2013年5月6日月曜日

Cebuで潜ってきた #1/4

4/26 ~ 5/4 で、Cebuへ行ってきた。
#2 4/28 - 4/29
#3 4/30 - 5/1
#4 5/2 - 5/4

4/26 は移動日。
今年の4/26,27は、KADAUGAN street party(お祭り)が行われる。
このお祭りは、1521年4月27日に、当地の英雄ラプ=ラプが侵略者マゼランを倒した事を祝うものだ。
マクタン島のメインストリート(Quezon National Highway)を封鎖して行う大規模なお祭りだ。

大きな地図で見る
私が泊まるホテル ACE Penzionne (ACEペンション)は、まさしくこの道沿いにある。
クラブ・ミュー・ダイバーズもあるので、ホテルを変えてしまうのも、それはそれで面倒だ。
道路が封鎖されてしまうと、ダイビング機材を合わせて20kgになる荷物を運ぶのが困難になる。
封鎖されると言っても、完全に封鎖されるのは夜だけだ。昼は海側(西側)を対面通行にして車が通過できる。

気流の関係で30分程度遅れでセブのマクタン国際空港に到着。
まだ海側が通れたので、車でACE Penzionneに入れた。
夕飯を歩いていける和食堂「萬里」で済ませ、軽くお祭りの見物をする。
セブのお祭りで有名なものには「シヌログ」または「シノログ」というものがある。これはセントニーニョ(子供のキリスト)のお祭りで、異教徒である我々が見物して良いものか疑問を感じるが、KADAUGAN street partyは、宗教的なものではないので気兼ねなしに楽しめる。
大きな人形が乗った山車がいくつかできていた。王様ぽいもの、王女様ぽいもの、ヒーローぽいもの、犬神家のように足だけが上に突き出したものなどが出ていた。
スペイン軍の甲冑は足が脆弱だったらしく、ラプ=ラプ軍は足を中心に攻撃をしたという伝説が残っている。
そのため、逆さまになって足を強調した(スペイン軍をバカにした)人形を出しているのかもしれない。
ラプ=ラプは、決戦の場所と時間を巧みに選んでおり、また兵士も集めていた。
スペイン軍の船が近づけない浅瀬の海で、引き潮のときを選ぶことで、艦砲射撃を封じ、一気に大量のスペイン兵が上陸する事も不可能とした。
スペイン軍数十人に対し、ラプ=ラプ軍数千人。一人当たり数十人が相手という圧倒的な数の差は、どんなに良い武器を持っていようが、押さえつけられ、鎧も剥がされる。スペイン軍は勝てるわけが無い。


27日 午前中オランゴ環礁のバリン、午後マクタンのマリンステーションで潜った。 天気がよかったので、やや遠目のバリンを選んだ。また、今日も早くホテルへ戻らなければならないので、2本目を近場にする必要があった。最近イワシやアジが増え、何か大きな事がおきそうなマリンステーションにした。

本日一本目のバリンは、タリマ(タイタニック)に似ている。タリマほど魚影は濃くないものの、レア物が出やすい。

イロカエルアンコウ

いきなりレア物ゲット!

カクレクマノミ

どこにでもいるのだが、一応…

シャコガイ

タリマではほとんど見られないが、バリンなら見られる。

ウンバチイソギンチャクとオドリカクレエビ

ウンバチイソギンチャクは、毒性が強く極めて危険なイソギンチャク。
見た目は様々で同じものに見えないため、要注意だ。
Club mew divers紀子さんfacebook上でまとめている。

StarGazer (オコゼの仲間)
目が上の方についているので、「星を眺める人」という名前になっている。
普段は砂に潜っているはずなのだが、何があったのかだいぶ弱っていた。

午後はMactanに戻ってマリンステーション。
大きなイワシ玉ができてから、海の雰囲気が何か変わった。大物が頻繁に出没するようになったのだ。
群れではないが、バラクーダ(オニカマス)は、必ず見られる。


この魚、以前は見られなかったが、最近はよく見かけるようになった。

おいしそうな感じだが地味な色なので、わざわざ写真にとらないのかもしれない。

妙なイソギンチャク。

アジ玉のアップ。

お祭りで道路が封鎖される前に、Diving shop(ていうかホテル)へ帰るため、今日は2本でおしまい。

他のお客さんが乗っている本日到着予定の飛行機が遅れているらしい。いつ到着するかがはっきりしないため、Shopで連絡を待たなければならない。
と言うわけで、中華料理のファストフードをTake-outしてきて、Shopで食べることにした。

食事中に連絡がはいり、飛行機が7時間遅れているとわかった。到着は深夜になる。
ジタバタしてもしょうがない。食後にお祭りの見物。

お祭りの模様は主に動画で撮影した。編集してからupする予定。
2013/05/07 Upした。

次の朝、清掃隊が掃除をしていた。

以前であれば、考えられない。言っちゃ何だか、セブは汚い町だった。
誰もがゴミのポイ捨てをするため、このような大きなお祭りの後は、道路がゴミだらけになるのだ。
しかし、最近ではこの様な清掃隊が組織され、早朝6時ごろに掃除をしている。
そういえば、正月も爆竹のカスが道路を埋め尽くすほどになるのだが、今年の正月は綺麗にかたずけられていた。
アジア全体の好景気により、生活にゆとりが生まれ、文化レベルが向上してきたのだろう。素晴らしいことだ。
清掃員に対し、「すばらしい!」、"Very good!", "Nidot!" と応援しておいた。

つづく。

0 件のコメント:

コメントを投稿