2012年12月18日火曜日

Nexus7とKindle FireHD

Nexsus7に安いやつがでるらしい。
でも、買わないのだ。バカにされて買うもんか!そう簡単には買わないぞ。
でも小型タブレットは買いたい。

本当はVAIO C1-VRX/Kのサイズのやつがいいんだけど、それはSUMSUNGなので領土問題もあり、たとえ9割引だったとしても買う気がしない(タダまたは10割引Overだったら考えるかも...)。

ということで、Kindle FireHDにしようかと思っている。
やはり安いし、小さい。さらに今使っているC1 VRX/Kよりは高性能だろう。

Type-Pがある時に買っていれば...
まあしかたがない。
次の小さいのを待つくらいなら、Kindle FireHDを買ってあそぼうかな。

ちなみに、Kernelのコンパイルは、40時間程度で終わった模様。

2012年12月9日日曜日

VAIO PCG-C1 VRX/K でKernel compile

VAIO PCG-C1 VRX/K(10年以上前のH/W)に、Lubuntu 11.10を入れて使っている。
今年の3月ごろ、デスクトップ機はUbuntu 11.10だった。Kernelのバージョンが同じだったので、デスクトップ機でKernelをコンパイルして、atyfb.koのみをC1 VRX/Kにコピーして使っていた。
デスクトップ機は、Core2 Quadなので、Kernelコンパイルも速い(と言っても、数時間かかった)。
デスクトップをUbuntu 12.04に変えてしまったので、その作戦は使えない(Kernelのクロスコンパイルも出来るようだが、パッケージから作ることは出来ないだろう)。
C1 VRX/KのLubuntuも同じように上げればいいのかも知れないが、セルフビルドできるようにしておいた方がいいだろう。
この「Ubuntu 11.04ではじめてのカーネルコンパイル&インストール」を見ながら、VRX/K(10年以上前のH/W)でlinux kernelのコンパイルを始めた。
もちろん、atyfb_base.cへのパッチを当てて。

デスクトップ機で、数時間かかったものだ。
C1 VRX/Kでどれくらいかかるだろう。

自作数独自動解決プログラム等で速度を比べると、C1 VRX/Kは10倍遅い。
コードもデータも小さいのでCacheにヒットし続ける。主記憶やHDDといった遅い部品の足かせがなく、プロセッサの性能差がもろにでる。そのため、10倍という差になったのだろう。
コンパイルなら、さすがにそこまでの性能差はでないと思いたいが、逆アセンブラやラインアセンブラの開発をしていると、デスクトップでは、コンパイルは一瞬で終わるのに、C1 VRX/Kでは数秒~10数秒かかるという事実もある。
RAMが176MBしかないというのが、問題なのかもしれない。

数日かかると思って、ゆっくり待とう。

2012年12月7日金曜日

10年前のミドルウエア

一昨日、確認したところ、一応動作していた。
しかし、Priority inversionで、出力タイミングに遅延が見えた。
致命的と言えるほどの遅延ではないので、そのままにする。
おそらく、12年前の実装の時点でそうだったのだろう。その時も同じ理由で放置した。

本当にPriority Inversionが原因なのかを一応色々工夫しながら確認した。
間違いないだろう。

製品に使っている組み込みOSはITRON準拠のリアルタイムOSと言っているが、実際には割り込みの扱いがひどく(割り込みマスクレベルがある機械でも、割り込みハンドラに入る際に、マスクレベルを最高にするため、割り込みの優先度がほぼ無意味になる)、高優先度の割り込みのリアルタイム性が著しく低い。
その他のミドルウエアとセットで使用するために、そのOSが選択されたが、12年前にまともに動作させるためにかなりのbugを自分たちで修正することになった。
10年以上前のものなので、その頃は品質の悪いミドルウエアも多かった(良いものが無かったわけではない)。結果的に、開発期間が半年ほど延びてしまった。
お客さんを助けるための開発だったのに、迷惑もかけた。
非常に辛い開発だった。その頃に「無理はいけない」、「ミドルウエアを使った開発は、そのミドルウエアを自分で作れるぐらいの技術力が必要である」という考えを持つようになった。

あまりにも不具合が多かったので、ミドルウエアの事をほとんど信用していない。
Priority Inversion(優先度逆転)が原因なら、Priority Inheritance(優先度継承)で対処すればよいということは、ITRON使いなら誰でもわかるだろう。
12年前なぜそうしなかったのか?おそらくミドルウエアのその部分にもbugがあった(ある)のだろう。
これについても確認した。
ソースコードをみるとやはりbugが発見された。致命的な不具合(システムの停止等)ではないが、優先度が継承されない可能性がある。
使っても使わなくても、最悪値は変わらない。そのため、使ってもいいのだが、ソースコード上で優先度継承をしているように見えて、実際にはそうではないというネジれた状態になる。ならばむしろ、堂々とソースコード上で「Priority inheritanceしていません」と見える方がいいだろう。
多分、12年前にも同じ結論に至ったのだろう。すっかり忘れているが。

実際に問題のSemaphoreのPriority Inheritance をEnableにして実験してみたが、発生頻度はやや減るものの、最悪値はほとんど変化なし。
RTOSに手を入れるのは、リスクがある。
はっきりと原因が特定されているが、とにかく元々Bugの多いものだ。
12年前の製品なので、今回もまた,そのままにすることにした。
「何とかしてくれ」と言われたらやることにする。

最近ではどのミドルウエアも枯れてきており、安定している。
さらに、チューニングもされている。
その製品の後継リニューアル版を作るときには、最新のミドルウエアにするだけで、限界性能が2倍ぐらい良くなるだろう。
ついでに12年動作実績のあるH/Wがある。これで最新ミドルウエアを評価すれば、問題の切り分け(H/W,ミドルウエア,ソフト)もかなり楽になる。

2012年12月5日水曜日

危機脱出成功

仕事が何とかなった。
とは言っても、やっぱ一晩はみないと安心できない。

仕事場を出てくる前に、テストを仕込んでおいた。
明日の朝、動いていれば成功だ。

2012年12月1日土曜日

ラインアセンブラ4

しらみつぶしテストをした。
通常使わないような命令の組み合わせで、ミスが見つかった。
また、間違いではないものの、逆アセンブルした内容をアセンブルした時に、元のバイナリとは異なるバイナリになるものもあった。それらが大量に引っかかった。

このマイコンのアセンブリ言語は、かなり変である。
アセンブリ言語1つに対して、表現方法が異なるマシン語が複数ある。
元々逆アセンブラ用のしらみつぶしテストは、アセンブラ表記では同じでも、マシン語では異なるバイナリの変換もテストしていたので、それをそのままアセンブラに喰わせると、どれかが元とは違うバイナリになる(1つは正しい変換になる)。
それらがあまりにも多い(しらみつぶしなので、テストの量が元々多い)ので、かなり苦労した。

テストはすべて成功するようになった。
かなり大量のテストをしているのに、PCでは一瞬で終わる。
何ともあっけない。
成功するようになったものの、このテストはアセンブラの異常系のテストができない。
逆アセンブラが吐くコードは正常なものだからだ。そのため、エラーメッセージの内容もチェックできない。
(メッセージのチェックを自動化するのは現在の人類にはほぼ不可能だろう)
まぁ、変な使い方をしなければ正常に動作するので、使えなくはないのだが。

どんなソフトウエアでも、作業量割合で見ると、重要な部分は全体の1割~2割だ。
それが動いたとしても、作業が1~2割が終わったところであり、残作業がまだ8割ある。
それと、計算式処理の部分をもう一回整理したい。

2012年11月28日水曜日

出口が見えてきた

今週は辛い作業になるだろうと思っていたが、意外と簡単に出口が見えてきた。
10年前の俺が残した文書がずいぶん役立った。
ありがとう。10年前の俺。確かに受け取ったぞ。

今日は早めに帰って来たので、先週までやっていたラインアセンブラのしらみつぶしテスト用コードの改造作業を始めた。
今日はそのコードを探すだけ。
今年の3月にUbuntuに乗り換えたので、古い機械のHDD内をあさらなければならない。
もうずいぶん前に書いたものなので、どこにしまったか忘れてしまった。数年前、異常に忙しい暑い夏にPCが壊れ、応急的に安いPCを買ってきて作業を続行し、その冬に新型機を買い、暑さで壊れたPCと応急PCから、少しずつデータをコピーしていた(なかなかまとまった時間がとれなかった)。
そのせいで、非常にごちゃごちゃしたディレクトリ構成になっていた。
また、何で開発していたかもよく覚えていない。Virtualマシン上のLinuxでの開発だったか、Cygwin上での開発だったか、Borland C++ Builderを使っていたか、Eclipseを使っていたか。Eclipseは、Windows上で動くものが3本(一本は特定のマイコン専用)入っていて、Linux上で動くものが1本あった。
findで探そうにも、ファイル名を忘れているので手がでない。

しばらく探して、やっと見つかった。
その他、懐かしいものも色々見つかった。
タイムスタンプを確認すると2010年12月にいじったのが最後だ。つまり、その時点でdisasmの作業は終わっていた。
約2年放置していた事になる。
最後にいじってから、しばらく東京をはなれており、その後年度末のドタバタが始まり、3.11があった。
妙に忙しかったり、暇でも電気がなかったりして、いつの間にやらほったらかしモードになった。
今年になってだいぶ落ち着いたが、3月にUbuntuへの乗り換えをしてしまったため、使い方の習得や開発環境の再構築、VAIO C1-VRX/K用のFrameBufferドライバ改造など、余計な事をたくさんやっていた。

この数年だけでも色々なことがあったものだ。
夜に一時間だけで書いているコードなので、あまり頭を使わないでもいい書き方になっている。
しかしながら、重要な部分へのコメントは書いてあり、その当時の努力を感じる。
未だに、昼にばっちり働いて、夜に別の作業をするには勢いをつけないといけない。帰宅途中に「帰ったら、やるぞ!」みたいに気分を盛り上げておいて、帰り着いたらすぐに作業を始める。
その当時もそのように踏ん張っていたのだろう。

どんなに困難な作業でも、諦めずに続ければ、いつかは出口に到達できる。
自宅での作業も出口が見えてきた。
明日は発掘されたソースの改造方法を検討しよう。

2012年11月25日日曜日

雲見で潜ってエネルギー充填

雲見へ行ってきた。最高の海況で楽しめた。

天気は最高。水温20℃(俺のダイコンでは19℃)。透明度20m以上。
ロクハンなので、寒くない。水温的には、5mmでもイケたかも。
わずかに流れがあるが、流れる方向へのダイビング。
ドリフトダイビングになるほどでは無かったが、結構な距離を移動してもほとんど疲れない。
波、うねりはほ無し。

今回は、生姜のお茶を持っていって、みんなで飲んだ。
フィリピンで買ったフィリピン製、日本で買った日本製、日本で買った中国製の3種類を持っていったが、みんな日本製の生姜茶を選んでいた。「フィリピン製もピリリとして、おいしいよ。」と奨めてみたが、ダメだった。
自分はフィリピン製の生姜茶と中国製の生姜茶を飲んだ。
生姜茶をたくさん持っていったので、カメラは無し。

シマシマが無くなって、顔が黒くなっている超巨大イシダイを何匹も目撃した。
透明度の高さから広範囲が見渡せるためだろう。たぶん見えにくいだけで、ふだんからそれくらいはいるのだろう。
24アーチのテングダイも穴からでて外にいた。
キラキラ光るキビナゴの群れを下から見上げたり、ムレハタタテダイの群れがいたりと、群れモノも多かった。
ショップのボスの後ろをついて行っているとき、ボスのキックでイソギンチャクがひらりと舞い上がった。
そして、その下に小さなタコがいた。
タコはビックリして、すぐに穴に逃げ込んでいった。
エビがいるのでタコも多いと思うが、いつも隠れていてあまりみえない。

帰りに、大渋滞に巻き込まれ、19時ごろに厚木。
下道で移動していたので、厚木で夕食にした。厚木に住んでいたころ、しゃぶしゃぶ食べ放題だったお店が、ビフテキ、ハンバーグ、パスタを注文すると、サラダバー、カレーライス、パン、デザートが食べ放題になるお店になっていた。
そのお店で、ビフテキを食べた。
もちろん、サラダ、カレーライス、デザートも食べた。

明日からは、10年以上前に作った機械の中へ深く潜航して問題の調査をしなければならない。
しばらくは本当の海には潜れないだろう。
年末年始を心置きなく楽しむには、この仕事を綺麗に解決する必要がある。
デバッガ無しで作った装置だ。しかもOSにBugがあったため、メーカに少し修正してもらったものだ。
OSはその当時でも、もう少し良いものもあったが、そのメーカが出していたミドルウエア(FATドライバとTCP/IPプロトコルスタック)を利用したかったので、そのOSになった。
結局、装置開発時、OSやミドルウエアの不具合修正やチューニングをかなり行った(もちろんデバッガ無しで)。
その当時は今よりも若かったからできたが、今またそこへ潜るとなると、体力的にきついだろう。
わかっていても、またやらねばならない。

今日の海と食事が明日からのエネルギーとなってくれることを望む。

2012年11月24日土曜日

ラインアセンブラ3

結局、昨日の夜、食後にPUSHM, POPMも書いた。
過去に作ったMotorola-Sレコードにしたバイナリを逆アセンブラでアセンブリ言語化して、それをラインアセンブラに食わせた。
昨日の段階で、サイズが同じになることは確認していた。

今日になって、バイナリを逆アセンブラに食わせて、そこから出てくるコードをラインアセンブラに食わせて、それを最初に入力したバイナリと比較するテストプログラムを作成した。

色々な部分で間違いが見つかった。
対向試験で逆アセンブラにも間違いが見つかるかとも思ったが、間違いがみつかったのはラインアセンブラのみだった。夜1時間ずつ、2週間で書いたものだ。特にバイナリの合成なんて、昨日半日で書いたものだ。こんなもんだろう。
1~2時間で完全に一致するようになった。
テストに用いたデータはCコンパイラが吐いたバイナリなので、あまりトリッキーなコードではない。
多分まだまだBugがあるだろう。

洗濯物をしたり、なんだかんだで、今日はこれくらいしかできなかった。
明日は海へ潜りに行く予定。

2012年11月23日金曜日

ラインアセンブラ2

例のこれが、だいたいまとまってきた。
字句解析、構文解析、命令とオペランドのデコード、Emulated命令→Native命令変換までは、先週と今週の月~木までかけて帰宅後1時間ずつで実装した。
ダイビングに行ったり、飲み会に行ったりしていたので、あまり集中できず時間がかかった。

今日の朝、Emulated命令→Native命令の動作確認をした。
いくつか間違いが見つかった。
毎日1時間ずつだと、途中で考えが変わったり、また全体を見ないので、不整合を見落としやすい。
昼には単体の動作確認も終わり、いよいよバイナリコードの合成処理を実装し始めた。

似たような命令体系の部分でくくって、系列ごとに実装しながら、単体テストを行った。
(細かくは見ていない。来週以降、しらみつぶしにテストする予定)
テストと同時進行なので、夕方になっても実装作業が終わらなかった。
2命令(POPM, PUSHM)の実装を残して、疲れて来たので作業終了。
明日には、実装が終わるだろう。

来週からは、アセンブラ部分の結合テスト。
事前に作ってある逆アセンブラと組み合わせて、テストをする予定。
逆アセンブラ作成時に、しらみつぶしにテストするコードを用意していた。
それを使えば、テストプログラムの用意も楽だろう。

この手のコードはテストプログラムがとても大切だ。
ソースコードも重要だが、同じくらいテストプログラムも重要である。

2012年11月13日火曜日

ラインアセンブラ

既に2年前になる。

友人にたのまれて、某16bitマイコンのラインアセンブラ、逆アセンブラ付きモニタを作っている。
一回は一応動いた(その後に色々不具合が発見されている)のだが、ラインアセンブラのコードが気に入らず、作り直している。

逆アセンブラやラインアセンブラは、単純だが量がある。
特にアセンブラでどこまで受け付けるかの見極めが難しい。

例えば、リテラル値を数式で入れられるようにした。ペリフェラルレジスタの操作等でベースアドレス+オフセットのように入力できて良いなと思ってのことだ。
数式の処理を実装するときに、C言語の演算子を使うことにした。
括弧で計算順序の調整もできる。10進数、16進数、2進数に加えて、C言語のように8進数も使える。
そして、止めときゃいいのに、三項演算子にまで手を出した。
そんなものリテラル値計算のどこに役立つんだよとも思いながらも、どうせ実装するんなら、全部みたいなノリでうっかりやってしまった。
三項演算子を含め、数式処理は正常に動作しているが、無駄にコードがでかく可読性も悪い。
そんな部分が随所にある。

時間のある時に、何日間かまとめてやればすぐに終わる作業だ。
しかし、毎日30分から1時間の作業の繰り返しでは、前日の作業は忘れてしまう。
毎日作業ができれば良いが、なかなかそうもいかない。一週間や一ヶ月開いてしまうこともよくある。
このような状況では、問題を切り分け、局所化して、小さな作業単位の組み合わせにせざるおえない。
部分的に「もう少し作り込んでも良いよな。」と思ったらヤバい。全体が見えていないのに、その部分だけを掘り下げてしまうと、完成後に全体を見るとアンバランスな感じになる。

それで結局作り直し。

今日はまた全体の設計を検討した。
メモ書きをたくさん書いた。メモ書きにしておけば、通勤電車の中でも検討できる。
明日も多分検討の続き。週の中頃以降から、まとめる作業に入る。
シンプルで、改造しやすい実装にしようと思っている。

2012年11月4日日曜日

海の民、山の民

今週、海へ行かなかった。理由はこれだ。
海に入らないと、なんか調子が悪くなる。風邪気味で、くしゃみや鼻が出る。季節の変わり目だ。寒くなっている。止む終えまい。
そういえば、南国Philippine在住の江戸川氏(仮名)も同様の事を言うそうだ。

私の両親は、どちらかといえば山の民。
(特にオヤジは山奥出身)
しかしながら、それらから生まれた我々兄弟は、皆海が好きだ。
別に山が嫌いと言うわけではない。むしろ、遺伝的には山に適合しているはず。
海の方が刺激が多く、楽しく感じる。それだけだ。山もおもしろい。
あえて言えば、里がつまらない。街が嫌いなだけだ。大都市は大嫌い。

江戸川氏も、元は山の民だという話を聞いたことがある。
小さな島が集団を作った国Philippineなので、どこに住んでも海との関わりは切れないという考えもあるが、日本も大差は無いだろう。
そういった意味では、同じかもしれない。お互い元々貧乏人だし。

季節の変わり目。
この冬を乗りきるためにも、今月の中頃には海に入っておかないと。
さもなくば、余計に金がかかることになるかもしれない。

2012年10月31日水曜日

日本向けNexus7 32GB 値段アップ

同じ値段で、32GBモデルが出ると思っていたのに、とんでもないことに ¥5,000- もアップ。
GIZMODEの記事

金が無いっていう時なのに、このタイミングでの値上げはなんだ!!
もう買わない。絶対に買わないぞ!!

2012年10月30日火曜日

ケチケチマシーン

9月にCebuでダイビングをしていたので、10月は締めてかからないといけないと思って、かなり食費を削っていた。
しかしながら、終わってみれば(まだ1日あるけど)、かなりの出費だった。
  • 国内でのお泊まりDiving x1
  • 国内での日帰りDiving x2
  • 定期券
  • ゲージ(残圧計とコンソール)の交換
  • 長い長いズボン

  • 先月中頃になるが、やや高価なウクレレを知人から安くで購入したり、BlueTooth Keyboardを買ったりもしていた。
    そのせいで、今月の頭の時点でかなり来ていたのだった。

    その状態から、細々としたもの「LED電球 x2」「米10Kg」「保存用食料」「高いラーメン」も、ボディブローのようにじわりじわりと効いてきたと思う。

    12月になれば、やはりなんだかんだで、出費がかさむ。
    そうなれば、11月を如何に乗りきるかが、勝負だ。

    11月は、ケチケチマシーン猛レースだ。
    ブラック魔王には負けないぞ!

    2012年10月28日日曜日

    井田へ行ってきた

    雨は無かったが、曇り。
    天気はいまいちだったが、レア物がたくさん見れたので良かった。

    以下の3つは、シリキスズメダイなのだが、Flashを焚くと、実際の色よりも薄くなってしまう。
    これは、本当の見た目に近い色になった。
    上がってきたところで、Flashを禁止して撮影した。

    小さな小さなクマドリカエルアンコウがいた。
    体長1cmにも満たないような個体。この写真のどこにいるかわかるかな?
    中央部を拡大すると… 見えるでしょ。
    Super-macroではなく、通常Macroで撮影してしまったため、あまり近づけなかった。 まあいいか、と思ってそのまま撮影したが、やはり失敗だな。 これはニシキフウライウオ。どこにいるかわかるかな?
    もう一匹の小さな小さなクマドリカエルアンコウ。 これも体長1cmぐらい。今度はSuper-macroで撮影。
    中央部の拡大。ピントはあっているけど、手前の藻がじゃまだ。
    あとは流して撮影。カメラの練習。

    ニシキフウライウオやカエルアンコウがたくさんみれて良かった。

    今月頭の時点では、この前の海洋公園と、今回の井田の予定は逆だった。
    しかし、諸事情があり、急遽逆転したのだが、結果的にはその方が良かった。
    どちらの海も写真はいまいち(自分が悪い)だったが、見応えがあった。

    2012年10月26日金曜日

    Ubuntu 12.04 にした

    先日、母艦のUbuntuを12.04 "Precise Pangolin" に入れ替えた。
    半年前に出ていたが、ずっと無視していた。
    新しすぎるやつは不安定なので、半年ぐらい待っていたのだ。

    入れ替えて驚いたのは、動きがかなり軽くなったことだ。
    ネットワークまわりが軽くなった感じ。NASへのアクセスも軽い感じがする。
    Kernelが3.2.xになったためか?
    最近、GCCも新しいパッケージになっていたので、最適化の性能が上がったのかもしれない(想像)。

    もちろん、困ったこともおきた。パネル上から
  • パネル内にスピーカアプレットがなくなってしまった。
  • インプットメソッドの表示がなくなった。
  • 日付時刻表示に時刻しか表示されなくなった。

  • さらに、以前はALT+右クリック(さらに前は右クリックのみ)でパネルのメニューが出たのに、出なくなった。
    Internetで調べたら、ALT+右クリックではなく、ALT+Windows+右クリックに変更になったそうだ。
    Happy Hacking Keybordには、Windowsキーは無いので、操作できない。
    他の方法を探すと、"GNOME Classic(No effect)"でログインするとALT+右クリックで操作できるようになることがわかった。

    一旦ログアウトして、"GNOME classic(no effect)"でログインし直し、パネルのメニューを表示させる。
    スピーカーの絵を探すが、見つからない。
    Googleで探すと、Ubuntu日本語フォーラムで、こんな記事が見つかった。
    以下の部分の上2行を実行したら、スピーカーのアプレットが表示された。
    sudo apt-get install dconf-tools
    dconf reset -f /org/gnome/gnome-panel/
    nohup gnome-panel --replace &
    
    インプットメソッドの表示は、この記事を参考にした。

    日付時刻表示は、この記事を参考にした。
    dconf-editorを起動して、以下のように書き換えた。
    半年待っただけあって、多くの問題の解決方法が簡単に見つかる。 とにかく、dconf-editorが必要だった。
    dconf-editorをinstallすると、メニューの「アプリケーション」→「システムツール」のなかに "dconf Editor"ができる。
    GUIでも設定をちょこちょこ変更できる。
    他にも色々いじれるようなので、もう少し見ておこう。
    色々調整をしたので、ついでに以前から自宅のプリンタ(Canon LBP-1310)がまともに動作しないことについても調べた。
    Googleで検索すると、Canonがドライバを配っていることがわかった。
    まず、中途半端にinstallされているプリンタを削除する。Ubuntuの「システム設定」内の「プリンター」とかかれたアイコンをクリックして、「プリンター」のダイアログを表示し、左下の[+|-]ボタンの'-'をクリックしてプリンタを削除する。
    CanonのHTML形式のドキュメントを読みながら、設定をした。
    途中の、
    # /usr/sbin/lpadmin -p [プリンタ名] -m [PPDファイル名] -v usb:/[デバイスファイルパス] -E
    
    それぞれ伏せ字の部分は、
    項目入力備考
    [プリンタ名]lbp1310任意の名前でよい
    [PPDファイル名]CNCUPSLBPSERIESLJ.ppdドライバ添付のREADME-lips4-2.5x.txtを参照
    [デバイスファイルパス]usb://Canon/LASER%20SHOT%20LBP-1310?serial=040311100830/usr/sbin/lpinfo -v で取得
    何と長いのだろう。あまりの長さに、信用できなかった。
    とした。
    すなわち、発行するコマンドは以下のようになる。
    # /usr/sbin/lpadmin -p lbp1310 -m CNCUPSLBPSERIESLJ.ppd -v usb://Canon/LASER%20SHOT%20LBP-1310?serial=040311100830 -E
    折り返しちゃって、なんだかわからない。
    折り返さずに表示すると、こんな感じ。
    # /usr/sbin/lpadmin -p lbp1310 -m CNCUPSLBPSERIESLJ.ppd -v usb://Canon/LASER%20SHOT%20LBP-1310?serial=040311100830 -E
    
    残りの作業も、ドキュメントにしたがって粛々と行う。

    作業完了後に、システム設定のプリンターを開いてテストページを印刷すると、ちゃんと印刷できた。
    いくつかpdfファイルを印刷した。問題ない。
    lprでテキストファイルを印刷してみた。一応、印刷できたが、あまりにもシンプル過ぎる。ついでに、日本語がでない。
    フィルタを入れ替えようかとも思ったが、geditで印刷すると、ちゃんと日本語も出るし、ファイル名やページ番号もつく。
    これでいいや。

    一応、普通に使えるようになった。
    軽くなったのがとてもよい。
    2017/11/22 プリンタ登録コマンドの折り返さない例を、スクロールするようにした。

    2012年10月17日水曜日

    先週末の海洋公園

    先週末にI.O.P.(伊豆海洋公園)へ行ってきた。

    XZ-1を持っていったが、フラッシュを出し忘れていた。
    天気もいまいちで暗く、シャッター時間が長くなり、撮影してもほとんどぶれぶれ。

    クエ穴の左斜め上の辺りに、すごく小さなオオモンカエルアンコウがいた。撮影を試みたが、暗くてピントが合いにくく、シャッター時間が長くて手ぶれする。
    懐中電灯(海中電灯?)で、照らせば明るくなるのだが、両手が塞がり、体を固定できない。
    やはり手ぶれになってしまう。
    カメラにつける棒を持っていけば良かった。
    やっと撮影したのが、下の写真。
    ミツホシクロスズメダイの集団も撮影を試みるが全部失敗。
    フォーカスが全部イソギンチャクにあってしまう。

    その後、でかいヒラメがいた。
    じっとしていたので、静止画撮影を試みたが、動き出したので急遽動画撮影に変更。 一本目でまともなのは、これくらい。

    二本目、潜ってすぐにミナミハコフグ。懐中電灯で撮影。うまくいった。
    あまりにも、何もかもがうまく撮影できないので、ややふてくされ気味で、バブルリング。
    なんか暗いし。

    水温は23度あったので、海の中は楽だった。

    上がってくると、焼き魚を振る舞うイベントが行われていた。
    丘に上がって、海パン一丁+濡れた体は寒い。
    寒いので、焼き魚ではなく、豚汁か何かと思い込んで、列に並んでみた。
    しばらく待ったが列は全然流れない。背伸びをしながら前の方を見て、焼き魚だと気がついた。
    列が動かない理由は、焼き魚をもらった人が、その場で食べているためだった。
    焼き魚をもらったら、とっとと移動しろよ。寒い中を無駄に列んじゃったぢゃないか!!

    帰りにパーコーラーメンを食べて帰ってきた。

    2012年10月16日火曜日

    イカロスは元気

    13日に運用があると知って、ワクワクしていたが、13日は土曜日だった。
    研究者は、研究がしたいだろう。得に土日は集中できる時間。
    庶民の私としては、結果がどうなったのかを早く知りたいものの、邪魔をしてはいけない。
    月曜日まで待つだけだ。

    と、思って待っていたが、月曜になってもイカロス専門チャンネルが更新されなかった。
    なんか、ヤバいことになったのかな?と思って、あえて触れなかった。

    どうも忙しかっただけのようだ。
    まずは一安心。
    高度に機械文明が発達した今日でも、機械だけでは何もできない。
    人間あっての機械だ。運用してくれる人が忙しければ、何の成果も出てこない。

    イカロスの父ダイダロスは、職人だそうだ。
    そして、母ナウクラテーは、奴隷だそうだ。

    運用している人の記事をよむと、無茶プリがあったらしい。母親役と言うことか。
    そうなれば、父親は、メーカの人たちかな。

    辛いかも知れないが、かわいい息子のためだと思って、がんばってもらいたい。
    運用してくれる人がいなければ、何の成果もないのだから。

    2012年10月15日月曜日

    アクション大魔王

    知人にSonyから、防水のHD-Movieカメラが出たと教えてもらった。
    アクションカム HDR-AS15

    GoProを見たとき、「いいなあ」と思っていた。
    小型、高性能、丈夫といえば、日本製品のイメージだが、残念な事にGoProは外国製。

    買おうかどうか悩んでいたが、Sonyのやつを買ってみるかな。
    手ぶれ補正もついているし、Sonyのオートフォーカスは良いし、期待できそう。

    Wi-Fiがついているらしい。
    防水ケースを開けずに、データ回収ができれば良いが、どうだろう?
    できれば、ケースを開けたくないのだ。

    Divingで水中撮影をする。一度防水ケース(プロテクタ)が水没したこともある。
    (u770SWだったので、カメラ本体までは、浸水しなかった)
    多くの場合、水没はわずかなゴミの挟み込みで生じる。
    髪の毛や、芝など、細くて長いものがOリングに挟まると、水没してしまう。
    グリスが塗ってあるから大丈夫と油断してはいけない。わずかな油断が死を招くのだ。
    (グリスを塗るからゴミがつきやすいような気もするし...)

    これを避ける最善の方法は、
    ケースを開けない
    である。

    締めて、潜って、浸水してこなかったのなら、信頼性がある。
    その後、開けなければ、十中八九次も大丈夫だ。
    そのため、一日に何本潜ろうが、開けるのは家またはホテルで、朝準備をする時と、夕方戻った後だ。

    開けずにデータを回収できたとしても、Batteryの充電は必要だ。
    非接触充電にも対応しているとなお良いのだが、それは無理そうだ。残念。

    それでも、おもしろそうな機械だ。
    買ってみるかな。

    Sonyタイマという都市伝説がある。
    うちのVAIO-C1 VRX/Kは、こんな具合で、今でも元気だ。
    10年以上経過しているのに。
    愛情を持って接していれば、機械だって裏切らない。
    Sonyタイマ云々言うやつは、機械に恨まれるような事をやったんだろ。

    2012年10月12日金曜日

    イカロス

    YouTubeで何気なく、はやぶさの動画を見ていて、ふと、「あかつき」と「イカロス」はどうなったんだろうと気になった。

    「あかつき」は、2015年の金星到着を目指して頑張っているようだ。
    そして、イカロスは9月に冬眠モードから復活したそうだ。
    明日、2012/10/13に再度通信するらしい。

    宇宙ヨットなので、燃料が無くても進めるが、風(太陽風)の影響を受けやすくもある。
    最近は太陽が変なモードになったり、でかいフレアが出たり、ドタバタしている。
    そんな中、よく位置の予測ができたものだ。すごい。

    イカロス専門チャンネル

    うどん

    季節の変わりめ、スーパーへいくと、乾麺が安いときがある。

    去年、うどんが変に安かったので、買い込んでおいた。
    保存がきくし、ある程度置いておいた方がおいしくなるので、しばらく戸棚にしまっておいた。

    それから1年…
    今週になり、そろそろかなぁと思い、試した。
    朝、コーヒーを飲むのにやかんでお湯を沸かすが、その時のお湯を多めに沸かす。
    量があるので、瞬間湯沸かし機のお湯から沸かしても、それなりに時間がかかるが、数分だ。
    ここで、冷凍室から肉団子を取り出して、小皿に乗せて、チンで解凍&温めしておく。 お湯が沸いたら、100円ショップで売っている電子レンジ用「スパゲッティゆで器」に、お湯と乾麺を入れ、肉団子と交換でチンに入れて、500Wで7分加熱。
    ※ 水からうどんを茹でない事! 全部くっついちゃうぞ。
    チンが仕事をしている間に、やかんの残りのお湯で、コーヒーも入れる。
    コーヒーを入れた後で、どんぶりにさらに残りのお湯と麺つゆと削り節を入れてStand-by OK.
    コーヒーを飲みながら、数分待てばうどんもできる。
    チンが終わったら、一旦ざるでうどんのゆで汁を切って、どんぶりに入れる。温めておいた肉団子も上に乗せる。
    おいしいうどんの出来上がり。全部で15分くらいだ。100円、どんなに高くても200円程度。

    1年ほったらかしにしていただけあって、うどんがぶよぶよにならない。
    長めに茹でて、柔らかくなっても、弾力がありしっかりしている。

    来年の分を買っておくか。

    2012年10月10日水曜日

    Nexus7 に32GBモデル?

    Nexus7 注文してなくて良かったかも。

    何と!ストレージの容量が32GBのNexus7があるかもしれないらしい。
    GIZMODE 2012/10/10の記事

    「テザリングで遊ぶのに、安いからこれでいいか。」ぐらいにしか考えていなかったが、グッと魅力が増した。
    Nexus7は、SD Slotが無いので、内臓メモリの増量は、極めて魅力的だ。 これで、ますますISW13Fとの性能の違いがなくなってくる(もちろん、機能はずいぶん違う。ISW13Fはスマホだ)。

    やはり、これはiPad miniに対抗するための戦略だろうか?
    iPad miniは3G対応という噂もある。
    差をつけられないためにも、あるいは差をつけるためにも、基本性能をしっかりさせることは重要だろう。

    さて、どう出るか?

    2012年10月9日火曜日

    ばっかじゃないの!

    先週末、泊まりで南伊豆の雲見へ、ダイビングに行ってきた。

    前の夜、寝る前に、XZー1のバッテリを充電していないのに気がついた。
    充電器は、メッシュに入れてしまっている。しかも電気製品なので、濡れないようにビニール製のバッグに二重に入れて、メッシュに入れている。
    充電器を取り出して、カメラも取り出して、充電を始めた。
    ACケーブル、USB式ACアダプタ、USBケーブル、カメラ、防水プロテクタなど、細かく色々必要で、いろいろなものをバッグから出した。朝起きたら、また2重に入れないといけない。
    「絶対に忘れるなよ!絶対にだ!」と心の中で念じながら眠った。
    そして、 4:30起床。
    「ビニールのバッグに入れるのだ!」「ビニールのバッグに!!」「とにかく元に戻すのだ!!!」と念じながら、用意を済ませた。
    なぁんだ。簡単だ。ばっちり戻して、メッシュに詰め込み直す。
    心配しすぎだ。
    この季節、4:30はまだ暗い。しかし、筋トレのおかげで、メッシュも軽い。
    駅まで走ってもいいくらいに気分も良い。
    今日の俺はさえている。そんな風に自惚れていた。
    充電したカメラ、防水プロテクタ、懐中電灯を忘れている事に気がつかないままに…
    (懐中電灯は、カメラに縛り付けている。そのため、カメラと運命共同体なのだ。)

    雲見と言えば、ダイナミックな地形、アーチや洞窟が多い。懐中電灯は必須だ。
    なのに、懐中電灯なし。バカじゃないの!?

    さらに、ゲージがこの前のCebuで水没した。
    どの道具ももうだいぶくたびれてきている。400本以上潜っているので当然だ。
    道具ばかりではなく、ボケボケなのに冴えているなんていってる俺もダメダメだ。
    こんなんばっかり。困難も多い。こんなんばっかじゃないの!!

    2012年10月1日月曜日

    頭痛

    数年前、秋になると頭痛が起きた。
    しばらくは無かったのだが、今日、頭の右後ろが痛かった。
    嫌な痛みだ。いつものやつに似ている。というか、同じ。
    また始まるのか?

    2012年9月30日日曜日

    Nexus 7 と キーボード

    Nexus 7 を買おうかどうか迷っている。
    この前購入した、auのISW13Fは、テザリング機能がついているので、使ってみたい。
    動機としては、その程度なので安く買えるやつがいい。Nexus 7は、性能のわりには2万円しないので、かなり良い。
    しかし、基本性能はISW13Fとほぼ一緒。画面がでかいのが最大の特徴になるだろう。
    かなりカブっているので、両方でほぼ同じ事ができる。 将来、ISW13Fが古くなり、より高機能なものを必要とするとき、Nexus 7ならOSやソフトウエアを入れ替えられると言う利点があるが、ISW13Fが古くなったときはおそらくNexus 7も古くなっているだろう。
    また、Nexus 7ではauアプリは使えないし、auのチューニングの恩恵も得られない。さらにOneSEGも外付けUSBで見ることになるだろう。
    テザリングをちょっとするだけで、飽きてしまい、使わなくなってしまったらやはり無駄だ。

    Nexus 7がノートパソコンのように使えるなら、話は違ってくる。
    自宅のVAIO PCG-C1 VRX/Kは、もう10年選手だ。Lubuntuを入れているが、RAMが足りず、Xを動かすにはつらい。
    さらに、最新のLinux 3.x.x系のFrameBufferそのままでは、VAIO C1独特の1024x480の解像度を使えない。
    いくら何でも640x480で使う気にはならないので、atyfbを改造してFrame buffer terminalで何とか使っている。(ブラウジングもmailも携帯で十分。遊びのプログラミングのみ。改造内容について詳しくは、この記事の一番下を参照)
    だが、新しいkernelが出る度にatyfbを改造しなければならないので手間である。

    自宅の母艦PCも今はLinux(Ubuntu)なので、Nexus 7でLinuxが動くなら、VAIO-C1よりマシだろう。
    CPUパワーも、メモリも数倍上だ。
    たぶんXも使い物になるだろう。

    プログラミングするには、キーボードが必要だ(絶対必要と言うわけではないが、あった方が圧倒的に良い)。
    Androidで使えるキーボードについてちょっと調べたら、BlueToothでつなぐらしい。BlueToothのキーボードを探すと、ゴロゴロ出てくる。
    日本語キーボードだけでは無く、英語キーボードも色々あり選べる。なんか嬉しくなり♪、試しに何か買ってこようと、大宮のソフマップへ行ってみた。
    自宅から約7km。歩いて1時間半といった距離。気分もいいし、天気もいい。散歩ついでに歩いて行くことにした。
    さすがに昼間歩けば、体も熱くなり大汗をかいた。お店の中に入っても、あまり冷房は効いていないようだ。
    キーボード売り場へ行き物色を始めるが、英語キーボードが極端に少ない。あんなにゴロゴロあったのに、お店にはわずかしか無い。たくさん歩いてきたのが少しバカに思えた。

    よーく探すと、下の方にかなりボロくなった箱で、REUDO RBK-2000BTIIというのがあった。
    キーのサイズは普通のキーボードと同じ(最上段の数字キーが小さい)。折りたたみ式で、スマホ用スタンドがついている。悪くない。かなり良いのだが、値段がバカに高い。9,800円もする。
    ほぼ同じに見えるエレコムのやつ(TK-FBP019E REUDOのOEM?)は、5,000円そこそこなのに、倍の値段だ(エレコムは日本語配列しか置いていなかった)。
    しかし、背に腹は変えられない。どうしても英語キーボードが良い。これは痛い出費になった。

    帰宅後に、ISW13Fとペアリングを試みる。これでつながれば、Nexus 7 でもつながるだろう。どちらもAndroid 4だ。
    しかし、うまくいかない。
    ISW13Fでペアリングをしようとすると、パスキーの入力や表示が一切ないのだ。
    この機能がau独自とは思えないので、Andoroid 4 全体の振る舞いなのだろう。
    調べて見ると、BlueTooth Keyboardにも種類があるようで、ダメなものはダメなのだということがわかった。
    インターネットでRBK-2000BTIIを調べてみると、販売終了になった製品だった。後継機では使えるようだった。
    非常にバカバカしく思えてきた。汗だくになりながら、9,800円も出したのに…。

    後継機も含め、色々調べてみる。デフォルトではパスキーは"1234"とか"0000"とか、色々書いてあった。 試しにそれらを入力してみるが、やはりダメ。これはキーボード側と言うよりも、Android側が何を期待しているのかがわからなければならない。
    ISW13Fのマニアルを読むが、それらの記述は無い。
    バカバカしさを通り越して気分は怒りに代わり、"0000"+[Enter]と入力した後、「この野郎!入れ!入れ!」と言う気分で、[Enter]を連打した
    すると、どういうわけか、ペアリング完了。ISW13F(Android 4)で、RBK-2000BTIIがつかえるようになった。
    どうも[Enter]を連打するのが良かったようだ。
    Nexus 7を購入したら、同じようにやればいいだろう。

    無駄な買い物にならずに済んだ。

    台風でDivingに行けない。ダイビング代は1日2万円くらいだ。
    来月には、Nexus 7を買ってみようかな。

    2012/09/30 追記
    linux kernelを改造したので、一応改造内容を示しておく(GPLだから)。
    改造箇所は1ファイル、2ヶ所だけ。patchを使わなくても手動で当ててもいいだろう。
    ほぼ一ヶ所にまとめてある。
    diff -Nur linux-source-3.0.0.org/drivers/video/aty/atyfb_base.c linux-source-3.0.0/drivers/video/aty/atyfb_base.c
    --- linux-source-3.0.0.org/drivers/video/aty/atyfb_base.c       2011-07-22 11:17:23.000000000 +0900
    +++ linux-source-3.0.0/drivers/video/aty/atyfb_base.c   2012-03-28 22:52:14.285910585 +0900
    @@ -680,12 +680,19 @@
     {
     #ifdef CONFIG_FB_ATY_GENERIC_LCD
            if (par->lcd_table != 0) {
    +               unsigned long hs;
                    /* stop CRTC */
                    aty_st_le32(CRTC_GEN_CNTL, crtc->gen_cntl &
                                ~(CRTC_EXT_DISP_EN | CRTC_EN), par);
    + 
    +               /* VAIO PCG C1-VRX/K */
    +               hs=aty_ld_le32(OVR_WID_LEFT_RIGHT,par);
    +               hs &= ~0x003F003F;
    +               aty_st_le32(OVR_WID_LEFT_RIGHT, hs, par);
    
                    /* update non-shadow registers first */
    -               aty_st_lcd(CNFG_PANEL, crtc->lcd_config_panel, par);
    +//             aty_st_lcd(CNFG_PANEL, crtc->lcd_config_panel, par);         REP. Shin
    +               aty_st_lcd(CNFG_PANEL, crtc->lcd_config_panel | 0x4000, par);
                    aty_st_lcd(LCD_GEN_CNTL, crtc->lcd_gen_cntl &
                               ~(CRTC_RW_SELECT | SHADOW_EN | SHADOW_RW_EN), par);
    
    
    なお、起動時にFramebufferドライバを読ませようとするとなぜかうまくいかない。
    FrameBuffer console なしで起動し、あとからatyfb.koをmodprobeまたはinsmodするとうまくいく。
    しかし、10年前のH/Wだ。現在、VAIO C1 VRX/Kを使っている人はほぼいないんだろう。
    役に立つのか?こんなもの。
    Google driveで、公開できればいいのだが、使い方がよくわからない。

    Iron sky を見てきた

    IRON SKYを見てきた。

    一般人からのカンパで一億円も集まったそうだ。
    欧米では先行して上映され、Internet上では話題になっていた映画だ。

    Trailerでは、ナチ女が生意気に写っているが、実はいい人だった。
    ナショナリズムを掻き立てるような映画かと思っていたが、世界平和をテーマにした映画だった。
    ドイツ人のすべてがナチではない。映画U-boat(Das boot)内でも艦長はリベラルな人だった。そして、戦争の虚しさを描いたものだ。「戦争なんてしないほうがいい」そう感じさせる映画だ。
    そういった意味では、IRON SKYも同じだ。しかし、U-boatはすごく真面目な映画だったが、IRON SKYはかなりパロディ色がつよく、笑って見られる映画だった。

    ナチスドイツと言えば、映画 「ヒトラー 〜最期の12日間〜」が有名だが、この中でも得に有名な以下のシーンのパロディが見られた。
    日本国内では「総統閣下シリーズ」として、多数パロディ化されている。YouTubeで"総統閣下"を検索すると、大量に出てくる。なぜ日本人はこのシーンが好きなんだろう。

    IRON SKYの前夜譚や続編も作られるらしい。
    期待しよう。

    2012年9月23日日曜日

    踊る大捜査線 The Final を見てきた

    前作で、終わりかと思っていたのに、映画4作め。
    シリーズ全体を通して、事件そのものはどうでもよく、その事件に対する警察組織内部のバカバカしい動きをドラマにしたものだ。
    ただし、今回の事件はその特殊性もあり、事件にも重みが置かれていた。
    (っていうか、事件そのものが警察内部の問題から...)

    以前、どこかのニュースサイトで、雪乃さん(水野美紀)が声のみ出演となっていたが、顔も写っていた。
    水野美紀さんが芸能事務所から独立したので、その事務所が圧力をかけているらしい。
    踊る芸能界だな。どこの世界も同じか。

    鳥飼誠一(小栗旬)は、前作からの登場だ。
    小栗旬は、クローズZERO等で主役もやった将来有望な若手の大物だと言うのに、前作ではあまりストーリにからんでこなかった。
    なんかもったいないと思っていたが、今回はいわば中心として動く。
    室井と青島に、罪をなすりつけるように見せかけて、このコンビに事件を解決させる。
    ずるい奴の役は、小栗旬には似合わないと思っていたが、一応無理無く見れた。

    正直者にも種類がある。
    例えば「厳格な人」と言えば、真面目で正直であるが、何かちょっとでも気に入らないと、烈火のごとく怒り出し、場合によれば暴力をもふるう。正直過ぎるが故に、曲がったことが大嫌いなタイプだ。
    クローズZEROの源治(小栗旬)は暴力的であるが、素直で正直である。一般的な視点では不良であり、悪い奴になるが、根は真面目で正直だ。仲間に対する思いやりもある。

    小栗旬のこの様なイメージあったためだろうか、ずるい奴になってしまった鳥飼誠一に対しても、単純に「ずるい」と言うわけではなく、腐った組織体制に対抗するために、ずるくなった正直者という視点で見れた。
    毒を持って、毒を制するというやつだが、理由や言い訳をつけても、自分で自分が許せないような葛藤もあっただろうに。

    TVで踊るシリーズが始まった当時は、刑事もので事件よりも警察内部組織に視点を置いたドラマは無かった。
    しかし、今はどの刑事ものも、警察内部組織がからんできており、どれもこれも踊るだ。

    踊るが終わるなら、小栗旬で何か新しい映画を作ってもらいたい。
    暴力的な正直者。頭の良い正直者。活動的な正直者。ものぐさな正直者。女ったらしな正直者。ちゃらんぽらんな正直者
    正直者にも色々ある。いろいろなものを見てみたい。

    2012年9月17日月曜日

    またCebuへ行ってきた#6/6

    8日め(divingは最後)は、近場の浅い海ということになった。
    明日の早朝の飛行機で日本へ発つので、安全を考えれば当然のことだ。

    昨日調子の悪かったBCDの代わりを、朝Shopで適当に見つくろう。
    良さそうなのがあったが、当事者は昨日のBCDでいいという。レンタルBCDよりも自分のBCDが良いのだろう。そういう人も多い。

    本日の1本目は、コンチキ。
    過去にShopのボート"Guwappa"(ビサヤ語で「美女」の意味)を係留していた場所だ。
    今は、黄色い潜水艦とその基地が係留されている。
    黄色い潜水艦はオーストラリア製で、韓国資本の所有らしい。

    黄色い潜水艦の近くから、エントリする。
    用意をしているとき、「ガソリンいっぱい飲んでる」という声が黄色い潜水艦から聞こえてきた。
    日本語に聞こえたが、ビサヤ語かもしれないので、ダイビングスタッフに意味を聞いてみた。
    「たぶん日本語。メカニック日本人。」と返事が帰ってきた。
    しかし、「ガソリンいっぱい飲んでる」とはどういう意味だろう。事故でもあったか?

    潜って、潜水艦に近づく。潜水艦の両サイドには、直径40~50cm程度の窓が5~6個並んでいた。
    窓はアクリルまたは、ポリカーボネートのようだ。厚さは5~10cmぐらいに見えた。屈折しているだろうから実際の厚さは不明。中から現地人スタッフがジッとこっちを見ていた。
    手を振ってみると、ニヤリと笑って、手を振りかえしてきた。見張りをしているようだった。
    マナーの悪いダイバーも多いからね。得に某隣国には多そうだ。

    またもやオニカマス(バラクーダ)。群れではなかった。
    マアジいたが小さい集団だった。本隊はどこだ?
    ミナミハタンポの群れも発見。
    おお、遠くに鯵玉発見。
    最初は小さいアジダマだったが、実は下の方の集団と合流して、巨大なアジダマになった。
    基本的に動画で撮影し、写真はほとんどとらなかった。

    そして、第二次メモリ不足「撮影可能枚数が0です」になってしまった。
    十分な容量があると思っていたのに、動画を撮影しすぎたのだ。
    ここから先は、写真をあきらめて、海を感じる事に専念する。ボートに上がったあとで古い写真を消せば良い。

    コンチキから、マリンステーション(北)へ向かってドリフトダイブ。このポイントにしては透明度が良い。18~20ぐらいだろうか。途中で小さな網袋を仕掛けている人がいた。脇にタンクを固定している。変なスタイルだ。
    背中に網袋を担いで、ビーチから歩いてエントリしてきたか?邪魔するといけないので、無視して通り過ぎた。

    マリンステーションで、ボートに上がって、次のポイントへ向かう。

    次のポイントは、シャングリラ。Mactanの北の端の方。ここは、深くても10m。普通、5~7mを行く。
    Last diveにはちょうどいい。やや遠いが、Mactan周辺だし、仮に海が荒れても、帰れないということにはならない。
    ボートの上でサーフタイム兼食事。
    不要な写真を消しておく。交通博物館を見学に行ったときの写真とか、無駄なものがいっぱい入っていた。
    ある程度消して、充分だろうと思っていた。

    オヤビッチャとロクセンスズメダイの集団に襲われるガイド。
    餌を持って行ったので、めちゃくちゃだ。
    この後、ガイドの足元に落ちていた食いかすを拾って持ち上げると、今度は私に向かってオヤビッチャがきた。
    グローブの上から、手を噛まれた。
    しかし、オヤビッチャの口はあまり危険ではない。

    ここで、第三次容量不足。消し方が甘かったのだ。
    水中である程度消すが、もうどうでも良い。Last diveだ。海を楽しもう。
    二匹のヒメオニオコゼ。
    普通、喧嘩ばかりするので2匹が揃うことは滅多にない。
    どうやら、オスとメスのようだ。
    仲良くするのだぞ。

    そろそろ上がる時間なのになかなか上がらない。
    5m付近ではうねりは感じないが、上を見ると波が強そうだ。波の高いところで上がるのは一苦労だし、危険でもある。
    ボートはより波の少ないところに逃げたのだろう。
    そこまでキックで移動する必要がある。

    上がると、風が強く波も高い。
    今回のトリップでは、ありえないくらい天候に恵まれていた。
    まるで、自分たちのダイビングが終わるまで、悪天候を我慢していたようだ。

    昨日に続き、今日も上がった後で、ピルセンを飲む。Last Diveが終わり、ちょっぴりしょっぱい。
    別に涙の味と言うわけではない。波が高いので、ボートが波しぶきをかぶるのだ。

    その晩、入れ替わりで別のお客さんたちが来た。
    非常ににぎやかな集団であるが、ハメを外しすぎるところもあり、危険極まりない。
    注がれるがままに焼酎を飲んでいるうちに酔っ払っていた。

    その後、色々遊びに行くが、記憶が断片化していて、どうやってホテルに戻ってきたかわからない。
    普段入らない値段の高いお店にいったはずなのに、憶えていないとは何かもったいない。
    やっぱり、飲兵衛は、良いお店に入っても、もったいないだけだ。

    次の日の早朝、5:45にロビー集合。昨日の新たなお客さんたちは、Moalboalツアーのためにやはり5:45に集合。

    昨日の酒が残っている。気持ち悪い。
    8/31と今日9/9は移動日で、中8日。8日間連続で潜れれば、充分だと言う人もいるだろう。
    それでも、潜りたいのだ。この「かしこまった」感じの無い、普段着感覚のやさしい海が好きなのだ。
    毎日天候に恵まれて、普通のダイビングを普通にした。それが良いのだ。
    癒される感じがする。
    これからMoalboalへ行く人たちがうらやましい。
    名残り惜しいが、引っ張ればそれだけ辛くなる。簡単に挨拶を済ませて、飛行場行きの車にのりこんだ。
    体が大きいので助手席に座る。「またね~!」エースガイドとオーナがホテルのエントランス前で手を振っていた。
    車は「ウイ~ン」と音を立てながら、バックで出て行く。2人がフロントガラス越しによく見える。
    何かがこみ上げてきた。二日酔いで、バックだからだけでは無い。
    近いうちに、またこよう。そう思った。

    おしまい。

    2012年9月16日日曜日

    またCebuへ行ってきた#5/6

    ペースをあげて2日分書いても、1日おきに書いているので、何も変わらない。
    何やってんだろ。

    5日めの夕方、Moalboalから帰ってきた。夕食は、Lapu-lapu通り沿いの和風中華食堂「萬里」になった。
    食事後、支払いを済ませて出ようとしたら、外は土砂降りの大雨。
    食事の前は、雨なんか降ってなかったのに。

    Moalboalから狭い車(私が大きすぎるのだが...)に乗っての移動なので、あっちこっちに無理が出ており、マッサージに行こうと思っていた。
    Lapu-Lapu通りを挟んで、反対側には台湾式マッサージ屋の「Tong-Tong」がある。そこなら、歩いて簡単に行けると思っていたが、この土砂降りではLapu-Lapu通りを渡るだけで、全身ずぶ濡れになる。
    萬里の前からTong-Tongを見ると、従業員が玄関先で、休んでいる。手を振ると反応した。
    傘を持って、こっちに来てくれれば、濡れずにTong-Tongに行くことが出来る。激しい雨なので、声は通らないと考え、ジェスチャーで、「来い!来い!」とやる。
    すると、あいても同じように「来い!来い!」。
    もっと強く表現するために、二人で「来い!来い!」をすると、従業員がお店の中に入っていった。
    傘を取ってくるのかな?と思ったら、仲間を連れてきて、同じように二人で「来い!来い!」と返してきた。
    道を挟んで、4人で踊っているような感じになる。
    まったく意思が通じていないが、何か楽しくなって、笑ってしまった。
    楽しいのは良いことだが、当初の目的を達成しなければならない。
    よく見ると萬里のガードマンが傘を持っている。
    何本かあったので、ガードマンと一緒にTong-Tongへ行き、そこで傘をかえすと交渉した。
    チップを渡すと快く引き受けてくれた。ガードマンは二人いたので、10ペソ硬貨2枚を渡した。

    疲れがたまっていたのだろう。マッサージ中に眠ってしまった。

    ホテルに戻るときも、まだ土砂降り。
    Tong-Tongの従業員にタクシーを呼んでもらって、タクシーでホテルへ帰った。
    その晩は、熟睡した。

    6日め。今日も晴れ。海はベタ凪。
    塩が止まっているようで、表面がつるんとしている。海の上をそよ風が走るとき、さざ波が出来る。
    こんな日はやはり、遠いポイントを目指した方がいい。近場は、荒れているときのために残しておいた方が良い。
    と言うわけで、ナルスアンx2ということになった。
    撮影していて、何か写真が暗いなあと感じた。
    明るさの設定は、潜る前に調整しておいたので自信があった。そのため、こんなものなのだろうと思っていた。しかし、一応確認すると暗い設定に戻っている。どうも、設定しなおしても、別モードにすると戻ってしまうようだ。
    撮り直すと、明るく写った。
    この状態で設定を保存すれば良いはずだ。水中で保存メニューを探すが、見つからない。後でわかったのだが、Manualでモードでないと、保存メニューが出てこないのだ。何と使いにくいXZ-1。今の状態を保存できればいいのに。
    水中の貴重な時間を、かなり無駄にした。

    もっと、ヤッコエイをキレイに撮影したかったのに。
    多少不満を持ちながら、ボートに上がった。上がるとすぐに食事の支度が始まり、ボートの上は軽くてんやわんやになる。カメラの調整をすっかり忘れていた。

    2本め。潜ってすぐもまた暗い。
    調整を忘れていた事に気がついてやり直す。
    パトカーウミウシ。

    チョウチョウコショウダイの3匹の群れもあったが、それは動画で撮影した。
    上がってきて、カメラの調整をする。
    ここで、やっと設定を書き換えることが出来た。

    しかしまぁ、なんと天気の良いことだろう。台風シーズンとは思えない。

    7日めは、新メンバーが加わる。初老の男性で、わざとボロボロの身なりで現地人に溶け込んで旅を楽しむ人だ。
    そういう旅もおもしろいだろう。
    魚をボーッと眺めているのが好きだそうなので、初日のタリマ(タイタニック)に戻ることにした。
    このポイントは魚が多く、私も大好きなので、何度か潜っても良い。また、他のメンバーはこのトリップではまだ潜っていないので、潜っておくべきだ。
    いやな、ゴマモンガラ。群れていればおとなしい。
    って、言うか、なんでケツ見せてんだよ! 「向かってこい!」
    次からは、近藤って呼ぶぞ!
    カメラが回ってしまった。
    コブシメがいるのだが、どこかわかるかな。
    おしい。ピントが尻尾にあっている。顔にあっていれば...と思うが、相手はせわしなく動くカクレクマノミだ。
    キレイに撮影するには運の部分も大きい。

    上がってきた後で、新たに加わったメンバが、機材の不調を訴えた。具体的には、BCDに勝手に空気が入ると言うものだった。今回はじわじわ空気が入ったと話していたが、次もそうとは限らない。急浮上は危険なので、何とかしなければならない。
    Dive Masterとして、BCDのインフレータホースを外して潜ることを提案した。
    この場合、絶対に勝手に空気は入らないが、口で膨らませなければならないことをよく説明する。
    当事者は納得し、「その方がいい」と言った。
    浮力が無いので、アシスタントダイバーとともに先に潜行して、着底して待ってもらうことにした。
    最後の方が良いかとも思ったが、女性ダイバもいるし、最後に潜って事故になった場合、撤収に手間取るかもしれない(全員を回収してからでないと、船を動かせない)。

    食後に、やや緊張しつつ、2本め。
    下は浅い砂地のアマモ畑。着底するには都合が良い。問題なく全員エントリ成功。
    ほっとする。
    サンゴを食べる嫌なやつだが、これも自然の一部。私も魚を食べるので、文句は言えない。
    またもやコブシメ。体の表面を岩のようにして、足2本を角のように上に伸ばしている。
    目、角、ヒゲの感じが、やぎのように見えた。
    オシャレコンペイトウウミウシ。何という名前だろう。

    新たに今回加わったメンバーが缶ビールを差し入れていた。
    ボートに戻った後で、ビールを飲んだ。
    なめらかな海の上を、ボートは滑るように、風を切ってMactanへ走る。天気も良い。
    強い日差しに、風が気持ちいい。これで、ビールがまずいわけが無い。

    良い気分といえば、そうなのだが...明日はこのトリップでのLast dive。
    すこし、さみしいような気分になっていた。 つづく。