2012年9月30日日曜日

Nexus 7 と キーボード

Nexus 7 を買おうかどうか迷っている。
この前購入した、auのISW13Fは、テザリング機能がついているので、使ってみたい。
動機としては、その程度なので安く買えるやつがいい。Nexus 7は、性能のわりには2万円しないので、かなり良い。
しかし、基本性能はISW13Fとほぼ一緒。画面がでかいのが最大の特徴になるだろう。
かなりカブっているので、両方でほぼ同じ事ができる。 将来、ISW13Fが古くなり、より高機能なものを必要とするとき、Nexus 7ならOSやソフトウエアを入れ替えられると言う利点があるが、ISW13Fが古くなったときはおそらくNexus 7も古くなっているだろう。
また、Nexus 7ではauアプリは使えないし、auのチューニングの恩恵も得られない。さらにOneSEGも外付けUSBで見ることになるだろう。
テザリングをちょっとするだけで、飽きてしまい、使わなくなってしまったらやはり無駄だ。

Nexus 7がノートパソコンのように使えるなら、話は違ってくる。
自宅のVAIO PCG-C1 VRX/Kは、もう10年選手だ。Lubuntuを入れているが、RAMが足りず、Xを動かすにはつらい。
さらに、最新のLinux 3.x.x系のFrameBufferそのままでは、VAIO C1独特の1024x480の解像度を使えない。
いくら何でも640x480で使う気にはならないので、atyfbを改造してFrame buffer terminalで何とか使っている。(ブラウジングもmailも携帯で十分。遊びのプログラミングのみ。改造内容について詳しくは、この記事の一番下を参照)
だが、新しいkernelが出る度にatyfbを改造しなければならないので手間である。

自宅の母艦PCも今はLinux(Ubuntu)なので、Nexus 7でLinuxが動くなら、VAIO-C1よりマシだろう。
CPUパワーも、メモリも数倍上だ。
たぶんXも使い物になるだろう。

プログラミングするには、キーボードが必要だ(絶対必要と言うわけではないが、あった方が圧倒的に良い)。
Androidで使えるキーボードについてちょっと調べたら、BlueToothでつなぐらしい。BlueToothのキーボードを探すと、ゴロゴロ出てくる。
日本語キーボードだけでは無く、英語キーボードも色々あり選べる。なんか嬉しくなり♪、試しに何か買ってこようと、大宮のソフマップへ行ってみた。
自宅から約7km。歩いて1時間半といった距離。気分もいいし、天気もいい。散歩ついでに歩いて行くことにした。
さすがに昼間歩けば、体も熱くなり大汗をかいた。お店の中に入っても、あまり冷房は効いていないようだ。
キーボード売り場へ行き物色を始めるが、英語キーボードが極端に少ない。あんなにゴロゴロあったのに、お店にはわずかしか無い。たくさん歩いてきたのが少しバカに思えた。

よーく探すと、下の方にかなりボロくなった箱で、REUDO RBK-2000BTIIというのがあった。
キーのサイズは普通のキーボードと同じ(最上段の数字キーが小さい)。折りたたみ式で、スマホ用スタンドがついている。悪くない。かなり良いのだが、値段がバカに高い。9,800円もする。
ほぼ同じに見えるエレコムのやつ(TK-FBP019E REUDOのOEM?)は、5,000円そこそこなのに、倍の値段だ(エレコムは日本語配列しか置いていなかった)。
しかし、背に腹は変えられない。どうしても英語キーボードが良い。これは痛い出費になった。

帰宅後に、ISW13Fとペアリングを試みる。これでつながれば、Nexus 7 でもつながるだろう。どちらもAndroid 4だ。
しかし、うまくいかない。
ISW13Fでペアリングをしようとすると、パスキーの入力や表示が一切ないのだ。
この機能がau独自とは思えないので、Andoroid 4 全体の振る舞いなのだろう。
調べて見ると、BlueTooth Keyboardにも種類があるようで、ダメなものはダメなのだということがわかった。
インターネットでRBK-2000BTIIを調べてみると、販売終了になった製品だった。後継機では使えるようだった。
非常にバカバカしく思えてきた。汗だくになりながら、9,800円も出したのに…。

後継機も含め、色々調べてみる。デフォルトではパスキーは"1234"とか"0000"とか、色々書いてあった。 試しにそれらを入力してみるが、やはりダメ。これはキーボード側と言うよりも、Android側が何を期待しているのかがわからなければならない。
ISW13Fのマニアルを読むが、それらの記述は無い。
バカバカしさを通り越して気分は怒りに代わり、"0000"+[Enter]と入力した後、「この野郎!入れ!入れ!」と言う気分で、[Enter]を連打した
すると、どういうわけか、ペアリング完了。ISW13F(Android 4)で、RBK-2000BTIIがつかえるようになった。
どうも[Enter]を連打するのが良かったようだ。
Nexus 7を購入したら、同じようにやればいいだろう。

無駄な買い物にならずに済んだ。

台風でDivingに行けない。ダイビング代は1日2万円くらいだ。
来月には、Nexus 7を買ってみようかな。

2012/09/30 追記
linux kernelを改造したので、一応改造内容を示しておく(GPLだから)。
改造箇所は1ファイル、2ヶ所だけ。patchを使わなくても手動で当ててもいいだろう。
ほぼ一ヶ所にまとめてある。
diff -Nur linux-source-3.0.0.org/drivers/video/aty/atyfb_base.c linux-source-3.0.0/drivers/video/aty/atyfb_base.c
--- linux-source-3.0.0.org/drivers/video/aty/atyfb_base.c       2011-07-22 11:17:23.000000000 +0900
+++ linux-source-3.0.0/drivers/video/aty/atyfb_base.c   2012-03-28 22:52:14.285910585 +0900
@@ -680,12 +680,19 @@
 {
 #ifdef CONFIG_FB_ATY_GENERIC_LCD
        if (par->lcd_table != 0) {
+               unsigned long hs;
                /* stop CRTC */
                aty_st_le32(CRTC_GEN_CNTL, crtc->gen_cntl &
                            ~(CRTC_EXT_DISP_EN | CRTC_EN), par);
+ 
+               /* VAIO PCG C1-VRX/K */
+               hs=aty_ld_le32(OVR_WID_LEFT_RIGHT,par);
+               hs &= ~0x003F003F;
+               aty_st_le32(OVR_WID_LEFT_RIGHT, hs, par);

                /* update non-shadow registers first */
-               aty_st_lcd(CNFG_PANEL, crtc->lcd_config_panel, par);
+//             aty_st_lcd(CNFG_PANEL, crtc->lcd_config_panel, par);         REP. Shin
+               aty_st_lcd(CNFG_PANEL, crtc->lcd_config_panel | 0x4000, par);
                aty_st_lcd(LCD_GEN_CNTL, crtc->lcd_gen_cntl &
                           ~(CRTC_RW_SELECT | SHADOW_EN | SHADOW_RW_EN), par);

なお、起動時にFramebufferドライバを読ませようとするとなぜかうまくいかない。
FrameBuffer console なしで起動し、あとからatyfb.koをmodprobeまたはinsmodするとうまくいく。
しかし、10年前のH/Wだ。現在、VAIO C1 VRX/Kを使っている人はほぼいないんだろう。
役に立つのか?こんなもの。
Google driveで、公開できればいいのだが、使い方がよくわからない。

Iron sky を見てきた

IRON SKYを見てきた。

一般人からのカンパで一億円も集まったそうだ。
欧米では先行して上映され、Internet上では話題になっていた映画だ。

Trailerでは、ナチ女が生意気に写っているが、実はいい人だった。
ナショナリズムを掻き立てるような映画かと思っていたが、世界平和をテーマにした映画だった。
ドイツ人のすべてがナチではない。映画U-boat(Das boot)内でも艦長はリベラルな人だった。そして、戦争の虚しさを描いたものだ。「戦争なんてしないほうがいい」そう感じさせる映画だ。
そういった意味では、IRON SKYも同じだ。しかし、U-boatはすごく真面目な映画だったが、IRON SKYはかなりパロディ色がつよく、笑って見られる映画だった。

ナチスドイツと言えば、映画 「ヒトラー 〜最期の12日間〜」が有名だが、この中でも得に有名な以下のシーンのパロディが見られた。
日本国内では「総統閣下シリーズ」として、多数パロディ化されている。YouTubeで"総統閣下"を検索すると、大量に出てくる。なぜ日本人はこのシーンが好きなんだろう。

IRON SKYの前夜譚や続編も作られるらしい。
期待しよう。

2012年9月23日日曜日

踊る大捜査線 The Final を見てきた

前作で、終わりかと思っていたのに、映画4作め。
シリーズ全体を通して、事件そのものはどうでもよく、その事件に対する警察組織内部のバカバカしい動きをドラマにしたものだ。
ただし、今回の事件はその特殊性もあり、事件にも重みが置かれていた。
(っていうか、事件そのものが警察内部の問題から...)

以前、どこかのニュースサイトで、雪乃さん(水野美紀)が声のみ出演となっていたが、顔も写っていた。
水野美紀さんが芸能事務所から独立したので、その事務所が圧力をかけているらしい。
踊る芸能界だな。どこの世界も同じか。

鳥飼誠一(小栗旬)は、前作からの登場だ。
小栗旬は、クローズZERO等で主役もやった将来有望な若手の大物だと言うのに、前作ではあまりストーリにからんでこなかった。
なんかもったいないと思っていたが、今回はいわば中心として動く。
室井と青島に、罪をなすりつけるように見せかけて、このコンビに事件を解決させる。
ずるい奴の役は、小栗旬には似合わないと思っていたが、一応無理無く見れた。

正直者にも種類がある。
例えば「厳格な人」と言えば、真面目で正直であるが、何かちょっとでも気に入らないと、烈火のごとく怒り出し、場合によれば暴力をもふるう。正直過ぎるが故に、曲がったことが大嫌いなタイプだ。
クローズZEROの源治(小栗旬)は暴力的であるが、素直で正直である。一般的な視点では不良であり、悪い奴になるが、根は真面目で正直だ。仲間に対する思いやりもある。

小栗旬のこの様なイメージあったためだろうか、ずるい奴になってしまった鳥飼誠一に対しても、単純に「ずるい」と言うわけではなく、腐った組織体制に対抗するために、ずるくなった正直者という視点で見れた。
毒を持って、毒を制するというやつだが、理由や言い訳をつけても、自分で自分が許せないような葛藤もあっただろうに。

TVで踊るシリーズが始まった当時は、刑事もので事件よりも警察内部組織に視点を置いたドラマは無かった。
しかし、今はどの刑事ものも、警察内部組織がからんできており、どれもこれも踊るだ。

踊るが終わるなら、小栗旬で何か新しい映画を作ってもらいたい。
暴力的な正直者。頭の良い正直者。活動的な正直者。ものぐさな正直者。女ったらしな正直者。ちゃらんぽらんな正直者
正直者にも色々ある。いろいろなものを見てみたい。

2012年9月17日月曜日

またCebuへ行ってきた#6/6

8日め(divingは最後)は、近場の浅い海ということになった。
明日の早朝の飛行機で日本へ発つので、安全を考えれば当然のことだ。

昨日調子の悪かったBCDの代わりを、朝Shopで適当に見つくろう。
良さそうなのがあったが、当事者は昨日のBCDでいいという。レンタルBCDよりも自分のBCDが良いのだろう。そういう人も多い。

本日の1本目は、コンチキ。
過去にShopのボート"Guwappa"(ビサヤ語で「美女」の意味)を係留していた場所だ。
今は、黄色い潜水艦とその基地が係留されている。
黄色い潜水艦はオーストラリア製で、韓国資本の所有らしい。

黄色い潜水艦の近くから、エントリする。
用意をしているとき、「ガソリンいっぱい飲んでる」という声が黄色い潜水艦から聞こえてきた。
日本語に聞こえたが、ビサヤ語かもしれないので、ダイビングスタッフに意味を聞いてみた。
「たぶん日本語。メカニック日本人。」と返事が帰ってきた。
しかし、「ガソリンいっぱい飲んでる」とはどういう意味だろう。事故でもあったか?

潜って、潜水艦に近づく。潜水艦の両サイドには、直径40~50cm程度の窓が5~6個並んでいた。
窓はアクリルまたは、ポリカーボネートのようだ。厚さは5~10cmぐらいに見えた。屈折しているだろうから実際の厚さは不明。中から現地人スタッフがジッとこっちを見ていた。
手を振ってみると、ニヤリと笑って、手を振りかえしてきた。見張りをしているようだった。
マナーの悪いダイバーも多いからね。得に某隣国には多そうだ。

またもやオニカマス(バラクーダ)。群れではなかった。
マアジいたが小さい集団だった。本隊はどこだ?
ミナミハタンポの群れも発見。
おお、遠くに鯵玉発見。
最初は小さいアジダマだったが、実は下の方の集団と合流して、巨大なアジダマになった。
基本的に動画で撮影し、写真はほとんどとらなかった。

そして、第二次メモリ不足「撮影可能枚数が0です」になってしまった。
十分な容量があると思っていたのに、動画を撮影しすぎたのだ。
ここから先は、写真をあきらめて、海を感じる事に専念する。ボートに上がったあとで古い写真を消せば良い。

コンチキから、マリンステーション(北)へ向かってドリフトダイブ。このポイントにしては透明度が良い。18~20ぐらいだろうか。途中で小さな網袋を仕掛けている人がいた。脇にタンクを固定している。変なスタイルだ。
背中に網袋を担いで、ビーチから歩いてエントリしてきたか?邪魔するといけないので、無視して通り過ぎた。

マリンステーションで、ボートに上がって、次のポイントへ向かう。

次のポイントは、シャングリラ。Mactanの北の端の方。ここは、深くても10m。普通、5~7mを行く。
Last diveにはちょうどいい。やや遠いが、Mactan周辺だし、仮に海が荒れても、帰れないということにはならない。
ボートの上でサーフタイム兼食事。
不要な写真を消しておく。交通博物館を見学に行ったときの写真とか、無駄なものがいっぱい入っていた。
ある程度消して、充分だろうと思っていた。

オヤビッチャとロクセンスズメダイの集団に襲われるガイド。
餌を持って行ったので、めちゃくちゃだ。
この後、ガイドの足元に落ちていた食いかすを拾って持ち上げると、今度は私に向かってオヤビッチャがきた。
グローブの上から、手を噛まれた。
しかし、オヤビッチャの口はあまり危険ではない。

ここで、第三次容量不足。消し方が甘かったのだ。
水中である程度消すが、もうどうでも良い。Last diveだ。海を楽しもう。
二匹のヒメオニオコゼ。
普通、喧嘩ばかりするので2匹が揃うことは滅多にない。
どうやら、オスとメスのようだ。
仲良くするのだぞ。

そろそろ上がる時間なのになかなか上がらない。
5m付近ではうねりは感じないが、上を見ると波が強そうだ。波の高いところで上がるのは一苦労だし、危険でもある。
ボートはより波の少ないところに逃げたのだろう。
そこまでキックで移動する必要がある。

上がると、風が強く波も高い。
今回のトリップでは、ありえないくらい天候に恵まれていた。
まるで、自分たちのダイビングが終わるまで、悪天候を我慢していたようだ。

昨日に続き、今日も上がった後で、ピルセンを飲む。Last Diveが終わり、ちょっぴりしょっぱい。
別に涙の味と言うわけではない。波が高いので、ボートが波しぶきをかぶるのだ。

その晩、入れ替わりで別のお客さんたちが来た。
非常ににぎやかな集団であるが、ハメを外しすぎるところもあり、危険極まりない。
注がれるがままに焼酎を飲んでいるうちに酔っ払っていた。

その後、色々遊びに行くが、記憶が断片化していて、どうやってホテルに戻ってきたかわからない。
普段入らない値段の高いお店にいったはずなのに、憶えていないとは何かもったいない。
やっぱり、飲兵衛は、良いお店に入っても、もったいないだけだ。

次の日の早朝、5:45にロビー集合。昨日の新たなお客さんたちは、Moalboalツアーのためにやはり5:45に集合。

昨日の酒が残っている。気持ち悪い。
8/31と今日9/9は移動日で、中8日。8日間連続で潜れれば、充分だと言う人もいるだろう。
それでも、潜りたいのだ。この「かしこまった」感じの無い、普段着感覚のやさしい海が好きなのだ。
毎日天候に恵まれて、普通のダイビングを普通にした。それが良いのだ。
癒される感じがする。
これからMoalboalへ行く人たちがうらやましい。
名残り惜しいが、引っ張ればそれだけ辛くなる。簡単に挨拶を済ませて、飛行場行きの車にのりこんだ。
体が大きいので助手席に座る。「またね~!」エースガイドとオーナがホテルのエントランス前で手を振っていた。
車は「ウイ~ン」と音を立てながら、バックで出て行く。2人がフロントガラス越しによく見える。
何かがこみ上げてきた。二日酔いで、バックだからだけでは無い。
近いうちに、またこよう。そう思った。

おしまい。

2012年9月16日日曜日

またCebuへ行ってきた#5/6

ペースをあげて2日分書いても、1日おきに書いているので、何も変わらない。
何やってんだろ。

5日めの夕方、Moalboalから帰ってきた。夕食は、Lapu-lapu通り沿いの和風中華食堂「萬里」になった。
食事後、支払いを済ませて出ようとしたら、外は土砂降りの大雨。
食事の前は、雨なんか降ってなかったのに。

Moalboalから狭い車(私が大きすぎるのだが...)に乗っての移動なので、あっちこっちに無理が出ており、マッサージに行こうと思っていた。
Lapu-Lapu通りを挟んで、反対側には台湾式マッサージ屋の「Tong-Tong」がある。そこなら、歩いて簡単に行けると思っていたが、この土砂降りではLapu-Lapu通りを渡るだけで、全身ずぶ濡れになる。
萬里の前からTong-Tongを見ると、従業員が玄関先で、休んでいる。手を振ると反応した。
傘を持って、こっちに来てくれれば、濡れずにTong-Tongに行くことが出来る。激しい雨なので、声は通らないと考え、ジェスチャーで、「来い!来い!」とやる。
すると、あいても同じように「来い!来い!」。
もっと強く表現するために、二人で「来い!来い!」をすると、従業員がお店の中に入っていった。
傘を取ってくるのかな?と思ったら、仲間を連れてきて、同じように二人で「来い!来い!」と返してきた。
道を挟んで、4人で踊っているような感じになる。
まったく意思が通じていないが、何か楽しくなって、笑ってしまった。
楽しいのは良いことだが、当初の目的を達成しなければならない。
よく見ると萬里のガードマンが傘を持っている。
何本かあったので、ガードマンと一緒にTong-Tongへ行き、そこで傘をかえすと交渉した。
チップを渡すと快く引き受けてくれた。ガードマンは二人いたので、10ペソ硬貨2枚を渡した。

疲れがたまっていたのだろう。マッサージ中に眠ってしまった。

ホテルに戻るときも、まだ土砂降り。
Tong-Tongの従業員にタクシーを呼んでもらって、タクシーでホテルへ帰った。
その晩は、熟睡した。

6日め。今日も晴れ。海はベタ凪。
塩が止まっているようで、表面がつるんとしている。海の上をそよ風が走るとき、さざ波が出来る。
こんな日はやはり、遠いポイントを目指した方がいい。近場は、荒れているときのために残しておいた方が良い。
と言うわけで、ナルスアンx2ということになった。
撮影していて、何か写真が暗いなあと感じた。
明るさの設定は、潜る前に調整しておいたので自信があった。そのため、こんなものなのだろうと思っていた。しかし、一応確認すると暗い設定に戻っている。どうも、設定しなおしても、別モードにすると戻ってしまうようだ。
撮り直すと、明るく写った。
この状態で設定を保存すれば良いはずだ。水中で保存メニューを探すが、見つからない。後でわかったのだが、Manualでモードでないと、保存メニューが出てこないのだ。何と使いにくいXZ-1。今の状態を保存できればいいのに。
水中の貴重な時間を、かなり無駄にした。

もっと、ヤッコエイをキレイに撮影したかったのに。
多少不満を持ちながら、ボートに上がった。上がるとすぐに食事の支度が始まり、ボートの上は軽くてんやわんやになる。カメラの調整をすっかり忘れていた。

2本め。潜ってすぐもまた暗い。
調整を忘れていた事に気がついてやり直す。
パトカーウミウシ。

チョウチョウコショウダイの3匹の群れもあったが、それは動画で撮影した。
上がってきて、カメラの調整をする。
ここで、やっと設定を書き換えることが出来た。

しかしまぁ、なんと天気の良いことだろう。台風シーズンとは思えない。

7日めは、新メンバーが加わる。初老の男性で、わざとボロボロの身なりで現地人に溶け込んで旅を楽しむ人だ。
そういう旅もおもしろいだろう。
魚をボーッと眺めているのが好きだそうなので、初日のタリマ(タイタニック)に戻ることにした。
このポイントは魚が多く、私も大好きなので、何度か潜っても良い。また、他のメンバーはこのトリップではまだ潜っていないので、潜っておくべきだ。
いやな、ゴマモンガラ。群れていればおとなしい。
って、言うか、なんでケツ見せてんだよ! 「向かってこい!」
次からは、近藤って呼ぶぞ!
カメラが回ってしまった。
コブシメがいるのだが、どこかわかるかな。
おしい。ピントが尻尾にあっている。顔にあっていれば...と思うが、相手はせわしなく動くカクレクマノミだ。
キレイに撮影するには運の部分も大きい。

上がってきた後で、新たに加わったメンバが、機材の不調を訴えた。具体的には、BCDに勝手に空気が入ると言うものだった。今回はじわじわ空気が入ったと話していたが、次もそうとは限らない。急浮上は危険なので、何とかしなければならない。
Dive Masterとして、BCDのインフレータホースを外して潜ることを提案した。
この場合、絶対に勝手に空気は入らないが、口で膨らませなければならないことをよく説明する。
当事者は納得し、「その方がいい」と言った。
浮力が無いので、アシスタントダイバーとともに先に潜行して、着底して待ってもらうことにした。
最後の方が良いかとも思ったが、女性ダイバもいるし、最後に潜って事故になった場合、撤収に手間取るかもしれない(全員を回収してからでないと、船を動かせない)。

食後に、やや緊張しつつ、2本め。
下は浅い砂地のアマモ畑。着底するには都合が良い。問題なく全員エントリ成功。
ほっとする。
サンゴを食べる嫌なやつだが、これも自然の一部。私も魚を食べるので、文句は言えない。
またもやコブシメ。体の表面を岩のようにして、足2本を角のように上に伸ばしている。
目、角、ヒゲの感じが、やぎのように見えた。
オシャレコンペイトウウミウシ。何という名前だろう。

新たに今回加わったメンバーが缶ビールを差し入れていた。
ボートに戻った後で、ビールを飲んだ。
なめらかな海の上を、ボートは滑るように、風を切ってMactanへ走る。天気も良い。
強い日差しに、風が気持ちいい。これで、ビールがまずいわけが無い。

良い気分といえば、そうなのだが...明日はこのトリップでのLast dive。
すこし、さみしいような気分になっていた。 つづく。

2012年9月14日金曜日

またCebuへ行ってきた#4/6

今度こそ、ペースをあげて書くぞ。
4日めから2日間、遠征ツアーのモアルボアル。

「何本潜る?」って話になった。モアルボアルは、宿と海が近いので、出やすい。
余裕があるので、余計に潜ろうと言う話になり、3本潜ることになった。

最初の船には、ヨーロッパ系(ドイツ人ぽかったが未確認)の男性と一緒。
ヨーロッパ系の人は、1日に1本潜って、後はのんびり過ごすと言うパターンが多い。
また、寒さに強いらしく、Tシャツ&海パンで潜るのもよく見る。そして、ウエイトが妙に多い。ウエットを着ていないなら、浮力はほとんど無いはずだが、その人は4kgもつけていた。以前、8kgのウエイトをつけているのを見たこともある。さらに、日本人ダイバとの違い、ウツボに特別な興味を持っている。何が魅力なんだろう?
さらに、暑さには弱いはずなのに、ボートの上では日向に出ていると言うのもヨーロッパ系の特徴だ。
地元に戻れば、太陽が乏しい地域なのだろう。

1本目はペスカドール。潮の流れのため、ガイドの判断で、ケーブは無し。
潜ってすぐに、カマスの群れ。
少し進むと、ギンガメアジの群れがあった。竜巻体制で群れていた。
距離があったので、ピントがあいにくく、なかなかうまく写らない。
XZ-1のフォーカスがバカなのがイライラする。水中でマニアルフォーカスはほぼ不可能だ。
もっとよく撮ろうと近づくと、アオウミガメもいた。
ギンガメとカメ。ダジャレのようだ。一緒に撮りたいと、頑張ったが、オートフォーカスがバカなので、うまく撮れない。
フォーカスが決まれば、ばっちり写るのだが…。
クラゲが多かった。
カメはクラゲが大好きだ。間違ってビニール袋を食べて死んでしまうこともある。
味が違うだろうと思うが、食感を楽しんでいるのかもしれない。

2本めは、戻ってカサイウオール。
戻ったときに、ヨーロッパ系は降りて行った。

ペスカドールでは、クラゲが多かったので、カメを期待。
いた!逃げるであろう方向にまわり込んでおいて、パチリ。
おお、やっぱりこっちに来たぞ。
ダメダメ、そんなに近づいたら逃げちゃうよ。
さらに先回りして、パチリ。
やった!

安全停止時に、小さな魚を狙う。

たくさんのカメを期待していたのに、あまり出なかった。
二本目終了後に昼食&休憩。

2時から3本め。タリサイ。
潜る前に、雨が降っていた。風も出てきており、こういうときは早く海に入った方がむしろ暖かい。
誰よりも先に、海に入った。
上がると、雨は止んでいたが、風は吹いていた。
しかし、ビーチへ戻るころには風も静かになり、暖かくなっていた。

夜は、シルバーレイでBBQを食べた。食事中に外は土砂降りの雨。食後には雨も上がり星が見える。
食べているときに、サンダルが破損。ホテルに戻った後、売店で良さそうなのを探すが、サイズがあわない。
ホテルの従業員が、大きなサンダルを履いていたので、貸してくれないか?と話したら、別のサンダルを持ってきて貸してくれた。少しチップをあげると、"only borrow"(「貸しているだけですよ」の意味だろう)。ボロいサンダルだったが、彼にしてみれば大事な財産なのかもしれない。"I see. It's for your kind."と言ったら、納得していた。

雨も上がっていたので、道端の立ち飲み屋風カウンターバーに行き、みんなとおしゃべり。
実は昨夜、持ってきたライターのガスが無くなり、急遽 Diving Shop のチャッカマンを借りてライターの代わりに使っていた。カウンターの中にいる女の子は、チャッカマンが珍しかったらしく、ものすごく興味を持っていた。
次に来るときには、日本から持ってきてやろう。

次の日。今日も快晴。明け方は良かったが、日が登ると、急激に暑くなる。
また、今日は8時から16時まで停電だそうだ。水道はタンク式なので、無くなれば水道も使えなくなる。トイレを流す水を8時前に使っておかなければならない。逆算して7時に食事にした。
今日は、午前中に2本潜って、午後はMactanへの移動になる。停電でも我々にはあまり関係ない。
一本目は、再度ペスカドール。
またもやヨーロッパ系と一緒。ドイツ人の若い娘さんx2だった。
潜る前に、我々のスタッフが歯磨き粉でマスクの曇り止めをしているのを見て、その娘さんが何をしているのか聞いてきた。説明をすると、自分たちのマスクも同じようにすると言い出した。スタッフはやさしいので、自分のお客さんでもないのに、歯磨き粉を手渡した。
ドイツの娘さんは、量がよくわからないと言いながら、たっぷりと歯磨き粉をつけた。レンズに塗りのばすが、量が多すぎる。
そのままバケツにつけて、ゆすごうとした。バケツの水が「全部歯磨き粉水」になってしまう。
思わず"No! No!"というと、"What fail I do?"と、とても困惑した顔をしながら答える。
白人は、有色人種を怖がると聞いたことがある。ドイツ人にも負けない身長で、現地人のように日焼けした私が言えば、怖かったかもしれない。相手はおそらく20代。場合によると10代かもしれない。
そのような娘さんを怖がらせるとは、Dive master 失格だ。恩師も Diving を楽しくする事を強調していた。
体の大きさから来る失敗について、10代末のころから気にしている。人と話すときに、なるべく圧力をかけないように、最善の注意をしている。しかし、それでも時々やってしまう。相手は、自らを世界でもっとも優秀であると言うアーリア系だが、若い女性だ。考えが足りなかった。
何も言わずに、手で水をすくって、マスクにかけてやる。
幼少のころ、ものみの塔の人がうちにきて、キリスト教の話をしていた。軍隊が進行する時の話だったと思う。川の水を飲むときに、犬のように口を水につけて飲んではいけない。手ですくって飲めという話だった(宗教の話なのに、なぜ軍隊なのかはわからない。男の子の気を引くための話なのかも※)。
相手はキリスト教だろう。わかってくれるはずだ。
娘さんも納得したようで、自分でやり始めた。量が多すぎて、歯磨き粉が大量に残っている。娘さんたちはドイツ語で話はじめ、どうやらそのまま潜って水中で洗い流すと話しているようだ。
バカなことを。
水中でマスクを外せば、ものはぼやけてしか見えない。きれいに洗い流せたかどうかの確認は出来ないだろう。"Can I help you?"と言いながら、マスクを指差すと渡して来たので、キレイにしてあげた。
これもDive Meisterの役目だろう。これで差し引き0。

ペスカドールには、へんなクラゲがいた。
最初はうすぼんやりとしかみえておらず、しかもクエスチョンマーク"?"に見えた。
指をさして、ガイドにDiving手話で「何?」とすると、ガイドは手でクエスチョンマークを書いた。
そうだそうだとうなずくと、ガイドも「わからない」とかえしてきた。
カツオノエボシは、小さなクラゲが集まったものであると聞いたことがある。もしそうなら、この長くつながっているやつも、その仲間かもしれない。カツオノエボシはすごく痛い危険なクラゲだ。
近づきすぎないように、ゆっくりと近づいて撮影した。
9/23 追記
こいつは、クラゲの仲間では無いらしい。ホヤの仲間だそうだ。
ホヤは脊索動物であり、我々脊椎動物に近い。
クラゲのようなわけのわからない連中と一緒にして、失礼な事をした。
クラゲはサンゴに近い。サンゴといえば海の守り神的な存在なので、これもまたバカにはできないのだが。

オオモンカエルアンコウもいたが、もういいや。
二本目は、トンゴ。 やっと大量のカメが出た。カメの衝突がおきるほどあちこちに。
上の方では、ダツの群れが泳いでいた。
光の感じが神秘的できれいだった。写真ではうまく写らないけど。

食事の後で、新しいサンダルを買い、借りていたサンダルをホテルの従業員に返した。
さらにお礼に10ペソあげた。大したことをしてないのにという感じで、少しテレているようだった。

その後、車でMactanへ向かう途中、BariliとCarcarの間の峠で、バナナチップを買った。
買ったのは、観光客が絶対にこないだろう場所の小さなサリサリだった。
突然店の前に車が泊まり、日本人が数人降りてきたので、お店の人はビックリしているようだった。お店の前はワイワイガヤガヤ。ある人は金を払う前に試食していた。おもわず「金を払ってから、たべなよ」と言った。
普段は店番は奥さんの仕事のようだが、旦那さんも奥から出てきた。何ことかとキョロキョロしている。
バナナチップは、1袋5ペソ。みんな10袋ずつ買う。大量に仕入れがあったようで、なんとか足りた。
おそらく地元の人も、よく買うのだろう。
車の中で、一袋食べた。

New Bridgeの工事で、Old bridgeが混んでおり、交通マナーが悪いので、Old Bridgeは上下線とも渋滞。New bridgeから、Mactanへ入った。
New bridgeの工事は、まだ数ヶ月かかるだろう。年末年始もたぶんだめだ。

つづく。

※ 当時、ものみの塔の話は、神様の話と聞いていた。軍隊のエピソードとしては、象がアルプスを越える話もしていた。たしか、象は越えられなかった。そして、同じく神様の話として、古事記の話も同時進行で読み聞かされていたので、私の頭の中では、古事記とキリスト教が混ざっていた。
そのため、しばしばものみの塔の人に、スサノオやヤマトタケルの質問をした。それでも、付き合ってくれたのだから、すごいことだ。多神教じゃないのに。