2012年7月10日火曜日

あきらめたら、そこでおわり

仕事場に来たお中元の「鳩サブレー」が、午後に配られた。
甘い物はあまり食べないし、今年は虫歯で「親知らず」の2本めを失っているので、歯にくっつきそうな食べ物はちょっと...
と思って、机の上に放置していた。

無意識のうちに時々視界に入っていたのだろう。
色といい、大きさといい、夕方にはカツレツが食べたくなった。そして、「そうだ!今日の夜飯はカツレツにしよう!」と心に決めたのだった。
(鳩サブレーは人にあげた)

しかしながら結局、21時近くまで残業。仕事だからしょうがない。
家に帰れば22時。これじゃ、カツレツは売り切れているだろうなと思っていた。
それでもカツレツが食べたかったので、一応、24時間Openのスーパーへ足をのばしてみた。

期待はしていなかった。それでも努力はしてみるものだ。
19時に揚げたカツレツがまだ残っていた。即購入。ついでに、酎ハイも購入。

帰宅後、ご飯を炊きはじめた。

2012年7月8日日曜日

久しぶりの海洋公園

前に書いた記事の欠男とともに、海洋公園へ行ってきた。 
欠男は体験Divingで、初Divingなので、まず一本目はプールでダイビングと言うことになった。
いけそうなら、2本目で短時間海に出ることになった。

私は、ファンダイビングチームに割り振られた。 
潜ってすぐに、ヤッコエイがいたが、みんなが先に行ってしまっていたので、自分だけ撮影した。
ヤッコエイ

一の瀬の近くに、オルトマンワラエビがいた。

クエ穴に、またもやうなぎ犬がいた。
今年はうなぎ犬が多いな。

上がるときに小さな、黒いハゼがいた。
何となく気になったので撮影したのだが、名前がわからない。

一本目で、綺麗に撮影できたのはこれくらい。
色々泳ぎ回ったが、カエルアンコウ等を発見できなかった。

上がった後で、欠男がまだ戻っていない。
プールまで様子を見に行った。広いプール(浅いプール)には人影は無い。
深いプールを見ると、二人が潜っている。
水の上からゆらめく姿、装備をよく見て、ボスと欠男であることを確認。
ウエットスーツをぬいで、二人にブツからなさそうな場所へ飛び込む。
水の中では、ぼやけた絵になり、どっちがどっちだか分かりにくい。とりあえず、両方に水中で手を振って見せた。

次はファンダイブと思いきや、波が高くなってきた。
欠男を残して、その他のメンバで入ってみる。
さすがはボス。すぐにカエルアンコウを発見。

7/10 オオモンかと思ってたが、クマドリかもしれない。



一の瀬のあたりでタツノオトシゴを探すが見つからない。
あきらめて、砂地へ向かう。砂地はやっぱ寒い。
ポストのところに、ウツボがいた。郵便局員か?


上がってくると、キビナゴとハタンポの群れがあった。
キビナゴはキラキラ感がいい。



これを欠男に見せればと思ったが…

水温も低く、少しうねっている。上がって海を見渡すと白いのが海面全体にポツポツと見える。大島はより一層見えにくい。
天気はよくなってきているのに、海況が悪くなってきている。

最初の体験ダイビングとしては、あまりよくない。
ボスの判断で、今回は止めることになった。
欠男は残念そうだったが無理はよくない。

帰路の途中、伊東で海鮮丼を食べた。
また、海保の救難訓練が行われており、ヘリコプターが来ていた。

多少は見るものもあったと思うが、欠男としてはあまり面白くなかったろう。

ダイビングって、もっと面白いものだよ。
これで嫌いにならないでね。

2012年7月6日金曜日

ぼけなす

10年ぶりに自宅の機械をLinuxにして、3ヶ月が経過した。

3月ごろ、Linuxにしたあと、困ったことが起きた。
順を追って説明しよう。

10年ぶりのLinuxなので、色々違っていた。
smbfsがcifsとなっていたし、SMBプロトコルでやりとりされる日本語文字コードがCP932からutf-16になっているのも知らなかった。そのせいでNASをマウントするのに、何度もman mount.cifsを読む必要があった。

時間がある時に、遊びでいろいろな馬鹿Programを書いている。
時間が無いときはできないので、しばしば馬鹿Programの開発は断片的になる。
そうなってもいいように、いろいろな対策をしている。そのうちの1つがVersion管理ツールだ。

Windows を使っている時は、TortoisSVNを使っていたが、Linuxになったので、svnコマンドを使うことになった。 Localで動かしてみると動くのだが、Sourceコード等の保存には、市販のNASを使っている。
母艦だけならよいが、ボロVAIO-C1もあるので、NASに保存しておくと、色々楽なのだ。

家庭用のNASなので、当然プロトコルはSMBになる。
Linuxでもcifs(新しいsmbfs)でマウントすれば使える。
Localで動くのだから、cifsでNASをマウントして、そこにrepositoryを作れば動くだろうと思っていた。
しかし、checkoutやupdateはできてもcommitができない。
そして、ふとあることに気がついた。
マウントできないで、何度もman mount.cifsを読んでいたので、気になることが書いてあった事を思い出したのだった。
以下の部分だ。
       nobrl
           Do not send byte range lock requests to the server. This is
           necessary for certain applications that break with cifs style
           mandatory byte range locks (and most cifs servers do not yet
           support requesting advisory byte range locks).
直訳
       nobrl
           サーバへByte range lock要求を送らない。これはcifsスタイル必須
           のByte range lock(そして多くのcifsサーバはここでいうByte range
           lockの要求をまだサポートしていない)で、ダメになる特定のアプリケ
      ーションで必要になる。
読めるが、意味がわからない。多くのcifsサーバ、Sambaのこと? Windowsのこと?
特定のアプリケーションとは、何の事を行っているのか?
3月に読んだときには、そのくらいしか考えていなかった。
それがぼんやり頭の中に残っていたのだろう。svnでcommitできないときに、思い出した。
特定のアプリケーションとは、svnのことか?
試しに、mount時のオプションにnobrlを追加してみると、ビンゴ!
svnがちゃんと動いた。

めでたし、めでたし。と言いたい所だが…
年のせいか、1週間前のことでも忘れて出てこなくなることが増えた。

上記の処理をしたあと、偶然にそれと関係のある話題が1週間後に出たとき、'nobrl'という名前を忘れていた。
しかもByte range lockの部分を忘れている状態で、上記文書を「あーだこーだ」で説明しようにも、「SMBでは必須なんだけど、多くのサーバでは未サポートのやつで...」なんてことになり、聞いている側は「必須なのになんで未サポートなの?なにそれ?意味わかんない。馬鹿じゃない?」的な感じになる。
「そうそう。すごくへんなんだけど、でもそれをやるとダメになるから、ダメにならないようにそれをできないようにしないといけなくて...それって何だっけ?」

私は説明がへたくそだ。いつも人に言いたいことが伝わらない。

今週、若者とcifsの話をしているときに、急に明確に記憶が蘇ってきた。
目の前の情景や音に、過去の記憶にある情景や音が頭の中ではOver wrapして、大騒ぎになり、普通にしゃべるのも面倒極まりない。もちろん、manページもはっきりわかる。

ついでに、伝えたかったことが伝えられなかったことも思い出した。
今回は、慎重に実際にmanページも開きながら、説明した。

なんだかんだで、3ヶ月つかっているが、問題はおきてない。
わたしがボケナスであるということ以外は。

2012年7月4日水曜日

食え、飲め、寝ろ、遊べ、そして…

子供のころ、地域の少年野球部に入って野球をやっていた。
朝の練習のときに声が小さいと「ちゃんとご飯食べてきたのか!?」と怒鳴られた。
ご飯を食べなければ、元気も出ない。わかりやすい理屈だ。

何か行動をするとき、事前に充分な食事と休息が必要であるということは、「わざわざそんなこと言わなくても、わかってるよ。」と言われそうなくらい誰でも思うことだろう。

客先の会社のある社員(以下「欠男(仮名)」)が、どうも欠勤が多い。役職の連中も問題視している。
先週末突然、役職の人に欠男についてどうしたものかと相談された。
欠男と私はよく飲みにいくので、相談してきたのだろう。

欠男は技術者としてはともかく、理学者としての才能がある。
Debug等、原因不明の問題の裏側にあるシステムを現象から分析し、解明するのが得意なやつだ。
新製品の開発に、原因不明の問題は付き物で、こういった能力は貴重である。
物作りには欠かせない。
しかし、会社側としてはどうも、のっぴきならない状況であるとの判断に至っているようだ。
また、本人もあっけらかんとした態度をとっているが、内心かなりあせっているように見える。
来なかった分を取り戻そうとして、無駄に夜遅くまで仕事をしたり、無理なことをしている。
何か行動をするとき、事前に充分な食事と休息が必要である。
こんなわかりやすい事でも、あせっているときには見えないようだ。

いっぱい仕事をするなら、いっぱい食わなきゃ。
いっぱい仕事をするなら、いっぱい寝なきゃ。
いっぱい仕事をするなら、いっぱい遊ばなきゃ。

どんな物事にも、ONとOFFがある。
上と下がある。表と裏がある。陰と陽がある。昼と夜がある。
両方共に揃って、はじめてもう一方も成り立つのだ。
一生懸命なのはよいが、片方によるばかりでは、いずれ成り立たなくなる。

今週末は、いつものDiving shopのボスとサシで潜りに行こうかと思っていたが、欠男も誘って潜りに行くことにした。

海はいい。
地上とはかなり違う。見た目も、音の聞こえ方もちがう。体温が急速に奪われるため、体力の消耗も激しいし(けっこう痩せる)、それでいて体の重さが少なく、重さが無いのに動きにくいので、あちこち普段使わない筋肉を使うことになる。
いわば全身の五感がさまざまに刺激され、街での日常とはまったく異なる体験になる。
なによりも、脳(心)に普段とは違う刺激が大量に入るので、心の強化になる。
頭を含めた全身の疲れが空腹をもたらし、食べ物がおいしくなり、夜も気持ちよく眠れる。

これが立ち直るきっかけになってくれるとよいが。

2012年7月1日日曜日

またもや井田へ

今週は海は無いと思っていたが、急遽井田へ行くことになった。

3週連続で井田へ行っている。 台風前の最初は、黒潮大当たり、次は台風直後の変わり果てた状態、そして、今回はだいぶ回復してきた状態。

透明度も10m以上に回復。
キンギョハナダイや、スズメダイ、イチモチの群れも徐々に回復してきているように感じだ。

今回もXZ-1で撮影した。

でかいヒラメがいた。
6~7人で食べても満足のいく量だろう。


オオモンカエルアンコウがいた。
Cebuで見るのはもっと大きいが、日本で見るオオモンカエルアンコウは小さいことを不思議に思っていた。
どうやら死滅回遊魚らしい。成長する前に...


カサゴ
上がるときに撮影しやすい場所にいたので、撮った。

一本目でまともな写真はこれだけ。
スズメダイや、キンギョハナダイを狙っていたが、なかなかじっとしてくれないので、どうしてもブレてしまう。
しかし、ピントがあったときのXZ-1は驚異的だ。u770SWとは比べ物にならない。

2本目は最初に潜ったときに色々発見した場所で積極的に(まわりの邪魔にならない程度に)撮影する。
トラフケボリガイ
オオモンの近くにいた。

イタチウオ
「うなぎいぬ」とも呼ばれる。雲見ではよく見かけるが、井田で見るのははじめて。
流されてきたのかな?

ボブサン
綺麗に撮影できているが、手前のゴミが...
キンギョハナダイ(オス)
比較的綺麗に撮れたが、角を出していない。尻尾もはみ出ている。
性転換する魚で、クマノミとは逆に、成長するとオスになる。
オスの方がカッチョいいので、オスばかり撮影している。
今回、オスの群れがあった。台風による危機的状況で、オス化したのかもしれない。
ミノカサゴ

小さなヤガラが、5~6匹集まっていた。
そのうちの一匹。

ベニキヌツヅミガイ
他の人が撮影していたので、一緒になって撮影した。