先週、1/20(土)SLIMは月面への着陸に成功した。
ただ着陸しただけではなく、ピンポイント着陸だったのか、すなわち狙った場所に高精度で着陸させることができたのかが問題だった。
その後、太陽電池が発電していない事がわかり、なんかひどい状態になっているのではないかと心配していた。
昨日記者会見が行われ、なんとSLIMは逆立ちした姿勢で着陸していると発表された。
そのため、太陽電池パネルに太陽光が当たらず、発電できていないだけだ。
来週には日が傾き、発電が始まるかもしれないそうだ。
そして、肝心のピンポイント着陸だが、目標の誤差100mを大きく下回る、誤差55mだったらしい。
しかも自律機能が障害物を認識し、50mずれた位置に目標を変更して着陸したため、その目標からの誤差は3〜4mという意見もある。
搭載していた2つの小型ローバー?も元気に活躍しており、そのローバーが逆立ちしているSLIMの写真を撮影した。
途中2つあるスラスタのうち1つが壊れたため、予定していたラグビー着陸にはならなかったらしい。
ひっくり返った原因の1つだろう。
とはいえ、月面へピンポイントで物を届けることができたことがすばらしい。
JAXAの月面へのアプローチは「おもてなし」の失敗があったものの、最初の挑戦で成功といえる。
これからが楽しみだ。
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