2021年7月30日金曜日

ぼくたちが得たもの

埼玉県、神奈川県、千葉県、大阪府にも緊急事態宣言がでることになった。

日本政府も地方自治体も、過去の帝国主義への反省から、権威主義的行動が取れない。
そのため、強いメッセージが打てずにいる。
「緊急事態宣言」という名前だが、外国のそれとは違う(外国のは軍国主義の戒厳令みたい)。
そういう日本の自由さ、ゆるさ、和を大切にする姿勢が、私は大好きだ。

度重なる緊急事態で、すっかり消耗気味だが、得たものもあると思う。

去年を思い出してほしい。
最初の頃は、マスク、トイレットペーパー、お米、レトルト食品等、様々なものが品薄・品切れになっていた。
ところが今は、非常事態になると宣言されたとしても、なにかが品薄になることはない。

多くの人が充分な備えをしているのだろう。
(気にしなくなったというのもある)

地球規模で人の移動が活発になってしまったので、パンデミックはまた発生する。
これからも政府はなかなか思い切った事ができない。
大切な「自由」を守るためだ。やむを得まい。

我々にできることは、備えることだ。物質的にも、知識的にも。
そして「備え」は激甚化する気象災害でも、役に立つ。

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