2025年10月5日日曜日

あぶにゃ〜

台所の空間を有効利用するために、ワイヤラックを設置して、その上にオーブンを置いている。
ワイヤーラックの最大の欠点は棚板が板ではなく、格子になっていることだ。
オーブンレンジのように足があるものを置く場合、足が隙間に落ちて
しまいうまく置けない。
そういった場合のためだろう。ポリプロピレンのシートが付属しており、棚板の上に敷くようになっている。

ポリプロピレンのシートの上にオーブンを置くのは熱の問題があるかもしれないとは思っていたが、何回か実験しても問題がなかったのでそのまま使用していた。
ポリプロピレンは比較的熱に強いプラスチックであり、電子レンジ用の容器にも使用されている。
オーブンの足は比較的長く、隙間も大きい。オーブンの底にはクズ受けもあり、いわば2重底構造になっている。また熱気は上に流れるので、下への影響は少ないだろう。 そんな感じで、楽観的に考えていたのだが…。

昨日、オーブンをよく見ると、オーブンの下にあるポリプロピレンシートがひどく歪んでいることに気がついた。
いつの間にやら熱で歪んだか?と思って、隙間から覗き込むと、何かおかしい。
歪んだポリプロピレンシートが邪魔でよく見えないので、オーブンをのけて見た。
見事に穴が空いている。
そう言えば、1〜2ヶ月前、オーブンをたくさん使ったときがあった(連続して10分を4回ぐらい)。
連続した加熱により、2重底構造の底面温度も上がり、その輻射熱でポリプロピレンシートも加熱され、膨張してたわみ、オーブンの底に直接触れたのだろう。
オーブンの温度設定は250℃だったので、さすがにポリプロピレンシートはもたない。
今回は運良く助かったが、火事になるところだった。
あぶにゃ〜。😖

ポリプロピレンシートは、ビバホームでも買える。ただポリプロピレンシートを変えただけでは、また同じような事になる。
何か対策をしなければならない。
木や厚紙は歪みにくいだろうけど、可燃性で怖い。
ということで、最初に思いつくことは金属板を入れることだ。
しかし、金属板は意外に高い。t=3mmのアルミ板でこの面積なら、少なくとも2千円以上になる。
他に良い候補がないならやむをえまいが...

色々考えているうちに、石膏ボードを思いついた。熱に強く断熱効果もある。
ビバホームの木っ端切れのコーナーに、去年だったか石膏ボードのようなものが入っていたのを思い出した。
まだあるとは思えないけど、見ておく価値はある。
今日の午前中にビバホームの木っ端切れコーナーを見た。
石膏ボードの端切れはやっぱり無く、畳ぐらいの大きなものだけだった。
ワイヤーラックの棚板の大きさで十分なのに、畳の大きさの板を買うのは馬鹿げている。9割以上無駄になる。

なんか他に良い素材は無いかなと店内を歩き回っていたら、ケイカル板というのを見つけた。
珪酸カルシュウム?石膏じゃないけど、似たような効果が期待できる。スマホで調べてみると、水に強く石膏ボードのように使えるらしい。
熱に強く断熱性もある。
端切れもあり、165円で売られていた。
サイズ的に棚板には小さいけど、オーブンを置くには十分だ。
これを買ってきた。また、ポリプロピレンのシートも買ってきた。
ポリプロピレンのシートは、1,097円もした。少し高いがやむをえまい。

帰宅後に撮影した。ケイカル板
ポリプロピレンシート
まずポリプロピレンシート棚板の大きさに切って、配置する。
ケイカル版も、棚板の奥行きと、オーブンの横幅に切る。
カッターで、切れ込みを入れてボキッとやったんだけど、切れ込みが十分ではなかったようで、縦方向が汚く割れてしまった。
また値札を捨てる方にすればよかった。相変わらずおっちょこちょいだよね。

これを、ポリプロピレンシートの上に置く。
そうして、オーブンを再設置。

これで仮にポリプロピレンシートが歪んだとしても、オーブンの底面に触れることはないだろう。

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