2014年2月5日水曜日

Compact view

LiveUSB でUbuntuの13.10を試しているが、ちょっと気になったことがあった。
Ubuntu 13.10で使っているNautilusは、3.6なのだが、"Compact view"が無い。
"Icon view"、"List view"のみになってしまった。
Compact viewとは、ファイルをマルチカラムで表示するもので、"ls"と打ったときに表示されるイメージに近い。
縦で折り返して、カラムごとに幅が異なるので、コードは複雑だろう。
単純な実装を目指しすぎて、大事な機能まで削ってしまった。

他にもファイルマネージャはたくさんある。Nautilusから派生した物も多いので、使い方も似てる。
少し困るのは、RabbitVCSだ。
公式には、NautilusとThunarしか対応しておらず、他のファイルマネージャでは使えない。
また、Thunarは、アイコンにRabbitの小さいマーク(緑のチェック、赤の'!'、青の'+'など)がつかない。
キーボードからsvnコマンドを打てば多くのことは出きる(実際にcommitなど頻繁に使う物は、コマンドラインからやるほうが楽)のだが、マウスでアイコンを右クリックして、差分表示をパッと表示できる便利さは捨てがたい。

次のLTS(Long Time Support)で乗り換えるつもりで、12.4LTSを使い続けている人も多いだろう。
Compact viewを使う人は少なくはないと思う。また、LTSを使う人たちは、無駄な変化を好まないと思うので、今年の春以降、ドタバタが予想される。

Nautilusの開発チームは、Compact viewを捨てた。おそらくCompact viewは戻ってこない。
Nemoなど、Nautilusからの派生物で、Compact viewが残っている物もあるので、そういう物に移っていくかもしれない。
実際に、一部の人がNemoでRabbitVCSを動くようにもしている。
ファイルマネージャの主流が変化して確定してきたら、RabbitVCSも対応してくるだろう。

次の14.04にへの乗り換えは、ドタバタが過ぎるのを待つことにする。

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