例のいちごの苗は、葉っぱが少ない状態で結実したので、光を反射する箱を作ったり、卓上の電気スタンドを使って、足りない分を補っていた。
植物は、赤と青の光を効率的に吸収すると言われている。
電気スタンドは、ボール盤で作業をするときに手元を照らすために買ってきた白色LEDのものである。
白色LEDの光は、人間の目には白に見えるが、この白色は青色LEDに補色である黄色の蛍光体を組み合わせて、白を作り出している。
青と黄色で白い光を作っているため、赤い光があまり含まれていない。そのため、白色LEDは植物育成には向かない。
と、わかっていても、何もしないよりはマシだと思って、そのまま白色LEDの電気スタンドを使っていた。努力が100%無駄になるわけでもない。
先日、IKEAに行った時、園芸コーナーで植物育成用のライトが売られていたので、飛びついて買ってきた。
金口がE17のものとE26のものが売られていたが、E26の物を買ってきた。
IKEA VÄXER LED 999円
育成専用のマジェンタ色のライトではなく、白色LEDに赤色LEDを組み合わせたものになっている。
そのため、部屋がピンク産業風になることはない。
IKEAの植物売り場でもこのLEDライトが使われているので、それを参考にすると良い。
早速、反射台の梁に取り付けた。
夜撮影したように見えるが、午前中9:00頃に撮影している。
反射板の効果もあり、ライトが明るすぎて、撮影すると周りが暗く見えてしまうのだ。
電球のソケットつきコードは近所のスーパービバホームで買った。
実は、いちごを育て始めた頃から電気屋に行くたびに、植物育成用のライトを探していた。
しかし、店頭ではほとんど売られておらず、また売られていたとしても植物栽培キットの一部で、馬鹿みたいに高価なものだった。
ネットで探すと、安くても2,000円程度で、もし効果が無かったら痛い金額だ。農業を生業としているならまだしも。
そこそこの効果なら、今まで使っていたライトでも良い。
IKEAといえば、スエーデン。スエーデンといえば北欧。北欧といえば、長い冬。そして、一部は極夜にもなる。
そのような地域で観葉植物を育てるのに使われているなら、間違いないだろう。
実際に、店頭でも使用しており、その効果も確認できる。
育成専用のピンク色LED電球だと、ピンク産業に進出でもしない限り再利用は難しいが、IKEAのこのLED電球なら、光の色が自然なので普通の明かりとしてそのまま使える。
しかも、低価格 999円(熱帯地域っぽい名前の大手ネット通販の値段の半分ぐらい)で、試しに使ってみるのに、まさしくちょうどいい。
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