クソ暑い日が続く。
霊長類は、熱帯ジャングルの樹冠で発生した。
そのため、基本的に霊長類は熱帯に適合している。
進化と共に、その一部は地上に下り、温帯や亜寒帯に生息域を広げた。
人類は、いわばその子孫だ。
脳は、熱に弱い器官である。
熱帯を離れることで、大きな脳をもち、それを存分に使えるようになった。
それと引き換えに、人類は霊長類の中では例外的に熱に弱くなった。
「子供の頃は、エアコンも扇風機も使わなかった。だから私は大丈夫だ!」強がる人もいるが、温暖化の影響で環境は変わってきている。
最近の日本の夏は、常夏のフィリピンよりも暑い。
熱帯地域よりも暑いので、エアコンや扇風機を使うべきだ。
今日の早朝、近所のスーパーで食料の買物をしていたら、首にかける小型扇風機が売られていた。
おもわず、買ってしまった。
使ってみると、結構いい感じ。
体が暖かくても、顔は普通な感じになる。
バッテリも6時間持つらしい(使い方による)。
少し困ったのは、ウラ面に書かれた「※必ず1A以下の充電機器をご使用ください。」だ。
10年前ならいざ知らず、いまどき1A以下の USB ACアダプタは、なかなか無い。
以前は0.5Aぐらいのものも使っていたが、もう何年も前に捨ててしまった。
こんな制限をする理由について考えてみた。
最近の USB ACアダプタは、電源クラスをもち、より高い電圧を出力できるものもある。
基本的に高電圧が出るのは、ネゴシエーション的なことをした後になるのだが、危険を回避するために5V専用の昔のアダプタを使えと言っていると想像できる。
そうなら、1Aにこだわる必要もない。
しかしながら、これは希望的観測が多く含まれる。
悪い方で考えると、充電監視制御回路がいいかげんで、1Aぐらいの能力でないと過充電になり事故になるので、制限しているとか。
どっちが正しいかわからない。試すことにした。
あえて普段使っている最大3AのACアダプタを使った。
火事になるのは嫌なので、充電時間は「5時間」となっているが、2時間充電した時点で外した。
手でふれたり、放射赤外温度計で温度を測ったりしたが、異常な加熱は見られなかった。
どうやら、昔の5V専用ACアダプタなら、3Aでも大丈夫そうだ。
しかし、それを保証するわけではない。大出力のACアダプタを使うなら、自己責任で。
0 件のコメント:
コメントを投稿