2021年11月27日土曜日

石油の値段#2

石油の値上がりして、アメリカや日本その他各国が強調して、備蓄を放出した。

石油は戦略物資でもあり、有事のために備蓄をしている。
備蓄を放出したということは、高騰が国家としての危機にあたるということだ。
存亡のために、あらゆる手段を尽くすことになるだろう。

SDGsで、化石燃料の利用についての風当たりがつよい。
いずれは「脱化石燃料」「持続可能な再生可能エネルギーの利用」へ移っていく事になる。
それができなければ、すぐにではないにせよ、ポジティブフィードバックによる暴走温室効果モードに移って、最終的に地表の温度は金星のような400℃になる。

現在の有事が、石油に頼りすぎたためなら、脱石油を考える事になる。
備蓄の放出に対して、産油国はさらに減産することも考えているらしい。

石油は安さが最大の魅力なのだ。
高い石油に価値はない。

石油が高止まりし続ければ、「再エネ」の需要はますます増える。
日本では、世界最大規模の洋上風力発電の作業船を建造している。
このままでいけば「脱石油」は早まることになる。

価値をドブに捨てていいの?
COVID-19 オミクロン株の発生で、株式市場は暴落。
その影響で、原油先物価格も暴落した。
一瞬先は闇。

2021年11月26日金曜日

ブレイクスルー感染でブレイクする?

日本のCOVID-19の感染者数は9月以降(にわかには信じ難いぐらいうまく)抑えられている。
日本よりもワクチン接種率が上回る国で、ブレイクスルー感染と思われる感染が増えている。
それを踏まえて、日本でも第6波に対して備えるように言われている。

mRNAワクチンは、保管温度や解凍後の使用期限が厳しい。
これは噂ではあるが、「mRNAのワクチンの使用条件を厳密に守っているのは、日本だけだ」とファイザー社の幹部が言ったとか言わないとか。

確かに日本では、冷凍機の操作ミスでワクチンをダメにしたとか、異物混入でまとめて破棄したとか、そういったニュースを何度か聞いた。聞くたびに「もったいない」と思ったが、破棄していたのだ。

人間は失敗するものだ。
どんなに真面目でも、注意深くても、頑張っても。
うっかりミスは、減ることがあっても無くなることはない。

日本では真面目に「失敗」を報告していたけど、外国では報告をしていなかったのかもしれない。
-80℃を維持するのは難しい。そのため輸送や保管を正しく行えなかった国もあるかもしれない。
そうして、ダメになっていても、なかった事にして、そのまましらんぷり…。

噂ベースの話なので、鵜呑みにするべきではない。
それよりも、南アフリカで変異株が発生したそうだ。
まだまだ油断禁物。

2021年11月23日火曜日

文書の読解力がない

日本年金機構浦和年金事務所と名乗るところから、手紙が来た。
お金を出す(「納める」等、他の言い方があるのは解っているが、現時点では意味が解らないのでより広範で単純な単語「出す」を使った)ことを求めているように読めるが、文書読解力がなく、意味がよくわからない。

昨今では様々な詐欺が横行しており、難しい言葉で人をけむに巻いてお金を巻き上げる。
やみくもに信用するのも、やみくもに疑心を持つのも良くない。
深く理解することが重要だ。
詐欺が成り立たなければ、詐欺を行う人が減る。
犯罪の少ない社会を作る原因にもなる。

技術文書などもそうだが、裏側の技術や構造が解っていないと理解できない。

文書には、「厚生年金保険・健康保険への加入について」というタイトルが書かれている。
また文書の途中には、「...両制度への加入状況について…」という言葉が出てくる。
おそらくこの「両制度」は「厚生年金保険」と「健康保険」と指しているのだろう。
「厚生年金保険」は、単純な言い方をすれば「年金精度の1つ」だろう。
ネット上で日本年金機構のページをみると、その説明も出てくる。
しかし、「健康保険」は何だ?
最初は『「厚生年金保険」同様どっかに書いてあるだろう。簡単な事だろう。』と思って、調べたが全く書いてない。
日本年金機構のページを見ても、書類のダウンロードとかはあるけど、それが
  • 何のためのもの?
  • 種類は?(漠然としすぎた名前なので内部に種類がありそう)
  • 国民健康保険との違いは?(国民健康保険もこれの一部?)
  • 何故?いつから?
がさっぱりわからない。
特に最後の部分。25年ぐらい前、最初に会社をおこしたとき、取締役だけで従業員がいないため、「国民年金」と「国民健康保険」で問題なかったはずだ。前例にしたがえば、それで良いだろう。
裏打ちする情報がないのなら、どんなにもっともらしいことでも、問題のないはずのことを否定はできない。
探して見つからないとなれば、なおさら慎重になるべきだ。

時間をかけて何度も書類を読んだ。しかし、この「健康保険」がわからない。
「お問い合わせ先」も書いてある(ネットでも確認)ので、そこに電話したが、本日(11/23 勤労感謝の日)は、つながらなかった。
読解力(技術文書は読めるが)が低いこと以上に、話すのも下手で電話もまた難しい。
質問した際、疑問の解決にならない答えをされることがよくある。つながらなくてよかったかもしれない。

自転車で行ける距離なので、後日、直接行って聞いてみるのが良いかな。
すこし時間はかかるだろうけど、こういうことで手抜きをするものではない。

2021年11月20日土曜日

別所沼も秋の色#2

昨日、別所沼に行ったら、もっと色が付いていた。

待てば待つほど紅葉は進むが、葉が落ちてしまう。
葉が落ちてしまったら、白黒の世界だ。
そのため、ピークの見極めが難しい。後になって「あー、先週だった。」ってなる。

先週からほとんど強い風の日が無いので、葉が落ちずに残っている。

来週は荒れるらしい(今週がピークか?)。
毎年、アケボノスギの葉が落ちると、別所沼公園の水面や地上はもちろん、その近辺もふかふかになるほど葉が積もる。

すごい量なので、これを何かに活用する知恵があれば…。
アケボノスギを英語では「メタセコイア(Metasequoia)」と呼ぶ。
意識高い系が、メタバースで何か考えてくれないかな。

2021年11月19日金曜日

武蔵浦和にケンタッキーフライドチキン OPEN

武蔵浦和駅のMARe(マーレ)の2階に、「ケンタッキーフライドチキン(A.K.A. "KFC")」がオープンした。
あのスパイシーな匂いはたまらない。

武蔵浦和駅でKFCといえば、時々クリスマスイブなど仮設販売所が駅改札前につくられていた。結構売れているようだったが「常設店だったらいいのに」と考えている人も少なくはなかっただろう。

昨日(11/18)の夜19:00頃、Openしているように見えたが、看板には11月19日オープンと書いてあった。
行き交う人々が興味津々、今や遅しと見ていた。
みんな期待していたのだ。

今日、並んでみると、店員が「割引もプレミアム商品もありません。普通のメニューだけです。」とわざわざ話していた。
落ち着いてきているとはいえコロナ禍、人を集めるようなことを避けているのだろう。
勇気ある行動と言える。チキンとはいえ...?

買ってきて、ウチで食べた。

2021年11月13日土曜日

石油の値段

石油の値段が上がっている。
今年は寒くなるとも言われており、光熱費がかさみそうだ。

SDGs = "Sustainable Development goals" = 「持続可能な開発目標」が話題になっている。
だったら、カーボンニュートラルな燃料を使えばいいじゃん!って思うかもしれないが、そうはいかない。

実は、石油や石炭は激的に安いのだ。

例えば、サラダ油は天然素材でカーボンニュートラルな油である。
食用油としては比較的やすい部類に入る。
しかし、安いものでも1000gで、300円以上する。
高いものは、ゴロゴロある。
水1リットルで1000gであり、サラダ油は水より軽いため、1000gのサラダ油は1リットル以上あるのは明白だ。

対してガソリンはというと、最近高くなったとはいえ、1リットルで150円台だ。
サラダ油はもとより、清涼飲料のコーラよりも安いのだ。
ガソリンは比較的高いが、軽油(ヂーゼルの燃料)や、灯油(ストーブの燃料)はもっと安い。
(ガソリンも税金が高いので、この価格になっている事を忘れてはいけない。)

この値段に対抗できる燃料は、ほぼ無い。
変えるのは、かなりの困難がともなうだろう。

別所沼も秋の色

買物ついでに、足を伸ばして別所沼へ行ってきた。
紅葉が始まっていた。空も雲が細くたなびいていて、秋の色が濃い。
銀杏は、緑色が少し残っていて、レモン色に見える。

ここ何年間か銀杏のモリモリ感が少ない。
秋の台風が凶暴化しており、早い時期に葉っぱが落ちたり、傷ついたりすることが増えたように感じる。

2021年11月7日日曜日

長靴+ブーツ干しハンガーを作ろう。 フックを付けるのだ。

前回からの続き。
ダイソーで買ってきたこのハンガーフック。
これの大きい方のフック側、以下の点線の部分で切断する。
もう加工してしまったので、加工前の写真は無い。
しょうがないので、絵を書いた。

切断すると"PUSH"と書かれた部品が外せる。
この部分を塩ビパイプのキャップに固定する。

この外枠の幅よりも、塩ビパイプのキャップの方が少し太い。
固定するために、キャップの両脇を少し削る。

切り出したハンガーフックを写真のように加工する。
これを結束バンドで固定する。
結束バンドは100円均一でも買える。
ダイバーなら、マウスピースを固定する結束バントが何本かあるだろう。それでいい。

キャップの下で一本、キャップの上で一本縛れば、しっかりと固定される。
そして、完成。

2021/11/13 修正 「マウスピース」を「パウスピース」と入力ミスをしていた。
言い訳になるが、入力している文字が見えないのだ。
Linuxの日本語入力をiBus+Mozcで行っているためか、FireFoxでBloggerを入力している時、候補ウインドウが入力文字にかぶって、何を入力しているのか見えない。
もはや、キーボードも画面も見ずに入力している状態で、入力確定後に確認しているが、見落としがどうしても多くなる。
さらにWindowsとLinuxを行き来していると、特にUS配列キーボードではLinux側iBus+MozcのキーバインディングをWindowsに合わせられず、操作を頻繁に間違え、イライラする。
そもそもWindowsのAlt+~って、とんでもない。Altキーを押すとメニュー選択になるので、入力速度が上がり、Altと~のタイミングが微妙にずれると、それ以降のキー入力がメニュー操作として機能して、思いもしない操作が自動実行されることがある。
日本語入力にはストレスが多い。

長靴+ブーツ干しハンガーを作ろう

先日書いたこの記事で紹介しているブーツ干しハンガーについて、もう少し書いておく。

ビバホームで買ったものを以下に示す。
名前個数単価
VPパイプ VP13x1M1188188
TS継手チーズ TS-T13(CS)14444
TS継手エルボ TS-L13(CS)23876
TS継手45エルボ TS-45L13278156
TS継手キャップ TS-C13 344132
合計596

消費税込みでも700円以下。

VPパイプは1mの長さのものだ。それで充分に足りる。
このパイプを以下の長さで切る。
長さ[単位mm]個数
1501
1304
52
塩ビパイプは、100円均一の安いノコギリでも簡単に切れる。

これで部品は揃った。
以下の図を参考に塩化ビニール用接着剤で貼り合わせる。
(寸法は、私の足の大きさに合わせている。子供や小柄な女性の場合、大きすぎるかもしれない。)
接着剤は、継手側とパイプ側にたっぷり塗ると、ヌルっとして入りやすくなる。
しかしながら、数秒でくっついてしまうので、挿す前に頭の中でシミュレーションしておくと良い。
本格的水道工事では無いので、接着剤が多すぎても気にするな。固定できれば良いのだ。

ブーツを干すハンガーを検索すると、1,000円以上、2,000円近いものも見つかる。
長靴を長時間履いていれば、洗いたくなる人もいるだろう。洗ったら干さないといけないが、これがなかなか乾かず、余計ひどいことになり、高価でも飛びついてしまうのかもしれない。

2重の意味で、足元を見られていると言える。

しかし、この塩ビパイプのブーツハンガーは安く、何よりカスタマイズ可能だ。
私のような標準サイズではない体を持つ人々には、最高のソリューションと言える。

実はすでに、フックを付ける改造をしている。
ダイソーで、以下の「ハンガーフック」を買ってきて、それを加工して無理やり自家製ブーツ干しハンガーに付けた。 (この記事の動画では針金を使っているけど)
それについても書く予定。
つづく。

2021年11月6日土曜日

マリンブーツは乾きにくい

マリンブーツを干すための治具を作った。

ダイビングをするとき、様々な機器(「ダイビング・ギア」とも呼ばれる)を使う。
呼吸のため、浮力を補償するするため、体を保護するため等の機器だ。

水の熱伝導率は、空気よりも20倍も高い。
体温を奪われると、体力が消耗する(すごく痩せるし、すごく眠くなる)。
体温を失わないように、保温性の高い素材が使われており、さらにウエットスーツといえども、スーツ内と外の水がなるべく入れ替わらないようになっている。

マリンブーツも、ウエットスーツのような素材でできており(厚さは違う)、水が入れ替わらない。
ネオプレーンゴムを接着剤で貼り合わせて作られており、水は通らない。しかしながら、表面にジャージ生地が貼られている。
ジャージ生地は水を蓄えるため、洗ったあとでも表面に水を保持する。
足首まですっぽりと包む構造のため、生地の面積は普通の靴より多い。

そして、芯のネオプレーンゴムは水を通さないため、靴の内部に溜まった水が染み出す事は基本的に無い。
この状態で、靴を壁に立てかけて干そうとしても、かかとに水が溜まってなかなか乾かない。

普通の靴と違って保温性も高いため、直射日光が当たっても中まで熱が伝わらず、水が気化しにくいのだ。
保温性は重要な特性なので、これを失うわけにはいかない。
特に冬は乾きにくい。いつまでもギアを片付けることができず、散らかったまま過ごすことになる。

この問題に対処するため、色々手を尽くしてきた。
言葉で説明するのは、難しいので以下にイラストを書いた。
最後の1つは、大瀬崎のダイビングショップ「COCOMO」さんの干場にあったものを真似たものだ。
これが、今回作成した治具の元になっている。

ビバホームの塩ビパイプ売り場で、部品を買ってきて作った。全部で¥700以下だった。
接着剤は、この記事で使ったものを用いた。
パイプはギチギチで入れにくいが、接着剤をたっぷり塗ると、ヌルヌル感で入りやすくなる。
塩化ビニールなので、濡れても錆びたり、腐ったりすることは無い。
ブーツをさげるだけなら、充分に強い。

物干し竿にかけやすくするため、アルミの針金でS字フックをかける輪っかを付けた。
これで、乾きやすくなるだろう。