少し前は、アイコンにエンブレムは表示されるが、ポップアップメニューによる操作はできなかったのでそのように書いた。
RabbitCVSが新しくなっていたので、試してみたら動くようになっていた。
昔ながらの使い方を続けているので、Ubuntu22.04といえども、Gnome Flashback session を使っている。
さらに、Compact Viewを使いたいので、ファイルマネージャをNemoに入れ替えている。
やや変な使い方なので、あまり役に立たないかもしれないけど、動かすまでを書いておく。
まず、Ubuntu22.04でも、Nemo用のRabbitVCSのパッケージはない。
このThe new home of rabbitvcsからソースを得て使うことになる。
そのため、UbuntuパッケージのRabbitVCSを入れてはいけない。「ませるな危険」の考えだ。
RabbitVCSをインストールする前に、必要なパッケージをinstallする。
installしたのはだいぶ前のことなので、細かい事は忘れてしまった。
こういう時に、必要なことをパッと示せればカッチョいいのだが…。
Ubuntuのrabbitvcs-coreパッケージのdependsや、aptのヒストリをしらべたところ、以下のものを入れていたようだ。
gedit hicolor-icon-theme ipython3 meld python3-configobj python3-dbus python3-dulwich python3-nautilus python3-simplejson python3-svn python3-tk subversion nemo-python上記をインストールすると、依存パッケージも色々入る。
最初に開発パッケージその他も色々入れていたので、事前に入れていたものもが上記には含まれていない。
そのため、たりないものもあるかもしれない。
また、あなたの環境ではすでに入っているものもあるかもしれない。
それらをわざわざインストールし直す必要はない。
インストールしても動作には問題ないが、手動でインストールされたと表示されるようになる。
依存物を入れたら、RabbitVCSを入れる。
以下のようにして、gitで取得する。
$ git clone https://github.com/rabbitvcs/rabbitvcs.gitrabbitvcsというサブディレクトリができるので、その中に入ってsetup.pyを使ってインストールする。
$ cd rabbitvcs $ sudo python3 setup.py install --install-layout=debこれでRabbitVCSの基本的なものは入った。
それが済んだら、Nemoのクライアントを入れる。
$ sudo mkdir -p /usr/share/nemo-python/extensions $ sudo cp clients/nemo/RabbitVCS.py /usr/share/nemo-python/extensions/後は、再起動すれば、Ubuntu 22.04 で Nemo RabbitVCSが動く。
まだ動かないなんて書いてしまった後で動くようになっていたので、あわてて記事を書いた。
Ubuntu 22.04 も良いかもしれない。
とはいえ、個人的には18.04をギリギリまで使うつもりだ。
関連記事: Ubuntu 18.04 で無理やりNemo RabbitVCS #2
2022/10/29 文書を少し直した。
0 件のコメント:
コメントを投稿