昨日、椅子が壊れた。
部屋の掃除の後、水のシャワーを浴びた。
暑い日だからこそ、水シャワーが気持ちい。この時期に、味わっておくべき楽しさの1つだ。
シャワー後に、濡れた体のまま、ウクレレでも弾いて、のんびりしようと思った。
何という贅沢な時間。
椅子に腰かけて、背もたれに体重をあずける。
すると...「ガチン」という音とともに、上半身が重力から解き放たれた。
腹筋で、何とか体勢を保って、転ばすに済んだ。
見ると、背もたれのネジが破断して、床に転がっていた。
拾い上げて、机の上で撮影したもの。
この椅子、15年ぐらい前に買ったものだ。
破断面からして、金属疲労が原因と考えられる。ネジ部分が摩耗しているのは、この椅子の構造上の欠陥ではあるが、使っていた時間の長さを感じる。
寿命と言えば、寿命だろう。
しかし、長く使われていた道具が壊れるとき、何か悪いことが起きるというので、ごく最近面倒を掛けている大切な人に連絡をした。
特に問題は無かった。ホッとした。どうせそんなもの迷信だ。
背もたれが壊れただけで、座れないわけではない。長く使った椅子だけに、愛着もあり、捨てるにしのびない。
しかし、昨日の夕方、チャットをしているときに、何気に背もたれに寄り掛かろうとしてしまった。
またもや、腹筋で耐える。危ないところだった。
習慣とは恐ろしいものだ。夢中になっていると、うっかり忘れてしまう。
Booby Trap. これでは命がいくつあっても足りない。
しかし、背もたれのある椅子が1つあればいい。
というわけで、やはり新しい椅子を買ってくる事にした。
今日になり、近所の家具屋をGoogleで探すと、同じ町内、しかも同じ3丁目にアウトレット家具店を発見。
小林家具センター
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時々、帰宅時に通る道だ。汚い倉庫ぐらいにしか考えていなかったが、ここが家具屋だったとは。
10時頃に、お店へ行った。
早すぎたようで、まだお店の人が掃除をしていた。
2階建てで、一階はテーブル、食器棚、ソファーなどリビング・ダイニング系の家具が並んでいた。
店員に「事務用の椅子を探しているのですが。」と声を掛けると、2階を案内された。
2階は、学習机、ベット、事務机などが並んでいた。
1階も2階も、家具がびっしり並んでおり、歩きにくい。しかし、床面積のわりには、様々なものがある。
ただし、色違いなどはほぼ無い。色違いはカタログで取り寄せてもらうらしい。
通販と同じと思うかもしれないが、本物を細かく見れるのは、とてもありがたい。
新婚さんと思われるカップルが、家具を見ていた。値段が安いので、ダイニングのセット等を買う場合でも、負担が少ないと考えての行動だろう。
昨日壊れた椅子は、15年前に買ったものだが、その後もう少し座り心地の良い椅子を買ったことがある。
座面や背もたれの外側がプラスチック製で、樹脂ならではの曲線を多用したデザインだった。
クッションも厚めで、ふかふかしており、とても座り心地は良かったのだが、1年くらいで背もたれが割れてしまった。
分解して確認すると、内部の作りがずいぶん華奢だった。
また、その頃、ガスで高さを調整するタイプの中国製の椅子が破裂し、椅子の座面を突き破って、お尻に突き刺さるという事故が起きていた。
それ以上、その椅子を使うのが怖くなり、結局15年前に買った椅子を使いつづけた。
今回、椅子を選ぶにあたり、注意したのは丈夫さだ。
ふかふかクッションは、椅子に座布団をおけば良い。重要な部品が金属で出来ている事を重視した。
色々な椅子を見たが、曲線を多用したような椅子は、どれも樹脂で出来ており、いまいち信用できない。
通販とは違い、本物が目の前にあるので、材質などを細かく見ることができる。
背もたれの部分が、木と鉄でできている椅子が1つだけあった。
やや小さく、座り心地もいまいちだが、長く使っているうちに、愛着も沸くだろう。
とても残念なのは、色が赤いと言うこと。
自宅のベランダで撮影。
40男が使うには派手過ぎるが、どうせウチでしか使わないのだ。
さらに「特価 ¥3,780-」という値札がついていた。何という安さ。別の色は、普通の値段になるだろう。
思い切って、その赤い椅子を買ってきた。
15年使っていた椅子には愛着があり、捨てたくはない(こんなことだから、ゴミが溜まる)。
新しい椅子もあるし、じっくり時間をかけて、修復計画を立てよう。
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