2024年9月27日金曜日

紫金山・アトラス彗星

ネオワイズ彗星のときも、レナード彗星のときもそうだが、見ようと努力していても、なかなか見れない。

主に天気が問題になる。
彗星は太陽に近くなると、長い尾を引くようになる。
もちろん地球の近くを通過するときにも見た目の大きさは大きくなるが、そんなことは稀だ。
基本的には、太陽に近づいたときに見ることになるので、明けの明星や宵の明星と同じように、早朝や夕方の太陽が地平線に隠れているときに見ることになる。
どうしても地平線付近になるので、雲の影響を受けやすい。

子供の頃から、見ようと努力しているが、どういうわけか彗星接近時に天気が悪くなる。
埼玉県は晴天率が日本一なのだが、彗星の接近時はいつも天気が悪い。
しかも1週間続けて天気が悪かったりする。

埼玉で1週間続けて天気が悪いことは極めて稀なため、その話をすると「そんなはずはない」と返してくる人は多い。
しかし、今回もまた天気予報では荒天が連続する。

9月末は明け方に見える。
10月には夕方に見えるようになる。そして地球に接近する。

そう考えれば10月でも良いかもしれないが、もう崩壊が始まっている。
早く見ないと無くなってしまうかもしれない。

朝だけでも良いので晴れないかな。

2024年9月14日土曜日

2024 けやき広場 秋のビール祭り

今年も、けやき広場の秋のビール祭りが来た。
9月だというのに、これで秋かと思うような猛暑日。危険な暑さが続く。
でも、秋のビール祭りは、けやき広場の隣「さいたまスーパーアリーナ」での屋内開催なので問題ない。

台風シーズンである9月、雨にも風にも負けない屋内開催は、猛暑にも負けないのだ。
天気に左右されないため、出店側も仕込みがよみやすいだろう。

入るとすぐに「たまーりんちゃん」のお出迎え。

真っ昼間だというのに、ビールで賑わっている。

全国から出店されるので、さいたまスーパーアリーナにいながら日本中のクラフトビールが楽しめる。
全国的に災害が増えているので、応援のために被災地のブルワリーを優先することにした。

石川県からの出店はなかったが、富山県からの出店があった。
KOBO Berwery:
KOBO Berwery のお試しセットと、「イカ」と「しいたけガーリック」。
お試しセットをたのんだ時、「一緒におつまみはいかがですか?イカとしいたけがありますよ。」と勧められたので、「じゃあ、それも。」と答えたら、こうなってしまった。
どちらも、ビールとの相性がよく美味しかったので、大成功だったと言える。

今年は、日向灘沖の地震と台風10号で、観光に打撃を受けた宮崎県も応援しなくてはいけない(生まれ故郷でもあるし)。
宮崎ひでじビール:
お試しセット(太陽のラガー、森閑のペールエール、宮崎IPA,へべすビール)と、宮崎牛串をたのんだ。
レモン、グレープフルーツ、日向夏など、今まで色々な柑橘系のビールを飲んだが、「へべすビール」は、ビールとして一番まとまっているように感じた。
宮崎牛は、噛むほどに味がでる赤みのお肉。もちろん美味しかった。

おつまみ類も気合が入っている。
茨城県の「さかい河岸ブルワリー」のチーズバーガーを買った。
写真を取る前にかぶりついてしまった。肉の存在感がすごい。

連休中もずっと開催されているので、猛暑から逃れてビールを飲むのも良いよね。

2024年9月7日土曜日

不眠、運動不足、老化、からの幸福感

忙しいとき、ウオーキングや遊びを減らして、頑張ろうとする。

デスクワークのような仕事だと、結果的に運動不足になる。

運動不足の状態だと充分に眠れず、寝不足になる。

寝不足の状態では、頭は働かない。ミスが増える。

結果、作業効率が落ち、余計な仕事も増え、さらに忙しくなる。

過去に何度か話した、悪循環のスパイラル。

9月になっても暑い。
昼は「屋外での運動を避ける」ことがすすめられている。
また、気温が下がらない夜が多く、寝不足気味だ。

ここまで揃えば、悪循環スパイラルが始まらないと考えるほうが不自然だ。

寝不足は、頭が働かないのみならず、様々な悪影響がある。
その1つは、傷の治りやすさだ。

寝ているときに成長ホルモンが多く分泌される、と言われている。成長ホルモンは傷の治癒の効果がある。
怪我をしなければ良いというわけではない。気が付かないだけで、全身、筋肉でも血管でも、日々細かい傷が生じては治っている。
その回復も落ちる。見えない傷が全身に増える。
女性は、寝不足だと肌が荒れるらしい。そういうのが老化なのだろう。

解決のためには、減っているウオーキングや遊びを増やすのが手っ取り早い。

屋外での運動を避けるように言われている。
また、運動不足状態でいきなり激しい運動をするのは良くない。ウオーキングなどのゆるい運動から始めよう。
もちろん熱中症対策もしっかり。早朝や夕方にするとか、凍らせたペットボトルを握って歩くとか、冷える首輪をつけるとか。
ぐっすり眠れた朝、その効果に気がつく。

さらに、しっかりと眠れると、昼は活発になり、代謝が上がる。
代謝があがると、お腹が減って食べ物が美味しくなる。
これが強烈な幸福感をもたらす。

さあ、みんな!
無理してでも遊べ。馬鹿になって、くたくたになるまで!
仕事のためにも!

2024年9月6日金曜日

NUCLEO の USB Storage 問題

STMicroelectronicsのNUCLEOボードを試作(または趣味)で使う。
開発環境は、Cross-gcc +Eclipse +OpenOCD で用意している。

NUCLEOボードは、ST-LinkというデバッグI/Fがあり便利だ。
しかし、JTAG I/Fのみならず、USB Storageデバイスが接続されたようになる。
害がないならそれも良いのだが、Linuxでは問題になる。

OpenOCD User's guide の USB ST-LINK based に/etc/modprobe.confを書き換えることが書いてある。この文書は少し古い。
最近のUbuntuなら、/etc/modprobe.dの下にそれぞれの設定ファイルを置く。
私は /etc/modprobe.d/stlink.conf を以下の内容で作った。
# Prevent ST-LINK from showing up as a USB disk
options usb-storage quirks=483:3744:i,483:374b:i,483:374e:i
これで、ST-Linkを接続しても、自動マウントされなくなる。

解決したと思っていたが、職場のPCではおかしなことになった。
上記、/etc/modprobe.d/stlink.conf を用意しても効かない。

起動時、initrdの段階で、usb-storage.ko が読まれているのでは?と、思った。

この設定は、モジュールロード時のパラメータだ。
initrdの段階では、/etc/modprobe.d/の設定は読めない。VAIO-C1で遊んでいるときに経験していた。
職場のPCにはUSBカードリーダが常時接続されている。
bootシーケンスのinitrdの段階でそれを検出すると、usb-storage.koがロードされる。
その時点では/etc/modprobe.d/の設定はアクセスできないので、結果的にパラメータなしでロードされる。

ルートファイルシステムマウント後(/etc/modprobe.dがアクセス可能になる)、ST-Linkを挿しても、すでにusb-storage.koが読み込まれているので、再ロードは行われない。
そのため、/etc/modprobe.d/stlink.conf が、無視されたように見える。
rmmodで、アンロード(uasを先にアンロード)してNUCLEOを挿すと、再ロードが行われる。
このとき、/etc/modprobe.d/stlink.conf が適用されるため、ST-LinkのUSB Storageがマウントされない。

わざわざrmmodするのは面倒だ。
何もせずとも、ST-Link の USB Storage はマウントしないでほしい。
initrdでのモジュールのパラメータを調整するには、VAIO-C1のときのように、/etc/initramfs-tools/modules を書き換える。以下のようになる。
# List of modules that you want to include in your initramfs.
# They will be loaded at boot time in the order below.
#
# Syntax:  module_name [args ...]
#
# You must run update-initramfs(8) to effect this change.
#
# Examples:
#
# raid1
# sd_mod
usb-storage quirks=483:3744:i,483:374b:i,483:374e:i
最後の行が追加したもの。
コメントを読めばわかるが、書き換え後initrdを作り直す必要があり、update-initramfs を実行しなければならない。以下のように:
$ sudo update-initramfs -u
[sudo] <ユーザ名> のパスワード: 
パスワードを入力すれば、initrdが更新される。

これをやれば、/etc/modprobe.d/stlink.confが不要というわけではない。
起動時にUSBメモリやUSBカードリーダが接続されていない場合は、initrd内でusb-storage.koは読み込まれない。
Linuxの起動が完了した後は、/etc/modprobe.d/stlink.confが必要になるので、両方用意しておく必要がある。

最初にSTM32を使ったのは、雑誌(CQ出版 Design Wave 2008年5月号)の付録のSTM32F103VBだった。
(さっき発掘してきた)

開発環境は、cross-gcc + eclipse + OLIMEXのJTAG(千石で購入) で揃えた。

最初に開発環境を自力で揃えてしまったので、未だにSTM-STUDIOを使わない(Cubeは利用するけど)。
もしかしたら、STM-STUDIOを使っている場合はこんな問題に遭遇しないのかもしれない。

最近ではarm-none-eabi用のgccを自分でビルドしなくても良くなり、OpenOCDもUbuntuのもので十分だ。
多少楽になったが、それでも自前で揃えるには何気に大変だ。
バカバカしいかもしれないけど、何かを開発するのは苦労の連続だ。
苦労と考えず、楽しむつもりでやるのが「馬鹿の道」。ついでに、問題解決力が鍛えられる。

2024年9月1日日曜日

夏のおわり

子供の頃、8月の末には時々涼しい風が吹いて、夏が終わるのを肌で感じた。
「もっともっと遊びたいのに、もう終わっちゃうのか。次の夏にはもっと遊ぼう。」と思っていた。
また、「夏が終わらなければいいな。」とも思っていた。

しかし、終わりが来るから、「終わらなければいい」と思える。
その大切さに気づく。
そして「次の夏にはもっと遊ぼう」という思いが、向上心を育む。
常夏の環境では、味わえない感覚かもしれない。

考えてみると、夏だけではない。
春夏秋冬それぞれの終わりと、年末、特に大晦日にも似たような気分になる。
さらに子供の頃、日曜日の夕方、夕焼けを見ているときにそういう気分になった。

一歩引いて。
思春期の頃は、毎日がそんな感じだったように思う。
毎日一生懸命生きるが、知恵が付いて物事が見えるようになれば、自分の至らなさにも気づく。
「もっと何かできたんじゃないか?」「明日はもっと頑張ろう」と思った。
(そんなときに「だらしない」みたいに言われると、カチンとくるものだ)
その思いが成長につながるのだろう。

夏だけではないのと同じように、思春期だけでもない。
秋は何かを始めるのに良いと聞いたことがある。
ときどき見直して、改善していこう。

温暖化の影響で、夏がなかなか終わらないけどね。