2013年1月11日金曜日

年末年始をCebuで過ごした。#2

今回の旅行は、12/27から翌年1/6まで。
12/27は、台湾で一泊して、28日午後に現地入り。
1/6は帰りの移動日なので、12/29~1/5までの8日間のダイビング。

高い飛行機代と、長い移動時間をかけて来たので、元をとるにはたくさん潜るのがよい。
基本的にオプショナルのエクストラダイビングをつけて、1日3本潜った。
9月に潜った時に、長いクラゲ状の謎の生命体を発見していたが、今回はさらにたくさん見た。
モアルボアルとヒルトガンで見た。すなわち、セブの裏と表の両方だ。大量発生しているように感じた。
サルパという生き物らしい。
上の写真では、小さな樽状の生き物がたくさんつながったような形をしているが、それぞれ単独でも存在できるらしい。
英語版Wikipediaに詳しくかかれていた。 赤道付近で多く目撃されるが、南氷洋でしばしば大量発生するそうだ。まれにオキアミの量をしのぐらしい。
ライフサイクルは複雑で、単独では単為生殖で自分のクローンを作り、写真のようなチェーン状のつながった子供を生む。数十から数百の個体がつながっている。
連続的に変化する雌雄同体(クマノミやキンギョハナダイなどのように)で、初めは雌として成長し、続いて雄になる(そういった意味ではキンギョハナダイにより似ている)。
チェーンの親側(おそらく、チェーンはしばらく親につながっているのだろう)から、雄の生物配偶子を受け取って受精する。その後、順々に雄化して隣に生物配偶子を渡していくようだ。(結局、単為生殖しているような…)
成長、増殖が速いため、食料が豊富なら爆発的にその数を増加させ、海洋の炭素循環や地球の気候変動に影響を与えるほどだという。

なんかすごい話だが、人類も70億人を突破し、まだまだ増殖している。
人類の生活も、地球の気候変動に影響を与えている。
あまり文句はいえないな。

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