2025年3月30日日曜日

記号的な、アイコン的なフォント

80年代にパソコンで漢字が使えるようになると、漢字に加えてギリシャ文字やキリル文字なども使えるようになった。
文字だけでなく、例えば、郵便マークの「〒」などの記号も色々使えるようになった。
これは日本語文字セットの中に限っての話だったのだが、Unicodeが使われるようになって、世界中で様々な記号が共通して使えるようになった。

記号を効果的に使えば、表現力が上がる。

色々調べた事を文書にして残している。
grepなどで検索しやすくするため、それらの多くはプレーンテキスト(UTF-8だけど)で書いている。
めったに無いのだが、ときどきLibreOffice Writerで清書して、pdfファイルにすることがある。

過去そんな風にして書いた.odt文書をVirtualBox内のUbuntuで編集しようとしたら、丸に小文字の'i'と入った文字が、変なグリフになってしまった。
本来のグリフ。丸に'i'の文字。
変なグリフ。なぜか花束。
端末にコピペして表示しても同じようになる。
すなわち、表のUbuntuでは「丸に'i'」だけど、VirtualBox内では「花束」になる。

調べていくと、この文字は awesomeフォント のグリフで、VirtualBox内のUbuntuではまだinstallしていなかった。
インストールすると、表示できるようになる。
以下のようにして、awesomeフォントをインストールする。
$ sudo apt install fonts-font-awesome
このフォントは海外では開発者用のフォントとして使われるようだ。
プレーンテキストでも使えるので、ソースコード内のコメントでも使えなくもない。
ただしこのawesomeの「丸に'i'」= U+F05A は、Private Use Area なので、誰もが使えるわけではない。
みんなで扱うソースコード内での使用は、少し考えたほうが良いだろう。
('ⓘ' = U+24D8を使うとか)

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