2022年6月12日日曜日

マリングローブをカスタマイズ

ダイビングウエアは、どれもこれも水の出入りが少なくなるように、ピッチリに作られている。
冬用は特にピッチリだ。

先日、新しいマリングローブをもらった。
もちろん新品だし、作りも良い。
ボロボロになりがちな手のひら側が、繊維質の表地で強化されており、強さと確かなグリップ感を作っている。

残念ながら良いことばかりではない。
いくつか問題がある。

1つは、ピッタリなウエアにありがちだけど、着けにくいのだ。
例えば左手に手袋を着けた後で、右手に着けるのが難しい。
素手なら細かな作業もできるが、手袋をしている左手で、右手に手袋を着けなければならない。
特に水で濡れていると、滑りが悪くなり、手袋の縁が内側に巻き込まれがちになる。
縁を引っ張るために、肌とグローブ間に指を入れようとするが、繊維質で滑りが悪くうまく入らない。

2つめは、手首のベルトをつまみにくい事だ。
手首にベルトが付いており、冷水が入りにくくするために締められるようになっている。
そのベルトは、ベルクロで固定するようになっている。
取っ手もつまみも無いので、うっかりすると隙間なくピッタリと張り付いている状態になる。
その状態では、グローブをした手で剥がすのが難しい。

3つめは、手首のベルトが抜けてしまう事だ。
ベルトはベルクロで固定するのだが、リングで折り返して締め付けるようになっている。
ベルクロを剥がしておくと、リングからうっかり抜けてしまうことがある。
抜けてしまうと、グローブをした片手で挿入するのはすこし難しい。

これら問題に対処するため、マリングローブを改造した。
まず内側に巻き込まれないように、そして引っ張りやすくするために、手首に短いベルトを付けた。
そのベルトの先にDカンを1つ付けて、握りやすくした。
さらに、ベルクロの端にもベルトで作った取っ手をつけて、はがしやすくした。
その取っ手のおかげで、リングから外れにくくなる。
実際に装着している様子。

これでかなり使いやすくなるだろう。
とはいえ、しばらくは夏用のグローブを使うんだろうな。

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