2014年12月27日土曜日

股下長め

20年ぐらい前なら、アメ横で探せば、L36のズボンが見つかった。
LEVI'Sの505輸入版は、時々L38があった。

しかし、10年ぐらい前から、長いズボンがなくなってしまった。
お店で「長いズボンはありますか?」と聞くと、店員が「これは長いモデルです」と誇らしげに持ってくるのは、L34。
股下92cmの私には短い。見ただけで短いとわかるのだが、一応試着して、「もっと長いのはありませんか?」と聞いてみる。
いろいろな返事があるが、代表的な返事は「ズボンをずり下げて履くとカッコいいです」とか「ズボンが足りない感じがカッコいいです」である。
10年間そんなことを言われていれば、いい加減に嫌になる(店員にしてみれば、めったに無いことなんだろうけど)。

奇抜な格好をしようとしているわけではない。特殊なものを要求しているのではない。
ただ普通に、体に合う服を着たいのだ。

20年前にはあったのに、それが無くなった。おそらく、合理化のためだろう。
無駄をできるかぎり減らして、売れ筋商品だけで商売をする作戦なのだろう。
日本国内で生活する多くの足長星人は、疎外感を感じているだろう。
さらに最近の若者は、背が低く足が短くなっているらしい。これもまた逆風だ。

今年のはじめに、久しぶりに股下100cmというズボンを発見し、すぐに買ったが、それはわけあり商品で1品のみ。
そのズボンばかり履いていたので、あっという間に古くなって、もう破れそうだ。
他のズボンを探していたら、ユニクロの通販で、長いのを扱っているのを発見
調べてみると、数年前からやっていたようだ。

全く知らなかった。
そもそも検索するにも、検索ワードはどうする?
多くのネット通販のページではサイズは、折りたたまれていて、平文で書かれていない。
そのため、GoogleでL36 L37 L38 とやっても、うまく出てこない。

ユニクロは10年ぐらい前に見ていたが、全くなかったので、ここ数年探していなかった。
そのため、私にとってユニクロは、下着と半ズボン屋さんになっていた。
ユニクロの店先や店員が、もっと告知するべきだ。「長いズボンはネットで注文できます!」って。

少し残念だったのは、かなり太めしかない。
細いやつでも、W35。
私にはW32で十分に緩いのだが、10年間全く足りてない世界だったのだから、「大きすぎる」なんて贅沢な悩みだ。

数日前に注文した。特に高いわけではなく、普通の値段だった。
探してやっと見つかる長いズボンは、変に高かったりするので、この値段で本当にいいの?って気分になる。
昨日の夜に届いたので、試しに履いてみた。
だぶだぶだけど、今のところ、長さは十分。L36より少し短い感じ。
洗濯して縮んだりすることを考えると微妙な感じだが、他にはない。
足長星人も、地球人と同じように生活できるように、これからもユニクロには頑張ってもらいたい。
多少割高でもいいから、股下長めをやめないで欲しい。

2014年12月15日月曜日

ズレズレなるままに

geditやeclipseでソースコードを編集するとき固定幅フォントを使っていても、Syntax HighlightでBoldになっている文字の幅が普通の文字の幅より太くなって、ズレズレになって、イライラする時がある。

eclipseを使っているときは、bold属性を全部消して対応していた。
geditなら、対応方法があるんじゃないかと思って探してみた。

いろいろ探していたら、Infinality patchと呼ばれる特別なパッチが当たったfreetypeを使って、フォントをレンダリングするとうまく行くというのを見つけた。
Infinalityってなんだと思って、探してみたら英語の紹介記事を見つけた。
BETTER FONT RENDERING IN LINUX WITH INFINALITY

簡単に言うと、以下のようにやって、installする。
sudo add-apt-repository ppa:no1wantdthisname/ppa
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install fontconfig-infinality

インストール後、一旦logoutして、再度loginすれば、geditのズレズレは治る。

Infinality前後の画面を以下に示す。
Infinality install前:

Infinality install後:

やっぱ、揃っていると気持ちいい。