LED電球を分解したついでに、分解して得られたLEDを電池で光らせようと色々遊んでいる。
(これについて、実験がうまく行ったら、ブログの記事にする予定)
電池の電圧とLEDに流れる電流の両方を同時に見たいと思い、30年以上前のアナログテスタ(島津理化器株式会社 MT-300型)をひさしぶりに出してきた。
15年前ぐらい前にFLUKE(FLUKE-111)のテスタを買って以来、ほとんど使わなくなっていた。
(電子工作をしなくなったので、どっちのテスタもしばらくいじっていなかった)
FLUKEが壊れると嫌なので、アナログテスタを電流計の代わりにしようとしたら、動きがおかしい。
電流計としては動いているようだったが、その他が正常に動作しない。電池切れかなと思って分解したら…。
電池が液漏れしたようで、電池ボックスのー側の接点に硫酸銅のような青い塩が浮いていた。
びっくりして慌てて電池を外した後で、撮影した。
取り外した電池
電池の寿命は2001年5月と印刷されていた。寿命が切れて15年以上。
硫酸だとすると面倒なので、とりあえずビニール袋にすぐに入れた。取り外す時に手についた青い粉もすぐに洗い流した。
もう30年以上前の物だし、ビバホでもテスターは買えるのだから捨てても良いのだが、長年使っていただけに愛着がある。
修理することにした。
接点には、硫酸銅状の塩が大量に浮いており、使い物にならない。一方はバネ状の部分が折れてしまった。
t=0.3の銅板を買ってきて同じような物を作ることにした。
切り抜いたところで、写真を撮っておこうと思って撮影したが、作業に夢中になると撮影を忘れてしまう。
この状態から、切り込みを入れて、角を落として、曲げて金具を2つ作った。
硫酸銅状の物質は、配線にもついていたので、その配線も交換する。
そして組み立てなおした。
錫メッキができればいいが、素人にできるわけがない。
接点の部分のみ、ハンダを塗ってある。
新しい電池をセットした様子。
電圧を見たり、0Ω調整後に抵抗を見たりして、だいたい動いているのを見た。
(昔から抵抗の計測値は誤差が大きい。)
電流計として使っている時に動画を撮影していたので、それを以下に示す。
相変わらず、ピントがあっていないが、50mAぐらいを指しているのがわかる。
ついでなので、FLUKEの電池も交換した。
また、再度液漏れになると嫌なので、使用後電池を外した。
電池はビニール袋に入れて保存することにする。
一時期、休みを与えていたが、まだまだどんどん働くのだ。
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