の問題だった。
今日はクリスマスイブ、来週は大晦日、そして新年になる。
「移動するな」と言っても、無視する人は一定数いるし、何よりも人間は失敗する。

ブースト接種の必要性が言われているが、準備には手間がかかるだろう。
しかし、うがい&手洗いと、フィジカルデイスタンスの維持でかなり回避できることに変わりはない。
みんなでもう少し時間を稼ごう。

2021年12月23日木曜日

ヒゲと共に

2004年に買ったヒゲトリマーを未だに使っている。
普通に髪を切るバリカンとしても、一応使える。
とはいえ、もう何年も前にバッテリがダメになっていた。動くには動くのだが、一日充電しても今にも止まりそうな、やっと動いているような音だった。
しかしながら、充電用のACアダプタでも動くので、その状態で使っていた。

ネットで調べてみると、同じヒゲトリマーのバッテリを交換している人がいた。
ほぼ単3電池の大きさだが、妙な出っ張りがありしっかりホールドされるようになっている。
うちでも分解してみた。
振動する装置では、このような出っ張りが必要なのだろう。
通販で新しい電池を購入して、交換した。
電池の色が変わっている。
"National"と書かれていたバッテリが"Pnasonic"と書かれたバッテリになった。

組み立て直した。
考えてみれば、まだNationalブランドがあったころの製品だった。

様々な製品をむりやり直しながら使い続けている。
こいつは電池を交換しただけだ。
またしばらく頑張ってもらおう。

2021年12月19日日曜日

浦和REDS 2021年天皇杯優勝

後半45分でゴールを決められた時は、そのまま負けてしまうんじゃないかと、弱気になった。
直後に、槙野のヘディングが決まった。

なんかすごい勝ち方。

そういえば、今日の昼頃に買物に行った時、妙に人が少なかった。
浦和の人はみんなTVを見ていたのかも。

2021年12月18日土曜日

異次元へのトイレ

先日、浦和パルコの紀伊国屋書店へ行った。
本屋で本を見ていると、何故かトイレに行きたくなる人は多いらしい。
かく言う私もそうだ。
という訳で、紀伊国屋に入る前にすぐ横にあるトイレへ向かった。

トイレに入ると一番奥の個室から、親子の声がした。
まだ1人ではトイレが難しい幼い子供とその父親だろう。
自宅のトイレには慣れているだろうが、外のトイレでは色々違っており、お父さんの助けを必要としているのだろう。
お父さんは、優しくあーだこーだ教えたり、励ましたり、褒めたりしていた。
「おぉ!いっぱい出たね。」などと言っている。なんだか微笑ましい。

私は「小」だったのでとっとと済ませて、手洗い台に向かった。
私が手を洗い始めた直後に個室から、まずお父さんが出てきた。
そのお父さんは、私の横、個室から離れた蛇口の前に来て、手を洗いながら個室に向かって「ちゃんと手を洗おうね。」と声をかけていた。

そのときチビちゃんも個室から出てきて、「うん。お父ちゃん。」と返事をしていた。
そのまま私を挟んだ状態で、親子で「いっぱい出たね。」「いっぱい出た!」などと話をしていた。
ポケットからハンカチを取り出そうとして、体を少しひねった時、そのチビちゃんと一瞬目があった。

チビちゃんの目に不安そうな色がぱっと広がるのを感じた。
しかし、私とは関係ない事だと思っているので、そのままハンカチで手を拭いていた。
すると、チビちゃんは「お父ちゃん…」、その呼びかけにお父さんが手を洗いながら「ん?」と返事をする。
私は無視をして手を拭いたハンカチをポケットに戻す。
また一瞬目があった。
そしてチビちゃんが今度は大声で「お父ちゃーん!」。私に向かって言っているようにも感じた。

横のお父さんが振り返りながら「どうしたんだよ?」。チビちゃんはお父さんに駆け寄っていき、一緒にトイレから出ていった。

チビちゃんの立場で何が起きたか考えてみよう。

チビちゃん達が、トイレに入って来た時には、そこに誰もいなかった。
よそのトイレだし、1人で用をたすのには、まだ不安があった。
だから、お父さんも一緒にトイレに入った。
不安の中、個室という狭い空間で、お父さんのサポートもあり、大業をなして1つ成長した。
出てきた時は、世界が変わって見えていたかもしれない。
個室から出る時、先に出たお父さんから「ちゃんと手を洗おうね」と声をかけられた。
声の方向を見ると、ひときわ体の大きな私が立っていた。
その人がお父さんだろうと思って、しばらく会話をしていたのに、違う人だった。

声がお父さんなのに、違って見える。
サンタクロースや宇宙人と言ったおとぎ話を本当に信じてしまうような、まだまだ幼い子供だ。
いまとんでもないことが起きていると感じたのだろう。
パニックになり、助けを求めて「お父ちゃーん!」と叫んだのだろう。

チビちゃんにとっては、異次元への小さな旅だっのかもしれない。

2021年12月17日金曜日

明日から寒くなるらしい

今年はラニーニャだ。
ラニーニャになると、ペルー沖の海水温が下がり、フィリピン付近の海水温が上がる。
そのせいで、フィリピン付近で上昇気流や低気圧が発生しやすくなる。

先日、台風22号が発生し、フィリピンの真ん中あたりを東から西に横切っていった。
この季節外れの台風も、いわばラニーニャの落とし子だ。

フィリピン付近の海水温が高くなるのなら、日本も暖かくなりそうだが、そうは行かない。
冬になると、ユーラシア大陸上にはシベリア高気圧が発生する。
風は、高気圧から低気圧へ向けて吹くため、北風が強くなるのだ。

さらに、日本の南では低気圧が発生しやすいため、雨雲も生じやすい。
冷たい北風と、雨雲で雪が多くなる。

フィリピンのセブで、家屋の倒壊や浸水の被害が出ているらしい。
今週は北米で多数の竜巻が発生し大被害が出ている。
そのなごりのようなものが大西洋を渡りながら色々巻き込んで、巨大寒冷渦となってヨーロッパへ向かっている。

温暖化により、空気の持つエネルギーが増えている。
日本も土日はすごいことになりそうだ。
関東は大丈夫そうだけど。

2021年12月12日日曜日

十二日まち

2年ぶりに「12日まち」に行ってきた。
去年は昼にボヤ騒ぎがあり、夜までやらずに解散となった。

今年の12月12日は、日曜だったので昼に行ってきた。
規模を縮小して行うという話だったが、行ってみたら大行列。
並ばずに、熊手を買って帰って、早めに帰ってきた。
熊手屋だけでも、半分以下(普段は通りの両側に熊手屋が並んでいる)。その他の出店はほとんど無かった。

コロナ禍なので、しょうがない。
とはいえ、あの大行列。みな渇望していたのだろう。
もう少しの辛抱だ。

ファクターX

日本だけCOVID-19の感染者数、死者数が低く抑えられている。

緊急事態宣言をしていたが、海外の戒厳令のような状態ではない。罰則もない。
PCR検査数も多くないし、IT技術を使った監視・追跡もない。行政からは「県境、都境を越えての移動は謹んでください」というお願いだけだ。
ここまでゆるゆるなのに、世界全体と比べて100万人あたりの感染者数が1/2.5、死者数に至っては1/4。
欧米と比べるとさらに違いは大きくなる。

何故か?
この違いをもたらす「ファクターX」は何かと言われていたが、その候補がみつかったようだ。
日本人の6割の白血球の型が「HLA-A24」であり、その免疫細胞が新型コロナ感染細胞を攻撃するそうだ。
理化学研究所が発表した。

他にもあるかもしれないが、答えの1つだろう。
「治療薬の開発などにつながるかもしれない。」という話もある。
世界を救えるかもしれない。

2021年12月10日金曜日

レナード彗星

レナード彗星が12日に最接近する。
日の出前に見えるらしい。今月末は夕方に見えるようになる。
彗星の尾は太陽風で生じるので、日の出前か日没後に見える事が多い。

最接近時でも4等級までしか明るくならないらしい。
東京近郊で見えるのは、2等星ぐらいがギリギリ。4等は無理だろう。
しかしながら、いろいろな条件で1.5等まで増光する可能性があり、ダメ元で見ておこう。

問題は、いつものことながら、天気だ。
地平線近くは、どうしても雲の影響を受けやすい。

ハレー彗星の接近の頃から、何度も彗星を見ようと挑戦しているが、見えたことがない。
見ようとしなければ、絶対に見えない。

コロナ禍のオフピーク通勤でまだ暗い時間に起きているので、ちょうどいい。

2021/12/12 見れなかった。毎日見ていたんだけど、やっぱ無理かも。

2021年12月4日土曜日

武蔵浦和西口駅前K's電気跡地の再開発工事#6

武蔵浦和駅前工事を見てきた。

地下部分、だいぶ深くなっており、コンクリートを打ち始めた。
もう掘らないのだろう。

これからだんだん高くなっていくのかな。

2021年12月3日金曜日

変な時間に目が覚めて

昨日の夜から今日の早朝、変な時間に目が覚めて、もう一度眠ろうとするがなかなか眠れない。

6:30過ぎに起きてきたら、富士五湖付近で地震があった。
深夜の2時頃にも何度かあったらしい。
それで眠れなかったのかな?

富士五湖付近、比較的浅い20km。
それを聞くと、富士山との関連を考えてしまうのは、私だけではあるまい。

富士山をどうにかすることはできないが、災害から自分を守るための準備はできる。
富士山が目を覚ます前に。

2021年11月27日土曜日

石油の値段#2

石油の値上がりして、アメリカや日本その他各国が強調して、備蓄を放出した。

石油は戦略物資でもあり、有事のために備蓄をしている。
備蓄を放出したということは、高騰が国家としての危機にあたるということだ。
存亡のために、あらゆる手段を尽くすことになるだろう。

SDGsで、化石燃料の利用についての風当たりがつよい。
いずれは「脱化石燃料」「持続可能な再生可能エネルギーの利用」へ移っていく事になる。
それができなければ、すぐにではないにせよ、ポジティブフィードバックによる暴走温室効果モードに移って、最終的に地表の温度は金星のような400℃になる。

現在の有事が、石油に頼りすぎたためなら、脱石油を考える事になる。
備蓄の放出に対して、産油国はさらに減産することも考えているらしい。

石油は安さが最大の魅力なのだ。
高い石油に価値はない。

石油が高止まりし続ければ、「再エネ」の需要はますます増える。
日本では、世界最大規模の洋上風力発電の作業船を建造している。
このままでいけば「脱石油」は早まることになる。

価値をドブに捨てていいの?
COVID-19 オミクロン株の発生で、株式市場は暴落。
その影響で、原油先物価格も暴落した。
一瞬先は闇。

2021年11月26日金曜日

ブレイクスルー感染でブレイクする?

日本のCOVID-19の感染者数は9月以降(にわかには信じ難いぐらいうまく)抑えられている。
日本よりもワクチン接種率が上回る国で、ブレイクスルー感染と思われる感染が増えている。
それを踏まえて、日本でも第6波に対して備えるように言われている。

mRNAワクチンは、保管温度や解凍後の使用期限が厳しい。
これは噂ではあるが、「mRNAのワクチンの使用条件を厳密に守っているのは、日本だけだ」とファイザー社の幹部が言ったとか言わないとか。

確かに日本では、冷凍機の操作ミスでワクチンをダメにしたとか、異物混入でまとめて破棄したとか、そういったニュースを何度か聞いた。聞くたびに「もったいない」と思ったが、破棄していたのだ。

人間は失敗するものだ。
どんなに真面目でも、注意深くても、頑張っても。
うっかりミスは、減ることがあっても無くなることはない。

日本では真面目に「失敗」を報告していたけど、外国では報告をしていなかったのかもしれない。
-80℃を維持するのは難しい。そのため輸送や保管を正しく行えなかった国もあるかもしれない。
そうして、ダメになっていても、なかった事にして、そのまましらんぷり…。

噂ベースの話なので、鵜呑みにするべきではない。
それよりも、南アフリカで変異株が発生したそうだ。
まだまだ油断禁物。

2021年11月23日火曜日

文書の読解力がない

日本年金機構浦和年金事務所と名乗るところから、手紙が来た。
お金を出す(「納める」等、他の言い方があるのは解っているが、現時点では意味が解らないのでより広範で単純な単語「出す」を使った)ことを求めているように読めるが、文書読解力がなく、意味がよくわからない。

昨今では様々な詐欺が横行しており、難しい言葉で人をけむに巻いてお金を巻き上げる。
やみくもに信用するのも、やみくもに疑心を持つのも良くない。
深く理解することが重要だ。
詐欺が成り立たなければ、詐欺を行う人が減る。
犯罪の少ない社会を作る原因にもなる。

技術文書などもそうだが、裏側の技術や構造が解っていないと理解できない。

文書には、「厚生年金保険・健康保険への加入について」というタイトルが書かれている。
また文書の途中には、「...両制度への加入状況について…」という言葉が出てくる。
おそらくこの「両制度」は「厚生年金保険」と「健康保険」と指しているのだろう。
「厚生年金保険」は、単純な言い方をすれば「年金精度の1つ」だろう。
ネット上で日本年金機構のページをみると、その説明も出てくる。
しかし、「健康保険」は何だ?
最初は『「厚生年金保険」同様どっかに書いてあるだろう。簡単な事だろう。』と思って、調べたが全く書いてない。
日本年金機構のページを見ても、書類のダウンロードとかはあるけど、それが
  • 何のためのもの?
  • 種類は?(漠然としすぎた名前なので内部に種類がありそう)
  • 国民健康保険との違いは?(国民健康保険もこれの一部?)
  • 何故?いつから?
がさっぱりわからない。
特に最後の部分。25年ぐらい前、最初に会社をおこしたとき、取締役だけで従業員がいないため、「国民年金」と「国民健康保険」で問題なかったはずだ。前例にしたがえば、それで良いだろう。
裏打ちする情報がないのなら、どんなにもっともらしいことでも、問題のないはずのことを否定はできない。
探して見つからないとなれば、なおさら慎重になるべきだ。

時間をかけて何度も書類を読んだ。しかし、この「健康保険」がわからない。
「お問い合わせ先」も書いてある(ネットでも確認)ので、そこに電話したが、本日(11/23 勤労感謝の日)は、つながらなかった。
読解力(技術文書は読めるが)が低いこと以上に、話すのも下手で電話もまた難しい。
質問した際、疑問の解決にならない答えをされることがよくある。つながらなくてよかったかもしれない。

自転車で行ける距離なので、後日、直接行って聞いてみるのが良いかな。
すこし時間はかかるだろうけど、こういうことで手抜きをするものではない。

2021年11月20日土曜日

別所沼も秋の色#2

昨日、別所沼に行ったら、もっと色が付いていた。

待てば待つほど紅葉は進むが、葉が落ちてしまう。
葉が落ちてしまったら、白黒の世界だ。
そのため、ピークの見極めが難しい。後になって「あー、先週だった。」ってなる。

先週からほとんど強い風の日が無いので、葉が落ちずに残っている。

来週は荒れるらしい(今週がピークか?)。
毎年、アケボノスギの葉が落ちると、別所沼公園の水面や地上はもちろん、その近辺もふかふかになるほど葉が積もる。

すごい量なので、これを何かに活用する知恵があれば…。
アケボノスギを英語では「メタセコイア(Metasequoia)」と呼ぶ。
意識高い系が、メタバースで何か考えてくれないかな。

2021年11月19日金曜日

武蔵浦和にケンタッキーフライドチキン OPEN

武蔵浦和駅のMARe(マーレ)の2階に、「ケンタッキーフライドチキン(A.K.A. "KFC")」がオープンした。
あのスパイシーな匂いはたまらない。

武蔵浦和駅でKFCといえば、時々クリスマスイブなど仮設販売所が駅改札前につくられていた。結構売れているようだったが「常設店だったらいいのに」と考えている人も少なくはなかっただろう。

昨日(11/18)の夜19:00頃、Openしているように見えたが、看板には11月19日オープンと書いてあった。
行き交う人々が興味津々、今や遅しと見ていた。
みんな期待していたのだ。

今日、並んでみると、店員が「割引もプレミアム商品もありません。普通のメニューだけです。」とわざわざ話していた。
落ち着いてきているとはいえコロナ禍、人を集めるようなことを避けているのだろう。
勇気ある行動と言える。チキンとはいえ...?

買ってきて、ウチで食べた。

2021年11月13日土曜日

石油の値段

石油の値段が上がっている。
今年は寒くなるとも言われており、光熱費がかさみそうだ。

SDGs = "Sustainable Development goals" = 「持続可能な開発目標」が話題になっている。
だったら、カーボンニュートラルな燃料を使えばいいじゃん!って思うかもしれないが、そうはいかない。

実は、石油や石炭は激的に安いのだ。

例えば、サラダ油は天然素材でカーボンニュートラルな油である。
食用油としては比較的やすい部類に入る。
しかし、安いものでも1000gで、300円以上する。
高いものは、ゴロゴロある。
水1リットルで1000gであり、サラダ油は水より軽いため、1000gのサラダ油は1リットル以上あるのは明白だ。

対してガソリンはというと、最近高くなったとはいえ、1リットルで150円台だ。
サラダ油はもとより、清涼飲料のコーラよりも安いのだ。
ガソリンは比較的高いが、軽油(ヂーゼルの燃料)や、灯油(ストーブの燃料)はもっと安い。
(ガソリンも税金が高いので、この価格になっている事を忘れてはいけない。)

この値段に対抗できる燃料は、ほぼ無い。
変えるのは、かなりの困難がともなうだろう。

別所沼も秋の色

買物ついでに、足を伸ばして別所沼へ行ってきた。
紅葉が始まっていた。空も雲が細くたなびいていて、秋の色が濃い。
銀杏は、緑色が少し残っていて、レモン色に見える。

ここ何年間か銀杏のモリモリ感が少ない。
秋の台風が凶暴化しており、早い時期に葉っぱが落ちたり、傷ついたりすることが増えたように感じる。

2021年11月7日日曜日

長靴+ブーツ干しハンガーを作ろう。 フックを付けるのだ。

前回からの続き。
ダイソーで買ってきたこのハンガーフック。
これの大きい方のフック側、以下の点線の部分で切断する。
もう加工してしまったので、加工前の写真は無い。
しょうがないので、絵を書いた。

切断すると"PUSH"と書かれた部品が外せる。
この部分を塩ビパイプのキャップに固定する。

この外枠の幅よりも、塩ビパイプのキャップの方が少し太い。
固定するために、キャップの両脇を少し削る。

切り出したハンガーフックを写真のように加工する。
これを結束バンドで固定する。
結束バンドは100円均一でも買える。
ダイバーなら、マウスピースを固定する結束バントが何本かあるだろう。それでいい。

キャップの下で一本、キャップの上で一本縛れば、しっかりと固定される。
そして、完成。

2021/11/13 修正 「マウスピース」を「パウスピース」と入力ミスをしていた。
言い訳になるが、入力している文字が見えないのだ。
Linuxの日本語入力をiBus+Mozcで行っているためか、FireFoxでBloggerを入力している時、候補ウインドウが入力文字にかぶって、何を入力しているのか見えない。
もはや、キーボードも画面も見ずに入力している状態で、入力確定後に確認しているが、見落としがどうしても多くなる。
さらにWindowsとLinuxを行き来していると、特にUS配列キーボードではLinux側iBus+MozcのキーバインディングをWindowsに合わせられず、操作を頻繁に間違え、イライラする。
そもそもWindowsのAlt+~って、とんでもない。Altキーを押すとメニュー選択になるので、入力速度が上がり、Altと~のタイミングが微妙にずれると、それ以降のキー入力がメニュー操作として機能して、思いもしない操作が自動実行されることがある。
日本語入力にはストレスが多い。

長靴+ブーツ干しハンガーを作ろう

先日書いたこの記事で紹介しているブーツ干しハンガーについて、もう少し書いておく。

ビバホームで買ったものを以下に示す。
名前個数単価
VPパイプ VP13x1M1188188
TS継手チーズ TS-T13(CS)14444
TS継手エルボ TS-L13(CS)23876
TS継手45エルボ TS-45L13278156
TS継手キャップ TS-C13 344132
合計596

消費税込みでも700円以下。

VPパイプは1mの長さのものだ。それで充分に足りる。
このパイプを以下の長さで切る。
長さ[単位mm]個数
1501
1304
52
塩ビパイプは、100円均一の安いノコギリでも簡単に切れる。

これで部品は揃った。
以下の図を参考に塩化ビニール用接着剤で貼り合わせる。
(寸法は、私の足の大きさに合わせている。子供や小柄な女性の場合、大きすぎるかもしれない。)
接着剤は、継手側とパイプ側にたっぷり塗ると、ヌルっとして入りやすくなる。
しかしながら、数秒でくっついてしまうので、挿す前に頭の中でシミュレーションしておくと良い。
本格的水道工事では無いので、接着剤が多すぎても気にするな。固定できれば良いのだ。

ブーツを干すハンガーを検索すると、1,000円以上、2,000円近いものも見つかる。
長靴を長時間履いていれば、洗いたくなる人もいるだろう。洗ったら干さないといけないが、これがなかなか乾かず、余計ひどいことになり、高価でも飛びついてしまうのかもしれない。

2重の意味で、足元を見られていると言える。

しかし、この塩ビパイプのブーツハンガーは安く、何よりカスタマイズ可能だ。
私のような標準サイズではない体を持つ人々には、最高のソリューションと言える。

実はすでに、フックを付ける改造をしている。
ダイソーで、以下の「ハンガーフック」を買ってきて、それを加工して無理やり自家製ブーツ干しハンガーに付けた。 (この記事の動画では針金を使っているけど)
それについても書く予定。
つづく。

2021年11月6日土曜日

マリンブーツは乾きにくい

マリンブーツを干すための治具を作った。

ダイビングをするとき、様々な機器(「ダイビング・ギア」とも呼ばれる)を使う。
呼吸のため、浮力を補償するするため、体を保護するため等の機器だ。

水の熱伝導率は、空気よりも20倍も高い。
体温を奪われると、体力が消耗する(すごく痩せるし、すごく眠くなる)。
体温を失わないように、保温性の高い素材が使われており、さらにウエットスーツといえども、スーツ内と外の水がなるべく入れ替わらないようになっている。

マリンブーツも、ウエットスーツのような素材でできており(厚さは違う)、水が入れ替わらない。
ネオプレーンゴムを接着剤で貼り合わせて作られており、水は通らない。しかしながら、表面にジャージ生地が貼られている。
ジャージ生地は水を蓄えるため、洗ったあとでも表面に水を保持する。
足首まですっぽりと包む構造のため、生地の面積は普通の靴より多い。

そして、芯のネオプレーンゴムは水を通さないため、靴の内部に溜まった水が染み出す事は基本的に無い。
この状態で、靴を壁に立てかけて干そうとしても、かかとに水が溜まってなかなか乾かない。

普通の靴と違って保温性も高いため、直射日光が当たっても中まで熱が伝わらず、水が気化しにくいのだ。
保温性は重要な特性なので、これを失うわけにはいかない。
特に冬は乾きにくい。いつまでもギアを片付けることができず、散らかったまま過ごすことになる。

この問題に対処するため、色々手を尽くしてきた。
言葉で説明するのは、難しいので以下にイラストを書いた。
最後の1つは、大瀬崎のダイビングショップ「COCOMO」さんの干場にあったものを真似たものだ。
これが、今回作成した治具の元になっている。

ビバホームの塩ビパイプ売り場で、部品を買ってきて作った。全部で¥700以下だった。
接着剤は、この記事で使ったものを用いた。
パイプはギチギチで入れにくいが、接着剤をたっぷり塗ると、ヌルヌル感で入りやすくなる。
塩化ビニールなので、濡れても錆びたり、腐ったりすることは無い。
ブーツをさげるだけなら、充分に強い。

物干し竿にかけやすくするため、アルミの針金でS字フックをかける輪っかを付けた。
これで、乾きやすくなるだろう。

2021年10月30日土曜日

駅前の演説

武蔵浦和駅前で、様々な政党が演説をしている。
先日、駅前工事の記事で少しふれた立憲民主党代表の枝野幸男氏の演説では、100人程度しか人が集まらなかったようだ。

その数日後、菅義偉前内閣総理大臣が、自民党 田中良生候補の応援演説で来てくれた。
雨だった事もあり、2〜300人程度しか集まらなかった。

どちらも良いことを言っているのだろうけど、演説がどうも面白くない。

小泉進次郎氏も、田中良生候補の応援演説で来てくれた。
彼の話は、なぜかしらついつい聞いてしまう。
なんでそんな話をするんだろうと思いつつ、何かオチがあるに違いないと期待してしまうのだ。
彼の父親(小泉純一郎元内閣総理大臣)もそうだった。理由はわからないが、期待して聞いてしまうのだ。
親子ともに、最後まで聞いても、なんだかよくわからない。ただ面白かったと感じるだけ。
それでも、すごい能力だ。私を含めて、みんなまるで催眠術にでもかかったようになってしまう。

駅前は黒山の人だかり(youtubeで探すと色々見つかる)。
サウスピア(南区役所)は、武蔵浦和駅前にある。
小泉氏が、「終わったら、そのままそこで投票してください」「手ぶらでも投票できます」と言っていた。
「自民党」「田中良生」と書くのではなく、うっかり「小泉進次郎」と期日前投票した人もいたのではないか?

2021年10月29日金曜日

Trick or Treat

ハロウインも定着しつつある。
今月末は土日なので、期待していた子供たちも多いかもしれない。
しかしながらコロナ禍。基本的には、子供たちはまだ予防接種をしていない。
いたずらするつもりが、とんでもないことになるかもしれない。

"Trick or Treat."という言葉がある。
「お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ。」と訳される事が多い。
それぞれの単語について、まず"Trick"は、人を騙そうとする企みや、いたずらといった意味がある。
もう一つの"Treat"は、世話をするとか、おもてなしをすると言った意味だ。

ということで「いたずらか?もてなすか?」とか、もっと長々と言えば「いたずらが良いか?さもなくば、おもてなしをするか?」
子供を「おもてなし」するために、お菓子をやる。
だから、意味としては「お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ。」になるのだろう。

しかし、個人的には違和感がある。
元の言葉、"Trick or Treat."よく見ると、どちらの単語も"Tr"で始まっている。
リズム感があり、日本語でいうところの、駄洒落になっているように見える。

ここは1つ、日本語も駄洒落として訳すべきだろう。
ということで、

「ろくでなしか?おもてなしか?」

なんてどうだろう。

みんなで、駄洒落になる言葉を考えるのも、また面白いかもね。

2021年10月23日土曜日

散歩

天気も良かったので、プラザウエストまで散歩に行った。
鴻沼川をどんどん下って、ゴミ処理場の前の道を北上して、桜並木を通って行った。

昨日の雨と、今日の陽気。
桜の木から、いい匂いが出ていた。桜餅のあの微妙ないい匂いだ。
ごく最近、下草刈りをしたようで、妙にスッキリしていた。

いい匂と抜けるような青空。いい気分だった。

2021年10月22日金曜日

ペーパータオルは色々

この記事の続きみたいなものかな。
一言で、ペーパータオルと言っても、色々ある。

柔らかくて肌触りが良いけど、吸水力が少なかったり。
吸水力はあるけど、ゴワゴワ&ザラザラだったり。
肌触りが良く、保水力もあるけど、高価だったり。

好みは人それぞれだし、目的もそれぞれだろう。
色々使ってみて、自分にあったものを見つけるのが良い。

先日、事務用品を扱う通販大手(あえて名前は伏せておく)の、無漂白のペーパータオルを買った。
手を拭く以外にも、顔を洗った後で顔を拭いたり、歯を磨いた後で口の周りを拭いたりにもつかっていた。

顔を拭くと、なんか嫌な臭いがした。
以前別のメーカーの無漂白ペーパータオルでは、そのような臭いはしなかった。
「ちょっと臭いだけだろう」そう思って、あまり気にしていなかった。

日中は基本的にマスクを付けている。
そうすると、その臭いがマスク内にこもって、一日中臭い。
寝る頃には、鼻が詰まっていた。「寒暖差が激しいので、風邪をひいたかな?」と思っていた。

朝起きると、口の周りが少し痒くなっていた。
いつもよりも念入りに顔を洗って、ペーパータオルでゴシゴシ拭いた。
やっぱり臭い。それでも気にせず、マスクをしって一日中過ごす。
マスクをしていると、ますます臭い。しかも、ますます痒くなる。

帰宅後、再度顔を洗って、またペーパータオルでゴシゴシ何度も拭いた。
なんかマスクをしていなくても、臭さが続いている気がしてきた。
吐き気もするし、お腹も下し気味だ。寝る頃には、咳も激しくなってきた。
「風邪の症状だろう」と思っていた。
さらに、もう一日、そうして過ごした。
口の周りが痒いのでよく洗い、さらにゴシゴシ拭いた。
鼻の中でずっと嫌な臭いがしていたが、「これもまた風邪の症状だろう」と思っていた。

そして、今日気がついた。
「この嫌な臭いは、ペーパータオルのニオイだ!」
ネットで調べてみると、「くさい」って書いている人が結構いる。
口の周りを何度も拭いて、一日中マスクをして、吸い込み続けていたのだ。

これじゃ、どんなに頑張っても治らないよ。
何日間も吸い込み続けていたので、完全に悪くなってしまった。

いつも「ちょっと臭いぐらい大したこと無い」と考えて放置し、完全に悪くなってから「あれが原因か!」って気づくことが多い。
今回もそれだ。だいぶ吸い込んだ。

完治するのは、数日かかるだろう。
今週末は、ほぼ潰れたかな。

2021/10/23 追記 朝になったら、ほぼ治っていた。
元々怪我が治りやすい体質だから、「大したこと無い」と思いがちで、逆に今回のような事になる。
2005年のハリケーン・カトリーナ後の復興活動で、普段は無害な日和見菌による病気が多数報告された。
結局、量が問題であることが、徐々に解ってきている。一瞬「臭いな」ぐらいなら全く問題ないものでも、長期間に渡り吸い込み続けると、病気になるそうで、普通の菌なので見逃しやすいらしい。
考えてみれば、「におい」はかなり原始的で重要な感覚だ。
不快な「におい」には注意しよう。

天気もいいし、期日前投票に行ってくるかな。
2021/10/24 追記 今日になって、さらに治っていた。嫌なニオイもなくなった。
いつも早めに「治った」「治った」と言って、普通に行動し始めるが、完全に治っていないことが多い。
デング熱に感染した時も、入院していたのは3日。「もう治ったから退院する」と言い張って、退院してしまった(関東でデング熱が流行る数年前の話です)。
病院が嫌いだし、そもそもウチにいるのが嫌なのだ。
貧乏性なのか、何かやってないと落ち着かない。

そういえば、期日前投票に行ってきた。
若者の間で、選挙に行くのが流行っているようだ。
宝くじは買わないと絶対に当たらないのと似て、投票しなければ自分の思う社会には近づかない。
選挙権を行使しよう。

鼻をかむとまだ少し血が混ざるが、明日には良くなっているだろう。

2021年10月17日日曜日

生活様式

子供の頃、剣道をやっていたので、板の間でも正座するのはそんなに辛くはなかった。
長時間していれば、足は痺れたが、痛みは感じなかった。
しかしながら、もう数十年まともに正座していない。

昨日10/16(土)14:00〜 マンションの大規模改修工事の話し合いのため、近所の公民館に住民が集まった。 普段の住民総会では参加者は多くないが、今回はすごい人数が集まった。
女性も多かった。夫婦で参加しているようだ。
大規模改修となれば、ベランダも工事が入る。洗濯物や植木を気にする主婦も多いだろう。
いつもの総会では、テーブルと椅子のある部屋を借りるのに、今回は何故か和室だった。
しかも人数が多く、部屋に入りきらない。
開始5分前に到着したのだが、畳の上は満席状態だった。上がり框(かまち)的な板の間部分に座った。

10年ぐらい前から健康のため走り込みをするようなった。ふくらはぎの筋肉が大きくなり、正座ができなくなっていた。それどころか、俗に言う「ウンチング・スタイル」もできない。だからしばらく、正座も、ウンチング・スタイルも、あぐらもしなかった。

コロナ禍で走り込みを休むと、ふくらはぎが細くなっていた。ウンチング・スタイルも正座も、その姿勢をすることはできるのだが、走り込みにより骨格も変化したようで、骨が床面にグリグリして痛む。
あぐらをかいても、くるぶしがグリグリする。座布団でもあれば良いのだが…。

IKEAのIVAR椅子は、高めで座りやすい。そして、立ち上がりやすい。
椅子での生活にすっかり慣れてしまったようだ。

大規模改修工事の養生で、この冬は暗い事になるだろう…。
北欧の生活のつもりで、暗い冬を楽しもう。ヒュッゲのような。
椅子での生活に慣れたように、薄暗い冬も楽しめるはずだ。

2021年10月15日金曜日

街のにぎわい

「人が多いのが苦手だ」と、感じている人は少なくはないだろう。
かく言う私もそうだ。
人混みの中を移動するだけで疲れる。

東京は人が多いのですごく疲れる。絶対に居住は無理だと感じる。
八百八町の江戸の頃から、メガロポリス。
そこで生まれて育った人には、何の苦労も無いのだろう。
まるで簡単な事のように、「しんちゃんも東京に住めよ。」と言われることは多い。「東京は住みにくい。」と答えても、なかなか解ってもらえない。

緊急事態宣言中こそ、ほっとしていた人も少なくは無いだろう。
長期のマスクによって、素顔がさらせない人もいるらしい。

買物に行くと、人の多さが辛い。
にぎわいが戻るのは良いが、なにか窮屈だ。

少しずつ。一歩ずつ。慣れていこう。

2021年10月12日火曜日

常温核融合

およそ30年前。
まだ学生だった頃、常温核融合のニュースが世界を飛び交った。

まず、核融合についておさらい。
原子核同士を近づけていき、ある限界を超えると原子核が融合し、別の核種に変化する現象だ。
融合する時に、熱が発生する。

原子核を近づけると言っても、原子核はプラスの電荷をもっているため、クーロン力で反発し合う。そのため、核融合が起きるほど近づけるのは困難だ。
太陽で起きている核融合は、高温高圧の環境のため、狭い範囲で原子核が激しく動き回り、クーロン力に打ち勝って衝突する。
その環境を地球上で再現するのは、非常に難しい。

常温核融合は、水素吸蔵合金として使われるパラジウムを使う。
パラジウムは、液体水素よりも高密度に水素を吸着する。
そのため、非常に狭い範囲に水素原子が集まることになる。
それらが何かのきっかけで、核融合を起こすという説だった。

30年前、追試が行われたが、現象が再現できず「エセ科学」扱いとなった。
そのため、普通の研究者が手を出すと、研究の場から追い出されるようなタブー扱いになっていた。

ごく一部の人はそれでも研究を続け、十数年前に「新たな知見が得られた」というニュース記事を読んで、某大学の大学院で過去に化学をやっていた知人に話したら、「常温核融合について話すと、研究者人生を捨てることになる」と言って、聞こうとはしなかった。
科学者にとってダブーであることは解っていたので、それ以上話すことをやめた。
(ちなみに、私は技術者だから話すぐらいなら問題ない)

紆余曲折あったが、その後も研究は進んでおり「量子水素エネルギー」と名前を変えて、成果が出始めている。
(詳しくは、検索してみて)
いつのまにやら、すごいことになっていた。
実用化されれば、エネルギー問題を一気に解決することになるかもしれない。

そうなれば、世界が変わる。

2021年10月10日日曜日

武蔵浦和西口駅前K's電気跡地の再開発工事#5

午後に買物に行ったついでに、武蔵浦和駅前の工事現場を撮影した。

水は何とかなったようで、大きな穴が掘られている。

買物の前に武蔵浦和駅の改札前に行ったら、人が集まっていた。
駅内放送がガンガン流れているのが、駅の外にも漏れて聞こえてくる。
みんな電話したりスマホを操作したりしていた。少しイライラしているようだった。
運行状況のLCD表示板を見ると、東京全体と、神奈川、埼玉、千葉の一部のJRが赤く表示されていた。

いわば首都の重要な部分のJR路線が麻痺しているようだった。
蕨市の変電所の火災が原因らしい。さっきニュースで知った。

それと、15:45から西口駅前で、立憲民主党の枝野幸男氏の演説が予定されているようだった。
買物が終わって、駅前に戻ってきたら民主党関係者が西口に集まっていた。
SPっぽい男も数人いた。いざという時のために、階段や通路などを、ぐるっと回って確認しているようだった。
体の大きい私は、しばしば職質を受ける。
面倒な事になると嫌なので、できるだけ気配を消して、演説が始まる1時間前にとっとと帰った。

武蔵浦和西口駅前K's電気跡地の再開発工事
武蔵浦和西口駅前K's電気跡地の再開発工事#2
武蔵浦和西口駅前K's電気跡地の再開発工事#3
武蔵浦和西口駅前K's電気跡地の再開発工事#4
武蔵浦和西口駅前K's電気跡地の再開発工事#5

やっとドン・キホーテへ行ってきた

半年以上前にOpenした近所のMEGAドン・キホーテへやっと行ってきた。
ドン・キホーテと言うと、浦和では十数年前色々あったので、積極的にはなれなかった。
とはいえ、与野のドイトがドンキになった後でドイト目的で行ったり、大宮でダイソーに行ったついでにドンキに入ったりはしていた。
この十数年で、3回ぐらいは行っていた。

魚は無かったが、お肉でもなんでもある。
超巨大なチキンカツがあった。こんなことまでも、MEGAなのか?
このチキンカツ丼を作るには大きすぎるし、仮にフライパンで作ったとしても、最近ではすっかり食欲も落ちた。
食べ切らないだろう。

粉チーズと、オリーブ油を買ってきた。
ごちゃごちゃしているので、体の大きな私は、店何では常に緊張している。
お店を出ると、どっと疲れが出た。

次に行くとしたら、何年後だろう…。
「ドン・キホーテ」には、ロバが出てきたと記憶していたので、だから「ドンキー」なのだと思っていた。
しかしよく見ると、「ドン」「キホーテ」になっている(半年前の記事でもそのように書いている)。
「ドン」="Don"は、スペイン語やポルトガル語で、男性への尊称なので、ドンキーとは関係なさそうだ。
スペイン語の影響を受けているビサヤ語(セブアノ語とも。フィリピン南部の言語)でも、「ドン」は男性に声をかける時に使う。
そうなると、名前は「キホーテ」であり、ロバとは全く関係ない。

日本語は音が少ないため、結果的にかぶる言葉が多くダジャレが多いと言われている。
スペイン語は、日本語並かそれ以上に音が少ない(LとRの区別はある)と言われているので、「ドン・キホーテ="Don Quijote"」がドンキーのダジャレ的なモノの可能性があると思うかもしれない。しかし、ドンキーは英語だし、出版は1605年なので産業革命以前だ。英語はまだマイナーな言語で、むしろラテン語の方が圧倒的にメジャーだ。
その可能性は無いと言っていいだろう。

やたらとペンギンの絵が書いてあったが、あれはどういう「つながり」なんだろう?
人は何にでも意味を求めがちだ(それが原因で「ドンキー」という勘違いをする)。
そこに意味は無いのかもしれない。

2021年10月8日金曜日

地震がつづく。

おととい(10/6)の朝に青森(岩手県北東沖)で、夕方に九州(大隅半島南東沖)で比較的大きな地震があった。
冗談で「次は東京かも」なんて言っている昨日(10/7)、千葉県を震源とする地震が発生した。
東京都&埼玉県で震度5+の地震になった。

ウチはさいたま市なので、震度4だった。
震度4になるのは、3.11以来かな?それくらいめったに無い。
大宮台地のおかげだろう。
(大宮台地は少なくとも縄文時代から陸であり、地盤がしっかりしている)。

揺れが大きかったので最初はびっくりしたが、3.11とは違ってすぐに収まった。
なんか気分が引き締まった。

2021年10月3日日曜日

久しぶりに大瀬崎で潜ってきた

緊急事態が明けたので、大瀬崎に潜りに行ってきた。

久しぶりなので、何もかもが新鮮。

水中の写真は無い。
写真は下手くそなので、良い写真を取ろうとすると、どうも楽しめない。
最初のうちは、努力ししていれば楽しくなるだろうと思っていた。
しかし、一生懸命やればやるほど海を楽しめなくなる。

以前使っていたカメラもまだ一応動くので、水中写真を撮ろうと思えば撮れる。
このカメラは高かったのだが、10年使うならこれでも良いだろうと思って買った。
しかし、故障してしまった。
新しいカメラを購入することを検討したこともあったが、当初予定したとおり10年は新しいカメラを買わないことにした。
(貧乏生活を乗り越えるための知恵の一つ。「計画的に行動する」という生き方が馴染んでいる)
そして、今年の6月で10年になった。
「本当に写真を撮りたいのか?」と自問自答した。
コロナ前から、もう何年も撮影していないので、すっかり撮りたいとは思わなくなっていた。
むしろ海をもっと感じたいという気持ちが強くなっていたのだ。

もう水中カメラは買わないだろう。水中撮影もしないだろう。
レンタル品でもあれば、たまに使うこともあるかもしれないが。

帰りに、沼津漁港の「丸天(新しい方)」で食事をした。
数年前から食が細くなっており、今年、最後の親知らずを抜いたせいか、すっかり食欲が落ちた。
結局、中トロ握りを食べた。

帰りに、事故渋滞に2箇所で巻き込まれそうになった。
しかしながら、どちらの事故も大渋滞となる前に通過できた。
久しぶりだったので、渋滞すら不謹慎ながら何かワクワクしてしまっていた。
50才を越えたオヤジでもそうだ。

この夏の緊急事態宣言、感性の敏感な時期の若者たちは、本当に辛かっただろう。

2021年10月2日土曜日

1つ1つ解決していく

4度めの緊急事態宣言も明けた。
それでも、マスク&手洗いは続けたほうが良い。

トイレのたびに手を洗っていると、手を拭くタオルが湿っぽくなる。
まだ夏になる前、このままではタオル掛け周りにカビが発生するかもしれないと思った。

というわけで、使い捨てのペーパータオルを買ってきて使うようにした。
当初、ペーパータオルは洗面台のわきに置いていた。

ところが、洗面台で手を洗っていると、水がはねてペーパータオルが塗れてしまうことがあった。
これまた衛生的ではない。

というわけで、タオル掛けの上にダンボールで作成した「ペーパタオル置き場」を設置した。
タオル掛けに乗っかっているので、安定している。ペーパータオルの重さぐらいなら、充分に支えられる。
これではねた水がかかることは無くなった。

しばらく使っていると、今度は別の問題が生じた。
通常は、ペーパータオルを引き出した後で、自動的に次のペーパータオルが少し引き出された状態になる。
しかし、残量が少なくなってくるとそれがうまくいかなくなる。
ビニールの包が軽すぎて、引き上げられた状態になり、ペーパータオルだけ包の中に戻ってしまうのだ。
(言葉ではうまく説明できない)
戻ってしまってもその都度引き出せば良さそうだが、ペーパータオルを使いたい時は、手は濡れている。
濡れた手でペーパータオルを出そうとすると、残りのペーパータオルまで濡れてしまう。
ペーパータオルに触れる前に、手を拭けばいいが、これでは本末転倒だ。

包が軽すぎるのが良くない。
というわけで、包の口の縁に、マスキングテープで小銭をいくつか貼り付けた。
これで、確実に次のペーパータオルが少し引き出された状態になった。

それでしばらく使っていたのだが、問題が生じた。
というか、小銭の貼り直しが面倒に感じるようになってきた。
ペーパータオルが無くなるたびに、マスキングテープを剥がして、新しい包に貼り直す。
些細なことだが、何度かやると面倒になってきた。

というわけで、ペーパータオルの包の上に「押え板」をおくことにした。
重すぎると取り出しにくい。軽すぎれば意味がない。
一般的な木の板では重すぎるが、ダンボールでは軽すぎる。
100円均一で買った「すのこ」は、桐でできていて軽い。
その「すのこ」をばらして、貼り合わせて作成した。
重さは50g。重くしたければ、この押え板に小銭を貼り付ければいい。

しばらく使っているが、今の所問題ない。


おっちょこちょいなので、面倒な事は、事前に単純化しておこうとする。
考えてみれば、子供の頃から、そうして工夫してきた。

時々、人から「何をやっても楽そうに見える」と言われるときがある。
多くの人が苦労して行うことも、あっさりと終わらせてしまうせいで、楽に見えるのだろう。
特に仕事では治具の開発をどんどん行う。毎年数本、多いときでは十数本の治具をプログラムする(改良も含む)。
その治具のおかげで、年々環境は良くなる。
そのため、楽になっていくのだ。

ソフトウエアだけではない。
この「ペーパータオル置き場」もそうだ。
面倒な事柄を放置せずに継続的に対策をしていけば、だんだん環境は良くなる。
「あれができれば、…」「これができれば、…」って、できないことを望んでもしょうがない。
できる範囲で、解決していく。
あとは、それを継続していけばいい。継続が力になる。

2021年9月26日日曜日

4度目の緊急事態宣言がもうすぐ明ける

2021年7月12日(月)から始まった緊急事態宣言。
2度も延長され、地域も拡大したが、9月30日(金)には終わりそうだ。
ワクチンや治療薬も徐々に揃ってきた。間違った考え「コロナはただの風邪」「若者は重症化しない」も徐々に駆逐されつつある。

新規感染者数が減っているので、終息したように感じる。
しかし、病床使用率や重症患者数が充分には減っていない。
(病床はこの数カ月で増設されているので、使用率はもっと下がってもいい)

「コロナはただの風邪だ」と言う意見、現時点では間違っているが、コロナは無くならないので将来はそうなるだろう。
それを踏まえて考えれば、冬になればCOVID-19も勢いを増す事は想像に難くない。
乾燥し過ぎた空気は呼吸器にダメージを与える(異物を排除する能力が下がる)し、寒さは体力を奪い、免疫力を下げる。

RSウイルスが今年流行った理由の1つに、2020年初頭からの新型コロナ対策でRSウイルスの感染も抑えられ、免疫を獲得していない子供が増えていたため、今年大流行したというものがある。
もしそれが正しいなら、インフルエンザも同様に流行るかもしれない。
英国では、新型コロナワクチンのブースト接種に加えて、インフルエンザの予防接種も始まっている。

また感染症が流行れば、回復過程にある経済活動に冷水をさすことになるだろうし、医療関係者の負担も続くことになる。
みんな疲弊している。もう流行の第6波は勘弁してほしい。
(インフルエンザなら第6波じゃないとか言わないように)
色々、心配事はあるが、基本(マスク&手洗い&三蜜の回避)を徹底すれば抑えられる事に違いはない。
2020年初頭から、更には100年前から、それは変わらない。
防疫をしっかりして、新規感染者を出さなければ、経済活動が批判される事も無かっただろう(実際に緊急事態宣言下でも市民の活動のほぼ全てが自由である。要請は色々あるけど)。
感染を抑えながら行動をする方法を探る。この点も今までどおり。

ただし"The best is enemy of the good."(最良は「良い」の敵だ。)を忘れないように。
「欠点があるから、最良の策じゃないから、そんなのはダメだ!!」なんて言わずに、できることをやっていこう。

コロにゃん後ろ! 後ろ! アマビエ様が行っちゃうよ。
妙によそよそしかったのはそういうこと?
まだ早いように思うけど、ここからは自分たちでがんばろう。

2021/09/27 絵を少し直した。
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ネコの絵を描いて

中学生の頃(もう40年近く前になるのか)、美術部だった。
静物画や風景画が好きで、しかも古くなったものや汚れたもを描くのが好きだった。

傷や汚れが、そのモノが歩んできた歴史というか、人生というか、を物語っている気がした。
別の言い方をすると、傷や汚れが、そのモノが生きている感じ、そのモノの魂を表しているように感じていた。
全てのモノに神がやどるとか、古いモノは妖怪になるとか、日本らしい考えの流れなのかもしれない。

およそ100年前、カメラが普及していくことで、ピカソは抽象画を描くようになったとも言われている。写実的な表現、光学的なリアルさはカメラにかなわない。
目で見えるリアルさよりも、心で感じるものを描く。抽象化したものを描く。
これなら、カメラを越えられる。

絵は止まっているが、ヒトや動物は生きていて、動いている。
そのため、生き生きとした感じを、止まっている状態で出すのが難しい。

マンガの絵は、生き生きとしている感じがする。
やや極端に表情付けされていたり、ありえない姿勢だったりして、これは抽象画の一種だろう。

コロナ禍の中、コロにゃんの絵を描いてみた。
あえてリアルなネコを描くのではなく、フィクション多めで描いてみた。
後ろ足も尻尾も描いてないし、人差し指を空に向けている。はっきり言ってこれじゃ、ネコじゃない。
ネコを描くのではなく、のんびりするのも悪くないという感じを描こうとしている。
ネコじゃなくていいのだ。

元々静物画や風景画を描くのが好きで、ヒトや動物は苦手だ。
ましてや、マンガのような絵は描けない。ポンチョの絵を描くほうが楽しかった。
戦国 新型コロにゃんでは、ネコが足軽のような鎧を着ている。
ますますネコじゃないが、ネコよりもモノを描きたかったので、鎧を着せたのだ。
しかし、ネコが無表情になってしまったので、犬とアマビエを描いた(アマビエの耳を描き忘れている)。
この時、犬やアマビエに表情を付ける事に挑戦した。困難だったが、終わってみればこの作業が楽しかった。

その後、しばらく漫画風のネコを色々描いていた。 その中の1つが、手紙を描くネコだ。

描いているうちに、だんだん楽しくなってきた。
そうして、酔っ払ったネコや、ミュー変異株や、台風の備えを描いた。
ネコ、犬、アマビエを中心に描いているが、やっぱりモノを描きたいので、それぞれの絵に少しだけモノが入っている。

50の手習い的にネコの絵を描いた。
最初は思い通りの線がなかなか描けなかった。でも描いているうちに、40年前の感覚が戻ってきて、少しずつ描けるようになってきた。
(まだまだ充分ではないけど)

「いくつになってもヒトは成長する。」って言うけど、まさしくそう感じる。
楽しい気分でやっている時は、特にそうだ。

マイナスの感情、「追い詰められればできる」とか「敵がいれば頑張れる」とか「恨みのエネルギー」とかは、おそらく危機的状況からの脱出等、一時的な瞬発力にはなるだろう。
しかし、長期的な成長には楽しさが必要だ。

いつかはコロナ禍も終わる。
危機的状況を乗り越えたら、マイナスな感情は捨て去って、楽しさを追求(=成長)しよう。

2021年9月24日金曜日

敬遠

エンジェルスの大谷翔平。
大活躍で大人気だが、最近になってホームラン本数競争においていかれている。

打てないわけではなく「申告敬遠(申告故意四球)」でバッタボックスに立たせてもらえない事が多い。
昨日(日本時間9/23)のアストロズ戦では、普通のフォアボールも込で4回もあった。
アメリカでも敬遠はカッチョいいことではないようで、ブーイングが起こる。

才能があっても、才能が生かせない。
なにも、野球に限ったことではない。
残念ながら、全ての場面でそういうことはあるだろう。
そのようにして埋もれている才能を掘り出して伸ばすことができたなら、全体の成長が期待できる。
それは自由主義の、権威主義に勝る部分の1つだろう。

ブーイングが起こらないように。

2021年9月23日木曜日

台風16号?

先週、台風14号が通過した。
今週になり、グアムのあたりに熱帯擾乱が生じた。
それが熱帯低気圧になり、台風になりそうだ。

14号の次なら15号かなと考えていたのだが、南シナ海の熱帯低気圧の方が先に台風化した。
そのため、グアムあたりのやつは、16号ということになるだろう。

立て続けに、次々に台風が発生する。
台風シーズの始まりのようだ。

16号(仮)は、今の所、日本上陸はなさそうが、まだ発生すらしていない。
そのため、まだどうなるかは解らないと考えておいたほうが良いだろう。

2021年9月20日月曜日

魚の形のワイン

今日、スーパーに買物に行ったら、ワインコーナーで魚の形のワインがあった。
買ってきた。
(なんとなく、アマビエにも見えてくる)

以前の記事で少しふれたことがあるが、実はこのワインいつでも手に入るわけではない。
ものすごく美味しいわけではないし、高いわけでもないのだが、瓶が特殊で数が少ない。
見つけたら買っておこう(欲しいなら)。

さもなくば、出てくるまでしばらく待たなければならない。
ついでに、欲しくてもオークションなどで高値で取引されているものを買うな。
ますます買えなくなる。

今月末で非常事態も明ける。
まだ決定ではないが、ワクチンを接種した者は食事や観光が許可されるかもしれない。

海に行ける。潜れる。
ダイビング再開の時に、田中さん、淳ちゃん、その他ダイビング仲間と一緒に、これを飲もう。
楽しみだ。

2021年9月19日日曜日

コロナ禍と 雨と 連休と

コロナ禍でわかりにくいが、今年は連休となると台風や大雨がくる。

オリンピックの時には、台風が発生していたけど、晴天に恵まれた。
スケーボー競技の青空と白い雲が印象的だった。 台風によるうねりが、サーフィン競技ではちょうどよかった。
マラソンの時には曇り空となり、暑さが抑えられた。

連休後に、コロナの新規感染者が増える。
晴天が続いていたら、もっと増えていたかもしれない。

そういった意味では、とても都合よく天気が悪くなり、良くなっている(主観的です)。
アマテラスに守られているように感じる。
荒天では楽しさが半減する(みんなで懸命に盛り上げようとするけど…)。
無理をして遊びに行っても、神様がコストに合わないようにしているかのようだ。

ワクチン接種率が伸びてきて、徐々に、モードというか、状態というか、が変わってきている。
自宅療養者がゼロになり、病床使用率が充分に下がれば、のびのびと遊びに行ける。

「空腹は最高のスパイス」という言葉がある。
遊びに行っていない状態が長く続いた。ある意味で、空腹状態だ。
だから最初の行楽を、個人的史上最高のものにできるチャンスだ。

コロナのみならず、天気その他にも複合的に注意をはらい、慎重に狙いすまして、最高の行楽が味わえる予定を立てよう。
アマビエ…?
2021/09/20(月) マンガに色を付けた。
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2021年9月17日金曜日

やっぱり台風14号接近

迷走気味でどうなるか解らなかった2021年台風14号。
結局、北九州から上陸し、太平洋ベルト地帯を通って、南関東へ進みそうだ。

強風で吹き飛んできたものが電線に絡んで、送電設備にダメージを与えれば、停電なんてこともある。
集合住宅で困るのは、停電になると水道も使えなくなることた。
そして、水道が使えなければ、トイレが…。

ジェット気流で一気に通過しそうなので、特に関東では被害は限定的だろう。
とはいえ、備えておいたほうがいい。
経験を積むことで、人は成長する。無理にならない程度に、できることをやっておこう。
コロにゃん、それで良いのか?

ちなみに、アマビエが着ているポンチョのたたみ方については、「How to fold IKEA poncho. IKEAレインポンチョのたたみ方。」を参照。
わんちゃんが何故、掃除機のバッテリを充電しているのか?は、「コードレス掃除機のバッテリを非常用電源に」を参照。

2021年9月12日日曜日

季節のものを食べよう

「りんご一個で医者要らず」という言葉がある。
健康を維持できれば、医療関係者の負担を減らすことになる。

季節の美味しいものは、その季節に体が必要としているため、美味しいと感じるとも言われる。
美味しいものを、美味しいうちに食べておこう。

ついでに、美味しいものを食べると、満ち足りた気分にもなるし。
アマビエも忙しいな。

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2021年9月10日金曜日

2021年台風14号

台風14号の発生は、先週末あたりからある程度予想されていた。
しかしながら、発生したとしてもどうなるか解らなかった。

予想コースがコロコロ変わる(九州直撃コースのときもあれば、ルソン島を通り過ぎて香港の方へ行くコースもあった)ので、おそらく迷走するのだろう。
まだまだ先は解らないので、注目をづづけるべきだ。

気象庁では、「迷走台風」とは呼ばないらしい。
台風自信が意思をもって迷走しているわけではないので、「複雑な動きをする台風」と呼ぶらしい。

今の所、関東への影響は限定的なようだが、迷走するので安心しないほうが良い。

2021年9月5日日曜日

まだまだ続くのか

4度目の緊急事態宣言」は延長され、まだ続いている。
それどころか地域的にも拡大している。
医療崩壊状態なので、やむを得まい。
病院がない世界って、日本は未開の土地ですか?

尾身先生の意見を考慮すれば、こうなることは解っていた。
避けられなかったのは残念だ。

感染者数の累計は、1,500万人を越えている。
総人口の12%程度だ。
この数では集団免疫にはならないので、積極的に接触を抑えない限り、さらに広がるだろう。
すなわち、医療崩壊はまだまだ続く。

ワクチン接種により、免疫が獲得できればこの状況が改善すると期待していたが、「ミュー変異株」が現れた。
まだ調査研究段階のため、はっきりしたことがわからないが、ワクチン耐性を持つ変異とも言われている。

よくわからないとはいえ、接触しなければ感染しないことは容易に想像できる。
色々解るまでは、接触を抑えたほうが良い。
抗体を持っていても発病しにくいだけで、キャリアにはなるし、南海キャンディーズのしずちゃんのように何度も発病することもある。
ワクチンの接種が進んだ時点で、ミュー株が流行っていれば、結局医療崩壊が続き、緊急事態も続く。

とにかく、ワクチンを接種していようがいまいが、接触を減らし続けたほうがいい。

リモートで仕事をするアマビエと勘違いしているコロにゃん。 (将来、色を付けるかも)
2021/09/10 マンガをちょっとだけ直した。
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2021年9月3日金曜日

パニーニ カプレーゼ 的なものを作ってみた

NHK BSプレミアムの番組「世界ふれあい街歩き カプリ島」で、おっちゃんが作った「パニーニ カプレーゼ」というサンドイッチ的なものが映っていた。
とても美味しそうだった。
食べてみたいが、サンドイッチを食べるために地中海まで行くのは割に合わない(カプリ島は「青の洞窟」等観光資源も多いので、行けば元は取れるだろう)し、コロナ禍だ。

似たような材料を用意して、それっぽいものを作ってみることにした。

まずはパンだ。
私はごはん派なので、パンには詳しくない。
映像を思い出しながら、近所のスーパーのパン売り場で、似たパンを探す。
Pascoの「超熟フォカッチャ」というパンが見つかった。
表面の感じも中の空洞の感じも似ている。しかし、形は違う(TVはオーバル型、超熟は四角)が、見るからに「うまそうなパン」だ。
違っていたとしても、うまいなら良いのだ。
これにした。

具は、オリーブオイル(と何らかのスパイス)に浸したトマト、バジル、モッツァレラチーズだった。
この具の組み合わせは、ピザの「マルゲリータ」と同じだ。
バジルは、粉のバジルを使うことにした。
モッツァレラチーズは、QBBの「ベビーチーズ」シリーズの「モッツァレラ」を使うことにした。
ついでに冷蔵庫の中で放置されていた賞味期限切れ生ハムもあったので使おうと思って写真も撮ったのだが、作るときには忘れていた。

QBBチーズも、この生ハムも、家飲みするとき食べるものだ。
わざわざ積極的に食べる必要もない。少し残るぐらいがちょうどいい。
男の料理なんだから、そのへんは適当だ。

トマトは、輪切りにして、1枚ずつ塩、胡椒、バジルをかけて、重ねて上からオリーブオイルをかけておいた。
朝のうちに仕込んでおいて、お昼に使った。

チーズは、塊では食べにくいだろうから、チーズ切り(波型ワイヤのやつ)で細長く切って使った。
玉ねぎを1枚(1玉じゃないよ。表面1枚だけ)むいてスライスにしたものも挟んだ。
そうしてできたのが、これだ。

大きなお皿が無いので、小さなお皿2つに分けて乗せた。
そのせいで実際よりもすごいボリューム感の写真になった。

食べてみると、パンが美味しい。
そして、オイルの感じというか、スパイスの感じが素晴らしい。
多少残念なのは、チーズ感が物足りない。
パン1切れあたり、QBBを1ブロック使ったのだが、2ブロックぐらい使ってもいい感じだ。

とはいえ、自分で作ったものとは思えないすごい美味しさだ。
生ハムを挟むのを忘れたが、入れる必要はなかった。
久々のホームランだ。みんなで作ろ〜ぜ。

2021年8月29日日曜日

トマトの缶詰

いざという時のためにある程度食料を備蓄している。

缶詰は、常温で保存できるので色々買っている。
買っても、ローリングでどんどん使っているので、賞味期限が切れる前に食べてしまうことが多い。
特にトマトの缶詰は、美味しくて使い勝手が良いので、どんどん食べてしまう。
普通の野菜を買いに行くのが面倒な時に、「これで良いや」的についつい…。

先日、食べ尽くしてしまったので、また買いに行った。
全然置いてなかった。
8月末に製造されるため、在庫が無くなってしまったようだ。
そういえば、去年もそんな感じだった。
みんな備蓄しているんだろうな。

いざという時の野菜の代わりになるものが必要だ。
とりあえず、野菜ジュースを買ってきた。
最近では野菜ジュースの種類が増えている。飽きないように、何種類か用意した。

8月には、終戦のドラマ等が多い。
戦時中の品不足が戦後の混乱で更にひどくなり、金儲けのために買い占めたり闇市で売ったりして、食料が普通に調達できなくなるシーンがよく映る。
大都会では特にその傾向が強かったそうだ。

気象が凶暴化したり、政府が過激派により転覆したり、世界は色々不安定だ。
「ずる賢い」事が良い事のような雰囲気が世界中に広がっている。
災害だけならまだ良いが、「ずる賢さ」が広がった世界では、問題が予想外に増幅されてしまうかもしれない。

中国もヨーロッパも北米も、もちろん日本も、気象災害が増えている。
災害先進国(?)の日本はまだ余裕があるが、他の地域はどうだろう?

来週には「防災の日(9月1日)」が来る。備えを見直しておこう。

2021年8月28日土曜日

若者もワクチン接種

東京都が若者のワクチン接種の受け付けを始めた。
27日正午から受け付け開始だったのだが、都の想定以上に人が集まり、早朝4:00には行列ができ始め、7:30には受付終了ということになった。
若年層はオカルト的な風評に流されて、接種に非積極的だと言われていたが、実際はそうではなかったようだ。
ワクチン接種に否定的な意見を発信しているのは、日本国内ではわずか20人くらいらしい。
それ以外は、親切心から拡散しているだけのようだ。

まともに考える力のある人は、変な噂に流されることはない。
早朝4:00から会場に向かった人は、発信されている情報をしっかりと受けているのだろう。
問題は、まともな情報を見ようとはしない人達だ。
そういう人達をどうすれば助けられるだろう?

ワクチンを打っても、無敵モードになるわけではない。
体が弱っていたりすれば、発病する。
ワクチンを打ったとしても、ハメを外しすぎないようにしなければならない。
(2021/08/29 アマビエの顔の色を塗り直した)

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2021年8月22日日曜日

イプシロン5号機

イプシロン5号機のプロジェクトメンバーへの応援メッセージ募集の延長の締切が近づいている。
【締切延長!】革新的衛星技術実証2号機&イプシロン5号機 プロジェクトメンバーへメッセージを送ろう! ~あなたの応援メッセージがイプシロンロケットと一緒に飛び立ちます!~
来週、2021年8月24日(火)15:00までだ。

イプシロンロケットはH-IIAと違い、小型のロケットであるが、糸川先生が開発したペンシルロケットの直系の子孫だ。
また多くの実験にも使われている。
H3とは別系統のロケットだが、共通部分もある。
共通部品の価格や信頼性が、シナジー効果で良くなると期待できる。

共通部品すなわち汎用品の開発は、専用品よりも困難や苦労は多いだろう。
しかし、信頼性の高い汎用品となれば、将来の宇宙産業界で幅広く使われるスタンダードとなるかもしれない。
困難を越えて、宇宙も越えて、未来へ飛び立て!

2021年8月21日土曜日

しっかりとした足場

島ができていたらしい。
国土地理院からも情報が出ている。
福徳岡ノ場の新島の形状・大きさを衛星画像から明らかにしました

派手な爆発だったが、西之島と違ってしっかりとした火砕丘ではなく、丸括弧「( )」の形になっている。
海流で流され、無くなってしまいそうだ。
もう少し溶岩が出ないかな。

衛星画像と言えば、陸域観測技術衛星「だいち」はどうなっているんだろうと思って見てみたけど、今回の噴火の記事は見つからなかった。
だいち3号機は能力を強化して、H3で打ち上げられるらしい。
H3は去年1号機を打ち上げる予定だったが、技術的課題が見つかり遅れている。
新しいエンジンLE-9は、前のエンジンLE-7Aよりも構造が単純で安価になる。
それでも困難にぶつかる。
現代においてもそうなのだから、より複雑な2段燃焼のLE-7をよく開発したもんだ。

そのような経験があり、失敗もあり、実際にやってきたからこそ、打ち上げ前に問題点もわかった。
技術は積み重ねだ。しっかりとした土台があってこそ、新しい技術も生まれる。

H3は、さらなる低価格化も検討しているようだ。
見た目の派手さよりも、荒波にも負けないしっかりとした土台が必要だ。それが生まれようとしている。
これもワクワクするね。

2021年8月15日日曜日

野菜の値段

昨日、西之島が久しぶりに噴火したらしい。
すくすくと育ってほしいな。
島の成長過程を観察できるのは、人類にとって貴重な機会だ。

南硫黄島付近の「福徳岡ノ場」でも海底火山が噴火しているようだ。
火山灰はかなりの高度に達したようだ。気象への影響が心配だ。
どうせなら、これも島にならないかな。

5月にはコンゴで噴火があったし、地球の自転速度も少し上がってきている。
重いものが地球中心に落ち込み、軽いものが上がってきているのかもしれない(個人的な意見)。

荒天が続いている。
日本各地で被害も出ている。
野菜の値段が心配だ。

2021/08/16 追記:
福徳岡ノ場に直径1km程度の島が、海上保安庁の調査で確認されたそうだ。
すぐに無くなっちゃうかもしれないけど、ワクワクするね。
福徳岡NOVA!!

2021年8月14日土曜日

雨と買い物

雨雲は、山を登る時に雨を降らせ、水分が減った空気が山を下ってくる。全部じゃないにせよ。
関東は、西側に箱根、多摩、秩父の山があり、西から来る雨雲が関東に降らせる雨量は比較的少なくなる。
そのため、今回の大雨は今の所、関東で大きな被害となっていない。
時々雨がやむ事もある。

24h Openのスーパーが自転車で5分もかからない距離にある。歩いても10分かからない。

気象レーダーのおかげで、ピンポイントで詳細な天気が解る。
昨日の夜19:00過ぎ頃から、1時間ぐらい雨がやみそうだった。
話半分でも30分。買物には余裕だ。
ささっと、自転車で買物に行った。

みな考えることは同じで、普段よりもお客さんがいた。
(とはいえ、密になっているわけではない。)
野菜でも、お肉でも、魚でも、何でも手に入る。
大雨で街が水没している映像をニュースで見ると、普通に買物ができるというのが、改めてありがたい事のように感じる。

関東で風向きが変わりそうだ。
南からの湿った風とぶつかって、複雑な流れになると、どこに雨が降るかわからない。
線状降水帯が発生するかもしれない。

蜜に気をつけながら、備えておこう。

2021年8月12日木曜日

できることをやろう

先週末というか今週頭の2つの台風の後、前線のようなものが発生して大雨になり、しかもそれが数日間つづく。と、思っていた。

もし想像通りなら、複数の地域で大災害になる。
そんなこと信じたくない。

天気が悪くなると事前に解ったとしても、どうしてもできない。
ブログに書いても、ただ恐怖をあおるだけかもしれない。
もしかしたら、発生しないかもしれないし…。ということで、この件については記事にしなかった。

天気は事前に解ってもどうすることもできないけど、コロナ感染は避けられる。
以前も書いたが、コロナウイルスは自分では移動できない。増殖もできない。
移動も増殖も人間が行っているのだ。

大雨は避けられないが、コロナ感染の拡大は人間の努力によって軽減できる。
できることをやっていこう。

2021年8月9日月曜日

大きな金メダル

TOKYO 2020。振り返ってみれば、新しい競技が増えて、TV鑑賞するのには楽しいイベントだった。
日本の夏は、南国セブの夏よりも暑い。観客を入れていたら、熱中症が問題となっていただろう。
何年もかけて熱中症対策はしていたが、その効果は未知数だった。

経済的効果を期待されていたイベントだったけど、「無観客」と決定した時点で、その効果は期待できなくなった。
それでも行った意味は、ローマ帝国の「パンとサーカス」のサーカスの部分だろう。
コロナ禍で、疲弊した世界。パン(経済効果)は無いが、世界に向けてサーカスは提供できた。

世界中の人が、地元アスリートを自宅のTVから応援し、競技に一喜一憂して、巣ごもり生活の苦難をしばしの間忘れることができた。
東京の負担は大きかったが、冷静に考えて、このイベントが開催できる都市が他にあっただろうか?
もちろん東京だけの努力ではなく、世界中のアスリートの協力もあってこその世界規模イベントだ。

開催前、ニュースで『子供から「運動会はやらないのに、オリンピックはやるの?」と質問され、答えに困った。」という意見が見られた。
世界中の人を集めつつ、無観客で開催し、さらにTV発信して世界の巣ごもり生活者へ提供する。その経済的負担を全部受け入れる。
運動会にそれを期待している?
普通に考えて、運動会とオリンピックは規模が別物と強く感じるし、無観客で運動会をやるのか?それでいいのか?それが楽しいのか?それがしたいのか?
問題をごちゃごちゃにしているように感じる。悪意すら感じる。

また、「開催は、間違ったメッセージとして国民に伝わるかもしれないが、政府はどのように考えているのか?」という意見もあった。
多くの国民は直接政府の発表を受けない。ニュースや新聞といったマスメディアを通して受け取る。
政府は指針や決定事項を示すだけで、「伝える」のはマスメディアであり、間違ったメッセージとして伝わらないようにする責任はマスメディアにもある。全責任があるとまでは言わないが、全く関係ないというような質問。
その質問が間違ったメッセージになってはしまわないか?

思い起こせば、本当に様々な問題があった。困難、試練の連続だったと言っていい。
なにはともあれ、TOKYO 2020 OLYMPIC は閉会した。

東京の負担で、世界へサーカスを提供した。
自己犠牲の精神は、キリスト教その他多くの宗教で「尊いもの」として扱われる。
商業的には大失敗だが、東京全体が「徳」を積んだ。

世界のためのこの努力は、いつの日か大きな金メダルとなって東京に返ってくるだろう。

2021年8月7日土曜日

RSウイルスの感染も拡大

COVID-19以外にどんな病気が流行っているのか?
ふと気になって、調べてみたらびっくり。

RSウイルスが、すごく流行っている。

以下はさいたま市での「市内の流行状況」(出典:さいたま市感染情報センター)。

検索してみると、さいたま市のみならず、東京都その他国内の大都市はもちろん、アメリカでも流行っている。
それ以外の地域については調べていないが、おそらく同様だろう。
去年は完全に押さえ込んでいたため、その反動で増えているという意見も見られた。

新たなパンデミック?現在は減少傾向にあるが…。
なんで流行ったんだろう?

なんでもコンビニ事件

2021年8月6日夜8時半ごろ、東京都世田谷区の成城学園前駅付近を走行していた小田急線列車車内で、男が刃物を振り回し、乗客を切りつけた。
平和な日常をひっくり返すような、とんでもない大事件だ。

犯行から約一時間半後、犯人はコンビニへ行って「いまニュースに出ている事件の犯人です。」と言ったそうだ。

銀行のATMがあったり、行政サービスが受けられたり、コンビニでできることは日々増えているとはいえ…
容疑者の受け付けまでも!?

それでいいのだろうか?

2021年8月6日金曜日

ワクチン接種1回め

今週、COVID-19のワクチン(モデルナ社製)接種をしてきた。
接種した部分の痛みが2日続いた。

1日で回復する人もいるらしい。
熱帯夜でうまく寝れなかったせいか、うっかり接種した腕を下にして寝たせいか、足の治療のために飲んでいる薬のせいか、ただの個人差か、年齢のせいか…。

ワクチンを打ったとしても、無敵になるわけではない。
どんなものでも上限はあるのだ。
「一回の接種で充分な抗体にはならない」と言われるのは、いわばそのためだ。
体内でウイルスをやっつける物質(抗体)ができるようになったとしても、それを上回るウイルスが体内にあれば、それを上回る速さで増殖すれば間に合わない。

「ワクチンを打っても、感染した人がいる」ということで、「ワクチンは効かない」と言っている人がいるらしい。
魔法じゃないんだから、エリクサーじゃないんだから、そういうこともあるよ。
そこに、難しい理由はない。
お金を稼ぐよりも、お金を使うほうが多ければ、お金が無くなってしまう。というのと同じ。

自粛生活が辛いから、心の支えを必要としている人も多い。
辛さのあまり、安易に馬鹿な考えに流されてしまっているのかも。

追い詰められて、馬鹿な考えに取り憑かれている人を、どうすれば助けられるだろう?

2021年8月1日日曜日

手紙を書くネコ

明日8/2から、埼玉県も緊急事態宣言。

外は死ぬほど暑いし、ゲリラ雷雨もあるらしい。
外出するのではなく、ウチでゆっくりするのがいい。

今なら、オリンピックを観るのが良い。
新しい競技が多いので、面白いものが発見できるかもしれない。

オリンピックに限らず、TVを見ていると、妙なインスピレーションが湧いてくるときがある。
人は、ぼーっとしている時に「ひらめき」が下りてくるという話もある。

先月だったかな…、NHKの「ドキュメント72時間」で、銀座の手紙用品専門店(?)が映っていた。
離れていても絆を感じる事ができる手紙は、コロナ禍の時代にあっているように思う。
それを見ている時に、なんとなくソースコードの裏紙に「手紙を書くネコ」のマンガを書いていた。

ウチにいるのならと、あらためて書き直して、GIMPで色を付けた
お友達のワンちゃんも書いたほうが良かったかな?

2021年7月30日金曜日

ぼくたちが得たもの

埼玉県、神奈川県、千葉県、大阪府にも緊急事態宣言がでることになった。

日本政府も地方自治体も、過去の帝国主義への反省から、権威主義的行動が取れない。
そのため、強いメッセージが打てずにいる。
「緊急事態宣言」という名前だが、外国のそれとは違う(外国のは軍国主義の戒厳令みたい)。
そういう日本の自由さ、ゆるさ、和を大切にする姿勢が、私は大好きだ。

度重なる緊急事態で、すっかり消耗気味だが、得たものもあると思う。

去年を思い出してほしい。
最初の頃は、マスク、トイレットペーパー、お米、レトルト食品等、様々なものが品薄・品切れになっていた。
ところが今は、非常事態になると宣言されたとしても、なにかが品薄になることはない。

多くの人が充分な備えをしているのだろう。
(気にしなくなったというのもある)

地球規模で人の移動が活発になってしまったので、パンデミックはまた発生する。
これからも政府はなかなか思い切った事ができない。
大切な「自由」を守るためだ。やむを得まい。

我々にできることは、備えることだ。物質的にも、知識的にも。
そして「備え」は激甚化する気象災害でも、役に立つ。

2021年7月28日水曜日

よゆうだねぇ〜

大橋悠衣選手が、水泳女子400mメドレーと200mメドレーの2つで、金メダル🥇🥇。
水泳女子で二冠は、初めてらしい。おめでとー!!

海外の選手よりもゆったりとした泳ぎのため、「手抜きをしている」と思われることも多いらしい。
実際には速いので、手抜きをしているわけではない。ただ「そういう泳ぎ方だ」ってだけ。

このように、世の中には「辛さ」が周囲に伝わらない人がいる。

背の高い人、体の大きい人は、とても辛い状態でも何故かしら「だいじょうぶだ」と思われやすい。
知人(体が大きい)が盲腸になった時、病院に行ったら「消化不良。ただの腹痛だ。胃薬を飲んでおけ。」と診断され、危うく死ぬところだった。
ただの腹痛のはずなのに何日もお腹が痛いので、セカンドオピニオンを受けに行ったら、「なんで早く来なかった!」と怒られて、緊急手術だったらしい。
辛くても「ただの腹痛」と診断され、さらに余裕でのんびりしていたと二重に勘違いされていた。
死にそうだったのに。

私も体が大きいので、仕事ですごいことを短期間で仕上げても「なんだ。簡単だったのか。」と思わる。
短期間で仕上げたせいで、逆に「手抜きをしている」と思われる事もある。

大橋選手、本人は辛かっただろうな。
不遇の時期が長かったらしい。
どんなに勘違いされたとしても、本物は本物だ。いつかは必ず結果に出る。
そしてとうとう水泳女子オリンピック金メダル🥇🥇二冠などという前人未到の偉業を成した。

努力しているのに伝わらない人はたくさんいる。
その人達の希望になった。頑張ろうと思う波が世界に広がっていく。

おめでとう。そして、ありがとう。

2021年7月25日日曜日

スケボー

スケボーは全くわからないのだが、オリンピックでTV観戦していると面白い。

若い頃、ローラスケートでよく遊んでいたが、スケボーもサーフィンも経験がない。
ローラスケートをしている者からみると、板と足が離れないというだけですごいと思う。

また、空がきれいだ。
台風の接近で、濃い青の空に、コロコロした白い雲が浮かんでいる。
時おり映る観客席は炎天下の灼熱地獄だろう。日焼けもしそうだ。エアコンの効いた部屋で観るのがいい。
サーフィンも台風のおかげでうねりや高波が来ているかもしれないが、サーフィンの放送は無いっぽい。
今日は、いろいろな試合があるので、時間の都合でしょうがないのだろう。

台風が接近してくる方向によっては、少し涼しくなるかもしれない。
悪いことばかりでもない。

コロナ感染は避けなければならないが、TV観戦はいい(オヤジギャグ😄)。

2021年07月25日 14:00 追記:
堀米雄斗選手、金メダル🥇おめでとう!
青空と白い雲がよく似合う、真面目な感じの好青年。歴史を作った。
スケボーのイメージが変わっていくかも。

有明アーバンスポーツパーク、あれだけ立派な施設なら、定期的な国際大会にも使えるだろう。
次の世代への良い遺産になった感じだ。

2021年7月23日金曜日

おっちょこちょい伝説

以前、コードレス掃除機のバッテリを使った非常用電源(と言ってもUSB充電機器の充電用)の作業の一環で、自宅で錫メッキをした
その時の動画の字幕が間違っていた。人に指摘されたので気がついた。
映像をよく見ると、プラス(赤)を鉛フリーハンダ、マイナス(黒)をメッキしたいものに接続しているのに、字幕は逆になっていた。

以下はそれを修正した動画。

以下に明示的に書いておく。
プラスを、鉛フリーはんだ
マイナスを、メッキしたいもの

私は自他ともに認めるおっちょこちょいで、「おっちょこちょいリンピック」があれば金メダル間違い無しの自信がある。
右と左を頻繁に間違えるし、上と下、プラスとマイナスも間違える。
どうも表と裏のように二極性のものが頭の中で混乱しやすいように思う。

この動画を最初に作成した時の事を思い出してきた。
作っている時に「自分は間違える」と思って、何度も何度も確認していた。何度も何度も考えているうちに、どっちがどっちだかわからなくなっていったように思う。
時々文字を書いていて、何度も見ているうちに「これで良かったっけ?」みたいに解らなくなるやつ。
正しい文字なのに、ずっと見ているとなにか違っているように感じるやつだ。

「ダブルチェックは重要だ」というと「じゃ、自分でダブルチェックすれば?」みたいに言われることがある。
1人でダブルチェックをしていると、この「正しいのに間違っているように感じるモード」に入りやすい。
こうなると間違いはチェックを通過して、まるで全然チェックしていないかのような結果になる。

ヒトは間違える。
「間違えると思うなら、もっと注意深く見ればいい。何度も確認すればいい。」は間違いなのだ。
独立した立場の、違う感覚の、複数の目で見ることが重要だ。

ヒトは1人では正しいものも見ることすらできないと言うのは極端かもしれないが、多かれ少なかれ誰でもミスはあるだろう。

はらはらドキドキ

一昨日の夜は、サッカー女子 日本×カナダ の試合があった。
昨日、ソフトボール女子 日本×メキシコ の試合と、サッカー男子 日本×南アフリカ の試合があった。
どの試合も、最後まで気が抜けず、はらはらドキドキしながら観て、終わったらどっと疲れた。

なぜかひと仕事終わったような、充実感というか、満腹感。
これがオリンピックというものか?

何年か前、稀勢の里が横綱だったころの取組を思い出していた。

2021年7月21日水曜日

かくなる上は、おうちで思いっきり楽しむのだ

東京都のCOVID-19新規感染者が1800人を越えた。
オリンピックについては、様々な意見が飛び交っている。

コロナ禍で、分断こそが問題であるとわかったはずなのに、賛成派も反対派もまるで相手の意見を受け入れない壁のような意見が一部にみられる。
反対意見の多くで、コロナ感染の拡大を心配する意見が見られる。
(他の意見もある)
去年から大型連休後に感染爆発があった事、そして今回の増加がオリンピック開催前から(すなわち実行するしないに関わらず)始まっていた事を考えると、今からオリンピックを中止にしたとしても、劇的な効果は望めないだろう。


感染爆発を気にしている反対派の人も、感染に最大限の注意をしながら、楽しんだほうが良い。
嫌な気分のままでは、辛いだけだよ。

コンビニにいったら限定販売のビールが売っていた。
普段は発泡酒ばかり飲んでいたのだが、今日から試合が始まっているので、お祝いも兼ねてそのビールを買ってきた。

いまさら中止しても大して変わらない。だからといって接触を増やして良いわけではない。
今までどおり、さらに今まで以上に、このオリンピックの期間は接触を減らそう。
何のための無観客なのか?

オリンピック限定商品をたくさん買ってきた。
徹底的に、思う存分、悔いが残らないくらい楽しもう。

2021年7月18日日曜日

デマとエセ科学

国立精神・神経医療研究センターなどのグループが、コロナワクチンの接種について大規模なアンケート調査を行ったら、「接種したくない」と答えた人が11%いたそうだ。
若い世代が多く、15歳から39歳までの若い世代ではおよそ15%。
対して、65歳から79歳までの俗に言う高齢者では、6%だったので、倍以上多いことになる。

デマの影響をうけているらしい。若者だからしょうがない...か?

今日の夕方、迎賓館でIOCのバッハ会長らを招いて歓迎会を行ったそうだ(食事やお酒は無し)。
オリンピック組織委員会長職を辞任した森喜朗氏も招待されていたようだ。
森氏は、失言が多いと言われて、やたらと叩かれている。
たとえば、2000年の沖縄サミットの際、"Who are you?"発言のデマがあった。
そんな感じでデマだったり、冗談だったり、さらには(悪意をもって)部分的に切り出されたものもあるだろう。
失敗は誰にでもあるし、森氏は何度も謝罪している。なぜあそこまで叩かれるのか。

「ちょっとデマに躍らされただけ。大した影響は無いだろ?」と思うかもしれない。
歴史的に見ても、デマやプロパガンダは、社会を転覆するために使われてきた。
フランス革命の際に、「マリーアントワネットが『パンが食べられないなら、ケーキを食べればいいのにね』と言った(デマ)」が原因で、革命が早まったとも言われる。
(2021年07月19日訂正。詳しくは末尾参照)
いくら『王妃は世間知らずだ』と言ってもそれがデマだと解るだろうと思うが、私は現代において、それがデマではなく真実だと思っている人を何人か見たことがある。

「昔のことだろ。現代人はダマされないよ!」と思うかもしれない。
現代でも新興宗教等は、デマや似非(エセ)科学を利用している。
日本国内でも25年前に地下鉄で毒ガステロがあった。
今も昔も、たいして変わらない。

デマや似非科学にダマサれてはいけない。
とはいえ、「ナンでもカンでも否定しろ」とは言わない。
根拠もないのに、否定するのはデマを流している人と同じだ。

思い込みも疑心もどっちも良くない。本気で調べてみよう。
科学的根拠や矛盾しない数字などを総合的に幅広く見るべきだ。
議論をするのもいい。
何か矛盾が見つかれば、それらを掘り下げてみると、色々勉強になったりする。

若者の武器の1つに、勉強する力がある。

未熟なのだから、時々つまずく事もある。
でもその勉強力により、ウソやデマを見抜く力を付けることもできる。伸びしろがある。
得意、不得意はあるだろう。だから少しづつでいい。
知恵は連携していく。倍々の法則のように、最初は小さくてもどんどん大きくなる。

世の中もまた成長している。
新しいものがどんどん出てくる。50才を過ぎても勉強はおわらない。
だから、いつだって逆転のチャンスがある。続けることが力になる。

ネット時代になり、情報が溢れている。良い情報も、悪い情報も。
本物が見える者「目利き」になれば、価値のある情報を好きなだけ得られるかもね。

2021年07月19日 追記:
そもそも「ケーキを食べれば...」は、フランス革命時引用されなかった。


Wikipediaによると、この言葉は「フランス革命の時代に君主制の反対者の側で引用されたことはなかった。」らしい(部分的に引用しているので、原文を参照するべきだ)。
言い訳になるが、「そう言った」と始めて聞いた時に、一発でそんな世間知らずあるわけがないと思い、もしあったとするなら君主制反対側が流したデマだろうと考えた。そして、そのような意見を探していたらゴロゴロ見つかったので、受け入れてしまった。
上記、本文内の一部は取り消し線で消しているが、「革命が早まったとも言われている」の「言われている」は正しい(そう信じている人は少なからずいる)ので、消していいかどうか迷った(「革命が早まった」は間違い。引用が無かったのなら)。
誤解を与える表現であることは間違いないので、取り消し線をひいた。
もう少し調べるべきだった。

このCOVID-19や東京オリンピックは、本当にデマが多いと感じる。
詐欺事件も多いし、これからもどんどん増えるだろう。
今の若い世代(子供を含めて)がデマに強くなれば、将来「大量デマ爆弾兵器(?)」が使われたとき「日本だけ助かった」なんて事になるかもしれない。
困難から逃げずに、乗り越えていけば、強くなる。