壁の吸気口のフィルタは、高価である。
わざわざそれを選ぶ人もいないだろうし、競争が無いのでしょうがないのかもしれない。
さらに平面的で、吸気抵抗が大きいと感じる。
去年、このコードレス掃除機を買ったため、古い掃除機の紙パックが余っていた。
この余っている紙パックを、吸気口のフィルタとして使えないだろうか?
ということで、ウチの吸気口に合う、掃除機紙パックアダプタを作ってみることにした。
またまたMDFボードで作る。
シールの紙に、寸法の線を書いたものを印刷し、それをMDFボードに貼り付けて、その線に沿って切り抜き、部品を貼り合わせる。
部品を切り出した状態で写真を撮影しておいたのに、うっかり消してしまったので、一部接着しているが、もう一度部品の写真を撮り直した。
段差の間に、紙パックの厚紙を挟むようにする。
仮組みするとこんな感じ。
接着した。
このままでも使えなくはないんだけど、雨水がかかるかもしれない。濡れても良いように、表面にペンキを塗ることにした。
シーラを塗って、300番ぐらいの紙やすりで表面を整えて、セリアで買ったペンキを塗った。
お店で見た時は、世田谷ベースのような水色に思ったのだが、写真で見ると鮮やかな水色に見える。
紙パックの厚紙が接触する部分に、薄いスポンジを挟んで、隙間をなくす。
スポンジはビバホームで買った。
厚さ5mm。少し厚いが選択しがない。
やっぱり少し厚いかな。
縁取りのスポンジもつけて、押さえ板をネジで固定すれば、出来上がり。
各社共通の紙パックを使っているので、余計な切り欠きのミシン目が見える。
ネジをMDFボードの小口(っていうか木端と区別ないけど)にネジを打つのは、ほぼ必ず失敗する。
MDFボードが層状に剥離してしまうためだ。
写真をよく見ればわかるが、小口を四角く開けた穴に入れた。さらに、木端側にもエポキシ接着剤(Eセット)を塗って浸透させ、剥離しにくくした。
さらに、脇に板を重ねてある(もちろんガッチリ接着している)。
ここまでやっても、剥がれるかもしれないので、あまり太いネジは使えない。
ウチにあったΦ2.7mmのネジを使った。皿ネジだったので、ワッシャを入れた。
例によって、例のごとく、ここまでの作業には1ヶ月ぐらいかかっている。
接着剤やペンキが固まるのを待たないといけないのでどうしても時間がかかる。
実は、最初の記事、吸気口の「角形プッシュ式レジスタ」を交換する前に、この掃除機紙パックアダプタを作っていた。
これを取り付ける時の動画。
この動画を撮影したのも、角形プッシュ式レジスタ交換前なので、古い物が付いている。
紙パックはシワシワで立体的だ。表面積は多い。吸気抵抗は低いと考えられる。
これはΦ150の吸気口だけど、Φ100のやつにも掃除機紙パックをつけようと考えている。
しかし、Φ100だと普通の掃除機の紙パックは使えない。ハンディクリーナのものを使おうと考えている。
つづく。
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