もちろんプログラミングをするときも。ピリオドとコンマ、コロンとセミコロンの視認のために使う。
もともと近眼ではなかった(むしろ遠視気味だった)ので、メガネを持ち歩く習慣が未だになく、遠くは普通に見えるので忘れていることにも気が付かない。
そのため、ダイソーでいくつも買ってきて、テーブル、机、作業台などあちこちにメガネをおいている。
しかし、私には手で何かを持ったまま移動する悪い癖があり、あちこちに配置していたはずのメガネが1箇所に集まって、使いたいときに手元に無いことも少なくない。
無いだけなら良いが、うっかりメガネの上に座ったりして壊してしまう。
そんな感じなので、壊れた老眼鏡がいくつかある。
いくら安いとはいえ、なんかもったいない。
壊れた老眼鏡を直してみることにした。 寒くなってきて気分も晴れない。なんとなく馬鹿なことをやって楽しみたい。
買ったほうが良いなどと言うなかれ。
サッカーでゴールに玉を入れたいなら、試合中じゃない誰もいないときに、ボールを蹴ればいいと言っているようなものだ。
というわけで、やってみた。
途中の写真を撮っていなかったので、いきなり完成形。
このメガネは、メガネのヒンジの下側が割れて、グラグラになっていた。
その部分を作り直した。
ヒンジ下側の折れたものを除去して、紙エポキシ基板を端を切ったものを接着し、ヤスリで形を整えΦ1.2の細いドリルで穴を開けた。
紙エポキシ基板を使った理由は、ウチにあった接着できる材料で、適当な厚みがあったためだ。
接着剤はエポキシ接着剤(Eセット)を使った。
写真をみればわかるが、折れたヒンジを薄く残しており、接着面積を増やしている。
さらに、眼鏡フレームに切り込みを入れて、そこに差し込むようにして接着している。
ここまでやれば、かんたんには剥がれないだろう。
外側から見るとよくわかる。
外側はきれいに整えていない。機能的に整える意味がほとんど無いからだ。
見た目のために整えても、結局何かが挟まっている感じは残る。
金継ぎの茶碗のように、あえて残すもの良いじゃないか。
実際に開いたり閉じたりしている様子。
ブログには書かいてないが、今年もたくさん馬鹿みたいなことをした。
来年も馬鹿なことをするぞ。