2022年4月9日土曜日

カーミット

Kermit(カーミット)といえば、Sesame street のキャラクタを思い出す人も多いだろう。
やたらと早口で喋るカエル(びっき)のKermit だ。時々リポーターの仕事をする。
かく言う私も、Kermitは大好きなキャラクタだ。

プログラマ、特に組み込み系の人にとって、Kermitと言えば、もう一つある。
通信ソフトウエアパッケージの Kermit だ。
私はLinux上での組み込みマイコン開発時、シリアルポートの操作のために使っている。
Kermitは膨大な機能があるため、man-pageを見ても、便利なヘルプ機能を使っても、どこに何が書いてあるかわからない。私も全てを使ったことがあるわけではない。
そのせいで敷居が高いと感じる人も少なくはないだろう。
しかし、シリアルポートでの最低限の使用に限れば、けっして難しくはない。
今回は、UbuntuでのKermitでのシリアルポートの操作について書く。

インストールしよう

UbuntuでKermitを使うなら、aptでckermitパッケージをインストールするのが手っ取り早い。
こんな感じ:
$ apt-get install ckermit

起動しよう

インストールができたら、起動しよう。
シリアルポート使うなら、起動オプションでポートのスペシャルファイルを指定して起動するのが良い。
$ kermit -l /dev/ttyUSB0
上記は、USBシリアルデバイスの0番を指定している。レガシーポートのあるPCなら、COM1は"/dev/ttyS0"、COM2は"/dev/ttyS1"を指定する。
起動後のコマンドモードでも指定できるのだが、コマンドオプションの方が短く済むし、後で示す.kermrcを使った設定のためにも、起動時に指定したほうが良い。

通信設定しよう

Kermitは起動直後、インタラクティブコマンドモードになる。
起動時に、ポートを指定していないなら、"set line"コマンドで指定する。
(/home/foo/) C-Kermit>set line /dev/ttyUSB0
起動時に入力したほうが多少短い。起動時に'-l'で指定したほうが、楽だろう。

起動時にポートを指定していれば、必要な設定は、
  • フォーマット(キャラクタ長、パリティ、ストップビット長)
  • ボーレート
  • フロー制御
  • キャリア監視
キャラクチャ長、パリティ、ストップビット長をまとめて、フォーマットと書いているが、これらをまとめてセットするのが便利なためだ。
これらは、"set serial"でまとめてセットする。
たとえば、よく使われる(であろう)「キャラクタ8bit, パリティなし、1ストップビット」なら、以下のように指定する。
(/home/foo/) C-Kermit>set serial 8n1
"8n1"の3文字のそれぞれが、キャラクタ長('8'=8bit)、パリティビット('n'=none parity)、ストップビット長('1'=1stop)を示している。
使える組み合わせは、"set serial"と入力後に'?'を打つとダダっと表示される。
このコマンドに限らず、いろいろな場面で'?'を打つと、インタラクティブなヘルプが表示される。憶えておくといい。
キャラクタ長は 7, 8 が使える。
パリティは、キャラクタ長が8bitの場合、'n'=なし、'e'=偶数パリティ、'o'=奇数パリティから選べる。7bitの場合、それに加えて、'm'=マーク、's'=スペースも選べる。
ストップビット長は、1, 2 が使える。
それぞれ個別に指定もできるのだが、この1発入力表現がとにかく便利だ。

ボーレートは、"set speed"で指定する。
115.2Kbpsなら、
(/home/foo/) C-Kermit>set speed 115200
原因不明ながら、フォーマット指定後にボーレートを指定しないと、フォーマットが無視されることがある。
そのため、後からボーレートをセットしたほうが良い。

フロー制御は、"set flow-control"で指定する。
フロー制御無しなら、
(/home/foo/) C-Kermit>set flow-control none
俗に言うハードウエアフロー制御(RTS/CTS)なら"rts/cts"を、ソフトウエアフロー制御(XON/XOFF)なら"xon/xoff"を指定する。
ここでも忘れてしまった時は'?'だ。

最後の「キャリア監視」は、ピンとこないだろう。
KermitはシリアルポートのCD(Carrier Detect)をデフォルトで監視しており、これが落ちていると接続状態にならない。
使用するクロスケーブルや、開発機のハードウエア構成にもよるのだが、CDがオープンの場合も多いだろう。
そういう時は、"set carrier-watch"を使って、
(/home/foo/) C-Kermit>set carrier-watch off
として、監視を止める。

接続・切断しよう

これで設定ができたので、接続してみよう。
接続には、"connect"コマンドを使うのだが、これは短縮形の"c"でいい。
(/home/foo/) C-Kermit>c
接続すると、以下のようになる。
(/home/foo/) C-Kermit>c
Connecting to /dev/ttyUSB0, speed 57600
 Escape character: Ctrl-\ (ASCII 28, FS): enabled
Type the escape character followed by C to get back,
or followed by ? to see other options.
----------------------------------------------------

英語が読める人はもうおわかりと思うが、インタラクティブコマンドモードに戻るには、CTRL-\押下後、'C'を入力する。
'C'の代わりに'?'を入力すると、ヘルプが表示される。
'C'の他によく使うものは、'U'と'Q'かな。
'U'は接続を切断し、コマンドモードに戻る。
'Q'は切断して、Kermitも終了する。

CTRL-\ + 'C'で戻っても、シリアルデバイスはopen状態にある。
設定を変えて接続し直す場合、'U'で終えるか、'C'で戻った後で明示的に'close'コマンドを引数無しで使う。

ファイルを垂れ流し送信しよう

マイコンでの開発をしていると、まとまったデータをマイコン側へ送りたいときがある。
Motorola-SやIntel-hex形式のファイルをROMライタへ送りたい時(いつの時代だよ!)などだ。
ROMライタに限らず、マイコン内蔵Flashの内容を書き換えるコード(ローダ)をマイコンに用意しておいて、JTAGなしでプログラムを書き換える機能を用意することもあるだろう(最近は無いのかな…)。
その場合は、インタラクティブコマンドモードで、"transmit"コマンドを使う。
(/home/foo/) C-Kermit>transmit ファイル名
これで送信できるのだが…。やってみればわかるけど、とても遅い。
実は、kermitは、行毎に待ちを挟む。
受信側に配慮したやさしい動作であるが、大量のデータをやり取りすることを目的としている場合、受信側もバリバリにチューンしているだろう。最近のRISCマイコンなら、十数MHzのマイコンでも、115.2kbpsを取りこぼすのは稀だ。
Flash消去・書き換えにはさすがに時間がかかるが、それは毎行に待ちを挟むと言うよりも、消去ブロック単位や書き込み単位で待ちを挟むべきであり、その場合はフロー制御を使うべきだ。

ちょっと脱線したけど、transmitの際に、'/NOWAIT'オプションを指定すると、待ちを除去できる。
(/home/foo/) C-Kermit>transmit /NOWAIT ファイル名
ボーレートが高いほど、待ちの影響も大きい。
バリバリチューンを無駄にしないためにも、憶えておこう。
その他にも、transmitコマンドのオプションがある。'?'で表示されるので見ておくと良い。

受信内容を記録しよう

マイコンの動作確認やDebugの際に、シリアルポートを使うことも多い。
この場合、行った作業を記録しておきたい。
インタラクティブコマンドモードで、"log session"を使う。
(/home/foo/) C-Kermit>log session ログファイル名
ログファイル記録されるのは、プレーンテキストであり、エスケープシーケンスは記録されない事に注意せよ。

BSキーとDELキーの扱い

TeraTermを使っていると、BSキーを押した時、0x08(CTRL-H)が送信される。
BSのコードは0x08なので、この動作は正しい。

しかし、Linuxの端末では、BSキーを押すとDEL(0x7F)が押されたものとして動作する。
Kermitは、通信アプリであり厳密には端末エミュレータではない。端末としての振る舞いは、それを起動した端末に依存する。
そのため、KermitもBSキーが押された場合、DEL(0x7F)を送信することになる。
すなわち、TeraTermと違う動作になる。

このねじれ現象は歴史的な経緯により生じたものだ。
そもそもDELキーはBSキーの動作をしていた時期があり、その後現在と同じような動作になるのだがBSとは違うので、0x7Fなどというコード(それ以外の制御文字はすべて0x20未満)を持つ。
この件、かなり古いもので、知る人ぞ知る情報だったのだが、最近はネット上に転がっているので検索して読んでみるのもいいだろう。
2022年4月15日 追記: DELが0x7Fなのは、紙テープを使っていた頃の影響

改めて、Wikipediaの「削除文字」の部分を読むと、全ビット穴が空いている(7bit文字なら0x7F)部分を読み飛ばすという動作になっており、それを使って修正液のように文字を消すので、0x7Fだそうだ。
それとは別に、BSとDELの混乱も書かれている。とにかく、ごちゃごちゃしている。

そして、Linuxではこのねじれに対して、VT100のキー配列とLinus氏の判断により、BSキーはDEL(0x7F)を発行する。
詳しくは、Linuxの文書、"The Linux Keyboard and console HOWTO"の、"5.2 How to tell Linux what code to generate when a key is pressed"のあたりにチラッと書いてある。

色々対処方法はあるが、私はKermitでコードを変換するようにしている。
以下のようにすると、BSキーがBS(0x08)を送信するようになる。
(/home/foo/) C-Kermit>set key \127 \8
これで、他のアプリに影響を与えず、TeraTermと相互運用しやすくなる。

自動設定しよう

Kermitのインタラクティブコマンドモードのコマンドを、${HOME}/.kermrcに書いておくこと、起動時にそれが実行され、設定される。
私の.kermrcは以下のようになっている。
$ cat .kermrc 
set line /dev/ttyUSB0
set speed 57600
set serial 8N1
set flow-control none
set carrier-watch off
set key \127 \8
ボーレートが57.6kbpsになっているのは、例のマイコンボードを使ってるためだ。
こうしておけば起動すればすぐに使えるし、コマンドを忘れたとしてもこの.kermrcを見れば思い出すだろう。

エスケープシーケンスとキー入力

ここからは、kermitと言うよりもマイコン側の話だ。
エスケープシーケンスは、端末ごとに微妙に違っており、マイコン側で全てに対応するのは無駄だろう。
基本的にはANSIエスケープシーケンスに対応すればいい。
しかしながら、PC-98(だから、いつの時代だよ!)で、デバッグしていたコードを移植する場合、カーソルON/OFFのコードが違う。
意味PC-98ANSI
カーソルON ESC [>5lESC [?25h
カーソルOFFESC [>5hESC [?25l
また、LinuxではDELキーは(0x7FがBSなので)、エスケープシーケンスで表現される。
さらにこのへんにも書いてあるが、 キー入力のスキームはいくつも存在し、残念なことに多くの端末は異なるスキームのシーケンスを混ぜているので、ホストソフトウエアはあらゆるスキームを使った入力シーケンスが扱えなければならないのだ。
すなわち、DELキーは、0x7Fのみならず、エスケープシーケンス表現でも扱えるように実装しておくべきだ。

一通り使えるであろう方法を示した。

kermitは、Windows以前の'80年代から存在しているので、「あー、あれね。」と思う人もいるだろう。
昔からパソコンをいじっている人の中には特に。

厳密には端末エミュレータではないが、端末上で動作し、その端末の機能を利用することで、端末エミュレータのように使うこともできる。

しかしながら、日本ではPC-9801のDOS上で、CCT-98など高速動作する端末エミュレータが使われることが増え、さらにWindows後ではTeraTermに移行していった。

私は、'90年代末頃からPC Linuxを使うようになった。
そのころからGCCが日立SuperHを扱えるようになったので、それを使うようになった。
端末エミュレータとしては、当初はWindowsのTeraTermを使っていたものの、「今でもKermitがあるんじゃね?」と思って探すとすぐに見つかった。
そのため、またLinux上でKermitを使うようになった。
使わなくなってから数年経過していたため、使い方をかなり忘れていたが、使い始めればすぐに思い出していった。

Kermitをまた使うようになってから20年ぐらいになるだろう。途中、使わなかった時期があったことも最近では忘れていた。

ずっと使っているし、昔から存在しているので誰でも知っていると思っていた。
若手はKermitを知らない場合もあるが、若者は経験がまだ少ないのだからそういう事もあると、思っていた。
最近になって、色々見てみると意外にみんなKermitを知らないようだ。

考えてみれば'80年代では広く使われていたが、現在と比べ'80年代は、PCを使う人そのものが少なかっただろう。
Windows以降、大量の人の流入により、Kermitを知っている人は少数派になっているようだ。

いつの間にやら、世界は変わっていた。

2022年4月3日日曜日

薬王院のご開帳

薬師如来を祀っている寺院はあちこちにある。

西浦和駅(鉄道写真好きには有名らしい)のホームから見える、薄緑色の大きな銅屋葺き屋根の建物「薬王院」もその1つだ。
小さな寺院だが、歴史があり「北足立八十八箇所」の1つだ。

12年に一度、寅年に、「木造薬師如来坐像」のご開帳が行われる。今週いっぱい(4月3日〜4月9日)続く。
木造薬師如来坐像は市指定の文化財で、歴史もあり大変貴重なものらしい。

雨なので、花粉の心配はない。お参りに行った。
薬王院の薬師堂入り口。
いつもと違い、のぼりが立っている。

タダというのも罰当たりなので、数百円のお賽銭を納めて護摩の木札に名前を書いて、薬師堂に入った。
薬師堂中央に、薬師如来坐像が鎮座していた。

その後、ご住職(?)から、この像やこの地域の歴史について話を聞くことができた。
疫病退散か何かのために、まずこの薬師如来座像がもたらされたらしい。
百数十年後に、薬王院が建立され、それからさらに数百年経って、現代になる。

しかしながら、詳細は不明らしい。
吉見百穴や、埼玉古墳群(うちの近所にも古墳がある)に見られるように、関東にも古代より人は住んでいるものの、荒川と利根川が度々氾濫を起こし、記録も何も流されたり、泥に埋まったりした。
そのため、この薬師如来像についての記録もほぼ存在しておらず、薬師如来坐像を分解した際に、内部に書かれていた言葉から調査が進んだらしい。
なにかスペクタクルのような壮大な物語を感じた。

さらに御札をいただけた。
(帰宅後に撮影)

考えてみると、西浦和駅の近くには、医療機関が多い。
「三愛病院」「西浦和整形外科」など、やや大きな病院もあるが、小さなクリニックもたくさん集まっている。
そのため、薬局も多い。
偶然とは思うが、薬師如来との関係を感じる。

何はともあれ、今年こそはコロナ禍が収まって欲しいものだ。
嫌な事件も多い。そのためにお参りにいった。

2022年4月1日金曜日

スイッチ付きテーブルタップと手元スイッチ

先週の東京のブラックアウト危機の際、PC、NAS、HUB、プリンタ の電源を抜いていた。
ブラックアウト危機は、みんなの努力で乗り越えられた。

めでたし。めでたしっと、終わりたいが、最近は電気代がどんどん上がっている。
去年に比べて1,000円ぐらい高くなっているように感じる。
無駄な電力消費を減らしたい。

危機の際、電源ケーブルを抜いた後で、ケーブルが棚の裏に落ちてしまい、復旧作業が面倒だった。
そうなると、結局電源入れっぱなしで使うことになってしまう。
もっと簡単に電源が切れればいいと思って、スイッチ付きテーブルタップや、手元スイッチを近所のヨドバシで買ってきた。
スイッチ付きテーブルタップの多くは、スイッチにネオンランプか仕込んであるものが多い。
ネオンランプに触れれば熱くなっていない事からわかるように、消費電力はわずかだ。
ついでに、OFFになっている時は消えているので、あまり神経質になることはないのだが、売り場で「ランプレス」と書かれているものがあった。
ランプがないのにONにすると赤くなる。
上の写真、プラグが抜けているのに、下から2つめが赤くなっているのがわかるだろう。
なんか面白いので、それを買ってしまった。
このスイッチ付きタップには、HUB、NAS、プリンタをつなぐ。

デスクトップPCは、手元スイッチに付ける。
PCがOFFのときは、ディスプレイやセルフパワーUSBハブも切っておきたいので、以前ダイソーで買った3分配を手元スイッチにつけて分配した。

配線が棚や机の裏にあるので、引き抜いて通し直したり、意外に手間がかかった。
値上げぶんぐらいの効果があったら良いな。

2022年05月27日(金) 追記:
スイッチを変える前と後で、電気代を比較した。3,000円ぐらい安くなっていた。
ただし、寒い時期はエアコンの暖房機能を使っていた。
すなわち、差は待機電力のカットだけでもたらされたわけではない。
比べるには、通年を通して、比較しないといけない。

2022年3月27日日曜日

エチオピアのモカ

Coffee farm KALDI のお店の壁や、手さげ袋などに、ヤギのいるエキゾチックな風景が描かれている。
エチオピアのヤギがコーヒーの実を食べて興奮していたのが、コーヒーの起源という説は有名だ。
その風景なのだろう。

その他、いくつかの説があるものの、エチオピアがコーヒーの歴史に深く関わっていることは、間違いない。
現在でも、エチオピアはコーヒーの産地として重要だ。

ヤオコーは時々、セールがある。
商品が2割引になるので、そういう時はまとめ買いをする。

2月の頭に行った時、ちょうどセールだった。
その当時まだロシア軍はウクライナへ侵攻していなかったものの、去年はコンゴや福徳岡ノ場で大きな噴火があり、今年の1月15日にもトンガで噴火があった(その後、パプアニューギニアでも)。農業への、食料への影響を考えてしまう。
そのせいか、ついつい余計に買物をしていて、コーヒーも500g入りを4袋も買っていた。

花粉で週末の外出を控えており、自宅で朝と昼にコーヒーを飲んでいたので、半減していた。

なくなる前に、また買っておこうと思って、昨日ヤオコーへ行った。
するとコーヒー売り場の配置が変わっていた。
いつも買う「モカブレンド」がない。他のメーカのモカも無い。

朝のコーヒーが飲めないのは嫌だ。
全く無いよりは、何かしらあったほうが良いので、とりあえず、いつものメーカーの「オリジナルブレンド」を買ってきた。

「モカ」が無い。
何が起きているんだろう?

ネットで調べてみたら、出るわ出るわ。
エチオピアが内戦状態で、出荷が停止しているらしい。
そのため世界規模でモカが無くなっているようだ。

エチオピアは債務の罠にハマり、国内が混乱している。
ウクライナのニュースが大きすぎて、コーヒーのニュースに気づいていなかった。
残っているコーヒーを大切に飲もう。

2022年3月26日土曜日

1ヶ月

何かが終わるのって、どういうことだろう?
映画やTVゲームのように、決まった「終わりの形」があるものもある。

人々の営み、個人ではなく社会の営みは?
例えば、縄文時代は一万年続いた安定した社会だったらしい。
今は縄文時代ではないが、縄文時代後、まだ数千年しか経過していない。
でもいつから?はっきりとした境界は無いだろう。

第二次世界大戦の太平洋戦争は、真珠湾攻撃から戦艦ミズーリの降伏文書調印までという意見がある。
しかし、そもそも「太平洋戦争」という分類を疑問視する声もあり、満州事変からつながっているという人もいる。
玉音放送までという人もいれば、その後に戦車へ夫婦特攻を行った者もいる。

言葉や記号で、「ここが初め」「ここが終わり」と言えたとしても、はっきりとした境界線は、やっぱり無い。
終わりの形があったとしても、それを終わりと認めなければ、続いていくことになる。

ロシアとウクライナの主張は、お互いに受け入れられる内容ではない。
そもそもウクライナ侵攻から1ヶ月と見ることもできるが、2014年のクリミア併合からの戦争と見ることもできる。

この場合、もうすでにこの戦争は8年続いていると言える。
その間に犠牲にしてきたもの、犠牲になった者も多いだろう。
どちらの陣営も、強い意志をもって踏ん張っており、絶対に引く気はないように見える。

ロシアへの経済制裁がじわじわ効いて戦争が終わるという意見もあるが、ロシアの立場からすれば、石油、天然ガス、小麦不足がじわじわ効いて敵対勢力が弱小化するという見方もできる。
仮に間違った判断だったとしても、追い詰められれば冷静に評価できなくなる。
ワラにもすがる思いで、都合の良い意見にすがりつく。

どちらの陣営も「長期戦になれば有利」と考える理由があるので、多少辛くても長期化させようとするだろう。

8年続いた戦争が、1ヶ月で終わるわけがない。
首都が陥落しても、国土全体が武力制圧されても、外国に亡命政府ができることもある。

むしろ、冷静に「この戦争はおわらない。100年続く。」と両陣営とも思った時に、終わるかもしれない。
今、言えるのは、最初の1ヶ月が過ぎたというだけだ。

2022年3月24日木曜日

変なアクセスが多い

前のso-netブログも合わせるとだいぶ長いことブログをやっている。
その前のホームページも合わせると、20年ぐらいになる。

ブログをやっている人なら、アクセスの統計情報を見るだろう。
ウチのブログは人気が無いので、アクセス数は1ヶ月で1000、1日で20〜40ぐらい。
(言い訳っぽくなるが、昔はもう少し多かった)
それが、数年前から時々、数十〜百数十になることがあった。

怪しいページからのリンクであり、リファラスパム(詳しくは検索してみて)と考えていた。
そのため、基本的にそのリンクには一切触れずに放置。

最近では、Bloggerが頑張ってくれているようで、そもそも怪しいリンクが表示されなくなった。
間違ってクリックしてしまうこともなく、安全に楽しめる。

リンクは表示されないが、アクセス数はわかる。
今月になって、変なアクセスが増えている。
特に今日は多い。
以前は1分に100回とかどう見ても異常なアクセスだったが、なんとなく集中しているような分散したアクセスになっている。

それでも一日で20〜40アクセスのブログに、数百のアクセスがあれば一見して異常アクセスであるとわかる。
Bloggerが何か攻撃でも受けているのだろうか?

2022年3月21日月曜日

ブラックアウトを避けろ

今月16日23:45頃の地震があった。その影響で運転が止まった発電所の復旧がまだ済んでない。
この状況で明日は朝から寒くなる。関東で雪とも言われている。

そのため、東京電力管内がヤバイらしい。
2018年の札幌の「ブラックアウト」のようになるかもしれない。

先日の地震の部分的な停電でも、都内で数万人ぶんのワクチンが無駄になった。
ブラックアウトとなれば、その影響は計り知れない。
3.11の頃のように計画停電できればいいのだが...。

暖房の設定温度を20℃にするように言われている。
ガスがある家は、ガス台でお湯を沸かすと暖房の代わりになる。
オール電化の家は、カセットガスコンロで煮炊きするといい。

奪い合えば足らぬ、分け合えば余る。
石油や天然ガスが未曾有の高騰なので、使わないで済むなら使わないほうが良い。
無駄遣いが一番良くない。
待機電力を食うものは、こういう時は抜いておこう。

2022年3月19日土曜日

話す人、聞く人。

ゼレンスキー大統領がロシアの侵攻に対して「真珠湾攻撃」を引き合いに出したそうだ。
だからといって、ゼレンスキー大統領を悪く言うべきではない。
ロシアの方が、よっぽど酷い。しかも、ウソで誤魔化そうとしている。
ゼレンスキー大統領は日本が嫌いで言っているわけではない。アメリカを鼓舞したいだけだ。

第二次世界大戦時の真珠湾攻撃、宣戦布告がアメリカ政府へ事前に届いていなかったのも確かだ。
日本政府の中心部からの宣戦布告は事前に行われていたが、在米日本大使館から米国政府に届くまでに数時間を要し、結果的に事後に届くことになった。そこにウソは無い。
すなわち、日本政府は事前に宣戦布告を行い、アメリカ政府は事後にそれを受け取った。そういうことだ。
それから約80年。
長い時間がかかっているが、真実が少しずつ浸透している。

ゼレンスキー大統領の発言も含めて、この些細な行き違いが、仲違いにならないように注意しなければならない。

逆にこの機会を、日米がお互いをより深く理解するチャンスにしていこう。
真珠湾攻撃は世界的に有名な話なので、これが相互和解となるのなら、人類はなんでもできそうだ。

ウソで誤魔化せるのは一時的だ。
実体のある真実のほうが、最終的に勝つ。そういう世界のほうが、良いでしょ?

2022年3月18日金曜日

恵みの雨

埼玉県は快晴が多い。冬は特に。
今の時期も晴天が多い。

晴天は良いことのように思うが、この時期は別だ。
この時期、晴天で困るのは、花粉が大量に飛ぶことだ。

今週はスギ花粉が大量に飛散し、それにヒノキ花粉も混ざり始めた。
さらに黄砂まで飛んで、地獄のトリプル定食。サービスPM2.5付き。

マスクをしているので鼻は比較的楽だが、目が痒かった。
しかし、雨が降れば、空気中の様々なものを流してくれる。

今週はキツかったが、今日は久しぶりのまとまった雨で、楽な一日だった。

スギ花粉はそろそろピークで、徐々に楽になっていく。もう少しの辛抱だ。

2022年3月13日日曜日

明るい週末

南国系なので、雨の日が続くだけで気分が落ち込む。

今年は、マンションの大規模改修で、建物全体がネットで覆われ、晴れていても雨の日のように薄暗かった。
それが数カ月続いた。本当に辛かった。

しかし、それも週末におおよそ終わり、ネットが撤去された。
朝日の眩しさが、なんとも気持ちが良い。

「朝が眩しいなんて、当たり前の事だ。」「むしろ、うっとうしいぐらいだ。」そういう意見もあるだろう。
しかし、失ってみると、その有り難さがよく解る。

薄暗いだけでもつらい。
大規模災害や戦争では、もっと色々失うことになる。
日常を大切にしていこう。