これまでのクローン技術では、皮膚などの細胞の遺伝子を、受精卵の遺伝子に似た状態に戻す作業を繰り返すと異常が起きてしまい、クローン動物を何世代にもわたって作り出すことができませんでした。 ところが、「トリコスタチンA」という物質を加えると、異常が起きる確率が大幅に減ったということで、若山チームリーダーは「最新の技術を用いれば無限にクローン動物を作り続けられるのではないか。優れた質の家畜を増やす技術などにつながる」と話しています。「トリコスタチンA」とは、抗がん作用があるらしい。 それがいいのかな? クローン羊「ドーリー」は、276回も実験して、やっと生まれた。 生まれた時点で、テロメアが短く、年寄り羊だったとも言われる。 努力の末に、短命のクローンしか得られない。膨大なリソースをつぎ込んで、わずかなリターン。 割に合わない。 しかし、異常が起きる確率を大幅に減らす事ができるなら、お手軽にクローンということになるだろう。 たぶん、地球のどこかで、家畜のみならず、人間への応用も行われ… おいしい雌牛はとっておけない。特に出産前では、どうにもならなかった。食べたらそれで終わり。 そのため、種牛が重宝された。 しかし、食べない部位を取っておいて、そこからクローンが作れるのであれば、話は違ってくる。 この技術が確立すれば、出産前の雌牛でも、もう一回作れる。品質も急速に向上するだろう。 でも、そんなに便利でいいのか?なんか怖い。
2013年3月9日土曜日
無限にクローン
なんと!理研(神戸)で、26世代、600匹のクローンマウスを作ったそうだ。
NHK NEWSwebからの引用
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