2021年6月12日土曜日

「るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning」を見てきた

「壁走り」等、超絶アクションを取り入れた新しい「ちゃんばら映画」の境地を開いた、10年続くシリーズの最終章。
最終章も The Final と The Beginning の2本立て(1本ずつ観るんだよ)。
当初2020年に公開を予定していたが、コロナ禍の影響で今年になった。

ちゃんばら映画であるが、女性客が多い。
もちろん主演の佐藤健のファンが多いと思うが、登場人物に女性が多いため、女性が見ても楽しめるのだろう。
特にThe Beginning では、有村架純演じる緋村巴(雪代巴)が重要な役割を果たす。

「人斬り抜刀斎」こと緋村剣心(佐藤健)は、新しい時代のため、自分の仕事を信じて黙々と「人斬り」を続ける。色々感じる事があっても、それを心の奥に押し込んで、心の一部が欠けたような生き方をしていた。
雪代巴(有村架純)も、理由あって、似たような生き方をしていた。
その二人が出会い、次第に心を通じさせながら、お互いで欠けた部分を埋め合い、1つになっていく。
しかし、維新の時代。動乱の時代。「幸せな時」は続かない…。

単純な「ちゃんばらアクション映画」というわけではなく、人間ドラマとしても楽しめる(涙が出そうになる)。

様々な犠牲があって民主化を達成したのだ。我々はそれを享受している。
世界的に見て、民主主義が危機的状況にある。
150年経っても、世界はあまり変わっていない。

映画館では、ノベルティグッズが配布されていた。
横長の厚紙で、ポスター的なものだろうか?

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