2023年5月21日日曜日

プレビューはできないのだ

先日、ブログにUbuntu22.04への入れ替えの記事を書くとき、画像を1つ間違えていた。

画像を添付する際のファイルオープンダイアログで、Ubuntu22.04では何故か画像データのプレビューが表示されない。
そのため、ファイル名で選んだのだが、ウインドウのスクリーンショットの画像ファイルであり、似たような名前(タイムスタンプだけが違う)だったので、選択を間違えていたのだ。

ファイル選択の際に、プレビューで確認できればすぐにミスに気づくだろう。
Ubuntu 18.04ではプレビュー表示できていたのだから、なにか設定が必要かな?と調べ始めた。

これとかこれを見ると、GTK4ではだめっぽい。
少なくとも現時点では。

残念。
Dolphinファイルマネージャに置き換えれば良いらしいが、nemoでできるようにならないかな…。

2023年5月20日土曜日

風しんの採血結果

風しんの予防接種の件、早く行かないといけないと思いながらも、なんだかんだでやっと今日、採血の結果(血液検査の結果)をききに行った(採血から78日)。
抗体は陽性であり、「EIA価 64.8」だった。
この数字がどんな意味があるのかよくわからないが、良いらしい。
予防接種は不要だそうだ。

貧乏だったので、やる必要がないと言われていたものは接種していない。
免疫は自然に獲得していたようだ。

Keyaki Beer Festival 2023

けやきひろば 春のビール祭り2023に行ってきた。
4年ぶりの屋外無制限開催だ。
屋外でありケヤキが林のように生えているため、ここが地上ではないという事をついつい忘れてしまうが、ここは2階だ。
色々飲みたいが、若くないのでたくさんは飲めない。
っていうか、すごい出店数なので、若くても全部は飲めないだろう。
ビール祭りは 17(水)〜21(日)の5日間開催されるので、毎日何種類か飲めばいい。

京都のTwo Rabbit Brewingというところに行列ができていた。クラフトビールの老舗のようだ。
面白そうなので、4種類のお試しセットを注文した。
すると、「何にしますか?」と聞かれた。なんの事?と思ったが、7〜8種類ある中から4種類を選ぶようだ。
7〜8種類すべて把握するには、それなりに時間がかかる。
行列ができていたので選んだお店だ。じっくり選ぶ余裕はない。
思わず、「急に言われてもわかんねーよ。」と答えてしまった。
すると、お兄さんが一緒に選んでくれた。私は「ちゃんと苦いビールが好きだ」と伝えるだけだった。
京都のおもてなし精神だろうか。こういうところが良いね。

埼玉のビールも飲んでおこうと思い、別のブースで秩父のビールを買った。
そこでは、ついでにホットドック的なパンも買った。
京都のビールは、果物のような味のものや、コーヒー味のものもあった。
グレープフルーツの味のものが良かった。
秩父のビールは、黒ビールに似ていた。味はさっぱり系。
パンは、フランスパンのような固めのパンで、噛みごたえがあり満腹感につながる。
どれも美味しかった。

大勢で行くと、飲食する場所の確保が難しくなる(一応予約席もあるが、すぐに満員御礼状態になる)。
一人でもいろいろなお店を回るとき、場所の維持が難しい。
2〜3人の小グループで行くのが良い。

老若男女を問わず、多くの人が来ていた。
面白い出会いもあるかもね。

秋の「オクトーバーフェスト」も今から楽しみだ。

2023年5月13日土曜日

それは、ただのバケツではない

コロナビールの入っていたバケツ。
写真ではわかりにくいが、取っ手の付け根の金具が左右非対称だった。
よく見ると、左が小さく、右が大きいのがわかるだろう。

右の大きい方は、無駄に複雑な形をしている。
この形…。若者はわからないかもしれないけど、「栓抜き」だ。


上の爪に、王冠(蓋のことをそう呼ぶこともあった。コロナビールなので、あえて「王冠」とする)の縁をかけて、王冠を引き剥がすように、口を中心に尻を下に回すように動かすと外れる。
こんな便利なバケツなら、フリマサイトで取引されているかも。と、思って見ると1,000円以上の値がついている(自分で検索してね)。
ビール6本バケツセットで、1,600円以上していたが、バケツが1,000円で売れるならいいかも。

1970年代、コーラも瓶で売られており(缶もあったけど瓶のほうが美味しかったと記憶している)、このような蓋がついていた。
スクリューキャップのようにひねれば開くわけではなく、開けるには栓抜きが必要だった。
自動販売機でも売られており、自動販売機にはこのような壁面式(?)の栓抜きがついていた。
その栓抜きに似ている。

開けるときには勢い良くやらなければならない。
写真に見られるように、瓶はほぼ水平あるいは口が下になっており、この状態で蓋が開くと内容物がこぼれてしまう事は想像に難くない。
使用回数が多いコーラの栓抜きの周りは、ベトベトになっていた。

内容物は、瓶でも缶でも同じらしい。
しかし、飲み比べると、はっきり味が違うと感じる。
唇に触れる感触がガラスと金属で違うため、味も違って感じると言われている。
とにかく、ガラスのほうが美味しい。

ガラスは、環境負荷物質ではない。
その成分は主に酸化ケイ素。サハラ砂漠の砂とだいたい同じだ(砂には他の成分も混ざっている)。
割れて細かくなっても、砂だ。
味も良くて、環境にも良い。

なんだかんだ色々書いたが、コロナビールの王冠は、一般的なビールやコーラよりもかなりゆるい感じで、割り箸でも空いてしまう。
おそらく、タオルや上着の裾で掴んで、力いっぱい引っ張れば空いてしまいそうだ。

そう考えると、バケツも栓抜きもいらない気分だが、効率や収支を細かく考えるなら、ビールなんて飲まないよ。
バケツに入っていると、かっちょいいよね。
雰囲気を楽しもう。

2023年5月5日金曜日

コロナビール

先週頃から、ヤオコーでコロナビールがバケツ(6本入)で売られていた。
面白そうだったので、買ってきた。
すでに2本飲んでしまった後で写真を撮れば良かったと気づいた。

コロナ明けにコロナビール。
不当な差別も徐々になくなっていくだろう。

2023年5月4日木曜日

Ubuntu22.04へ#2

先日、Ubuntu 22.04 への移行について書いた。
GUIアプリを書く場合、GTK+(最近では末尾に'+'を付けないようだ)を使っている。
例えば、このcairo_arc_to()とか。
上記を実装した頃はGTK+2を使っていたが、Ubuntu18.04へ移行ついでに、作りためていたアプリをGTK+3へ移行していた。

開発環境の整理をしているとき、libgtk-3-devパッケージをinstallしようとしたら、依存関係の問題で入らない。
そんなはずはないはず。
ネットで調べてみても、そんなことを書いているページはなく、むしろ「最初から入っている」的なことが書かれている。

考えてみるとDVDからのUbuntu22.04の Install時に妙に時間がかかっていた。
見えないところで、エラーが生じていてリカバリ処理などで時間がかかっていたのかもしれない。
なんとかInstall作業は終り、起動したが、不完全だったのかもしれない。

再インストールすることにした。
DVDで失敗したので、USBメモリを使う。
最初にUSBでやろうとしたのに、起動しなかったのでDVDで行ったのだ。
元の木阿弥のようだが、考えてみると、このFolio13の USB3.0 ポートは調子が悪い
Installの速さを期待して、USB3.0のメモリを使っていたが、それが良くなかったかもしれない。
今度はUSBなので、オフィシャルの4.9GBのUbuntu 22.04.2 LTSのイメージを使った。
USBメモリを USB2.0ポートに挿入して起動したら、Installerの起動に成功した。
再インストールも数分で終わった。

Install後に確認すると、libgtk-3-devもバッチリ入っている。
build-essentialパッケージ等もinstallして、自家製アプリをビルドしてみた。
正常にビルドできた。これでよし。

何故かRabbitVCSがまともに動作しない。
VirtualBox内ではバッチリ動いていたのに。 gnome-session-flashback + nemoなので、UbuntuオフィシャルのRabbitVCSパッケージはない。
とにかく、こういうときは自力で解決しなければならない。

githubのrabbitvcsをインストールする前に、以下の依存物をinstallする。
git
ipython3
meld
nemo-python
python3-configobj
python3-dulwich
python3-nautilus
python3-setuptools
python3-simplejson
python3-svn
subversion
上記が依存するものも入るので、結構な量になるよ。
githubから、rabbitvcsをcloneする。
$ git clone https://github.com/rabbitvcs/rabbitvcs.git
ここまではいいだろう。

これのmasterブランチのHEADで、setup.pyしても全然動かない。
VirtualBoxでは動いていたのだから、古いバージョンをinstallすることで解決するのかもしれない。
VirtualBox上にUbuntu22.04をインストールした時期は、去年の8月。
"git log"を確認すると、
| |       
| |       Add missing cursor-changed callback for git revisions_table
| | 
| * commit 44c9ac79359d87eaae34047ab4a339557205bb61
|/  Author: Philipp Unger <philipp.unger.1988@gmail.com>
|   Date:   Sun Oct 2 16:41:24 2022 +0200
|   
|       Add missing cursor-changed callback for git revisions_table
| 
* commit a9b4922d1fb126184f6def7bf8c95084c9b8655a
| Author: notapirate <notapirate@users.noreply.github.com>
| Date:   Sun Aug 14 15:43:54 2022 +0200
| 
|     caja, nautilus, nemo, thunar clients: move __future__ import to the top (#357)
| 
* commit b88b384ebd78188dac21e9c063e036c866a119cf
| Author: Daniel O'Connor <daniel.oconnor@gmail.com>
| Date:   Sun Jun 26 19:05:57 2022 +0930
| 
|     Update main.yml
| 
"commit a9b4922d1fb126184f6def7bf8c95084c9b8655a"が8月に行われている。
1行表示で見ると、いろいろな変更が行われている。しかも入り組んでいる。なんかありそうだ。
* 3c8db72 (HEAD -> master, origin/master, origin/HEAD) add additional file info to property page
* d6b8011 fix nautilus property page
* ab30da8 move irrelevant code from contextmenu(items)4
*   51cd7a3 Merge pull request #372 from rabbitvcs/git-pull-push-local-branches-only
|\  
| * 94da987 (origin/git-pull-push-local-branches-only) show local branches only in push, pull dialog and select matching upstream by default
* |   09a8bb2 Merge pull request #363 from monnerat/setuptools
|\ \  
| |/  
|/|   
| * 76825dd setup: use setuptools
* | c34d29d add .vscode to .gitignore
* | e62b022 use actual git diff in GitRevert
* |   c424618 Merge pull request #361 from philippun1/nautilus43
|\ \  
| * | 0d54100 uncomment property page again
| * | 5b1396d removed icon factory code
| * | 2ce61e4 fixes for nautilus 43
| |/  
* |   a46efec Merge pull request #362 from philippun1/git-log-cursor-changed-callback-missing
|\ \  
| |/  
|/|   
| * 44c9ac7 Add missing cursor-changed callback for git revisions_table
|/  
* a9b4922 caja, nautilus, nemo, thunar clients: move __future__ import to the top (#357)
* b88b384 Update main.yml
厳密に8月のいつにinstallしたのか覚えていないので、まずはその前、6月コミットの"b88b384"をcheckoutして、setup.pyをする。
(setup.pyの実行は、このページを参照)
次に8月の"a9b4922"をcheckoutして...な感じで、コミットを追いかけならが順番にsetup.pyをやっていく。
checkoutで首チョンパ状態になるが、いちいち気にする必要はない。
最終的には"origin/HEAD"まで進めるのだから。

何が悪かったのか?何故良くなるのか?は解らない。
しかし、このやっつけ操作で動くようになった。

普通の開発環境は整ってきた。

マイコンが好きなので、クロス開発環境を用意しなければならない。
最近では、ARMのクロス開発環境は簡単に入手できるようになった。
MSP430もTIから入手できて、楽だ。
SuperHのクロス開発環境は今でも自分でビルドしないといけない。
これが大変だ。ついでなので新しいbinutilsやgccを試すかな。