2024年4月26日金曜日

回復した

去年のこの記事でも書いているが、1年半ぐらいまえ血清アミラーゼの値が異常に高かった。
その記事ではヘモグロビンA1cが高いと書いていたが、実はALT(GPT)の値もすごく高かった。
その後、さらに10月には赤いおしっこがでて、すごくびっくりした。
こんな状態で病院に行ったとしても「マークはついているけど、これはね。大したことじゃないんだよ。」と多くの先生は言う。
体が大きいと、安心感を与えるようだ。

その血液検査でも、ALTの値が普通じゃないと解ったときも、そんな感じで始まった。
先生は、「大したことないんだよ。この数字をこの画面に入力するとね。あっ、これは…」
赤い画面が出ていた。
すぐにエコー検査になった。腎臓に比べて肝臓が白く見えていた。

血清アミラーゼは膵臓、ALTは肝臓、血尿は腎臓の障害の可能性を示す。
その後10月には耳が激しく痛んだ。その痛みが喉にまで広がって、ご飯を食べたくなくなるほどだった。
満身創痍を呈するが、一人親方のようなものなので、仕事をしなければならない。
いつも元気そうに振る舞い続ける必要がある。

もう20年ぐらい前から、ずっとお腹の調子がイマイチだった。
その頃から、食欲がかなり落ちていたが、そういう年齢なんだろうと考えていた。
それがこの数年でさらにひどくなりかなり辛かった。時々調子が良い日もあった。
お腹の調子が悪い原因も不明ながら、良くなる理由もわからなかった。

しかし去年、良くなる理由に気がついた

きのこの類をたくさん食べたときだけ良くなるのだ。
最初は、どのきのこが効果的なのかよくわからなかったが、いろいろ試して絞り込んでいった。
なんと「まいたけ」がとても効果的だった。
お腹の調子が良くなると、約10年前からおかしかったALTの値もどんどん良くなっていった。
たぶん、お腹の中に良くないものがあって、それが全身に負担をかけていたのだろう。

体も軽く感じ、頭もスッキリしてきた。皮膚もガサガサになっていたが、すべすべになってきた。

そして、今日新たな採血の結果を聞くと、ALTの値は完璧で、なんとヘモグロビンA1cの値も良くなっていた。
その他、悪い数字はなくなっていた。
すばらしいじゃないか「まいたけ」。

油断すると、すぐにお腹の調子がまた悪くなるので、もうしばらくまいたけを食べ続けよう。
2024/04/27 少し加筆・修正。

2024年4月20日土曜日

掃除機が壊れた

この記事で少し触れていた、1997年に購入した松下電器産業の掃除機 MC-A11CR が壊れた。
花粉の季節も一段落して、空気清浄機を掃除しているときに、突然動かなくなった。
電源OFF→ONすると、「パチ!」と音がして、瞬停が生じたように感じた。
なんか嫌な匂いもしてきた。
うちのブレーカーは動作しなかったが、長年吸い込んできたゴミが炭化したりして短絡したのかもしれない。
怖くなってすぐにコンセットを外した。

掃除すればまた復活するかなと思いながら分解した。
経年劣化でスポンジのたぐいの柔軟性がなくなり、ボロボロになってしまった。
これではもうおしまいだ。
捨てることにした。

最近の掃除機各社共通交換フィルタは、値段は安いが、なんか薄い気がする。
自分で散髪をしたあとで掃除機をかけるが、髪の毛が突き出ている。
以前は髪の毛が突き出ることはなかった。これでは、花粉もPM2.5も通りまくるように思う。
これが原因で、27年の歴史に終止符を打つことになったのかもしれない。
いいフィルタを使うべきだった。

長年使っていれば、愛着もひとしお。
ボロボロになったスポンジを水に浸してぎゅっと握りしめると、真っ黒な汁がでた。
こんなに頑張っていたんだと改めて感じた。
もう解任してもいいだろう。

ゼンマイ式のコード巻取り装置は使えそう。その部分だけはとっておこう。

2024年4月14日日曜日

古いマイコンボード#2

先月末、年度末のドタバタから開放されたあとで、新しいPCの環境整理を始めた。
数年前の記事のマイコンボード、まだまだ遊びで使うつもりなので、クロスGCCも用意していた。
新しいPCがイイ感じなので、調子に乗って新しいgcc-13.2を使った。
Super−H用のクロスGCCをnewlibと一緒にビルドしたのだが、クロスコンパイルをするとリンク時にエラーになっていた。
細かいことは忘れたけど、newlibを少しいじったように思う。
ターゲット用のバイナリができることを確認したあとで、UART経由で書き込んで、簡単な動作確認をしていた。
その時は、動作しているように思えたが…。
他の作業もあるので、あまり細かく見ていなかった。

先週、引っ張り出してみると、何故かうまく動かない。
まず、IIC接続のRTCがまともにアクセスできない。
このコードは2006年頃に書いたままだ。当時はかなり忙しく、せいぜい一日30分ぐらいしか使えないので、ギリギリまで手抜きをしている。コメントに書いてある内容とコードの動作が違っていたりする。そのためコンパイラが変わると動かない可能性は十分にある。
最初はそれを疑っていたのだが、SPI接続のSDカードのアクセスもできない。

gcc-13.2のクロスコンパイラを作ったときにnewlibをいじっていたので、もしや開発環境側に問題があるか?とその時は考えた。
今まで使ってきたGCCのソースを一応保存してあるので、古いGCCのクロスコンパイラを用意してビルドしてみた。
それでもだめ。
さらに古いPC内に残っている動作していた実行形式も動かない。
考えてみると、UARTからの書き込みプログラムは正常に動作しているし、kermitでのUART経由の操作もうまく行っている。
すなわち、コンパイラは問題ないだろう。

ということは、H/W?とうとう壊れてしまったのか?

先週も今週も、季節が良いので、やっぱり外に出たくなる。
菜の花と桜がきれいだし、暖かくて気持ちいい。外で弁当をたべるとおいしい。
特に今日は、「さくら草まつり」。パンサー尾形さんや小島奈津子さんなどが来て盛り上げてくれるらしい。
これに行かない手はない。
(見に行ったけど、面白かった)

ということで、調査の作業は午前中と夜だけ。
花見でビールを飲んでしまうので、夜は調査に向かない。
結果的に午前中の数時間で調査する。

マイコンボードに接続しているドーターボード?(こっちのほうが大きいんだけど)の回路図がもうどこにしまっているかわからない。
それを探し出すのに手間がかかった。そして、回路図と実機を追いかけながら、故障している箇所を探す。
するとSDカードの電源制御の部分の抵抗の定数を間違えている場所が2箇所も見つかった。
今まで動いていたのが不思議なくらいだ。

正しい部品に交換して、試してみると正常に動作した。

ちょうど開発環境の入れ替えと故障が重なって問題が複雑に見えたが、要は18年前のミスが原因だった。
今まで発生しなかった現象が出るようになった原因は?
じつは先月の動作確認時に乱暴に扱って、どこかが短絡して変なことになった。
そのときに、どこかにダメージがあったのかもしれない。
それも細かいことは覚えていない。

ほぼほぼむき出しなので、ケースにいれるなり、もう少し安全に気を使おう。

2024年3月31日日曜日

「オッペンハイマー」を見てきた

クリストファー・ノーラン監督の映画は、混乱しやすい。
過去に「インセプション」「ダンケルク」「テネット」を見たが、どれもこれも話の流れ、時間の順序が複雑だ(特にテネット)。

今回も一人の男の人生という1本の時間を、エピソードごとに区切って、それを同時進行させるように作られている。
映画は、カラーのシーンと、白黒のシーンがある。
オッペンハイマーが出てくるシーンはカラー画像で、出てこないところは白黒映像になっていると感じた。
オッペンハイマーの立場での表現なのだろう。そう考えて観ると多少わかりやすくなるかもしれない。

私は、一応技術者なので、マンハッタン計画のことを本やTVを通して多少知っていた。
また技術者なので、理論上はできるとわかっていても実際に作るとなると別であることも知っている。
前例がない、誰も作っていない、誰も成功させていないものを成功させるには、未知の困難の連続だ。
「何が何でも、敵よりも先に原子爆弾を完成させる。」と、いうことで、複数の方式が同時進行で行われる。
そのせいもあり、参加している人数も投入される予算も桁違いだ。
分裂もせずにみんなまとまって、最後には完成させたのだから、「アメリカってすごいな」と考えていた。

映画をみると、実際には色々あったことがわかる。

当初、日本での公開の予定はなかったらしい。
分断が深まる昨今。この映画が、分断を深くすると考えていたのかもしれない。

多くの日本人はロバート・オッペンハイマーを恨んでいない。
その名前すら知らない人のほうが多いだろう。
現代の日本人の多く、広島や長崎に原子爆弾が落とされた事を知っている日本人の多くが、オッペンハイマーもトルーマン大統領もアメリカも恨んではいないと思う。

無差別に市民を殺すことに嫌悪感を持っているだけだ。
だから、核兵器を嫌い、大量破壊兵器を嫌い、戦争を嫌う。
最近は災害が増えた。戦争なんかしなくても、地震、火山、津波、洪水などで、無差別に人の命が奪われる。
殺し合いなんていらない。

映画では、原爆完成後の人生も描かれる。
何万もの命を奪う装置を作ったことで、罪悪感に苛まれる。
そのため、さらに1000倍の破壊力をもつ水素爆弾の開発には反対する。
その姿勢に対し、水素爆弾を作りたいグループからの誹謗中傷、「赤狩り」にかこつけての攻撃、大量破壊兵器(原爆)を作ったことに対する市民から厳しい意見が突き付けられる。
それらを不本意ながらも受け入れると、奥さんから「戦いなさい!」と怒られる。
原爆の父に安らぎはなさそうだ。

映像表現もカラーや白黒、強い閃光があり、長い映画だが飽きなかった。
出演者も、実際の人に似せていた。
マット・デイモンが出演しているが、特殊メイクによる老け感がすごくて、一瞬わからなかった。

見た後で気分爽快とはならないものの、すごく重い気分になるわけでもなかった。
演出の賜物だろう。

2024年3月25日月曜日

桜が咲いていた

今年は意外にも開花が遅い。
去年はもう咲いていたけど、今年はまだまだ。
とはいえ、昨日(3/24)、見に行ったら、根元の日向の暖かい場所は開花していた。
下の方で咲いていても、面白くない。
早く満開にならないかな。

2024年3月20日水曜日

ヤオコーの看板が

本日、春分の日、武蔵浦和まで買い物に行ったら、「プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナ(K's電気跡地)」の建物に、ヤオコーの看板が上がっていた...?
「とうとう看板が上がった!」と思ってよく見たら、色々足りてない。
"YAOKO"の文字の下の、小さな"MARKET PLACE"の"K"が抜けている。
上の方の丸い部分には、"Yes!"が入るのかな?

おっちゃんたちが仕事をしている。
今日の夕方には完成しているかもしれない。
2022/03/25: 追記
3/24(日)に見に行ったら、看板が完成していた。
オープンが楽しみだ。

2024年3月10日日曜日

「田島の獅子舞」 を見てきた

さいたま市桜区の「田島氷川神社」では、「田島の獅子舞」と呼ばれるさいたま市指定の無形民俗文化財がある。
買い物ついでに見てきた。

長くて、手が疲れてきたので、撮影を途中で中断した。
最初の方も一部カットしているので、部分的だ。

さいたま市の東隣りの越谷市にも「下間久里の獅子舞」と呼ばれる獅子舞があり、こちらは埼玉県により無形民俗文化財に指定されている。
腰に太鼓を付けて舞うあたり、よく似ている。

過去に、東京の下町在住の知人に、埼玉に特徴的なものは?と聞かれて、「越谷には、一人でやる獅子舞がある」と答えた。「東京でも獅子舞は一人だよ。同じだよ。」と話していた。
すなわち、浦和も越谷も東京も同じということだ(私は東京の獅子舞を見たことはない)。
考えてみると、昔の地図では浦和、越谷、そして東京都の北区のあたりは、武蔵の国の北足立と呼ばれる地域だ。
そのため、歴史的文化が同じなのは当然だろう。

現在では「北足立郡」と呼ばれる地名はなくなっているが、この薬王院は「北足立八十八箇所」の1つであり、こういった形で名前だけ残っている。

2024年3月3日日曜日

河津桜 2024年

ヨークフーズへ買い物に行ったとき、さいたま市の土合支所の河津桜が咲いていた。
写真が下手なので、動画でも撮影してみた。

あまりきれいに見えない。やっぱり下手くそだね。

2024年3月2日土曜日

中古ノートPCを買った

この Folio13 2000、去年SSDを倍の容量のものに交換したりして、個人的には現役バリバリだ。
重い処理は、このデスクトップPCへSSH接続してそちらで実行している。Xをforwardingすれば、動画編集も問題ない。
端末として使うと考えれば、充分な性能がある。
バッテリの劣化も少なく、満充電で10時間ぐらい使える。
そのため、スタンドアロンで使ったとしても、多少遅い意外に問題を感じない。
購入後まだ7年しか使っていない。

とはいえ、5GHzのWi-Fi 802.11acを使うにはUSBのアダプタで接続になるし、頼みのUSB3.0は調子が悪い。USB2.0では11acの速度を活かせない。
ゴム足もなくなってしまい、市販のゴム足を底面に付けている。
また、今はWindows11脱落PCのおかげで安い中古が多い。さらに、インフレ気味で将来は何でも高くなる(かもしれない)。
買うなら今だろう。

というわけで、しばらく自分の使い方に合うものを物色していた。
今利用しているFolioシリーズの後継機はない。
キーボードのレイアウトその他に慣れているので、なるべく似ているHewlett-Packardのものから、"Probook 430 G5" 2017年製を選んだ。
...なんか分厚い。なんでだろうと思ったら、なんと2.5"ベイがある。HDDは使わないにしても、2.5"のSATA SSDが使える。
もちろん M.2 SSDも使える。大きな筐体ゆえに、M.2 SSDも 2280 というデスクトップで使われている大きなもが使える。
最近は1TBのSSDでも、10,000円以下だ。中古PC購入後に載せ替えるのもありだろう。

先日、PCが届いてUSBでUbuntuを起動して色々動作確認をした。
基本的に問題はなかった。バッテリの劣化も全く気にならない。
ただし、”dmidecode -t bios”で、BIOSのバージョンを確認すると古い。
ネットで見ると最新は、1.26.00だが、購入したものは1.23.00だった。

最新BIOSは、Windows実行形式で提供される。
しかしUbuntuを使っているので、Windows実行形式は実行できない。
Folioでも同様の問題があった。
そしてFolioの場合、BIOSのWindows実行形式は7z圧縮された自己解凍書庫だった。
試しに7zでリスト表示してみたら、中身が見えた。
$ 7z l sp149775.exe 

7-Zip [64] 16.02 : Copyright (c) 1999-2016 Igor Pavlov : 2016-05-21
p7zip Version 16.02 (locale=ja_JP.UTF-8,Utf16=on,HugeFiles=on,64 bits,4 CPUs Intel(R) Core(TM) i5-2467M CPU @ 1.60GHz (206A7),ASM,AES-NI)

Scanning the drive for archives:
1 file, 13274096 bytes (13 MiB)

Listing archive: ../sp149775.exe

--
Path = ../sp149775.exe
Type = PE
Physical Size = 13274096
CPU = x86
Characteristics = Executable 32-bit
Created = 2020-11-19 16:38:27
Headers Size = 1024
Checksum = 13302623
Name = hpsoftpaqwrapper.exe
Image Size = 327680
Section Alignment = 4096
File Alignment = 512
Code Size = 186880
Initialized Data Size = 126464
Uninitialized Data Size = 0
Linker Version = 14.16
OS Version = 6.0
Image Version = 0.0
Subsystem Version = 6.0
Subsystem = Windows GUI
DLL Characteristics = Relocated NX-Compatible TerminalServerAware
Stack Reserve = 1048576
Stack Commit = 4096
Heap Reserve = 1048576
Heap Commit = 4096
Image Base = 4194304
Comment = FileVersion: 0.2.56.9141
ProductVersion: 0.2.0.0
ProductVersion: 01.26.00
CompanyName: HP Inc.
FileDescription: HP Firmware Pack (Q85)
InternalName: hpsoftpaqwrapper
OriginalFilename: hpsoftpaqwrapper.exe
ProductName: HP Firmware Pack (Q85)
LegalCopyright: Copyright (c) 2019 HP Development Company, LP.
----
Path = [0]
Size = 12947968
Packed Size = 12947968
Virtual Size = 12947968
Offset = 314368
--
Path = [0]
Type = Cab
Offset = 16920
Physical Size = 12931048
Method = LZX:15
Blocks = 1
Volumes = 1
Volume Index = 0
ID = 25716

   Date      Time    Attr         Size   Compressed  Name
------------------- ----- ------------ ------------  ------------------------
2023-11-13 02:00:48 ....A        19440               BCUsignature32.dll
2023-11-13 02:00:48 ....A        19440               BCUsignature64.dll
2023-11-13 02:00:48 ....A        18758               Bios Flash.htm
2023-11-13 02:00:48 ....A         1179               contents.txt
2023-11-13 02:00:48 ....A        24074               History.txt
2023-11-13 02:00:50 ....A          985               HpFirmwareUpdRec for HP Sure Admin mode Operation Guide.txt
2023-11-13 02:00:50 ....A      3895792               HpFirmwareUpdRec.exe
2023-11-13 02:00:50 ....A         3267               HpFirmwareUpdRec.txt
2023-11-13 02:00:50 ....A      5476848               HpFirmwareUpdRec64.exe
2023-11-13 02:00:52 ....A      2244592               HpqPswd.exe
2023-11-13 02:00:52 ....A         1011               HpqPswd.txt
2023-11-13 02:00:52 ....A      2843120               HpqPswd64.exe
2023-11-13 02:00:52 ....A        14519               license.txt
2023-11-13 02:00:52 ....A        14894               logo.bmp
2023-11-13 02:00:54 ....A     11469376               Q85_012600.bin
2023-11-13 02:00:54 ....A         1353               Q85_012600.inf
------------------- ----- ------------ ------------  ------------------------
2023-11-13 02:00:54           26048648     13274096  16 files
"7z e sp149775.exe"で中身を取り出し、"Bios Flash.htm"を読んでみた。
FATフォーマットされたUSBメモリを用いて、更新できるようだ。この辺もFolioに似ている。

適当なUSBメモリをFATフォーマットして、"Q85_012600.bin"を"HP\DEVFW\firmware.bin"で保存する。
そのUSBメモリをProbook 430 G5に挿入して、起動時に F10 を押して、UEFI BIOS画面に入る。
なお、BIOSの更新に失敗すると面倒なことになるので、途中で電源が切れてはいけない。バッテリをしっかり充電しておくこと!
そして、"Update System BIOS"を選び、一番下の"Update System and Supported Device Firmware Using Local Media" を選ぶ。
USBメモリに用意したBIOSの情報が表示されて、勝手に更新が始まる。
何度か画面が暗くなるが、黙って終わるまで待つ。全部で数分かかる。

更新が終わり、バージョン1.26.00になっているのを確認した。
Folioの知識が大いに役立った。

実は"Update System BIOS"の画面には、"Check HP.com for BIOS Update"や、"Allow BIOS Updates Using a Network" などという気になる選択肢もある。
有線ネットワークをつなげて"Check HP.com for BIOS Update"を試してみると、なんとネットワークでも更新できた。最近のUEFIはすごいね。
Folioの知識は要らなかったとも言える。

しかし、なぜかUEFIでは、バージョンが 1.25.00 すなわち、上記 sp149775.exe の 1.26.00 の1つ前。
どっちが良いのかよくわからないが、とりあえず 1.26.00 のままにしておいた。

HP Probook 430 G5 は、Folio13 2000よりも一回り大きくなった感じがする。
当たり前だが、I/Oや処理速度はFolioよりいい。Folioでも問題に感じるほど遅くはなかったのだが、Probookは応答が明らかに速い。
なによりも新しい(中古なので、多少傷はあるけど)。
最新のPCと比べたら半分ぐらいの性能なのだろうが、1/8〜1/10ぐらいの値段なのでコスパはいい。

買い時と思って、買ってしまった。
Folioはまだ10年使っていないが、解任かな。

2024年2月26日月曜日

暗闇を越えて

-170℃の夜を越えて、SLIMが生き返った。
おめでとう!
夜を乗り越えるように設計されていないらしいので、もしかしたらと思いながらも、あまり期待していなかった。

逆立ち姿勢のためか、高温になっている部分があるらしい。
正しい姿勢なら光が当たらなかった部分に、直射日光が当たっているのだろう。

色々めちゃくちゃなのが、満身創痍で帰ってきたはやぶさ1号を思い出す。
日本の宇宙開発も、長い夜が続いていたように思う。

挑戦すれば、失敗もある。
失敗したところでやめれば、それは「失敗」。
諦めずに改善、解決できれば、成功になる。
だから、たくさん失敗した人が、いちばん成功に近い。