2023年2月11日土曜日

おっちょこちょい伝説#3

物を作る時の検討図的な物を書いたり、動画編集をしたり…、どうしてもパソコンは必要だ。
とはいえ、いいパソコンが買えるほどの余裕はない。
フリーランスでも、個人事業主でもないので、コロナ禍の頃何の補償もなかった。

あいかわらず、何年も前の古いパソコンを使っている。
そもそも中古パソコンなので、スマホの方が高いという逆転現象にある。
(そのスマホも、購入後もう5年以上経過している)

自宅のパソコンに付いているCPUは、そのマザーボードで使える最高のものではない。
そこもギリギリまで削っていたので、しょうがない。

そのマザーボードで使える最高のCPUを探してみた。
数年前のCPUなら安くなっているかとも期待していたが、あまり安くない。
しかし、これも中古なら、安いものもあった。

一か八かで、買ってみた。
結果的に正常に動作した。しばらくこれでいく事になるだろう。

しかし、中古CPU(買ったもの)に、入れ替える時、またまたやってしまった。

通販で買ったのだが、届いた直後にBGAの接点をよく確認した。
ルーペで見ると、接触させた跡が見えた。
中古だし、新品でも最終動作確認をしているだろうから、そのような跡はあるものだ。
また、接点にグレーのふわっとした綿ぼこり状のゴミが付着していた。ゴミはマスキングテープで取り除いた。
その日の作業はそれまで。もう一度透明ケースに入れ直して、保管しておいた。

今日になって、CPUの入れ替えをした。

新しいCPUで電源を入れても、BIOSすら起動しない。
「やってしまった」と思った。
とりあえず、元のCPUに戻して、起動することを確認。
泣き寝入りするつもりはない。通販のページに、「動かなかった」という書き込みをした。

その後、もう一度BGAの接点を見直すと、取り除いたはずのグレーの綿ぼこりが、ほぼ同じ位置に付いていた。
なんで?そんなはずはない。キレイにしていたはずだ。
こんなことが無いように、届いてすぐに確認していたのだ。
調べ始めた。
CPUの入っていた透明プラスチックケースを白い紙の上で見ると、そこにも似たようなものが付いていた。
ケース側にゴミが残っていたのだ。
接点からはゴミをとったが、透明ケース側にもゴミが付いていて、そこに入れ直したため、再付着したのだ。

今度は、フラックスクリーナとキムワイプでゴシゴシこすって、拡大鏡でキレイになっているのを確認して、再度CPUを交換した。
電源を入れると新しいCPUでも起動した。

中古品でも、しっかりと動作している。
しかし、通販のページに、「動かなかった」って書いてしまっている。
これじゃ、クレーマだ。

あわてて、再度通版のページに行って、書き込みを消去した。
さらに、★5個にして、「ゴミをきれいに拭いて、動きました」みたいに書き込んだ。

分解、交換、組み立てそれぞれを3回の苦労もあるが、なによりも壊れていたみたいに扱ったのが、心が痛む。
自分の不注意だったのに。

どんなに注意しても、どんなに用意しても、失敗する時は失敗する。
どうすれば「おっちょこちょい」を直せるだろう。

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