甦れ! Optiplex760 #1
甦れ! Optiplex760 #3
2018年1月4日(木) コンデンサを買いに秋葉原へ行ってきた。
せっかく秋葉原まで出てきたのだから、ぐるっと回っておきたい。
10:30頃に着いたが、開店準備中のお店も多い。秋月や千石の前で、学生風の若者達がおしゃべりをしながら、座って待っている。
そういえば、自分も同じくらいの頃、お年玉で電子部品やキットを買うために、あんなふうに待っていたなと思い出していた。
とはいえ、すっかり年を取ってしまったし、寒さには弱い体質なので、11:00頃まで秋月の先のドトールでコーヒーを飲んで時間を潰した。
11:05分頃に出てきても、まだ秋月は開いていなかった。
シャッターは上がっており、店の前のワゴンも出ているけど、「もうしばらくお待ちください」的な看板が出ている。
若者達はおとなしく待っていた。
私は待ちきれずにパスして、千石へ向かった。
千石の位置がずれたような気がする。
地下への入り口が右だったように思うが、左側になっていた。私はどんだけ電子工作してないんだろう。
様々なキットが売られていた。いつの間にやら、だいぶ変わっていたんだな…。
ここでも3300uF10Vの電解コンデンサは買えるけど、買わなかった。
前のブログにある通り、事前の調査では、耐圧10Vの3300uF、直径10mmの、国産電解コンデンサが見つからなかったためだ。
仕入れから販売まで自分でやっている人なら、何か知っているかもしれない。そのようなおっちゃんの居るところで買いたい。
ラジオデパートの中に、コンデンサばかり扱っているお店があったと思って入ったが、今日も正月休みのお店が多く、見つからなかった。地下は封鎖されており、エスカレータも動いていなかった。
地下のPC関連のジャンク屋さんで、Optiplex760の電源があれば、予備用に買ってしまおうとも思っていたのだが、しょうがない。
駅前のラジオセンターの三栄電波(株)の店頭に様々なコンデンサが並んでいたので、例のコンデンサを見せて、
「このコンデンサの代わりになるものはありませんか?」と聞いた。
お店の人は「海外のものだね。国産でこの太さは無いよ。12.5mmになる。」と言いながら、日本ケミコンのコンデンサを出してくれた。
やっぱり無いか。
どこを流れてきたのかわからない怪しい海外メーカのものを使うくらいなら、出処や性能がはっきりしている物がいい。部品がキツキツで少し浮き気味になったとしても、回路的につながれば動作するはずだ。一か八か、これで行こう。
というわけで、それを買ってきた。250円だった。
帰宅後にコンデンサを調べてみると、前のコンデンサよりも低ESRで高リップル電流のものだった。さすがは日本製。
試しに差し込んでみると、すっぽりと入った。
近くでファンが回るのでわずかな振動がある。長期間使うなら、細長いよりもずんぐりのほうが足が折れないだろう。
また、ここで使ったバスコークの残りで、隣の部品とくっつけた。
さらに、半田面に 10uF 50V の積層セラミックコンデンサをつけた(ハンダ付け後の写真を撮り忘れた)。
これで、電解コンデンサに流れ込むリップル電流をある程度抑えられるだろう。
早速、電源ユニットを組み立てたいが、ACケーブルのインレットを外すときに、熱をかけすぎて壊してしまった。
その代わりに、フィルタ付きのインレットを買ってきた。
しかし、フィルタ付きは、元のインレットよりも倍ぐらいの体積があり、電源ユニット内はギチギチで絶対に入らない。
どうするか考える前に、まず動くようになったか見てみよう。
とりあえず動かすために、電源ユニットの基板に、インレットを介さずに直接ACコード(ウチにあった適当なやつ)を半田付け。
ACコードを壁のアウトレットに差し込む。一瞬Powerランプが光ったが、すぐに消灯。1〜4のインジケータも消灯状態。
正しい動作だ。電源スイッチを押す。
起動画面が映った。起動成功だ! (動画を見直すと、ピントがあってない。なんでこうなるんだ…)
起動後にピピッと鳴って、実際にはOS起動には至らなかった。CMOSをクリアしたり、いろいろいじったため、起動しなくなったのだろう。
BIOS設定に入って見ると、時計もなにもクリアされていた。それらをやり直し、起動ドライブを選択し直すと、Ubuntuが動作した。
コンデンサの交換で、なんとか復活した。
あとは、新しいインレットを違和感なく取り付けることだ。
ここから先は、修理というよりも改造だな。
それらの改造が終わったら、もう一度起動の動画を撮る予定。
つづき
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