今年も花粉の季節がやってきた。
去年のマスク不足の跳ね返りで、逆にマスクの値段が暴落して、50枚が380円台(客寄せパンダ的特売品)にまで落ちている。
とても助かる。
花粉だけなら、花粉症にならないという話がある。
最初のきっかけはストレス等で、それに花粉が重なって花粉症になるらしい。
花粉のみならず、様々なアレルギーのきっかけがストレスであるという話まである。
便利な生活は、何かしらの代償がある。たとえば、都会で床を拭くと、雑巾が真っ黒になる。
排気ガスやタイヤの粉塵等が舞っているのだ。
精神的なストレスもある。人が多ければ、つながりが多ければ、気を使うことも多くなる。LINEが来たらすぐに返事をしなければならない等だ。
程度の差はあるだろうけど、過剰なものは誰であれストレスになる。
最近、花粉症や何かしらのアレルギーの人がどんどん増えているのは、何かしらのストレスの増加と関係しているらしい。
世界がどんどん変わっていけば、思いもよらなかったストレスが増えていく。
そうであるなら、花粉症やアレルギーはさらに増えるだろう。
花粉症を抑制するための「スギ花粉米」の研究が進んでいるが、栽培ルールなどの問題で実用化されていない。
この技術は、スギ花粉のみではなく、アレルゲンを変えることで、あらゆるアレルギー反応に応用できる。
応用範囲が広く、アレルギーが増えることもあり、その潜在的な市場規模はかなり大きいことは想像に難くない。
改変した遺伝子を環境中に晒すことが問題であるなら、地球上の何処であれ問題だ。
しかしながら、遺伝子組み換え作物は世界の様々な地域で作成されており、大量に輸入もされている。
さらに、種子の支配と種苗会社の寡占化という新たな問題も生まれている。
すなわち「問題だ」と言っていても、世界はどんどん動いている。日本は取り残されている。
日本の「スギ花粉米」の技術は素晴らしい。
行政改革担当の河野太郎氏も、アトピー性皮膚炎だ。
苦しみを人一倍解ってくれているだろう。だから、この膠着状態の「スギ花粉米」を進めていくことに期待している。
とはいえ、河野太郎氏は仕事ができるせいか、すごい仕事量(2021年2月21日現在、行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣、新型コロナウイルスワクチン接種担当大臣、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)(規制改革)、衆議院議員)だ。
聖徳太子でもビビりそう。
もう少し待とう。
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