2018年5月5日土曜日

氷フライのカレー

夏のように暑い日は、カレーが食べたくなる。
ダタールは新都心に移動してしまったが、チェーン展開しているニムタがある。
個人経営のカレー屋が他にも2つあるが、ニムタは駅前にあるので、移動のついでに利用することが多い。
味もよく、適度な辛さで「辛口」がちょうどいい。

店員はみなネパール人だ。インドカレーと言っても、多くはネパール人が働いている。
メニューを見ながら選んでいると、店員が「日替わりカレーは、『氷フライ』です。」と言った。
少なくとも、そのように聞こえた。氷のフライ? 氷をフライに...?
技術的には不可能ではない。アイスクリームの天ぷらは、もう何十年も前に開発されている。その技術を応用すれば、氷のフライも不可能ではないだろう。
とはいえ、それをカレーに入れるか?カレーに入れて煮こむのか?煮込んだらさすがに溶けるだろ。
カツカレーのカツは煮込まない。氷フライも煮こまないと考えることもできる。しかし、カツカレーはご飯で食べる。ナンと一緒に食べるカツカレーは見たことがない。
日替わりカレーで、別のおかずが付くのもなんか違う。

色々な可能性を考えたが、どうもしっくりこない。
聞き違いの可能性もある。なにせ相手はネパール人で、ネパールなまりがひどい。
私は「氷フライ?」と聞き直した。すると店員は「はい」と、明快に応えた。
ありえない。なにかおかしい。

もう一度質問し直す。今度は単語を協調して、「氷?」「氷 の フライ?」と聞いた。
店員は、難しい顔をしながら「氷フライ。ぶろ氷。」というので、さらに私は「氷風呂?」と聞く。相手は「違う。ぶろ氷。」と答える。 今度は「ぶろ氷?」と聞くと、「違う」と答える。

いくつかの情報が入った。
「氷フライ」と言っていて、こちらに伝わっていないと見ると、「ぶろ氷」と言った。
相手にわかってもらうために「ぶろ氷」と言ったとすると、それは「氷フライ」が意味する事を連想しやすいもの。似たものなのだろう。
そして、「ぶろ氷?」と聞くと「違う」と答えたとすると、似ているけど違うものだ。
というわけで、「氷フライ」「ぶろ氷」は似て非なるものだ。

色々考えて、気がついた。

氷フライ=カリフラワ
ぶろ氷=ブロッコリ

この2つは似て非なるものだ。
また、カレーの具として、カリフラワーはよく見る。
外来語であるし、日本人の発音もなまっていると思われる。そのためおかしなことになっていたのだ。

実際に出てきたカレー。

正解だった。
もちろん美味しかった。

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