2021年10月2日土曜日

1つ1つ解決していく

4度めの緊急事態宣言も明けた。
それでも、マスク&手洗いは続けたほうが良い。

トイレのたびに手を洗っていると、手を拭くタオルが湿っぽくなる。
まだ夏になる前、このままではタオル掛け周りにカビが発生するかもしれないと思った。

というわけで、使い捨てのペーパータオルを買ってきて使うようにした。
当初、ペーパータオルは洗面台のわきに置いていた。

ところが、洗面台で手を洗っていると、水がはねてペーパータオルが塗れてしまうことがあった。
これまた衛生的ではない。

というわけで、タオル掛けの上にダンボールで作成した「ペーパタオル置き場」を設置した。
タオル掛けに乗っかっているので、安定している。ペーパータオルの重さぐらいなら、充分に支えられる。
これではねた水がかかることは無くなった。

しばらく使っていると、今度は別の問題が生じた。
通常は、ペーパータオルを引き出した後で、自動的に次のペーパータオルが少し引き出された状態になる。
しかし、残量が少なくなってくるとそれがうまくいかなくなる。
ビニールの包が軽すぎて、引き上げられた状態になり、ペーパータオルだけ包の中に戻ってしまうのだ。
(言葉ではうまく説明できない)
戻ってしまってもその都度引き出せば良さそうだが、ペーパータオルを使いたい時は、手は濡れている。
濡れた手でペーパータオルを出そうとすると、残りのペーパータオルまで濡れてしまう。
ペーパータオルに触れる前に、手を拭けばいいが、これでは本末転倒だ。

包が軽すぎるのが良くない。
というわけで、包の口の縁に、マスキングテープで小銭をいくつか貼り付けた。
これで、確実に次のペーパータオルが少し引き出された状態になった。

それでしばらく使っていたのだが、問題が生じた。
というか、小銭の貼り直しが面倒に感じるようになってきた。
ペーパータオルが無くなるたびに、マスキングテープを剥がして、新しい包に貼り直す。
些細なことだが、何度かやると面倒になってきた。

というわけで、ペーパータオルの包の上に「押え板」をおくことにした。
重すぎると取り出しにくい。軽すぎれば意味がない。
一般的な木の板では重すぎるが、ダンボールでは軽すぎる。
100円均一で買った「すのこ」は、桐でできていて軽い。
その「すのこ」をばらして、貼り合わせて作成した。
重さは50g。重くしたければ、この押え板に小銭を貼り付ければいい。

しばらく使っているが、今の所問題ない。


おっちょこちょいなので、面倒な事は、事前に単純化しておこうとする。
考えてみれば、子供の頃から、そうして工夫してきた。

時々、人から「何をやっても楽そうに見える」と言われるときがある。
多くの人が苦労して行うことも、あっさりと終わらせてしまうせいで、楽に見えるのだろう。
特に仕事では治具の開発をどんどん行う。毎年数本、多いときでは十数本の治具をプログラムする(改良も含む)。
その治具のおかげで、年々環境は良くなる。
そのため、楽になっていくのだ。

ソフトウエアだけではない。
この「ペーパータオル置き場」もそうだ。
面倒な事柄を放置せずに継続的に対策をしていけば、だんだん環境は良くなる。
「あれができれば、…」「これができれば、…」って、できないことを望んでもしょうがない。
できる範囲で、解決していく。
あとは、それを継続していけばいい。継続が力になる。

0 件のコメント:

コメントを投稿