2021年11月27日土曜日

石油の値段#2

石油の値上がりして、アメリカや日本その他各国が強調して、備蓄を放出した。

石油は戦略物資でもあり、有事のために備蓄をしている。
備蓄を放出したということは、高騰が国家としての危機にあたるということだ。
存亡のために、あらゆる手段を尽くすことになるだろう。

SDGsで、化石燃料の利用についての風当たりがつよい。
いずれは「脱化石燃料」「持続可能な再生可能エネルギーの利用」へ移っていく事になる。
それができなければ、すぐにではないにせよ、ポジティブフィードバックによる暴走温室効果モードに移って、最終的に地表の温度は金星のような400℃になる。

現在の有事が、石油に頼りすぎたためなら、脱石油を考える事になる。
備蓄の放出に対して、産油国はさらに減産することも考えているらしい。

石油は安さが最大の魅力なのだ。
高い石油に価値はない。

石油が高止まりし続ければ、「再エネ」の需要はますます増える。
日本では、世界最大規模の洋上風力発電の作業船を建造している。
このままでいけば「脱石油」は早まることになる。

価値をドブに捨てていいの?
COVID-19 オミクロン株の発生で、株式市場は暴落。
その影響で、原油先物価格も暴落した。
一瞬先は闇。

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