2022年5月5日木曜日

治らない傷

2019年の晩夏、うっかりスネをぶつけて傷を作った。

その傷、不思議なことに、数日間生傷の状態だった。
もちろん、お風呂にも入るので、そのたびに流れることになる。
それでも、普段なら1日あれば血はとまり、数日あれば傷はふさがる。
私は傷が治りやすい体質らしい。
傷を直すのに、成長ホルモンが重要らしい。私は人よりも体が大きいので、成長ホルモンが多いのかもしれない。

数日経って、やっと生傷ではなくなったが、傷の周りが赤黒く変色していた。
傷やかさぶたは、3mm角ぐらいの小さなものだったが、赤黒い部分は1円玉ぐらいの大きさになっていた。
かさぶたになれば、すぐ直るだろうと思っていた。しかし、そのまま数カ月間良好な変化が見られなかった。
そうこうしているうちに、うっかりまたどこかにぶつけたり、こすったりして、かさぶたが剥がれた。
かさぶたが剥がれると、またしばらく出血する。
どういうわけか、出血すると赤黒さが低減するが、かさぶたがまたできる頃(数日かかる)には赤黒くなる。

その後、かさぶたは無くなったが、赤黒さは残った。
1年経っても、2年経っても治らない。
赤黒い範囲は、直径4cmぐらいに大きくなっている。

今年にになって、風呂上がりにタオルで拭いたら、その赤黒い部分の一部の皮膚が剥がれ、出血し始めた。
「またしばらく治らないのか…。」残念な気持ちになった。

去年から通っている病院で、「この傷も全然治らない。簡単に皮膚が剥がれる。」と話した。
全然関係ないと思っていたので、それまで話していなかった。
すると先生は、そういうことは皮膚科に見てもらえ的な事を言っていた。

そもそも足の裏の謎の症状は、皮膚の異常から始まった。その後、表面の症状が無くなったが、体の内部に何かが残ってしまった感じだった。

若い頃、やや深い怪我をした時、傷口がすぐにふさがる(傷の治りが早い体質)が、体の中に何かが残っている感じになった。
数年後に、何かの塊がポロリとそこから出てきたことがあった。

そんな事があったので、また出るだろうと思っていて、病院に行くのがかなり遅れた。

皮膚科に行った時は、もう表面上はまったく問題ない状態になって、さらに数年経過していた。皮膚科の先生はやることが無い、整形外科に行ってくれと言いい、その後、あちこちの病院にたらい回しにされ、今の病院になったのだ。

この16年、堂々巡りが続く。

2022年6月4日 追記: 2週間前に皮膚科に行った。
説明が伝わらないだろうな…と思いながらも、状況を説明した。薬が処方された。
半信半疑でも言われたように薬を塗っていたら、徐々に赤黒さが薄くなり、茶色っぽい色に変化した(部分的に赤黒いが…)。
また、お風呂上がりにタオルで拭いても、皮膚が剥がれることは無くなった。
「2週間後にまた来てください」と言われていたので、昨日行ってきた。
先生に「もう皮膚が剥がれない感じです。いい感じで、治ったようです。」と言ったら、先生が「色がまだあるので別の薬を出します。今の薬は捨てないで保存しておいてください。」といって、別の薬になった。

剥がれなければいいじゃんと思うが、皮膚科の先生にしたら、それでは納得できないのだろう。
むしろ他の部分よりも、きれいになったりして。

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