2022年9月23日金曜日

シュレッダのハンドル修理

世知辛い世の中。 個人情報の保護のため、書類はそのまま捨てずに、ハンドシュレッダにかけている。
シュレッダゴミは、コーヒーガラを捨てるゴミ入れの敷物に使っている。
水分を適度に収集してくれていい感じだ。

このハンドシュレッダ、10年近く前から使っているのだが、ハンドルのツマミが折れてしまった。
応急処置として、ツマミの穴を広げて、うちにあったM6x40のボルトをナットで固定して使っていた。
一応使えるが、ネジの部分をつまむため、力も入れにくいし、指先が痛くなる。

ボール盤もあたらしくしたので、このツマミをつくってみた。
ボルトはそのまま使って、そのボルトにアルミパイプで作ったカラーを固定して、その筒のまわりに木のツマミを付ける。
以下のような構造。

実際に作っている様子。
19x19の角材がうちにあったので、それを使った。
ハンドル側の凹み。ナットを隠すようにすこし溝を彫る。この時点では、中心の穴はφ5。
反対側。
ソケットレンチが入るように、φ15の凹みを彫る。
こちらは、ナットが完全に隠れるようにする。ツマミを回している時に、ナットが手に当たらないようにするためだ。

アルミパイプで作ったカラーを挿入している様子。
この時点では中心の穴は、φ7.5になっている。
穴はカラーの直径よりわずかに大きい(+0.5)ため、普通にしていたら、中に落ちてしまう。
落ちないように、裏側にちり紙を詰めて撮影。

角を少し落とす。
よく滑るように、カラーやナットと接触する部分にロウを塗る。

ハンドルに取り付け。
カラーがあるので、ナットを締め付けても、木製ツマミは締まらない。
どんなにきつく締め付けても、使っていれば緩むだろう。
緩まないように、接着剤でボルトとナットを固定しておく。
今回はG17を使った。硬化後もゴム状で、無理やり外そうとすれば外れる。
ボルトとハンドルを固定するナットにも、接着剤が塗られている。

ハンドシュレッダにセットした状態。
最初のツマミは長さ20mmぐらいだったので、つまみ難かった。
新しいツマミは長さ40mmある。
太さもあり四角いので、力を入れやすく楽に回せる。
M6のボルトはかなり強い。

修理というよりも、むしろ良くなった感じだ。

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