今年の初め、2022年1月15日13:00(JST)頃、トンガで巨大噴火があったのを覚えている人も多いだろう。
噴煙は高さ16,000m、半径260kmに広がった。衛星画像でもはっきりわかるほどの大きさだった。
当初、津波は来ないと言われていたのに、空気の振動で津波のようなものが発生し、日本の沿岸部でも被害が出た。
噴煙は成層圏に達した。
普通なら、太陽光を遮り寒冷化する。
しかしながら、低温化させる二酸化硫黄の放出量が、1991年のピナツボ火山の40分の1程度で少なく、影響は少ない。
それどころか、温室効果ガスである水蒸気が、ピナツボ火山の4倍、成層圏にもたらされた。
成層圏の水蒸気量が10%増加したらしい。
(詳しくは トンガ 噴火 水蒸気 成層圏 で検索してみて。)
寒冷化すると思われていたが、逆にしばらく温暖化しそうだ。
すでに温室効果ガスによる温暖化が進んでいる。
温暖化は暖かくなるだけではなく、大気がより多くのエネルギーを蓄える事になり、気象が凶暴化する。
災害の連鎖の始まりにならなければ良いが…
真面目な顔で、何を心配しているんだか。
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