ランナーが出てきた後で、記事を書いていなかったけど、まだ続いている。
ケーニッヒギドラー本体は、死んでしまったが…。
最後にブログに書いてから、ランナーはさらに2本出て、合計3本になった。
紙コップで作った小さな植木鉢で、ランナーを受けるようにしたら、根が出て定着した。
その後、ギドラー本体に花が付き、実になった。
実は着いたものの、本体はだいぶ弱っていた。
実はあまり大きくならず、寒さが厳しくなってきたら、すべての葉っぱの色が悪くなり、枯れてしまった。
ケーニッヒギドラーは死んでしまったが、遺伝的に同一の子株が残っている。
冬になり、葉っぱが地面にペッタリと落ちて、冬ごもりモードになった。
2015年〜2016年は1株だけだったので、怖くなって室内に避難させたが、今度は複数の株がある。
2016年〜2017年の冬の時期は、あえてそのままベランダで育てた。
かなり寒くて厳しい状態だったが死ぬことはなく、普通に冬を越えた。
子株は3つ残っていたが、3つ全てを育てる余裕はないので、一番元気なやつを残した。
2017年8月、再度花が着いた。
大きな鉢に植え替えようと思っている時に花がついたので植え替えは中断した(あまり経験が無いので怖かった)。
更に花がどんどんついた。
花がついたら、常に筆で受粉をしていた。
複数の花が着いたので、筆での受粉を一部の花のみ、あえて行わずにその効果を見てみた。
写真は撮らなかったが、その違いは、はっきりと出た。風媒はほぼあてにならない事がわかった。
品種改良により、人の手が必要な生態になってしまったのかな?
ミツバチでもいれば良いが、さもなくば、筆で受粉することはとても大切なようだ。
ただし、植木鉢が小さ過ぎたのだろう。水分の維持が難しく、実は大きくならなかった(ヘビイチゴぐらいの実だった)。
10月頃にもまた花が付いた。寒くなり始めていた時期なので、やはり大きな実にはならなかった。
その後、急激に状態が悪くなり、新しい葉っぱがしわしわになってしまう。
さらに11月末にも花の芽がでたが、さすがにそれはつまんだ。
さらに、悪くなった葉っぱも取り除いた。
かなり弱っている感じなので、冬になってからは、部屋に入れるようにした。ついでに、ルーペで細かく観察した。
よく見ると、0.1mmぐらいの小さな赤い虫が葉っぱ1枚につき、10匹ぐらい見える。アブラムシだろうか?
新しい葉っぱがしわしわなのは、この小さな虫が葉脈の汁を吸っているせいかもしれない。
花も実もないので、ビバホで「虫と病気の消毒」と書かれたスプレーを買ってきて、葉の表はもちろん裏側も、そして表面の土にも散布した。
それから数日後に、同じくらいの大きさの小さな黄色い虫が見えたので、また散布した。
毎日観察しているが、虫は見られない。浄化に成功したようだ。
半月もすると新しい芽が出てきた。
そして今日。
新しい葉っぱは、さらに大きくなった。
葉っぱが湾曲しているが、アブラムシにやられた時のシワシワとは違う。
寒い時期なので、水やりが難しい。成長が進んだり止まったりしているので、葉っぱ同士が干渉して、曲がってしまったように感じている。
窓際に置いていると、直射日光でかなり暖かくなり、冬とは思えないほど水がなくなる。かと言って、日が出なければ、窓際でも寒い。
この辺は、さらに経験が必要だろう。
よく見ると新しい芽も見える。
週に1枚の葉っぱが出るようになれば、健康そのものだ。
P.S. いちごの苗について見たいなら、下の「ラベル: いちごの苗」をクリックせよ。なぜ、ケーニッヒ・ギドラーなのかもわかるだろう。
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