10年前の平成17年7月、今住んでいる場所の近くに引っ越してきた。
歩くのが好きなので、あまり自転車には乗らない。
引っ越してくるとき運ぶのも面倒だったので、知人に自転車を上げてきた。
しかし、こっちに越してきたら、こちらの友人が「絶対に自転車は必要だから、買ったほうがいい。」と言って聞かない。
しょうがなく、自転車を買った。
買うならいいものをと思い、当時はまだ珍しいハブ発電+内装三段ギア+ステンレスフレームの自転車を買った。
購入後まもなくサドルが盗まれて、乗れない状態になっていた。もともと自転車に乗らない生活をしていたし、2ヶ所のお客さんの仕事を同時にやっていたので忙しく、そもそもウチにいることが少ない。修理にもっていくこともできない。
7年前に再度引越すとき、近所だったのでサドルを直して乗れるようにした。その直後に足を怪我したとき一時的に活躍したが、治ったあとは、足を鍛え直すためにやっぱり歩き中心。
4年前ぐらいから、ある程度時間が作れるようになり、15km以上離れたところへ行くために自転車を使うようになった。
歩いたり走ったりするのとは違う筋肉を使うので、自転車も使うと総合的に下半身の強化ができることに気が付き、購入後8年を過ぎたあたりから、自転車に乗るようになった。
購入後10年経過しタイヤのゴムも劣化している。さらに長距離移動に使ってたので、実質2年程度しか利用していないのだが、一気に摩耗が進んで危険な状態になっていた。
タイヤの交換をしてもらおうと、自転車屋に持って行ったら、「10年も使ってるなら、十分に元をとっている。新品を買ったほうがいい。」と言われてしまった。10年も経てば、様々な部品に寿命が来る。これからどんどんお金がかかるようになるので、新品を買ったほうが全体的に出費を抑えることができるだろう。
もともと高い自転車なのにサドルの付け替えでお金もかかっている。さらに実質2年しか乗っていない。
自分で使わかなったのが悪いのだが、ほとんど使ってないのにこれを捨ててしまうのは、勿体無い。せめて10年は使わないと。
自転車屋さんでタイヤを交換してくれないなら、自分でやるしか無い。
という訳で、自分で自転車のタイヤの交換をすることにした。
近所のビバホームでタイヤとチューブを買ってきた。チューブは問題なかったが、ネットで見るとタイヤを変えるならチューブも変えたほうがいいということが書いてあった。古くなっているため、作業途中で破れて急遽買いに行くよりも、一緒に買っておいたほうが楽だろうという考えだ。
白い縁取りの少しおしゃれなタイヤにしたが、全部で4,000円程度だった。
もっと安いものもあったのだが、安さを追求するなら、ネットで買えばいい。お店で買うなら気に入ったものを買うのがいい。
内装ギヤは分解しにくかったが、ネットで調べてなんとかタイヤ交換に成功した。
古いタイヤやチューブがゴミになるのだが、ビート部分(ピアノ線が入っている)をカッターで切り分けて、ビート部分は燃えないゴミ(ピアノ線なので)、残りのゴム部分は燃えるゴミ(輪ゴムと一緒だろうから)にした。
購入後10年。その間、あちこちダメになってきている。
先日もシマノのローラブレーキのグリスを注入したばかりだ。
これから様々な部品が壊れることになるだろう。
作業を繰り返しながら、徐々に慣れていこう。
0 件のコメント:
コメントを投稿