2021年8月21日土曜日

しっかりとした足場

島ができていたらしい。
国土地理院からも情報が出ている。
福徳岡ノ場の新島の形状・大きさを衛星画像から明らかにしました

派手な爆発だったが、西之島と違ってしっかりとした火砕丘ではなく、丸括弧「( )」の形になっている。
海流で流され、無くなってしまいそうだ。
もう少し溶岩が出ないかな。

衛星画像と言えば、陸域観測技術衛星「だいち」はどうなっているんだろうと思って見てみたけど、今回の噴火の記事は見つからなかった。
だいち3号機は能力を強化して、H3で打ち上げられるらしい。
H3は去年1号機を打ち上げる予定だったが、技術的課題が見つかり遅れている。
新しいエンジンLE-9は、前のエンジンLE-7Aよりも構造が単純で安価になる。
それでも困難にぶつかる。
現代においてもそうなのだから、より複雑な2段燃焼のLE-7をよく開発したもんだ。

そのような経験があり、失敗もあり、実際にやってきたからこそ、打ち上げ前に問題点もわかった。
技術は積み重ねだ。しっかりとした土台があってこそ、新しい技術も生まれる。

H3は、さらなる低価格化も検討しているようだ。
見た目の派手さよりも、荒波にも負けないしっかりとした土台が必要だ。それが生まれようとしている。
これもワクワクするね。

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