3.11の後、UPSを使うようになった。
とはいえ、もうバッテリも劣化して、使えなくなっていた。
そのまま放置していたが、年末だ。ゴミ捨てをしないとね。
というわけで、UPSから劣化した鉛蓄電池(バッテリー)を取り出して、捨てに行った。
鉛蓄電池は簡単には捨てられない。
自治体にもよるが、私の住んでいる地域では、粗大ごみの扱いとなる。
平日であれば、予約なしに直接処理場に持ち込むことができる。
やや距離はあるが、歩いて「桜環境センター」へ行った。
鉛蓄電池に封入されている液体は、「希硫酸」である。
なんかあったら嫌なのでビニール袋に入れて、ビニールが裂けないように新聞紙でくるんで、それをデイバッグに入れて運んだ。
数kgあるが、背負えは大した重さではない。
まず、桜環境センターの1階の受付で、バッテリを捨てに来たことを話すと、「一旦外に出て、ごみ搬入口から入り直して、奥の受付へ向かってください。」と言われた。
歩きで来たのに?と思い、確認したが、やはり車のスロープを歩いていってほしいと言われた。
そういうことならと、一旦外へ出てゴミ搬入口に向かった。
写真中央付近、円弧型の屋根のあるのがごみの受付だ。
ちなみに、話を聞いた場所は、その隣の大きな四角い建物の1階にある。
建物としてはすぐ隣なのだが車で登るためか(私は歩きだが)、とにかく遠回りをしなければならない。
並んでいる車を横目に、歩いて受付まで向かったのだが、「車と一緒に並んでください」と言われ、戻って行列の一番うしろについた。
徐々に進んで、やっと自分の番になった。
UPSのバッテリー、鉛蓄電池を捨てに来ましたと話すと、「鉛の場合、お金がかかりますよ?本当に鉛ですか?」と聞かれた。
自宅でゴミの捨て方を調べてから来ているので、知っている。私は真面目すぎるのかな?
本当に鉛ですと言いながら、もってきた包を渡した。
包を破りながら、表面の説明を読んで、受付の人も納得していた。
「搬入受付票」という紙を渡され、下の機械で料金を払うように言われた。
結構な高さだ。どうやって行くのかと思ったら、着た道を戻って、分かれ道を行くように言われた。
これがその分かれ道。
円弧の屋根の右側の部分が、いわば車両用の出口だ。
車両は上の受付を済ませたら、ゴミ捨て場に向かって、ゴミを出した後、施設内をぐるっと回って、この出口から出てくる。
徒歩の場合、この道を逆走するのだ。
出口から入って、出口に向かう車の行列の後ろに並ぶ。
支払いは、搬入受付票のバーコードを機械に読ませて、提示されたお金を投入するだけ。
さいごに領収書が出てきた。
見ての通り、敷地内から出るのも一苦労だ。
とはいえ、なぜか楽しかった。
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