2025年2月28日金曜日

お米がない?#3

コメの値段が高いと言っても「そういうこともある」ぐらいにしか考えない人もいるかもしれない。
値上がり率でいえばキャベツのほうが高いので、コメの値段はまだ普通に見える。

外国人観光客が増えて、日本の物価の安さに驚いているという話を聞く。
海外では数年前から食べ物の値段が上がっている。
そのせいで、丸亀製麺がハワイに進出したら、その値段から大人気になった。
ニューヨークやロサンゼルスでは、外で昼食を食べるなら、2,000円ぐらいは覚悟しないといけないらしい。

そのロサンゼルスのあるカリフォルニア州で、日本産のお米(全農、新潟産コシヒカリ)が3,000円ぐらいという話がある。
米の高騰で日本は悲鳴→LAでの価格に驚き まさかの“逆転”「輸送コストをかけてもこの金額です」

肥料の値段やトラクタの燃料費が上がって、お米の値段が高いのはしょうがないという意見がある。
海外で売ろうが、国内で売ろうが、生産にかかるお金に違いはないはずだ。

それらを言い訳に、コメの値段の高さを正当化するのは間違っている。
もっとしっかりと調べるべきだ。

このままでは国内のコメ離れが加速して、食料自給率のさらなる低下を招くだろう。

2025年2月22日土曜日

ネコの日

2月22日はネコの日にゃのだ!
街を歩くと、ほっぺたを持ち上げているようなイヌやネコのイラストを最近よく見る。
自分でも書いてみた。

頭突きをしていたあのネコも、最近は餌をもらえているようで、頭突きに来なくなった。
少し寂しい気もするが、これで良いのだ。

2025年2月21日金曜日

お米がない?#2

コメ不足で、創業100年を超える卸業者が自己破産したらしい事をNHKのニュースで見た。
そんな老舗でも確保できないのなら、やっぱり国内にコメは無いんじゃないのか?
生産者と消費者の間で、板挟みだったのかな(詳細不明)。
やはり、win + win の状態を目指すべきだろう。

減反なんかしている場合じゃない。増産が必要だ。
コメを作りすぎると価格が暴落するというのなら、暴落しないように過剰なぶんは、国が買い上げて海外に売ればいい。
日本食人気だし、円安なので、儲かるだろう。外貨の獲得になる。
国内の卸業者に売るよりも、直接海外に売ったほうが儲かるのなら、どんどんそうすればいい。
国から色々支援を受けるなら、支援に応じた量を収めてもらう事にして。
支援を受けて作った残りが高く売れるのなら、あえて支援を受けようとする生産者現れるだろう。

これで暴落は抑えられても、このままでは国内のコメが高いままだ。
生産者は救えても、消費者は救えない。
育ち盛りの子供がいる家庭は大変だろう。学校給食も火の車だ。
そのため、コメの輸入も同時に自由化する。
今は高い関税がかかっているが、それを減額または廃止する。
安い選択子もあれば、不満もある程度は抑えられる。
味よりも量が必要な消費者は助かる。

すべてが外米に置き換わることはないだろう。
日本のお米は、品質がすごくいい。
たとえば、つや姫は、おべんとうのように冷やご飯になってもおいしい。
生産者や研究者の長年の努力により、外米とは圧倒的な差がある。
ブランド品は高いほうが売れるみたいな話もある。
そのため、多少高くてもおいしいほうを選ぶ人も、一定数いる。

日本のブランド米の美味しさは、外国人でも食べればわかるだろう。
そのため、外国の富裕層が爆買いするかもしれない。
稲穂が黄金色に輝いて見えるかもね。

今年は、参議院選挙がある。
去年の衆議院選挙では、与党が大敗した。
新内閣発足直後のご祝儀感のある時期での大敗なので、歴史的なボロ負けだ。

コメ不足問題、生産者も消費者も現実にかなり苦しんでいる。
選挙への影響が少なくないことは言わずもがなだ。

また、どちらか一方だけに対応すれば、あるいは説明不足でそのように見えるなら、国内で軋轢や分断が生じる。
コメ不足も問題だけど、もっと大きな問題に発展するかもしれない。

2025年2月14日金曜日

お米がない?

お米の収穫量は、去年よりも18万トン増えた。
それなのに、21万トン足りないそうだ。
すなわち、合計39万トンの米がどこかに消えたことになる。

本当にどこにもないというのなら、輸入するべきだ。
カリフォルニア米は、充分においしい。
すくなくとも古米よりおいしい。

「流通の問題で備蓄米を放出」といっているからおかしな感じになる。
40万トン近いお米が消えたので、放出すると言えばいい。

それとも、どこかに隠されていることが解っているなら、どこにあるかを明示すべきだ。
「高いと言えども、お米の値段も市場が決める」という意見もある。
しかしながら、お米を隠して値段を釣り上げる行為は、市場が決めているとは言い難い
健全な形で市場が価格を決めるために、何処にどれだけ保管してある(隠してある)のかを示すべきである。

政府の支出は国民全体の支出であり、備蓄米の放出は国民の負担だ。
輸入米には1kgあたり341円の関税がかかる(値段ではなく量でかかる)。
輸入米を買うことで、国庫も潤う。

実際に国内から40万トンのお米が消えたとすれば、海外に転売されてしまったかもしれない。
そうなら足りないので、やはり海外から輸入するべきだ。
また、需要があるなら減反なんかしないで、増産してどんどん海外に売ればいい。円安なので儲かるだろう。
値崩れ防止のために減反するぐらいなら、転売のほうが農家は儲かる。
景気も良くなる。

追記: さっき買ってきた。
国産米は5kgで3,500円以上なのに、2,998円だった。
握り方が悪かったのか、袋が裂けてしまった("Calrose"の"o"のあたり)ので、セロテープで封をしている。

2025年2月9日日曜日

謙虚なだけ

先月16日、インド宇宙研究機関(ISRO)が「宇宙ドッキング実験(SpaDex)」というミッションで、宇宙で人工衛星2機を自動でドッキングさせることに成功させた、というニュースが流れた。
米露中につづき4カ国目と言われているけど、日本が入っていない。

日本は1997年、おりひめ、ひこぼし(きく7号)で「宇宙空間で自動操縦により分離や接近・ドッキング」を行っている。
自動ドッキングは、この時点ではアメリカにつぎ世界で2番めであり、快挙だった。
この技術が日本の宇宙補給機HTVにつながっていく。

はやぶさ、はやぶさ2、去年のSLIMの成功など、日本の宇宙開発力が急に伸びたように言う人もいるけど、技術は積み重ねであり、成功のためには地道な努力があったはずだ。
宇宙開発の予算が少なかったので、大きなことができなかっただけ。
逆風の中で前進し続けているようなものだ。

実力はあるのに、低く見られている。
民間も宇宙開発に参加するようになった。
今は新たな体制ゆえの失敗も目立つが、近い将来その努力が認められ、大ばけするだろう。

2025年2月1日土曜日

オーバーコート撚線

時々マイコンボードで遊んでいる。

マイコンボードを人に見せると、「これで何ができるの?」と質問されることがある。
マイコン自体は様々な目的に応用できるのだが、マイコンだけでできることなんて、はっきり言ってなにも無い。
少なくとも電源を接続しなければ、ただのガラクタだ。
そのため「何もできないよ。マイコンだけではね。」と答えるようにしている。

活用するためには、遊ぶためには、電子工作をしなければならない。
電源を用意したり、I/Oを用意したり、色々な実装作業がある。
I2C や SPIのデバイスが増えたおかげで、H/Wの実装はだいぶ楽になった。
何でもできるわけではないけど、多くのことがそれらで達成できる。

楽になったとはいえ、作業には手間がかかる。
部品間の信号線の接続に、直径0.3mmぐらいのラッピングワイヤを使っているのだが、老眼が進んでよく見えなくなってきた。
DIPピッチでもぼやけるぐらいだ。
作業には、老眼鏡とヘッドルーペが欠かせない。

ここから、少し昔話。
電子工作を始めたばかりの頃、撚線を使っていた。
撚線を使う場合、被覆を剥いで、撚って、ハンダを上げておいて、ハンダ付けする。
とても手間がかかり、かなり苦労した。出来上がったものも、決して良いものではなかった。

友人は単線の細いラッピングワイヤを使っていた。
単線なので撚る必要がなく、被覆を剥いて、はんだ付け。
作業数が減り、楽になった。
その後、自分もそれを使っていた。

20年ぐらい前、知人が「オーバーコート撚線」のラッピングワイヤを使っていた。
その知人は使いやすいと話していた。
撚線で苦労した経験があるため、信じられなかった。
しかし、使ってみるとすごく使いやすい。

撚線ではあるけど、オーバーコートにより、単線のようになっている。
そのため、撚る必要はないし、ハンダをあげる必要もない。
さらにハンダ付けが単線よりも楽だ。

単線では温度その他の条件で、ハンダがなじまないときがある。
そういうときは、松ヤニ(フラックス)を塗ったり、予備ハンダをして、馴染みやすくしておく。
ハンダも無駄になるし、なにより手間がかかる。
オーバーコート撚り線の場合、ハンダが撚り線の隙間にしみていく。
最初から予備ハンダされているような感じだ。

最近、また電子工作を始めた。
まだ単線のラッピングワイヤがたくさん残っているので、最初はそのワイヤを使っていた。
メガネを使ってこなかった私にとって、老眼鏡やルーペはそれだけで鬱陶しい。すぐにイライラしてくる。
少しでも楽しようと、オーバコート撚線を探した。

某有名工業系通販サイトで、オーバコート撚線を探したがみつからない。
いろいろ探していると、秋葉原の「オヤイデ電気」で見つかった。
潤工社のETFE 7/0.10(AWG30)だ。
そこには「※こちらの商品はメーカー生産終了のため、在庫が無くなり次第販売終了となります。」とあった。
生産終了だから見つからなかったのだ。
早速注文した。
やっぱり使いやすい。

今作っているものも将来記事にするかもね。

2025年1月18日土曜日

TRATTORIA CERERE

田島火の見下交差点の草木庵が去年で終わり、そこにイタリアン食堂"Trattoria Cerere"が入った。
2025年1月15日にオープンした。
今日の昼に行ってきた。

11:30頃に到着。
すでに3組のお客さんが入っており、店内の撮影は控えた。
アサリのペペロンチーノをセットで注文した。
セットにはサラダ、フォカッチャ(パン)、ドリンクが付く。
パンの撮影に失敗していた。
私は本当に写真が下手だ。
コーヒーも撮影前にうっかり飲んでしまった。

実は注文後、次々にお客さんが来て、あっという間に満員御礼状態。
店内はまるで戦場。
新しいお店なので応援のため余計にお金を払うつもりでセットにしたのだが、こんなに忙しくなるならセットは余計に手間になる。
むしろ迷惑だったかもしれない。セットにしなければ良かったと思った。
コーヒーが来たら直ぐに飲んで支払いをしたので、コーヒーの撮影を忘れたのだ。

食後に、田島氷川神社を通って、ネコと遊んで、ヨークフーズで買い物をした。
そのときにお店の写真を撮っていないことを思い出し、戻って外から撮影した。
時間的に斜光になっており、もろに逆光。

お店はいい雰囲気だけど、草木庵同様、冬は足元が寒かった。

2025年1月12日日曜日

紫色のカリフラワー

そういえば、紫色のカリフラワーが今年は少ない。
異常気象で生育が悪いらしい。

去年末、ネットで近所の情報をあさっているときに、駅前の八百屋(太陽青果)で紫色のカリフラワーが売られているのを発見した。
(この記事) ただ写真がポンと上がっているだけで、いつ取材&撮影したものかもわからない。
それでも、かすかな希望を胸に、その日の帰宅時に太陽青果へ寄った。

19:00前に到着。
ほとんどシャッターが降りていた。半分上がっているシャッターから覗き込むと、二人の若者が片付けの作業をしていた。
ダメ元で「まだいいですか?」と話しかけた。
声が聞こえたか、すぐに奥から店主と思われるおっちゃんが出てきて「なにか欲しいものがありますか?安くしておきますよ。」
「紫色のカリフラワーがほしいです」というと、すぐに2つ持ってきてくれた。
ぎりぎり残っていたようだ。

おっちゃんは「1個100円で。」時間ギリギリだからか、安くしてくれた。
2つとも買った。
その日はクリスマスイブだった。
サンタのプレゼントと思おう。

周りに保護用?の葉っぱが付いているので、大きく見えるが紫色部分はこぶし大。
去年よりは小さい。
帰宅後に、色々な色にして食べた。
写真は残っていない。

昨日、また太陽青果に行ったら、紫色のカリフラワーが売られていた。
どんどん流通量が増えてほしいので、また2つ買ってきた。
大きさはクリスマス時期とおなじ。
1つ298円。ブロッコリよりも高いが、去年も同じような値段だった。
最近の野菜の値段はメチャクチャなので、まだいいほうだろう。

そのうち1つをばらして、茹でて粗熱をとった後で、ビニール袋でカンタン酢漬けにした。
茎の中は白いのがわかる。

一晩経過すると、こんな感じ。
茎までピンク色になる。

今年は色が濃いように思う。
アントシアニンは植物がストレスを受けると増えるらしい。カリフラワーもきついのかな?
白いカリフラワを一緒に漬けても染まりそうだ。

葉っぱももったいないので、細かく切って食べる予定。

2025年1月4日土曜日

ネコ ごつん

近所に地域猫的なネコが何匹かいる。

昨日はやたらとニャーニャー鳴いて、足にまとわりつきながら頭突きをしてきた。
餌がほしいようだ。
しかし、私は餌をやらない。
毎日餌をやる時間はないので、中途半端になってしまうためだ。
餌をやれば仲良しになれるだろうが、命を弄んでいるようで、心を鬼にして餌をやらない。

普段はネコおばさん、ネコおじさんが餌をやっている。
年齢的に自宅でネコを飼えない人たちだろう。

今年の夏頃から、少し若い人が餌をやっているのを何度か見た。
そのせいか、ネコおばさん&おじさんを見る機会が減っていた。最近はほとんど見なくなった。

寒さのせいで出不精なのか?正月で帰省か?この数日間、餌をやっている人を見ていない。
餌が得られないなら、ネコ達も別の場所に移動してしまうかもしれない。

どうしたものか。

2024年12月14日土曜日

鍵のカバー的なものを交換

帰宅時に自転車置き場のドアを開けようと鍵を回したら、鍵のつまみ部分のカバーが壊れた。
ここに住むようになって15年以上になる。
鍵も15年使ってきたので、カバーが摩耗していた。
手の中でバラバラになったので、失われた部品はない。
(摩耗で目減りした部分を除く)

カバーだけなので、鍵としてはもちろん問題ない。
しかし、最近の鍵には電子キー機能がある。
鍵をタッチさせるだけで解錠できるやつだ。
これを行うにはカバー内に仕込まれたチップが必要だ。
チップは残っているのでそれをタッチすれば解錠できるのだが、鍵と一緒のほうが使いやすい。

交換用の部品をネットで探した。
名前がわからないので、検索は大変だったが、"MIWA ノンタッチキー交換用キーヘッド" が見つかった。
注文したら直ぐに届いた。
ポストへ投函してくれるショップで買ったので、受け取りの手間がない。

到着後直ぐに交換した。
ばらして並べるとこんな感じ。
(セキュリティのため、鍵のギザギザ部分は隠しています)
左が古いカバー、右が新しいカバーだ。
左下のキーホルダ取り付けの穴が広がって、切れてしまっている。

その他にも全体的摩耗により角がとれて丸みが出ている。
新しいものと比べると、15年の年月を感じる。
この写真を見れば気がつくと思うが、青い部品が無い。
今回買ったものには、この青い部品はないので、古いものから外して移植しなければならない。
タッチ解錠のチップも移植する。
後は鍵にはめて、ネジで固定すればおしまい。

最近はネットでなんでも手に入るね。