2014年1月26日日曜日

マシュマロの食べ方

アメリカ人はマシュマロが好きである。
しかし、自分で食べてみても、あまりおいしとは思わない。
大の男だから、口に合わないのではない。子供のころにも何回か食べたが、特においしいと感じたことはなかった。
口で溶けるわけでもなく、ふかふかしてて、変な食感だ。
アメリカ人は、まずいものばかり食べてるな。と思っていた。

先日、知人から、マシュマロを焼いて食べるとおいしいと聞いた。
そういえば、正月のどんど焼きの餅よろしく、米国のちびっこはサマーキャンプの際に、木の枝にマシュマロを刺して焼いて食べるというのを聞いたことがある。

焼いたら、何かが変わるのかもしれない。
そして、もし焼くものなら、専用の調理器具があるのかもしれないと考えた。
試しにGoogleで、「マシュマロ」「ロースター」という検索ワードで検索しようとした。しかし、うっかり間違えて「トースター」と入力してしまった。そしたら、 「マシュマロトースト」などという食べ物を発見した。

おもしろそうな物を発見した。そして、見つけてしまったからには、実験してみよう。
とはいえ、ご飯星人なので、宗教上の理由によりパンはほとんど食べない。食パンを一斤買ってきて、おいしくなかったら、しばらく苦痛を味わうことになる。

パンの代わりに、ビスケットにマシュマロを乗せて焼いてみることにする。
ウチのチンは、天火の機能もある。ほとんど使ったことはないが、ピザを焼いたり、パンを焼いたりできるらしい。
これで焼いてみた。


出来上がったやつは、こんな感じ。


食べてみると、まるで生クリームのような食感。
温かい生クリームがビスケットに乗っているような感じだ。
ふかふかした変な食感ではない。
子供のころにこれを食べれば、「すごく、おいしい!」と感じるだろう。

焼かずに食べていたから、まずかったのだ。
アメリカ人だからと言って、まずいものを食べていると考えるのは、偏見だったようだ。
アメリカ人から見たら「日本人は、マシュマロまでも、刺身で食べてる。変なやつ。」と、思われているかもしれない。

マシュマロは、ちゃんと焼いて食べましょう。
良い子のみんなは、火を使うときは、大人の人と一緒のときにしましょう。

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