2018年1月10日水曜日

Linkstationがマウントできない

週末にはマウントできていたBuffaloのNASが、突然Lubuntu16.04から(Ubuntu16.04からも)マウントできなくなっていた。
$ sudo mount xxxx/
Password for abcd@//XXXX/share:  ******
mount error(112): Host is down
Refer to the mount.cifs(8) manual page (e.g. man mount.cifs)
(一部伏せ字。また/etc/fstabに必要な設定は書いてある)
いろいろ探したら、Redhatの説明だけどヒントを見つけた。
mount error(112): Host is down
要約すると、2017年にMicrosoftがSMB1禁止にするということだ。
そのため、SMB2へ移行する必要がある。

上記はサーバ側がSMB2になった。自宅での問題はその逆で、Linux側がSMB2になったのだろう。
LinkStationのFirmwareの更新は、今年に入ってまだ行われていない。
カーネルの更新は、年明けから Meltdown and Spectre脆弱性対応があった。
その際に、SMB1が捨てられたものに変わったのだろう。


対応方法としては、LinkstationをSMB2で動作させればいい。
まず管理者でログインして、「詳細設定」に入り、「ファイル共有」を選ぶ。
そして、SMBの右端の赤で丸をつけた部分をクリックする。

SMB情報のポップアップが出てくるので、「編集」ボタンをクリックする。

SMB設定のポップアップが出てくるので、「SMB2プロトコル:」の「有効にする」にチェックを入れる。

Linkstationを再起動する必要もなく、SMB2が有効になる。
これで今までのようにマウントできるようになる。

2017年01月14日 追記: マウント時のオプションに"vers=2.0"をつける必要もある。例えば、/etc/fstabの対応する行は以下のようになる。
//Server/share /mnt/nas cifs noauto,rw,vers=2.0,user=SmbUser,iocharset=utf8,nobrl,uid=LocalUsername,gid=LocalUsername 0 0
nobrlは、Subversionのために使用している。詳しくは、この記事を参照せよ。

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