2022年4月17日日曜日

巨大彗星

2021年、アーカイブ画像から、巨大彗星 C/2014 UN271 「バーナーディネリ・バーンスタイン彗星」が発見された。
発見された時点で、直径120km以上と言われていた。
今年の1月にハッブル宇宙望遠鏡で観測され、詳細が徐々に解ってきた。
直径は137km。時速3万5400kmで接近している。

なんとも恐ろしい感じがするが、太陽への最接近は2031年。距離は土星軌道よりも外側、16億km。
9年以上先だし、内太陽系には入ってこない。
さらに、太陽系を縦に横切り、現在の計算結果では公転周期450万年の軌道に乗るようだ。
人の一生の長さを考えると、もう帰ってこないと言っていい。
ビビる必要はない。

それよりも、オールトの雲からの贈り物が届く。
研究者はワクワクしているだろう。

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