2021年7月30日金曜日

ぼくたちが得たもの

埼玉県、神奈川県、千葉県、大阪府にも緊急事態宣言がでることになった。

日本政府も地方自治体も、過去の帝国主義への反省から、権威主義的行動が取れない。
そのため、強いメッセージが打てずにいる。
「緊急事態宣言」という名前だが、外国のそれとは違う(外国のは軍国主義の戒厳令みたい)。
そういう日本の自由さ、ゆるさ、和を大切にする姿勢が、私は大好きだ。

度重なる緊急事態で、すっかり消耗気味だが、得たものもあると思う。

去年を思い出してほしい。
最初の頃は、マスク、トイレットペーパー、お米、レトルト食品等、様々なものが品薄・品切れになっていた。
ところが今は、非常事態になると宣言されたとしても、なにかが品薄になることはない。

多くの人が充分な備えをしているのだろう。
(気にしなくなったというのもある)

地球規模で人の移動が活発になってしまったので、パンデミックはまた発生する。
これからも政府はなかなか思い切った事ができない。
大切な「自由」を守るためだ。やむを得まい。

我々にできることは、備えることだ。物質的にも、知識的にも。
そして「備え」は激甚化する気象災害でも、役に立つ。

2021年7月28日水曜日

よゆうだねぇ〜

大橋悠衣選手が、水泳女子400mメドレーと200mメドレーの2つで、金メダル🥇🥇。
水泳女子で二冠は、初めてらしい。おめでとー!!

海外の選手よりもゆったりとした泳ぎのため、「手抜きをしている」と思われることも多いらしい。
実際には速いので、手抜きをしているわけではない。ただ「そういう泳ぎ方だ」ってだけ。

このように、世の中には「辛さ」が周囲に伝わらない人がいる。

背の高い人、体の大きい人は、とても辛い状態でも何故かしら「だいじょうぶだ」と思われやすい。
知人(体が大きい)が盲腸になった時、病院に行ったら「消化不良。ただの腹痛だ。胃薬を飲んでおけ。」と診断され、危うく死ぬところだった。
ただの腹痛のはずなのに何日もお腹が痛いので、セカンドオピニオンを受けに行ったら、「なんで早く来なかった!」と怒られて、緊急手術だったらしい。
辛くても「ただの腹痛」と診断され、さらに余裕でのんびりしていたと二重に勘違いされていた。
死にそうだったのに。

私も体が大きいので、仕事ですごいことを短期間で仕上げても「なんだ。簡単だったのか。」と思わる。
短期間で仕上げたせいで、逆に「手抜きをしている」と思われる事もある。

大橋選手、本人は辛かっただろうな。
不遇の時期が長かったらしい。
どんなに勘違いされたとしても、本物は本物だ。いつかは必ず結果に出る。
そしてとうとう水泳女子オリンピック金メダル🥇🥇二冠などという前人未到の偉業を成した。

努力しているのに伝わらない人はたくさんいる。
その人達の希望になった。頑張ろうと思う波が世界に広がっていく。

おめでとう。そして、ありがとう。

2021年7月25日日曜日

スケボー

スケボーは全くわからないのだが、オリンピックでTV観戦していると面白い。

若い頃、ローラスケートでよく遊んでいたが、スケボーもサーフィンも経験がない。
ローラスケートをしている者からみると、板と足が離れないというだけですごいと思う。

また、空がきれいだ。
台風の接近で、濃い青の空に、コロコロした白い雲が浮かんでいる。
時おり映る観客席は炎天下の灼熱地獄だろう。日焼けもしそうだ。エアコンの効いた部屋で観るのがいい。
サーフィンも台風のおかげでうねりや高波が来ているかもしれないが、サーフィンの放送は無いっぽい。
今日は、いろいろな試合があるので、時間の都合でしょうがないのだろう。

台風が接近してくる方向によっては、少し涼しくなるかもしれない。
悪いことばかりでもない。

コロナ感染は避けなければならないが、TV観戦はいい(オヤジギャグ😄)。

2021年07月25日 14:00 追記:
堀米雄斗選手、金メダル🥇おめでとう!
青空と白い雲がよく似合う、真面目な感じの好青年。歴史を作った。
スケボーのイメージが変わっていくかも。

有明アーバンスポーツパーク、あれだけ立派な施設なら、定期的な国際大会にも使えるだろう。
次の世代への良い遺産になった感じだ。

2021年7月23日金曜日

おっちょこちょい伝説

以前、コードレス掃除機のバッテリを使った非常用電源(と言ってもUSB充電機器の充電用)の作業の一環で、自宅で錫メッキをした
その時の動画の字幕が間違っていた。人に指摘されたので気がついた。
映像をよく見ると、プラス(赤)を鉛フリーハンダ、マイナス(黒)をメッキしたいものに接続しているのに、字幕は逆になっていた。

以下はそれを修正した動画。

以下に明示的に書いておく。
プラスを、鉛フリーはんだ
マイナスを、メッキしたいもの

私は自他ともに認めるおっちょこちょいで、「おっちょこちょいリンピック」があれば金メダル間違い無しの自信がある。
右と左を頻繁に間違えるし、上と下、プラスとマイナスも間違える。
どうも表と裏のように二極性のものが頭の中で混乱しやすいように思う。

この動画を最初に作成した時の事を思い出してきた。
作っている時に「自分は間違える」と思って、何度も何度も確認していた。何度も何度も考えているうちに、どっちがどっちだかわからなくなっていったように思う。
時々文字を書いていて、何度も見ているうちに「これで良かったっけ?」みたいに解らなくなるやつ。
正しい文字なのに、ずっと見ているとなにか違っているように感じるやつだ。

「ダブルチェックは重要だ」というと「じゃ、自分でダブルチェックすれば?」みたいに言われることがある。
1人でダブルチェックをしていると、この「正しいのに間違っているように感じるモード」に入りやすい。
こうなると間違いはチェックを通過して、まるで全然チェックしていないかのような結果になる。

ヒトは間違える。
「間違えると思うなら、もっと注意深く見ればいい。何度も確認すればいい。」は間違いなのだ。
独立した立場の、違う感覚の、複数の目で見ることが重要だ。

ヒトは1人では正しいものも見ることすらできないと言うのは極端かもしれないが、多かれ少なかれ誰でもミスはあるだろう。

はらはらドキドキ

一昨日の夜は、サッカー女子 日本×カナダ の試合があった。
昨日、ソフトボール女子 日本×メキシコ の試合と、サッカー男子 日本×南アフリカ の試合があった。
どの試合も、最後まで気が抜けず、はらはらドキドキしながら観て、終わったらどっと疲れた。

なぜかひと仕事終わったような、充実感というか、満腹感。
これがオリンピックというものか?

何年か前、稀勢の里が横綱だったころの取組を思い出していた。

2021年7月21日水曜日

かくなる上は、おうちで思いっきり楽しむのだ

東京都のCOVID-19新規感染者が1800人を越えた。
オリンピックについては、様々な意見が飛び交っている。

コロナ禍で、分断こそが問題であるとわかったはずなのに、賛成派も反対派もまるで相手の意見を受け入れない壁のような意見が一部にみられる。
反対意見の多くで、コロナ感染の拡大を心配する意見が見られる。
(他の意見もある)
去年から大型連休後に感染爆発があった事、そして今回の増加がオリンピック開催前から(すなわち実行するしないに関わらず)始まっていた事を考えると、今からオリンピックを中止にしたとしても、劇的な効果は望めないだろう。


感染爆発を気にしている反対派の人も、感染に最大限の注意をしながら、楽しんだほうが良い。
嫌な気分のままでは、辛いだけだよ。

コンビニにいったら限定販売のビールが売っていた。
普段は発泡酒ばかり飲んでいたのだが、今日から試合が始まっているので、お祝いも兼ねてそのビールを買ってきた。

いまさら中止しても大して変わらない。だからといって接触を増やして良いわけではない。
今までどおり、さらに今まで以上に、このオリンピックの期間は接触を減らそう。
何のための無観客なのか?

オリンピック限定商品をたくさん買ってきた。
徹底的に、思う存分、悔いが残らないくらい楽しもう。

2021年7月18日日曜日

デマとエセ科学

国立精神・神経医療研究センターなどのグループが、コロナワクチンの接種について大規模なアンケート調査を行ったら、「接種したくない」と答えた人が11%いたそうだ。
若い世代が多く、15歳から39歳までの若い世代ではおよそ15%。
対して、65歳から79歳までの俗に言う高齢者では、6%だったので、倍以上多いことになる。

デマの影響をうけているらしい。若者だからしょうがない...か?

今日の夕方、迎賓館でIOCのバッハ会長らを招いて歓迎会を行ったそうだ(食事やお酒は無し)。
オリンピック組織委員会長職を辞任した森喜朗氏も招待されていたようだ。
森氏は、失言が多いと言われて、やたらと叩かれている。
たとえば、2000年の沖縄サミットの際、"Who are you?"発言のデマがあった。
そんな感じでデマだったり、冗談だったり、さらには(悪意をもって)部分的に切り出されたものもあるだろう。
失敗は誰にでもあるし、森氏は何度も謝罪している。なぜあそこまで叩かれるのか。

「ちょっとデマに躍らされただけ。大した影響は無いだろ?」と思うかもしれない。
歴史的に見ても、デマやプロパガンダは、社会を転覆するために使われてきた。
フランス革命の際に、「マリーアントワネットが『パンが食べられないなら、ケーキを食べればいいのにね』と言った(デマ)」が原因で、革命が早まったとも言われる。
(2021年07月19日訂正。詳しくは末尾参照)
いくら『王妃は世間知らずだ』と言ってもそれがデマだと解るだろうと思うが、私は現代において、それがデマではなく真実だと思っている人を何人か見たことがある。

「昔のことだろ。現代人はダマされないよ!」と思うかもしれない。
現代でも新興宗教等は、デマや似非(エセ)科学を利用している。
日本国内でも25年前に地下鉄で毒ガステロがあった。
今も昔も、たいして変わらない。

デマや似非科学にダマサれてはいけない。
とはいえ、「ナンでもカンでも否定しろ」とは言わない。
根拠もないのに、否定するのはデマを流している人と同じだ。

思い込みも疑心もどっちも良くない。本気で調べてみよう。
科学的根拠や矛盾しない数字などを総合的に幅広く見るべきだ。
議論をするのもいい。
何か矛盾が見つかれば、それらを掘り下げてみると、色々勉強になったりする。

若者の武器の1つに、勉強する力がある。

未熟なのだから、時々つまずく事もある。
でもその勉強力により、ウソやデマを見抜く力を付けることもできる。伸びしろがある。
得意、不得意はあるだろう。だから少しづつでいい。
知恵は連携していく。倍々の法則のように、最初は小さくてもどんどん大きくなる。

世の中もまた成長している。
新しいものがどんどん出てくる。50才を過ぎても勉強はおわらない。
だから、いつだって逆転のチャンスがある。続けることが力になる。

ネット時代になり、情報が溢れている。良い情報も、悪い情報も。
本物が見える者「目利き」になれば、価値のある情報を好きなだけ得られるかもね。

2021年07月19日 追記:
そもそも「ケーキを食べれば...」は、フランス革命時引用されなかった。


Wikipediaによると、この言葉は「フランス革命の時代に君主制の反対者の側で引用されたことはなかった。」らしい(部分的に引用しているので、原文を参照するべきだ)。
言い訳になるが、「そう言った」と始めて聞いた時に、一発でそんな世間知らずあるわけがないと思い、もしあったとするなら君主制反対側が流したデマだろうと考えた。そして、そのような意見を探していたらゴロゴロ見つかったので、受け入れてしまった。
上記、本文内の一部は取り消し線で消しているが、「革命が早まったとも言われている」の「言われている」は正しい(そう信じている人は少なからずいる)ので、消していいかどうか迷った(「革命が早まった」は間違い。引用が無かったのなら)。
誤解を与える表現であることは間違いないので、取り消し線をひいた。
もう少し調べるべきだった。

このCOVID-19や東京オリンピックは、本当にデマが多いと感じる。
詐欺事件も多いし、これからもどんどん増えるだろう。
今の若い世代(子供を含めて)がデマに強くなれば、将来「大量デマ爆弾兵器(?)」が使われたとき「日本だけ助かった」なんて事になるかもしれない。
困難から逃げずに、乗り越えていけば、強くなる。

2021年7月17日土曜日

VirtualboxでUSBが接続できないとき

今年の1月の緊急事態宣言のとき、去年買ったPCのVirtalBox上にWindows10をインストールして仕事用の環境を構築した。

VirtualBox内のWindows10で、以前から使っているARM用JTAG"J-link"は動くが、最新のIARの"I-Jet"は動かなかった。
通常動作時に頻繁にマイコンの電源が切れる装置の開発をしているため、最終製品段階でJTAGはほぼ使えないので、JTAGを使った開発はサブルーチン単位の動作確認になる。この場合、JTAGに高速性はほぼ必要ないので"J-link"で充分だ(どうしてもI-Jetが必要と感じたことはない)。
そのため、"J-link"を使って開発していた(更に昔からOpenOCDで使っているブルガリアのやつでも速度的にはいいのだが、マイコン電源電圧が合わない)。
何故"I-Jet"は動かないんだろう?と思いながらも、困らないので放置していた。

Windowsで記録メディアを読みたいときもある。
USBカードリーダをVirtualBoxにつなごうとすると、エラーになってつながらなかった。
この場合も、\\vboxsrv\xxxxを使って誤魔化していたので、問題にならなかった。
「Windowsゲストでは、ダメなデバイスがあるんだな」みたいに考えて、調べもしなかった。

ところが Ubuntu Budgie 20.04 ゲストでもカードリーダが認識できなかった。
それどころかUSB BOM(Bulk Only Mass strage)デバイス、すなわちUSBメモリも認識できない。

これはなにかおかしい。調べはじめた。

色々見ていくと、USB1.1のデバイスはつながる。
しかし、USB2.0やUSB3.0デバイスはつながらない、という事がわかった。

考えてみれば、VirtualBoxのUSBコントローラはUSB1.1をエミュレーションしている。
USB2.0やUSB3.0を使うには「VirtualBox Extention Pack」をインストールする必要がある。

使用しているVirtualBoxのバージョンに合ったExtention Packが必要だ。
私は、OraclのVirtualBoxのダウンロードページから得た6.1系のVirtualboxを使っているので、そのExtention Packが必要になる。
ダウンロードページの先頭付近の少し下、VirtualBox 6.1.22 Oracle VM VirtualBox Extention Packと書かれたところにある"All supported platforms"と書かれたリンクをクリックする。
これをクリックすると、Virtualboxが立ち上がってきて、Extention Packのインストール確認のメッセージが表示される。
使用許諾その他の質問に適切に答えてインストールを行う。

Extention Packインストール後に、仮想マシンのUSB設定の画面を表示すると(仮想マシンは停止している状態)、USB2.0とUSB3.0が現れる。
USB3.0を選択して、仮想マシン(この場合はWindows10)を動かせば、つながらなかったUSBデバイスがつながるようになる。

解ってしまえば、簡単な事だ。

2021年7月15日木曜日

台風6号が発生しそう

日本のはるか南、フィリピンの西あたりに低気圧がある。
以下は、気象庁の2021年07月15日15時の実況天気図をコピーしたもの。

出典: 気象庁


下の方の「ほとんど停滞」と書かれている「低」がそれだ。

今はまだただの低気圧であり、熱帯低気圧ですらないけど、徐々に成長していきそうだ。
これは個人的な意見であって、気象庁の意見ではない。そうならないとしても、気象庁に文句を言わないように。

東京直撃はなさそうだが、九州沖縄方面へ行きそうだ。
まだ発生すらしていないので、どうなるかは解らない。台風が発生すると色々相互作用して変わるので、油断禁物。
日曜日あたりから、天気予報に注意しよう。

今年は、なぜかインド洋と太平洋の両方面からフィリピンあたりに水蒸気がどんどん集まっている。
対して、アメリカは熱波で乾燥し、大規模な山火事だ。
乾燥地帯に、水蒸気が行ってくれればいいのに。
2021/07/22 追記:
だんだんすごいことになってきた。
さらに、いくつか発生しそう...。
台風は迷走気味で、どこに行くかわからない。

遠くに遊びに行っても、悲惨なことになるだけかも。

2021年7月11日日曜日

二重の虹

午後に激しい雨が降った。
雨が上がった後で、東の空にくっきりと虹が出た。
二重の虹に見えた。
普通に撮影したのでは、両端が入り切らない(特に外の虹は)。

パノラマで撮影してみた。
手ブレで街がぐにゃぐにゃになった。

実は全ての虹は二重なんだけど、外側の虹は内側の虹よりも薄い。
そのため、濃く出た時や背景が暗いときだけ、外側の虹を認識できる。
今日は、虹が濃く出て、しかも背景が暗めだった。

豪雨の後のご褒美かな。
なんか良いことがありそう。

2021年7月10日土曜日

もうすぐ梅雨明け

雷が鳴ったら、梅雨が明けると言われる。

今、雷が鳴っている。窓を閉めていてもわずかに聞こえる。
稲妻そのものは見えないが、稲光であろう白い光が時々空を照らす。
不謹慎とは思うが、遠くに見る雷は綺麗だ。

若い世代を中心にコロナが流行っているというが、コロナと戦っているのも若い世代だ。
TV等で医療現場や保健所の対策室の映像を見ていると、多くの若者が本気で戦っている。
実際に、先日の新都心駅前の「内閣官房×埼玉県 新型コロナウイルス感染症 モニタリング検査」で働いているのも多くが若者だった。

若い世代を中心にコロナが流行っているというだけで、若者の全てが悪いかのような言い方はどうだろう。
それだけ活動していれば、感染の機会も増えるだろう。わずかな比でも、倍々の法則に乗ると目に見える違いになる。
我々オヤジ世代は、ちゃんと戦っているだろうか?

コロナと戦って、そこから色々若者は学んでいる。

ワクチン接種が進めば、コロナ禍も明ける。
雷に、くさかんむり「艹」が付くと、「蕾(つぼみ)」という字になる。
将来有望な若者を「蕾」とも表現する。
それぞれの現場で、それぞれが経験を積んでいる。たくさんの綺麗な蕾ができただろう。
もうすぐ明ける。

2021年7月7日水曜日

4度目の緊急事態宣言

コロナ禍がつづく。
今日の東京都の新規患者数は、920人だった。
18日連続で、前の週の同じ曜日より増えている。
対して大阪府は、3度目の緊急事態明け後、しっかりと押さえ込んでいる。
大阪から学ぶことがありそうだ。

感染のハブを潰すことが効果的だ。
当初のコロナ対策では、クラスタを探して潰していたことを思い出してほしい。

今は、東京都が感染のハブになっている。
東京都での感染拡大を押さえ込めれば、全国的に感染は終息していくだろう。

封鎖してしまえば良いと思うかもしれないが、経済が回らなくなる。
東京を封鎖せずに、感染だけを抑え込まなければならない。

経済を回しつつ感染の拡大を止めるには....ワクチンの職域接種?
国産ワクチンの早期投入もあり?

オリンピックが無観客になれば、ホテルもレストランもお土産屋も売上は期待できない。
経済的な打撃が大きくなる。
こうなることは想像できていたが、どうにもできなかった。
なんとも残念だ。

2021/07/08 追記:
一部では「緊急事態宣言は有形無実で無意味だ」という意見もある。
しかし、実際に緊急事態宣言を発すると新規患者数は減り、解除すると患者が増えている。

「発表されている数字は嘘である」という意見も聞くが、それならば、経済的打撃が解っていながら緊急事態宣言を発する理由は何か?

こんな残念な結果は信じたくない。受け入れたくない。
誰でもそうだ。だからといって、現実から目をそらしてはいけない。
記事「おすすめ」 にも書いたが、偏った情報も大量に発信されている。でも、それが全てではない。

首相は、早く終息すれば、緊急事態宣言を早く解除すると言っている。
8月は遊べるように、今はとにかく押さえ込もう。

2021年7月3日土曜日

大雨と山火事と

連日雨が降る。
梅雨なのだから、雨は不思議でもない。
しかし、毎年のように被害が出る。
線状降水帯が発生し、同じ位置に長時間、大量の雨が降る。
その総量がすごい。
毎年どこかで「1日で、7月一ヶ月分の雨が降った」なんてニュースを聞く。

熱海のほうで、土砂崩れがあったようだ。
太平洋を挟んだ対岸のカナダでは、49℃を記録し、大規模な山火事が発生しているそうだ。
カナダの高温は大規模な高気圧が原因だ。

大きな高気圧があるなら、それとつながる低気圧がある。
すなわち、全く別の問題のように見えるけど、大雨と山火事はどこかで関連している。

温暖化により、大気が持つエネルギーが増えている。
そのため気象が激甚化していると言われている。

とんでもないニュースを聞くたびに、さすがにこれを大きく超えるようなことは起きないだろうと期待する。
しかし、それが甘い考えだったと、毎年思い知らされる。

被災した人達が避難するにしても、コロナ禍だ。
苦難が重なっていく。

武蔵浦和西口駅前K's電気跡地の再開発工事#4

梅雨だから連日のように雨が降るが、一日数時間は雨が上がる。

今日は10時頃から雨が上がった。
そのタイミングで買い物などにいく。

ついでに駅前の工事を見に行ってきた。
新しいタンク(?)が設置されていた。

もともと水で大変そうだったが、雨でさらにひどくなった感じだ。

こうやって働いている人がいるから、街は発展する。
「お陰様」って言葉があるが、その意味は見えないところで頑張っている人へのリスペクトを示す。
本当にありがとう。
武蔵浦和西口駅前K's電気跡地の再開発工事
武蔵浦和西口駅前K's電気跡地の再開発工事#2
武蔵浦和西口駅前K's電気跡地の再開発工事#3
武蔵浦和西口駅前K's電気跡地の再開発工事#4
武蔵浦和西口駅前K's電気跡地の再開発工事#5

2021年7月2日金曜日

おすすめ

数年前にブログに書こうとした内容があった。
それは、「おすすめ」についてだ。

ネット上には様々なサービスがある。
例えば、SNS、写真共有、動画配信、通信販売、ニュース、そしてこのblogというものもそうだ。
あまりにも情報量が膨大なので、全体を把握できている人はいないだろう。

普通であれば、欲しい情報は検索エンジンを使って探す。
あまりにも膨大なので、検索キーワードを工夫しながら、検索結果を絞り込んでいく。
それでも、なかなか求めている情報にたどり着かない。

そこで検索エンジンは、人気のありそうな誰でも見ている記事を優先的に表示する(全部じゃないだろうけど)。
通販でもそうだ。人気のあるものが最初に表示されやすい。
さらに、通販サイトで何かを買うと、画面の端っこの広告欄に関連する商品が表示されるようになったりする。

通販に限らず様々なサービスが、過去に見たものから関連するものを「おすすめ」として表示するようになる。
動画共有サービス(YouTube等)でもそうだ。
おすすめの中で面白そうな動画を見るのは楽ちんだ。それどころか、次々に面白そうなものが出てくるので、がっちり「ハートを鷲掴み」されて、終わらなくなる。
終わってほしくないとすら思うようになる。

そのように「おすすめ」されたものを見ていると、さらに関連するものばかりが出てくるようになる。
ネットをみれば、いつもその内容が表示されるようになる。

どんどん偏っていく。

そうして、まるでそれが流行っているような、その意見が正しいような、それが正義であるような、気分になっていく。
多くの人、おそらくすべての人が、自分に対する否定的な意見を、敵対行動とみなして反発する(程度の差はあるだろうけど)。
反発するのは疲れるし、好ましい状態ではないので、徐々に否定的な意見から目をそらすようになる。
現実から逃げていく。

この10年ぐらいで、世界中でその傾向が増えた。

数年前に、日本の同盟国でもある某超大国でも、その偏りが問題になっていた。
衛星放送等でTVのチャンネルが多数あり、視聴者は見たいニュースばかり見て、TV局は視聴率のため視聴者が見そうな内容を放送する。
(この意見が、政治的な感じがして、数年前記事を書くのを中断した)
最近のコロナワクチンの接種のする/しないの件を見ていても、国が二分するするような状態が未だに続いているようにみえる。

その超大国ばかりではない。世界のどの地域でも(もちろん日本でも)その傾向は見られる。

コロナ禍で若者の自殺が増えているらしい。
人とのつながりが無くなって相談等の機会が失われたのが原因と言われている。

それもあるだろうが、若者だけに顕著というのは、若者が偏った「闇の世界」に落ちているのではないだろうか?
暗い事柄を見ていると、それが「おすすめ」されてしまう。

大人はより長く生きている。その間に、辛いことも楽しいことも、好きなことも嫌いなことも、色々体験してきている。
若い頃は「自分は正しい判断ができる」と思っていたが、振り返れば全然理解が足りていなかったと感じる。
何歳になってもそう感じる(馬鹿だからか?)。同意見の人も少なくないだろう。
そのため、今自分が知っているのが全てではない事を知っている。
だから、困った時に、外に解決策を求めることもできる。

とはいえ、国を二分するような事態があることを考えれば、偏った考えに落ちるのが、若者ばかりではないとわかる。
ずる賢い連中は、プロパガンダがうまい。不安や恐怖をあおって、注目を集める。
それが「おすすめ」により増幅されていく。

「おすすめ」を見るのは楽チンで気分がいいが、それが自分らしさか?
機械やネットに振り回されていないか?
「心臓を鷲掴み」にされていないか?

偏った意見から開放されたいなら、一度履歴を削除してみよう。
削除方法はそれぞれだし、パスワード等を忘れていると面倒なことになるかもしれない。
とはいえ、注意して行えばそんなに難しいことではない。

「おすすめ」なんて要らない。世界は情報で溢れている(良いも悪いも)。
すすめられたら偏っていると思って、逆のものを探そう。見たいものは自分で決めるのだ。
あなたの心は、あなたのものだ。人に「おすすめ」されるものではない。

心をその手に取り戻そう。